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【第5回】カスハラを受けた介護職のあなたへ|心を守るために今すぐできるセルフケア
1.はじめに|“耐える”だけでは、心が壊れてしまう 介護の現場で、利用者やご家族から理不尽な言動を受けた経験はありませんか? 「お前なんか二度と来るな」 「言…
【第5回】カスハラを受けた介護職のあなたへ|心を守るために今すぐできるセルフケア
1.はじめに|“耐える”だけでは、心が壊れてしまう 介護の現場で、利用者やご家族から理不尽な言動を受けた経験はありませんか? • 「お前なんか二度と来るな」 • 「言われた通りに動け、使えないな」 • 「やって当たり前だろ、金を払ってるんだぞ」 言葉の刃は目に見えません。けれど、心に刺さるその痛みは、時として身体の不調や自己否定感となってあらわれます。これは、職業性ストレスによるものです。 これまでの記事では、カスハラへの対応法や職場としての備えを紹介してきましたが、今回は「あなた自身の心を守る」ことに焦点を当てます。 どうかこの記事を、安心してお読みください。 ・・・・・・・・
介護現場で急増するカスタマーハラスメント――あなたの職場は大丈夫ですか?
こんにちは、ベラガイア17 人材開発総合研究所の梅沢佳裕です。 介護現場で働く看護・介護職員やケアマネジャーに対する「カスタマーハラスメント(以下、カスハラ)」が深刻な社会問題となっています。暴言、理不尽な要求、人格否定――これらの行為は、現場の人間関係や職員の心をむしばみ、離職やサービス低下にも直結します。 2025(令和7)年4月に東京都が「東京都介護職員カスタマー・ハラスメント総合相談窓口」を設置し、行政レベルでの対応が始まりました(出典:東京都福祉保健局)。 介護職員カスタマ-・ハラスメント総合相談窓口 4月 都庁総合ホームページ 令和
【介護のカスハラ】<第4回>介護職のためのカスハラ防止策|職場全体でできる予防と現場での具体アクションとは?
皆さん、こんにちは ベラガイア17 人材開発総合研究所の梅沢佳裕です。 1・はじめに|「カスハラは防げる」という視点を持とう これまでの記事で、カスタマーハラスメント(カスハラ)の実態や初動対応についてご紹介してきました。 ただ、いくら職員が頑張っても、「職場全体」がハラスメントに対して無関心であれば、被害は繰り返され、職員の心はすり減ってしまいます。 重要なのは、“現場個人の努力”に頼らず、組織としてハラスメントを未然に防ぐしくみをつくることです。 本記事では、カスハラを未然に防ぐための「制度」「契約」「チーム連携」の観点から、実践
介護現場で急増するカスタマーハラスメント――あなたの職場は大丈夫ですか?
こんにちは、ベラガイア17 人材開発総合研究所の梅沢佳裕です。 介護現場で働く看護・介護職員やケアマネジャーに対する「カスタマーハラスメント(以下、カスハラ)…
【第4回】介護職のためのカスハラ防止策|職場全体でできる予防と現場での具体アクション?
皆さん、こんにちはベラガイア17 人材開発総合研究所の梅沢佳裕です。 1・はじめに|「カスハラは防げる」という視点を持とうこれまでの記事で、カスタマーハラス…
【介護現場のカスハラ】<第3回>介護職がカスハラを受けたら?初動対応・記録・相談のベストなタイミングとは?
皆さま、こんにちは。 ベラガイア17 人材開発総合研究所 代表の梅沢佳裕です。 1.はじめに|「我慢しない」が新しい常識 介護現場でのカスタマーハラスメント(カスハラ)は、怒鳴る、暴言、過剰な要求など、日常の業務を妨げ、職員の心を追い詰める深刻な問題です。 一般企業ではすでに多くの事業所等がカスハラ対策に乗り出していますが、介護サービス事業所では、利用者や家族にカスハラと割り切って対応して本当に良いのだろうか?っとの心配も…。 いざ自分がカスハラを受けたとき、こう思っていませんか? 「本当に言い返していいの?」 「どこまで記録すれば
【第3回】介護職がカスハラを受けたら?初動対応・記録・相談のベストなタイミングとは?
皆さま、こんにちは。ベラガイア17 人材開発総合研究所 代表の梅沢佳裕です。 1.はじめに|「我慢しない」が新しい常識介護現場でのカスタマーハラスメント(カ…
【介護のカスハラ】第2回:介護現場でカスハラが多い理由|なぜ理不尽なクレームや暴言が起きやすいの
皆さま、こんにちはベラガイア17 の梅沢です。 1.はじめに~「なぜこんな理不尽が?」の正体を探る 介護の現場で働く職員から、こんな声をよく耳にします。 「…
【介護のカスハラ】第2回:介護現場でカスハラが多い理由|なぜ理不尽なクレームや暴言が起きやすいのか?
皆さま、こんにちは ベラガイア17 の梅沢です。 1.はじめに~「なぜこんな理不尽が?」の正体を探る 介護の現場で働く職員から、こんな声をよく耳にします。 「契約で決まっていること以外をしつこく求められる…」 「“やって当然”という態度で怒鳴られた…」 「こちらの説明を全く聞いてもらえない…」 これらの背景には、「介護サービス=お客様サービス」という誤解や、制度への理解不足、そして介護職の“立場の弱さ”が存在しています。 今回の記事では、介護現場でカスハラが起きやすい「構造的な要
【完全保存版】介護職のストレスマネジメント|バーンアウト・感情疲労を防ぐ実践法
皆さん、こんにちは。ベラガイア17 人材開発総合研究所の梅沢佳裕です。 介護職は、心と身体の両面で大きな負担を抱えやすい職業です。日々のケアの中で、知らず知ら…
皆さん、こんにちは。ベラガイア17 人材開発総合研究所の梅沢佳裕です。※このブログは、日本アンガーマネジメント協会のアンガーマネジメントファシリテーター資格で…
【第1回】介護現場のカスハラ事例|利用者や家族からの暴言・強い口調(脅し)にどう向き合う?介護職の心を守る対策
皆さま、こんにちは ベラガイア17 の梅沢です。 1.はじめに|介護職を悩ませる「カスハラ」とは? 近年、介護現場で急増しているのが「カスタマーハラスメント」、いわゆる“カスハラ”です。 これは、利用者やその家族など、サービスの受け手からの不当な要求や暴言、暴力などを受ける行為を指します。 「介護はサービス業だ」といわれる一方、介護保険制度には法律や基準があり、利用者の「顧客意識」が強すぎると、その境界を越えた要求が発生します。 介護職は感情労働であり、ただでさえ心身に負担がかかりやすい職種。そこにハラスメントが加わると、職員の心が折れ、離職に至る
【完全保存版】介護職のストレスマネジメント|バーンアウト・感情疲労を防ぐ実践法
皆さん、こんにちは。ベラガイア17 人材開発総合研究所の梅沢佳裕です。 介護職は、心と身体の両面で大きな負担を抱えやすい職業です。 日々のケアの中で、知らず知らずのうちにストレスや感情の疲労を蓄積し、最悪の場合「バーンアウト(燃え尽き症候群)」に陥るリスクも。 この記事では、介護職におけるストレスの原因や影響、効果的なストレス解消法、感情麻痺やバーンアウトへの対策、そして組織的サポートの重要性について、わかりやすくまとめました。 今、あなたが働きながら感じる違和感や疲れに対して、適切なセルフケアと行動を取るためのヒントをお届けします。 1.介護職におけ
皆さん、こんにちは。ベラガイア17 人材開発総合研究所の梅沢佳裕です。私たちは日々の生活の中で、喜びや悲しみ、そして怒りなど、様々な感情を経験します。これらの…
皆さん、こんにちは。ベラガイア17 人材開発総合研究所の梅沢佳裕です。いよいよ2025年度がスタートしました。介護現場では、事業計画に沿って各種委員会活動も始…
介護・福祉職員のためのアンガーマネジメント~怒り・苛立ち感情のコントロール研修
皆さま こんにちは ベラガイア17 人材開発総合研究所・研修講師の梅沢佳裕です。 2025年3月12日(水)13:45~15:25「介護・福祉職員のためのアン…
多忙でも特定事業所加算を選択する必要性に迫られる訪問介護・サービス担当責任者
皆さん、こんにちは。人材開発アドバイザーの梅沢佳裕です。 昨年(令和6)の介護事業者の倒産件数が過去最多となりました。特に目立つのは、訪問介護事業所です。 …
皆さん、こんにちは。ベラガイア17 人材開発総合研究所の梅沢佳裕です。 私たちは日々の生活の中で、喜びや悲しみ、そして怒りなど、様々な感情を経験します。これらの感情は、私たち人間にとって自然なものであり、生きる上で重要な役割を果たしています。 今回は、特に強いエネルギーを持つ「怒り」の感情に焦点を当て、そのメカニズムを理解し、自己分析を深めることで、より建設的に感情と向き合う方法を考えてみたいと思います。 1.人間の感情とは? 人間の感情は、「喜・怒・哀・楽」といった基本的なものに加え、驚き、恐怖、嫌悪、諦め、快、不快、幸福感、愛情、嫉妬など、多岐にわたり、これらが複雑
皆さん、こんにちは。ベラガイア17 人材開発総合研究所の梅沢佳裕です。 いよいよ2025年度がスタートしました。介護現場では、事業計画に沿って各種委員会活動も始動し始めていることと思います。 さて、4月は何かと忙しい月でもあります。そんな折に、ついイライラしてしまうということもあるのでは…。 そこで今回は、イライラ感情と上手に向き合うためのアンガーマネジメントについて触れてみたいと思います。 1.アンガーマネジメントとは? アンガーマネジメントは、苛立ちやイライラ感情(アンガー)と上手に向き合い、自らコントロールする認知行動療法(CBT)をベースにした心理療法の一種です。
介護・福祉職員のためのアンガーマネジメント~怒り・苛立ち感情のコントロール研修
皆さま こんにちは ベラガイア17 人材開発総合研究所・研修講師の梅沢佳裕です。 2025年3月12日(水)13:45~15:25 「介護・福祉職員のためのアンガーマネジメント~怒り・苛立ち感情のコントロール」というテーマで研修講師を務めさせて頂きました。 この研修は豊橋市介護保険関係事業者等連絡会様・愛知県居宅介護支援事業者連絡協議会様の共催で集合研修として開催されました。 介護支援専門員研修会の開催について 当連絡協議会では、豊橋市介護保険関係事業者等連絡会との共催により、下記の通り研修会を開催することになりました。ご多忙中恐縮 www.aichi-kaigo.
介護現場のアンガーマネジメント~高齢者ケアにおけるイライラ感情との向き合い方
《介護研修の企画ご担当者様向けの記事》皆さん、こんにちは。人材開発アドバイザーの梅沢佳裕です。今回は、私の研修タイトルの一つをご紹介したいと思います。 人は、…
皆さん、こんにちは。人材開発アドバイザーの梅沢佳裕です。介護職のみなさま、利用者やそのご家族から大きな声で怒鳴られたご経験はあるでしょうか? ●カスタマーハ…
一定の訓練で心拍数を意図的に低下させられる仕組みが解明されたとか…
●イライラした感情を意図的に抑えられるかもしれない 皆さん、こんにちは。人材開発アドバイザーの梅沢佳裕です。 半年ほど前の日経新聞の記事に「心拍数を意図的に低…
『施設職員のための介護記録の書き方』~私が初めて執筆した著書でした…
皆さん、こんにちは。人材開発アドバイザーの梅沢佳裕です。今回は、私が初めて専門書を出版したエピソードをご紹介したいと思います。 ●本を出版するって、本当に難し…