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東大寺(とうだいじ)大仏殿前の八角灯篭(国宝)は創建当初から有った 奈良
東大寺は、743年に聖武天皇の命令により、巨大な盧舎那仏坐像(大仏)をつくり、それを安置する総国分寺としてはじまりました。当時は、大仏殿や南大門のほか、講堂や七重塔など、巨大な建物がつぎつぎとつくられ、繁栄しましたが、1180年 平氏に1567年松永久秀に焼き討ちされ、天平時代の建物は、転害門などを残すのみで南大門は鎌倉時代、大仏殿は江戸時代に再建されたもので、建物や大仏の巨大さには、いまでも驚かされるばかりです。 廬舎那仏座像は奈良の大仏さまとして親しまれている世界最大の銅造仏で、745年から工事がはじまり、752年に開眼供養されましたが、その後はたびかさなる戦で焼かれそのたびに大改修が行なわれ、現在の大仏は、胴体が鎌倉時代、頭部が江戸時代になおされたもので、台座の蓮弁部と左大腿部の一部に天平当時のものが残っているそうです。 南大門は東大寺の正門で、1203年に「大..