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まんだら堂やぐら群(やぐら群には150穴以上の横穴に五輪塔)
鎌倉と三浦半島とを結ぶ要路上にある鎌倉の防御拠点が名越切通で、1594年の検地帳に「まんだら堂」の名が記されています。 やぐらの内部に並ぶ五輪塔は、火葬した骨を納め、供養するために建立されました。 鎌倉時代、墓所の不足を受けて、鎌倉周辺の山中に築かれた横穴式の納骨窟がやぐらで、供養する目的で築かれたのが「まんだら堂」だったと推測できます。 鎌倉の地形を活かして築かれるやぐら群は、砂岩に掘られるため風化や劣化を受け、その多くは失われ、これだけまとまったやぐらを良好な状態で見ることができるのは非常に貴重な場所です。 画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・ 「まんだら堂やぐら群」は、季節毎の期日限定で公開されています。 神奈川県逗子市小坪JR横須賀線、逗子駅