寮近くの廃墟にて【怖い話・体験談・怪奇現象】
(本話の量は文庫本換算3P程です。)大学時代、俺は、東京多摩地方の住宅街に有る、寮に住んでいた。車一台がやっと通れる程の小道が、迷路のように、十字やコの字やT字を作って、その小道に沿って、古いアパートや古い戸建てや空き地等が、ギリギリ途切れない程度に並び、その外れである大通りとの合流地点の手前に、寮は有った。小道沿いのアパートは空室が多くて、戸建ては持ち主が時々手入れに来るのみのものも多くて、寂しい印...
2025/07/06 16:05
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#廃墟の怖い話
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