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清水山 盛源寺(→神奈川県川崎市多摩区長沢1丁目)は、戦国時代末期に夏蒐山 修廣寺(→神奈川県川崎市麻生区片平2丁目)の3代住職・玄頓が開山した曹洞宗寺院です。玄頓は1591(天正19)年に死去しているので創建はそれ以前であることが分かります。江戸時代には本山・末寺の制により修廣寺の末寺として幕藩体制の一翼を担いました。本堂へ向かう参道の右手には川崎市の重要郷土資料に指定されている「寛文十年霜月」(江戸時代前期→1670...
秋葉大権現(→神奈川県川崎市麻生区上麻生6丁目)は、麻生山 寿光院 浄慶寺にある神仏習合の名残りを偲ばせる境内社です。「秋葉宮」と掲げられた鳥居をくぐると徳川将軍家の菩提寺(→徳川家康の母・於大の方の墓所がある)の一つである無量山 小石川伝通院(→東京都文京区小石川)から移された一対の狛犬があります。参道脇には七福神の石像や浄慶寺の羅漢像があり、その時々の世相を反映した羅漢像でにぎわう「浄慶寺らしさ」も感じま...