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2008年・劇場未公開映画の紹介です監督は、エド・ハリス。ロバート・B・パーカーの小説が原作の、西部劇映画です。主演・出演は、ヴィゴ・モーテンセン、エド・ハリス、レネー・ゼルウィガー、ジェレミー・アイアンズ、ティモシー・スポール。(あらすじ)1882年、アメリカ・ニューメキシコ準州。元は退役軍人のヒッチは、ある時ヴァージル・コールの助太刀をして、そのまま10数年相棒として無法者と闘っていました。アパルーサ。無法者の牧場主ブラッグを訪れた保安官3人は、罪を犯した2人を逮捕するため差し出すようブラッグに言います。ところが、ブラッグはあっさりと射殺してしまったのです。町に着いたヒッチとコールは実業家から、したい放題のブラッグ一味から町を守ってほしいと頼まれます。コールは自分の法律で町を治める条件を出し、直後一味...「アパルーサの決闘」
ボストンに住む私立探偵、スペンサー・シリーズです。特に「初秋」は傑作と評価が高い。元来、ハードボイルド小説なのだが、乾いた文体に情が絡まって、カタルシスを得られる小説となっている。スペンサー・シリーズの小説の読書記事は2回、アップしています。パティ・ジャコミンがやってきて、離婚した夫、メルが15歳の息子を連れ去ってしまった。その息子、ポールを連れ戻してくれという依頼だった。スペンサーは、今度の仕事...
ボストン在住の私立探偵、スペンサー・シリーズ第6作です。これまでのスペンサー・シリーズ読書日記を3回アップしています。私立探偵、スペンサーはボストンにある出版社から依頼されて女性作家の護衛をしていた。作家の名はレイチェル・ウォレス。女性解放論者であり、レズビアンをウリにしている。世の中の規範よりも先を行っているので、敵が多かった。スペンサーとは正反対の考えだし、日常の生活スタイルでも異なっている。...
『アパルーサの決闘』(08)(2009.3.21.)「西部劇研究会」に出席。今回はロバート・B・パーカーの西部劇小説『アパルーサの決闘』をエド・ハリスが監督・主演した『Appaloosa』の輸入版DVDを観賞。牧場主ブラッグ(ジェレミー・アイアンズ)の横暴に悩むアパルーサの町は、秩序を取り戻すためにすご腕のガンマンのコール(ハリス)とヒッチ(ビゴ・モーテンセン)を雇うが…。パーカーの原作は、保安官、友情、悪党、撃ち合い、インディアン、町、酒場などなど、西部劇的要素満載の面白さで、続編の『レゾリューションの対決』まで読んでしまった。映画の方は、最近はやりの弾丸のアップやスローモーションもなく、全体的にはオーソドックスで真面目に撮っている印象を受けたが、ハッチと恋仲になるアリソンを演じたレニー・ゼルウィガーが、原作...「午後のロードショー」『アパルーサの決闘』
ボストンでプライベートアイをしているスペンサーは、元ボクサー。自慢は元ヘビー級チャンピオンのジャージー・ウォルコットとの対戦したことだ。朝鮮戦争に従軍経験があり、本を読み、料理好き、アイリッシュ・ウィスキーを愛する中年。これが主人公のキャラ。いかにも作り物のキャラだが、感情移入してしまうのはなぜだろうか?登場人物が強い男であり、腕力を悪い奴を退治するのに使っているからか。つまりスペンサーは悪知恵...
「ゴッドウルフの行方」 ロバート・B・パーカー著…凄腕、モテる探偵!
組織内での栄達を求めて右往左往する人たち……カネ、欲望と一線を画す一介の私立探偵を描き社会を風刺したハードボイルド小説です。著者、ロバート・B・パーカーの読書日記は、2回ブログにアップしています。物語は……、1970年代のある日、ボストンにある大学の図書館で重要文化財として厳重に保管されていた中世の稀覯書「ゴッドウルフ彩飾写本」が盗まれた。スペンサーは大学側の依頼で密かに調査を実施。この時代、アメリカ...