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わたしたちはとかく、「上司から嫌なことをされた」「あの人から嫌なことを言われた」というように、人から何かをされたから、イライラして不幸なのだと考えがちです。 「された」のは事実かもしれません。 しかし、受け止め方まで「された」に終始していては、イライラが尽きることはないでしょう。...
わたしたちは、日常生活の中で常に肩の位置が高く上がっています。 つまり、肩に力が入っているということです。 気づいた時に意識して肩の力を抜いてやることが必要です。 ただ「力を抜こう」と思っただけでは、力は抜けません。 力を抜くには、まず、これ以上はムリというところまで力を入れるの...
心理学者のフロイトが発見したのは、「原因に気づけば結果はなくなる」ということでした。 たとえば幼い頃に虐待されると、その体験は無意識の中に封印されて、大人になってからも運動障害や精神障害として表れ続けます。 しかし、精神分析によって原因に気づかせると、症状がたちまち消失します。 ...
イライラにとらわれないためには、嫌なことを明日に持ち越さないことです。 毎日を「一日の枠」で考え、「明日は明日の風が吹く」と考えましょう。 実は「明日」とは架空の存在に過ぎません。 暦の上では確かに存在していますが、わたしたちがリアルに体験できるのは、「今日」だけです。 現実にあ...
「おい!あくま」という教訓があります。 これは、百歳で大往生された臨済宗の僧侶、松原泰道老師が、ある説法会で長生きの秘訣を質問された時に答えた言葉です。 「お」= 怒るな 「い」= いばるな 「あ」= あせるな 「く」= くさるな 「ま」= 負けるな 日々の生活の中で、 つ...
「わたしは必ずうまくいく」 「必ずうまくいく」 「必勝」 この中から、いちばんピッタリくる言葉を「マジックフレーズ」と決め、頭の中で繰り返します。 うまくいく根拠などなくても、言葉の力で元気がみるみるよみがえります。 マジックフレーズのポイントは「肯定的でプラスの言葉」を選ぶこと...
自分で自分の名前を呼んで、自分と対話するという方法があります。 怒りを静めたり、勇気が必要なときに使うのです。 デール・カーネギーは「名前は当人にとって最も快い、最も大切な響きを持つ言葉だ」と指摘しています。 名前を呼ばれるだけで「自己重要感」が呼び覚まされます。 特に怒りにとら...
一緒に仕事をする、趣味やスポーツをともに楽しむ、集まって飲食を楽しむ、というように連れ立って何かをする仲間がいると、楽しみも倍になります。 コロナ騒動で人間関係が分断されて、改めて友だちの大切さが認識されました。 と同時に「ひとり遊び」を楽しめるようになることの必要性にも気が付か...
昨日はボディランゲージのお話をしましたが、日本人の場合は、身振り手振りが大きすぎるのも、またやりすぎるのも問題です。 言葉で気持ちを伝えたい重要なポイントだけ取り入れることです。 そして、一番使いこなしたいのが「アイコンタクト」。 肝心なことを伝えるときには、必ず相手の目を見なが...
会話スタイルには女性型と男性型があります。 女性型はエモーショナル(感情的)で共感性を大事にします。 着地点を考えずに話すのでセンテンスが長くなりがちです。 一方、男性型は理論的で自分の中に結論があって、それに向かって順序立てて話すことが多いです。 どちらにもメリット、デメリット...
わたしたちの言葉は、表情、身ぶり、手ぶり、姿勢、アイコンタクトとともに相手に伝わります。 これを「ボディランゲージ(非言語コミュニケーション)」といいます。 ボディランゲージを学べば、相手の表情やしぐさなどから、無言のメッセージを感じ取れるようになります。 すると、ビジネスはも...
あなたには「ロールモデル」がいますか? ロールモデルとは、自分が目指すことをすでに実現している「お手本になる人」のことを言います。 「素敵だな、ああいうふうになりたいな」「こういう生き方、考え方カッコいいな」と思える人を見つけて、常に意識しておくといいのです。 そして、その人のい...
「ありがとうございます」が言える人は素敵です。 感謝の気持ちを素直に表現することは、人間関係の基本的な部分であり、当たり前のことですが、これができていない人が驚くほど多いのです。 「ありがとうございます」「うれしいです」「楽しみです」この3つの言葉は、仕事でもプライベートでも、と...
自分は早口なほうだと自覚している人は、なるべくゆったりと話すモードを身につけましょう。 早口で話せる人は、有能な人と感じさせる面もありますが、それ以上にせわしなく、余裕がない印象を与えてしまうものです。 友人間の世間話モードならいいのですが、仕事の場面ではNGです。 大切なのは、...
人間の体はうまくできていて、休みが何日間か続いて「明日、仕事に行きたくないな」と思っていると、不思議と熱が出たりするものです。 忙しい毎日が続いて「入院でもしてゆっくり休みたい」と思ったら、入院しなければいけない羽目になったりしてしまうのです。 そのような経験がない方には信じられ...
仕事では「笑顔で話ができているか」がポイントになります。 きちんと口を開けて話ができていますか。 いくらいいお話や提案でも、小さい声でボソボソと話していては、相手にしっかり伝わりません。 もうひとつ、語尾を伸ばして話す人は、仕事ができるとは思われません。 人に与える印象においては...
後輩や部下がミスをした時、上手に叱ったり注意をするのは結構難しいものです。 気をつけたいのが、カッとなって感情的に怒ってしまうこと。 「何でわからないの?」と高圧的な言い方は反感を生むだけです。 それから誰かと比較して「他の人は当たり前にできている!」と責めること。 むしろ、「わ...
卵を買って帰ったら、冷蔵庫にまだ開封もしていない卵のパックがあったというような経験はありませんか? ティッシュやゴミ袋のような消耗品であれば備蓄にはなりますが、なるべくなら無駄な買物はなくしたいもの。 そのためには自分の持ち物をきちんと把握しておく必要があります。 月に一度は部屋...
指導法には「教える」と「引き出す」の二種類があります。 「教える」とは「これをやってください」とはっきりと指示を出すこと。 「引き出す」とは「自分で工夫できることは?」「今日できることは?」と、考えさせて、自分で答えを見つけてもらうやり方です。 自分で考えた分、納得できる答えが出...
「わたしばかり面倒なことを頼まれる」と思っている人がいるとしたら、それは、あなたがはっきり断らないから、頼みやすい人だと思われているのです。 特に女性は「和を大切にする」という調和の中で生きているので、相手の頼みを断りにくいのでしょう。 しかし、仕事では何でも引き受けてしまっ...
日本人は、謙遜することがいいことだという感覚があるので、自分をアピールすることがとてもヘタです。 むしろ「自信がない」ということは、はっきり言えたりします。 仕事では、へりくだることがかえって逆効果になることがあります。 たとえ自信がなくても、さらっと「私に任せてください」「ぜひ...
そもそも男性は小さな頃から遊びやスポーツの中で勝ち負けを競っているので、格闘技などの勝負事が好きです。 男性向き漫画でも、たいてい最初は失敗して、最後に成功するという展開になっています。 一方、女性漫画は「ちょっとダメな女の子が、素敵な男子との関係の中で成長していく」という展開が...
たいていの職場には、暗黙のルールというものが必ずあります。 そのルールに気づかないために仕事がうまく進まない人、“地雷”を踏んでしまう人は、とても損をします。 こうした「暗黙のルール」はとても大事なことにもかかわらず、言葉にして教えてくれる人はなかなかいません。 中には「なぜそん...
できる男性は、目標設定と目標達成が好きです。 常に先のことへ視線が向いています。 それに対して、できる女性は「今」を楽しむのが上手です。 どちらの考えが良いとか、悪いとかは言えませんが、こと仕事においては先々の目標設定は必要です。 職場では、ぜひ「目標を立てる習慣」を身につけてく...
誰にでも「自分の流儀」というものがあります。 たとえば食事のマナーも人それぞれで、幼い頃からの家庭のしつけが反映されますから、こうしなければならないというものはありません。 寿司屋で寿司を食べる時も、箸を使おうが手で食べようが自由。 気ままに食べてこそ食事は美味しく楽しめるもので...
会社のやり方に対して「こうしたほうがいい」「ここがダメだと思う」という不満は誰にもあると思います。 ただ、それを言い張って「だからこの会社はダメなんだ」というのは「考えが甘い」としか思われないでしょう。 自分のために会社があるのではないのですから、組織の一員として、今はこの仕事を...
トラブルが起きた時、たとえ自分のせいではなくても「わたしのせいではありません」とアピールしてしまったら、その時点であなたは失格です。 良い悪いは別にして女性は、責任をとることのデメリットのほうに目が行きがちです。 それに対し男性は、責任を全部背負い込むのがカッコいいと思う単純な生...
「生き甲斐症候群」という心の病があります。 自分には生き甲斐がない…そう強く自己否定するのは、うつを発症する前兆の一つになります。 しかし、生き甲斐とはなんでしょう? 新しく何かを始めることでしょうか? 誰もが認める立派な行いのことでしょうか? そう考えているとしたら、誤った思い...
欠点は自分が欠点と思っているから欠点のままなのです。 たとえば、学校で「いつもニタニタ笑ってるんじゃない!真剣にやれ」と言われていたような人。 社会に出ると「いつもニコニコ、愛嬌があっていいね」と褒められて出世したりします。 ここが欠点だ!とかここがダメだ!というのは、たいてい誰...
テレビタレントになると、なぜ輝いて見えるのでしょうか? 本人が周りの目を意識しているからです。 少しでも綺麗でありたい、かっこよくありたいと思うから、そうなるのです。 みんなが覆面を被ってしまったらどうでしょう? メイクやヘアのセット、おしゃれの必要がなくなってとても楽になります...
平凡で変化のない日々を過ごしていると刺激がなくなり、胸がときめくようなことはほとんど起こらなくなります。 こんな日が続くと精神的に病む人が出てきます。 自分で刺激的なことを見つけましょう。 一番簡単な方法は「恋心」です。 「素敵だな」「かっこいいな」「かわいいな」 恋心を抱くのに...
自然界では早い時期に親は子を放し、子は親から離れて巣立ちます。 しかし、人間はどうでしょう。 子はいつまでも親に頼り、親は頼られることを喜びにしています。 もちろん、そうした関係を全否定するつもりはありませんが、金銭的な構い過ぎは決してよい結果をもたらしません。 友人、知人関係で...
新製品を購入する時というのはワクワクするものです。 たとえば洋服。 それを着れば、街中を歩きたい、いろんな場所に顔を出したいという思いにもつながります。 ただ、問題なのは、それが本当に「質のいいもの」なのかということです。 物は良質なものを購入したほうが、結果的に安くつきます。...
中国古典に「入るを量りて出ずるを為す」、つまり、収入を計算して支出を考えなさいという訓えがあります。 物価上昇中の今、後先を考えずお金を使うのは感心しませんが、あまりにケチに徹するのも問題です。 友人の誘いにも「金がかかるから」と応じず、たまには美味しいものを食べたいと思っても「...
どんな仕事、職業であっても、最低三年は働かなくては一人前のことができません。 少しぐらい嫌なことがあったからといってすぐに辞めてしまったら、いつまで経っても自分の居場所は見つからなくなります。 専門性を身につけるにしても、最初は地道な作業の繰り返しです。 どんな職種であっても、基...
「言い訳」と「説明」を混同している人がいます。 遅刻した理由を「目覚まし時計が鳴らなかったから」というのは言い訳。 言い訳の裏には「誰かのせいにしたい」「仕方がなかったんだ」という責任逃れの意識が隠れているものです。 そうではなく、ちゃんとした理由があるのならそれをきちんと「説明...
イソップ寓話の『ウサギとカメ』、誰もが一度は聞いたことがあるでしょう。 ウサギとカメは山の頂上を目指して競争をしますが、途中でうさぎが居眠りをしたことで、カメが先にゴールし勝利をおさめるというお話です。 ところが、このお話が本当に伝えたい教訓を間違って解釈し、カメのようにコツコツ...
仕事に楽しく取り組んでいる人には、幸せな毎日が約束されるはずですが、ただ、自分だけが楽しくなるしくみでは幸せになれません。 この世で一番楽しいことは、人の笑顔を見ることなのです。 自分だけが笑顔になることではありません。 今日も人の笑顔を見るために、これをしようあれをしてみようと...
仕事を頑張っているのに思うような結果がついてこない人は、もしかして仕事とプライベートがごちゃ混ぜになっていませんか。 つまり、仕事が「自己犠牲」や「献身」の対象になっているのです。 特に責任感が強くて真面目な人にこうした傾向が多く見られます。 仕事の優先順位や重要度をもう一度見つ...
緊急度も重要度も低い仕事に、いくら一生懸命に全力を注いでも、「自己満足」としか思ってもらえません。 頑張ること自体は悪いとは言いませんが、優先順位が間違っている頑張りは、裏目に出ることが多いものです。 「お決まりの仕事」は効率よくミスのないようにこなし、重要度の高い仕事については...
物事をニュートラル(中立的)にとらえる力がついてくると、より人間としての幅が広がり、さらにいい仕事ができるようになります。 たとえば、あなたの会社にクレームの電話が入ったとき。 「うちを利用してくれた方なんだ。ありがたいことだ」というのがポジティブな考え方。 「へぇ、同じサービス...
仕事は楽しくなければうまくいきません。 血のにじむような努力をして売り上げをあげようとしても、そんな努力は報われないものです。 努力と根性が信条、という人間からは暗い波動が出てしまうものです。 その暗い波動が、苦労しなければいけないような出来事を呼び寄せてしまうのです。 とにかく...
「組織のルール」について理解できていない若者が増えています。 そのために失敗したり、実力を発揮できない人を見ると、本当にもったいないと思います。 仕事の世界では「これを守ったほうがいい」ということが本当にたくさんあります。 たとえば「仕事に個人的な好き嫌いを持ち込まない」などがい...
周囲の目が気になるのは人間の特徴であなただけではありません。 おしゃれに気を遣うのも「だらしなく見られたくない」という思いがあるからです。 学生のうちは親から「お風呂に入って」「そろそろ髪を切りなさい」「下着は着替えた?」「ハンカチは持った?」といったアドバイスがあって、好むと好...
パックラットという言葉を知ってますか? アメリカでは家にモノをため込んで捨てられない人のことを皮肉って、パックラット(詰め込むネズミ)と呼ぶそうです。 家屋の狭い日本ではゴミ屋敷という言葉がありますね。 何でもとりあえず取っておくという習性は、哺乳類の進化の過程によって培われたも...
いくら清楚な服を着てしとやかに振る舞っていても、その人に品格があるかどうかは食事の仕方を見ればわかります。 最近の若い女性たちの傾向として、おかずやご飯を食べかけで半分以上残しても、まったく抵抗がない様子です。 お皿の上は見るも無残な状態なのに頓着していないのです。 食事のマナー...
自由気ままに一日を過ごせるのも、仕事から解放された生活の特権ですが、逆に考えると、日がな一日、何もせずのんべんだらりと過ごしてしまうことにもなりかねません。 けじめのない生活は気持ちをだらけさせ、何に対してもヤル気が起きないといったことにもつながってしまいます。 そうならないため...
入浴は日々の体の汚れを洗い流すだけではありません。 それ以外にも素晴らしい効果があります。 まず心をリラックスさせてくれます。 浴槽に浸かれば体はゆっくりと解きほぐされ、入浴剤を入れればさらにリラックスできます。 そして、もうひとつの効用は、体を芯から温めてくれるということです。...
友人との会食や買い物の時、「悪いけど10円貸して!あとで返すから」とお願いしたことはありませんか。 仲の良い友人ならまだしも、仕事仲間との間では、これは通用しません。 もちろん貸してはくれるかもしれませんが、その時点で信用を失います。 10円くらいならついでのときに返せばいいとい...
ヒール付きバックレスのサンダルを「ミュール」と言います。 ミュールは足に圧迫感がないため、事務職などでは疲れにくくて重宝するのですが、オフィスで歩くとコツコツと音が響くのが欠点です。 一緒に仕事をしている人たちの集中力を乱すため、周りから緊張感がないように思われてしまいます。 た...