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最近、奇妙なことが起こりました。 数か月前、職場のタイ人同僚が辞めて、結婚してスイスに移住しました。 スイスに行ってからのはじめのうちは旅行を楽しんでいて、彼女のフェイスブックではスイスのきれいな景色の写真投稿がずっと続いていて、それを羨ましいな~と眺めていました。 そんな写真を見ながら、オフィス内でスイスの話をしていました。 同僚は、ipad を使って仕事しないといけないものがあり、そんな話の後、インスタグラムを開いたら、 スイス関連の投稿がお勧めとしてがやたら出てくる! 検索なんてしてないのに、なんでだろうね。 と驚いていて、冗談で、 siri がもしかして私たちの会話聞いてる? なんて笑…
スーパーマーケットのようなところで、卵が何箱かのダンボールに入れて売られていた。卵の色は、緑色のものや茶色のものがほとんどで、私は若干の不気味さを感じた。 その後、私のすぐ近くで卵の箱を見ていた中年女性が、「この箱だけこんなところにあったら、よくないわよね」と言った。女性が言っているのは、唯一、少し低い位置に置かれていて、蛍光灯の光が当たっていないダンボールのことであった。私は「まぁ、そうですね」などと言って、女性のことばに納得する気持ちを示した。 私は、女性が言う箱の中に、商品としてふさわしくない質の悪い卵が入っていることを知っていた。そのため、心の中では「わざわざ光が当たるところに置く必要…
持っていたTシャツの絵柄に違和感があったので、その違和感の部分を隠すために、坐禅を組んだ人間のシルエットをTシャツに入れた。しかし、他にも違和感をおぼえる部分があったので、その部分にも同じシルエットを入れた。同様のことを何度も繰り返すうちに、Tシャツに坐禅を組んだ人間のシルエットがたくさん入って、明らかに不自然な見た目になった。私は、自分がしたことが正しかったのか、わからなくなった。 < 完 > ↓ Kindle Unlimitedをご利用の方は、無料でお読みいただけます! ↓ おもしろ夢日記Ⅲ: アラフォー男の15年の記録 作者:アサタロウ Amazon
■あらすじ ●ルイーズ…父の危篤で帰省した姉●マイケル…同じく帰省した弟、妻子がいる●ママ上…おかしい、オカシイヨママ上!●パパ上…チチキトク、カエラン…
自宅の部屋の中で、3cmくらいの大きいてんとう虫が飛んでいるのを発見した。てんとう虫は帽子にとまったので、私はその帽子を手に取って、ベランダに出そうとした。ところが、帽子には何かを食べている最中のカマキリまでくっついていた。私は、少し不気味に感じて、帽子をベランダに放り投げた。 その後、私はベランダをウロウロしていた。すると、妹がベランダに現れたので、私は大きいてんとう虫がいたことを妹に話した。私は、妹にてんとう虫を見せてやろうと思って、先ほど放り投げた帽子を探した。しかし、ベランダからは、てんとう虫もカマキリもいなくなっており、帽子もなくなっていた。 私は、てんとう虫やカマキリが帽子をつかん…
私は、同僚(40代・男性)が連行されたことを伝える新聞記事を発見した。気になってネットで調べてみると、彼が連行されているときの動画がアップされていた。どうやら、彼は自転車に乗って街を走っているところを連行されたらしく、頭にヘルメットのようなものをかぶっていた。そして、彼の毛量は異常に多く、アフロのようになっていた。しかも、彼はヒゲを生やしていなかったはずなのに、ヒゲがボーボーであった。そして、大勢の外国人が歓声を上げる中、彼は歯を見せて不敵な笑みを浮かべながら、警察に連行されていった。 < 完 > ↓ Kindle Unlimitedをご利用の方は、無料でお読みいただけます! ↓ おもしろ夢日…
前話はこちら『恐竜よ、さらば』①ーーー 朝倉は少し考え、一口コーヒーを啜った。「橘、お前は恐竜がなぜ絶滅したか、知っているか?」「たしか巨大隕石の衝突、だったか」「それが定説だな。クレーターの存在や、地球上には少ない元素の発見など、証拠も揃っている。しか
私が職員室で仕事をしていると、頭にスーツのジャケットをかぶった不気味な男が職員室に入ってきた。一瞬、私は動揺した。しかし、その男が発する声は、どうも校長の声のようであった。 男は、ジャケットを頭から外して、私に向かって「今日はプリント作るとか何とか、仕事ないんかいな?」などと言い出した。私は、「いや、いつもどおり、ありますよ」と答えた。受け答えをしながら、私は男の顔を見た。声はまちがいなく校長なのに、顔は校長よりもやや彫りが深く、浅黒かった。その男はおそらく校長ではないと思われたが、声はいくら聞いても校長であった。私は、その男が校長なのかどうか、最後までよくわからなかった。 < 完 > ↓ こ…
私は、友人のKくん・Tくんといっしょに、デパートのようなところに来ていた。我々は、まるでネコのような雰囲気の店員が4名いる飲食店に立ち寄った。ここは、私がお気に入りの店であった。 その後、我々は家に帰ろうと歩き出した。しかし、気づけば、KくんとTくんの姿が見えなくなっていた。私は不思議に思って、来た道を引き返した。すると、デパート内のベンチに、私が彼らに持ってもらっていた荷物の中身がむき出しになって置かれていた。私は、荷物をむき出しにして行方不明になった彼らに対して、若干の怒りをおぼえた。しかし、彼らが姿を消したのは明らかに異常事態なので、私は彼らを探すことにした。 私は、おそらく彼らがデパー…