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病気の起こり方も薬の副作用も男女で違う 見逃されてきた性差医療
男性基準でつくられてきた医療 長年、男女の病気には違いはさほどないというのが医学界の認識でした。 そのため、生理がなく、体の状態が安定している男性が主な研究対象となり、診断や治療が作られてきました。 さらに、1960年代以降、男性基準の医療を加速させるできごとがアメリカで起きました。睡眠導入剤として開発された薬・サリドマイドの臨床試験に参加した女性の赤ちゃんの体に異常が発生するという薬害事件です。19…