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オカルト映画で1000万人動員って快挙なのですね~実は苦手なジャンル~で…申し訳ありませんが~役者は皆様 ベテラン揃い~演技力が買われたのでは~(^o^)記事ヨンハプニュース様からお借りしましたにほんブログ村に参加していますにほんブログ村にほんブログ村
【ご本人は】ヴァチカンのエクソシスト【フリードキンのお友達】
『俺の豚になれ!』 Be my piggy!悪魔からの熱烈なラブコール。落ちてしまうのかアモルト神父!?「ヴァチカンのエクソシスト」(2023年/ジュリアン・エイヴァリー監督)原題は「THE POPE'S EXORCIST」なので、正しくは「教皇のエクソシスト」。「女王陛下の007」と同じ構文ですね。カトリック教会の総本山であるヴァチカンの教皇に仕え、生涯で数万回(!?)の悪魔祓いを行った実在のエクソシスト、ガブリエーレ・アモルト神父の回顧録『エクソシストは語る』の映画化。アモルト神父役にラッセル・クロウ。彼のボスである教皇役にフランコ・ネロ(!?)。アモルト神父の足はランブレッタのスクーター…
人気のネット配信生番組「除霊の時間」。聖職者マックスがエクソシズムで悪魔憑きに悩む信者を除霊。悪魔は不気味な叫び声をあげて物を飛ばし炎を操って抵抗しますが、マックスに名前を呼ばれて降参撤退。『今日も悪魔から魂を解放しました。神は善なり。これが祈りの力。来週もご覧ください』 大団円。勿論、全部ヤラセ。『ご支援に感謝します。神のご加護を』目指すはフォロワー数500万…ですが最近はアクセスが伸び悩み。何か新しいアイデアは。皮肉にもアクセス数を爆発的に伸ばしてくれたのは、本物の悪魔でした。「バトル・インフェルノ」(2019年/デイミアン・レヴィック監督)安いにも程がある邦題をつけられてしまいましたが、…
8月7日映画監督ウイリアム・フリードキンの訃報を目にした。 Wフリードキンと言えば、私の世代にとっては「エクソシスト」が社会的な事象として強い印象に残っている。 悪霊に取りつかれた少女が巻き起こす奇々怪々な現象の映像にショックを受けたものだ。 そしてこの映画の大ヒットととも...
【イスラム式悪魔祓いをフランスで】呪術召喚/カンディシャ【ソロモンの印に関する考察は中止】
『君が描いたのはハテム・スライマーンだ。別名ソロモンの印』別れた元カレに復縁迫られ、レイプは防いだものの殴られ蹴られ。血まみれになったアメリは復讐決意。バスルームの壁に流れる血で五芒星を刻み、男を襲うと言われているモロッコの伝説「アイシャ・カンディシャ」を召喚。 期待に応えて速攻願いを叶えてくれたカンディシャですが、困った事がひとつ。カンディシャの復讐基本数は「6」なのでした。 「呪術召喚/カンディシャ」(2020年/ジュリアン・モーリー&アレクサンドル・バスティロ監督) 監督コンビは先日ご紹介した「ザ・ディープ・ハウス」(その前は「レザーフェイス-悪魔のいけにえ」)撮った人。舞台となるフラン…
盛ってなんぼの低予算。Shark&DraculaでSharkula。吸血鬼と言えばコウモリ。サメにコウモリの羽つけて一丁上がりだ。国内版DVDのキャッチどーする? そりゃ羽がついたんだから、≪空も飛べるはず≫でいいんじゃね。うん。まずはスピッツに謝ろうな(よく怒られなかったな)。 「シャーキュラ/吸血鮫」(2022年/マーク・ポロニア監督) 監督がマーク・ポロニアである。これ以上の説明は必要ないし、しても虚しいだけなのですが、それではご紹介にならないので少しだけ。はるか昔、人間に追われた吸血鬼(ドラキュラ伯爵←ブラム・ストーカーに土下座して謝れ)は崖から海へ真っ逆さま。しかし、ドラキュラは死に…
【人間側の認識なんぞ】ダーク・アンド・ウィケッド【悪魔の知ったこっちゃありません】
『母はここに悪魔がいると考えていました。無神論者なのに』 『信じる信じないは問題じゃない。森の中で独りでいる君を見たオオカミが「こいつは俺の事をオオカミと認識しているか」なんて事を気にすると思うかね?』それが本当に悪魔なのか、悪魔だとして、目的や動機や理由はあるのか。そんな事はどうでもいい。そもそも人間の知覚が及ぶ話ではないのだから。 「ダーク・アンド・ウィケッド」(2020年/ブライアン・ベルティノ監督) テキサス州サーバー(Thurber)。田舎です。どれくらい田舎かと言うと「Tripadvisor」というサイトでサーバーのレストランを検索すると「申し訳ありませんが、サーバーにレストランは…
【神も悪魔も見せ場が足りぬ】スレイヤー 7日目の煉獄【バチカン系悪魔祓い選手権】
不良神父が新米優等生神父を連れ回してエクソシズムのトレーニング・デイ。設定は良いと思うのですが…。「スレイヤー 7日目の煉獄」(2020年/ジャスティン・P・ラング監督)悪魔祓い訓練のアカデミーを優秀な成績で修了した新米神父のダニエルは、実地での経験を積むため百戦錬磨のエクソシスト、ピーター(ガイ・ピアース)に預けられることに。ピーターさん、今でこそ規律なんか知った事か、の不良神父ですが、若き日の初舞台悪魔祓いで、恩師を殺された上に悪魔憑きの少年も救えなかったというトラウマを抱えておりました。 エクソシズム失敗。 ピーターの教育方針は、悪魔がいそうな場所にダニエルを放り込んで単独解決を迫るスパ…
【鮫だ!ビッグフットだ!】シャーコーン!/呪いのモロコシ鮫【コーン畑は危険が一杯】
またつまらぬものを観てしまった…。しかも一度で全部は観れず、3回に分けて。もはや鉄人レース。拷問一歩手前の1時間45分(長ぇよ!)観終わった時の達成感(いや索漠感か)たるや…。満足です。 「シャーコーン!/呪いのモロコシ鮫」(2021年/ティム・リッター監督) ケンタッキー州ドルイドヒルズ(あるのか、そんな町、と思って調べたらありました。住民数308)。広がりたいだけ広がるトウモロコシ畑の中にはスイスイ泳ぐ鮫の群れ。よく見ればビッグフットまでいるではありませんか。 畑の中には死体がゴロゴロ。 被害者の迫真の演技を見よ! 半分は鮫に喰われた人ですが、半分はホホジロ鮫の女神チチマトゥルを崇める邪教…
【死体とチーズ】ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス【悪霊もチーズ】(そして追悼:佐藤蛾次郎)
ポスト・モーテム・フォトグラフィー(POST MORTEM PHOTOGRAPHY)。遺体記念写真。死んだ家族をまるで生きているかのようにおめかしさせて。以前「エクトプラズム/怨霊の棲む家」のレビューの時にご紹介した「死体とチーズ」です。 写真が残っているという事は、その写真撮影を生業としていたカメラマンもいたと言う事。そう、遺体写真家が。 「ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス」(2020年/ベルゲンディ・ピーテル監督) 第1次世界大戦終了直後のハンガリー。戦場で地雷か手榴弾に吹き飛ばされましたが、あの世の一歩手前で引き返してきたドイツ人トーマス。トランポリンとワイヤーを巧みに使って景気よく…
『ベッドが揺れて眠れないの』この台詞ひとつで「エクソシスト」リスペクトなのは分かります。ご丁寧に友人には『観てないの「エクソシスト」。名作よ』と駄目押しまでさせています。そこまで後追いを自称するなら、もう一工夫しないと。 「悪霊館」(2018年/ジェイソン・ドゥヴァン監督) 最早、類似品と区別がつかない「〇〇館」ですが、原題は「ALONG CAME THE DEVIL」(悪魔が来りて…って感じでしょうか)。「館」と付いていますが、所謂「家モノ」ではありません。母親が謎の失踪。残された幼い娘二人は日々是DVな父親と恐怖の日々。10年後、姉ジョーダンは大学進学のため家を出て、妹アシュレイは叔母(失…
ロシアンホラーと言うだけで勝手に一括りにしている「恐ろしやロシア」シリーズ。今回の小道具は撮られたら死ぬポラロイドカメラ。 「シャッター 写ると最期」(2018年/アントン・ゼンコヴィッチ監督) 冒頭は謎のカメラを使った近未来即席予測実験。 立ち上がりで公開式の降霊会とか超能力実験をやって邪悪なものを感じたり惨劇が起きたりという掴みはホラーの常道。 左は「サスペリアPart2」、右は「スキャナーズ」 このカメラ、無機物を撮影するとちょいと未来の状態が映っている(撮影後に位置を動かすと、写真には移動後の状態が映っている)ようですが、生き物を移すと死に際の状態が映っているという不思議カメラ。未来を…
俺の名はジェリー・フェン。超常現象専門ライターだ。かつてはそこそこ売れっ子だったが、ちょいと魔がさして記事を捏造しちまった。そこから落ちぶれて東スポにも載らないようなチンケな記事を書いて糊口をしのいでいる。今日も田舎で牛の怪死事件があったってんで来てみたら、牛生きてるし。ケツに悪魔崇拝者の刻印が入ってる? これはメタリカのロゴマークだ。くっそー無駄足か。おっとこんなところに不気味な枝ぶりの古木が。根元に何か埋まってるな。人形? 魔除け? お守り?日付のプレートが付いている。1845年2月31日? 気色悪り… 『よし、こうしよう。古いお守りが壊された時から家畜の怪死が始まった』 『まだ壊れてない…