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今回の温泉は2022年に訪れた大分県別府市の共同浴場「竹瓦温泉」です。 「竹瓦温泉」は日本を代表する温泉地である別府温泉の中でもシンボル的な温泉として知られ、地元の方たちだけでなく、多くの観光客が訪れる観光スポットの一つにもなっています。 「竹瓦温泉」の歴史 明治12年(1879年)に創設され、多くの湯治客が訪れ、大正2年(1913年)には2階建ての建物に建て替えられ、現在の建物は昭和13年(1938年)に建てられました。その後も観光客をはじめ多くの人が訪れる別府温泉の代表的な存在となっています。 2004年には登録有形文化財に登録され、2009年には近代化産業遺産に認定されています。 「竹瓦…
今回の温泉は2024年に訪れた鹿児島県指宿市の共同浴場「弥次ヶ湯温泉」です。 「弥次ヶ湯温泉」は明治25年創業の100年以上の歴史を持つ共同浴場で、建物からはその長い歴史を感じさせる風格を感じることができます。 JR指宿駅前の道を真っすぐ歩いて約20分、「弥次ヶ湯温泉」の看板が見えてきます。 看板に従い、小道を進むと再び看板が。 看板の先に時代がタイムスリップしたかのような建物が出てきます。左側の建物に受付があり、受付で入浴料を支払うと、女将さんが温泉の説明をしてくれます。 入浴料:大人(中学生以上)400円 小学生100円 幼児50円 営業時間:8時~21時 定休日:毎週木曜日 「弥次ヶ湯」…
今回の温泉は2024年に訪れた鹿児島県指宿市の共同浴場「村之湯温泉」です。 指宿を代表する温泉 指宿温泉を代表すると言っても過言ではない「村之湯温泉」は明治15年創業の共同浴場で、温泉自体は文久3年(1863年)からある温泉です。明治7年には西郷隆盛が立ち寄ったとの逸話が残っています。また、戦時中には海軍航空隊員が出撃前に身を清めに訪れたという歴史ある温泉です。 JR指宿駅から徒歩約15分の住宅街にあり、隣には先日記した共同浴場「東郷温泉」があります。 「東郷温泉」の記事はこちら。 danish.hateblo.jp 敷地の入り口には味のある看板があります。 左側の建物に受付があり、右側の建物…
今回の温泉は2011年と2012年に宿泊した島根県邑智郡の旅館「湯抱(ゆがかい)温泉 日の出旅館」です。 「湯抱温泉 日の出旅館」がある「湯抱温泉」は大山隠岐国立公園内の石見銀山街道沿い、尻無川の渓谷沿いにあり、周囲を山に囲まれた非常に情緒ある温泉地です。まるで時が止まったかのような雰囲気は日々の喧騒から離れて静かに過ごすには最適な温泉地です。 旅館の前には齋藤茂吉の歌碑が建っています。 建物の外観から鄙びた風情が漂っています。この渋い建物を見ただけで訪れて良かったと思います。「湯抱温泉 日の出旅館」は立ち寄り湯の営業はしておらず、宿泊をしないと温泉を利用できません。 チェックイン後、まずは部…
今回の温泉は2024年に訪れた大分県別府市の共同浴場「南的ヶ浜温泉」です。 「南的ヶ浜温泉」は住宅街の中にあり、1階は共同浴場、2階には公民館がある公民館併設型温泉です。 中へ入ると番台がありますが、無人です。 番台には料金箱があるので、入浴料を入れて中へ。 入浴料は200円!リーズナブルな価格で温泉が楽しめます。 入浴料:大人200円 営業時間:10時~22時 定休日:毎月第1・3日曜日 別府の共同浴場は脱衣所と浴室の仕切りがなく、一体型のつくりが多いのですが、「南的ヶ浜温泉」は脱衣所と浴室の間に仕切りがあります。 脱衣所は簡素な棚があるだけの素朴なつくり。 貴重品ロッカーなどがないので、貴…
今回の温泉は2024年に訪れた京都府京都市の日帰り温泉施設「京都北白川 不動温泉」です。 「京都北白川 不動温泉」は京都府と滋賀県の県境の比叡山の麓にあり、その建物の雰囲気、周囲の景色を含め、秘湯感漂う温泉です。 「京都北白川 不動温泉」のはじまり 1954年にお寺の境内の工事をしていた時に花崗岩から湧き出す鉱泉が発見されたことにはじまります。作業でケガをした人たちがこの水で傷を洗うと直りが早いことが広く伝わり、「おたすけ水」と呼ばれるようになりました。 その鉱泉に含まれるラジウムが気化してラドンになり、そのラドンを吸い込み、体に取り込むことによって、抗酸化作用や自律神経の改善などの効果が期待…
今回の温泉は2024年に訪れた大分県別府市の共同浴場「四の湯(しのゆ)温泉」です。 JR亀川駅から亀川商店街を歩き、以前記した「亀川筋湯温泉」の前を通り過ぎて、さらに歩を進めると公園が出てきます。 danish.hateblo.jp その公園の一番奥に佇んでいる建物が「四の湯温泉」です。 古くから地元の方たちに親しまれている温泉です。ちなみに「四の湯温泉」の名は第12代景行天皇が「伊予の道後」「摂津の有馬」「紀伊の牟婁」と共に四霊泉と賞賛し、四番目に保養された湯であることから由来するとか。 建物の中央に受付・番台があり、右側が女湯、左側が男湯になっています。受付の前に係の方がいたので入浴料を支…
今回の温泉は2024年に訪れた大分県別府市の共同浴場「弓ヶ浜温泉」です。 「弓ヶ浜温泉」は住宅地の中にあるのですが、なかなかわかりづらい場所にあります。夜遅かったこともあり、なかなか見つからず、建物があると思われる周辺をぐるぐると周りながら、ようやく見つけました。 本当にここが「弓ヶ浜温泉」なのか? 見つけたものの、本当にここが「弓ヶ浜温泉」なのか。少し不安になりながら、建物に近づくと・・・。 「弓ヶ浜温泉」ののぼりがあり、ここで間違いないことがわかり、とりあえず一安心。しかし、なかなか近づきがたい雰囲気が漂っています。 ですが、今度は本当に営業をしているのか?不安になります。 電気が点灯して…
今回の温泉は2024年に訪れた大分県別府市の共同浴場「亀川筋湯温泉」です。 別府市内には渋い共同浴場が数多くありますが、「亀川筋湯温泉」もその渋い温泉のひとつです。 道路に面した場所にある「亀川筋湯温泉」。外観は倉庫のよう。 建物の壁には「筋湯」の説明看板があります。 簡素なつくりの建物に近づくと、中央に「御賽銭箱」があります。 「亀川筋湯温泉」はお賽銭が入浴料の代わりになります。 入浴料:お賽銭(100円ぐらい?) 営業時間:7時~19時 定休日:年中無休 すぐ横にある入り口から中へ入ります。扉にはアコーディオンカーテンが使われています。このアコーディオンカーテン一枚が外との境界線になってい…
スマホでご覧のみなさん、このブログは、PC版でご覧いただけば、スマホ閲覧時も、広告は表示されません。ぜひ、PC版でご覧ください。☆☆☆全国しょかファンのお...
今回の温泉は2023年に訪れた島根県大田市の旅館「小屋原温泉 熊谷旅館」です。 「小屋原温泉 熊谷旅館」は三瓶山の山間に佇む一軒宿で、秘湯感満載の温泉です。 立ち寄り湯の営業もしていますが、宿泊のお客さんが優先され、利用できない日がありますので、事前に問い合わせをしてから訪れた方が良いと思います。 旅館までの山道は細く、途中には「通行止」の看板が立て掛けられています。この道であっているのだろうかと不安に感じつつ、そのまま進むと、「全面通行止」の看板が見えてき、その横に旅館へ続く道があります。 旅館の周りには建物が何もなく、自然豊かな景色が広がっています。そばを流れる三瓶川からは、心地よい川のせ…
今回の温泉は2023年に訪れた島根県大田市の共同浴場「三瓶温泉 亀の湯」です。 中国地方で2つある活火山のひとつ、三瓶山の麓にある「三瓶温泉」には「亀の湯」と「鶴の湯」、2つの共同浴場があります。かつては「志学」という地名から「志学温泉」と呼ばれていました。 「三瓶温泉」の歴史 「三瓶温泉(志学温泉)」の源泉は685年の三瓶山最後の噴火により出来たとされています。 時が流れ、江戸時代の1865年、財政難にあえぐ志学村は、川合村(現在の大田市川合町)の岩谷家に温泉権を売ってしまいます。 しかし、1877年、村の救済のために梶谷氏が、岩谷家に渡っていた温泉権を志学の村有としての返還に尽力し、そして…
【岡山旅】湯の瀬温泉~硫黄香る鄙びた温泉でふやける~【吉備中央町】
私が岡山に来てそろそろ1年が経過しようとしています。 県内の行きたい場所リストを作成中なのですが、その中でもずっと一番行きたいと思っていた湯の瀬温泉に行ってきました。 湯の瀬温泉に行きたい…! 2023/12/1時点の情報 お風呂場・脱衣所はこんな感じ 中国地方で美肌の湯に飽きちゃってる人間はここ行ってくれ 湯の瀬温泉に行きたい…! 以前たまたま通りかかった時にあまりの鄙び感に驚き速攻ググり、行きたいところリストに入れたはいいものの、幾度となく口コミを見てニヤニヤするだけの日々を過ごしていました…。 美人の湯系統が多い中国地方で、硫黄臭だと!? 冬はぼたん鍋が食べられるらしい… 川沿いという立…
【古き良き温泉地の絶品料理宿1泊2食7,700円】湯ヶ野温泉 踊子荘
こんにちは、お湯太郎です。 2022年11月に静岡県の湯ヶ野温泉「温泉旅館 踊子荘」に行ってきました。 宿の名前の由来は、川端康成の「伊豆の踊子」から! そう、この温泉地は伊豆の踊子の舞台となった温泉地です。 そんな温泉地に 部屋数6部屋