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【プロダクツ物語】さっぱりブラッククレンジングオイル ミネラルオイル、鉱物オイルをいっさい使用せず、植物オイルだけでつくられたクレンジングオイル、Shield72°製品の開発物語第8話は、さっぱりブラック クレンジングオイルです。 ベースのオイルとして使用しているのは、しっ...
【プロダクツ物語】さっぱりブラッククレイパック洗顔 ローズマリーから生まれたナチュラルスキンケア、Shield72°製品の開発物語、第7話目はさっぱりブラック クレイパック洗顔です。 広島県産無農薬栽培ローズマリー蒸留水(ローズマリー葉水:基剤)を主成分として、オーガニック...
【プロダクツ物語】しっとりホワイトクレンジングオイル ローズマリーから生まれたナチュラルスキンケア、Shield72°製品の開発物語第6話目は、しっとりホワイトクレンジングオイルです。 「ミネラルオイル、鉱物オイルをいっさい使用せず、植物オイルだけでつくられたクレンジングオ...
【プロダクツ物語】しっとりホワイトクレイパック洗顔 ローズマリーから生まれたナチュラルスキンケア、Shield72°製品の開発物語を綴っています。 第5話目は洗顔シリーズに突入。 当初泡のたつ洗顔料を、液体から固形、クリーム状のものまで数十種類考えて試作しましたが、香りを生...
【プロダクツ物語】さっぱりブラックリッチエマルジョン 自然の香りとテクスチャーにこだわったスキンケアシリーズ、Shield72°のプロダクツ物語第4話、さっぱりブラック リッチエマルジョンのご紹介です。 開発の日々を思い起こしますと、「作り手の思想や感情、見えないけれど確か...
【プロダクツ物語】さっぱりブラックスキンローション プロダクツ物語第3話、さっぱりブラックシリーズからスキンローションをご紹介いたします。 香りを選定するときは白の化粧水のときとおなじで 1.供給が安定していること 2.種の絶滅の心配がない植物 3.保湿製品の香りなので、光...
ハーブ好きの有志によってはじまったプロジェクト、ローズマリーから生まれたナチュラルスキンケア、Shield72°の製品開発プロセスをふくめつつ、製品のご紹介をしています。 プロダクツ物語、第2話は「しっとりホワイト リッチエマルジョン」です。 【プロダクツ物語】しっとりホワ...
【プロダクツ物語】しっとりホワイトスキンローション よちよちとはじめたYouTube、公式72°【ナチュラルスキンケア】チャンネルから、プロダクツ物語シリーズをご紹介します。 1話目はしっとりホワイトスキンローション。 動画内から一部抜粋します。 「しっとりホワイトスキンロ...
鷹の傷薬 日本の山野にふるくから自生し、民間療法に欠かせない薬草のひとつとして使用されてきた弟切草(おとぎりそう)、学名 Hypericum erectum(ヒペリカム エレクタム)は、血止め草の愛称で親しまれつつ傷や炎症、腫れものやかぶれなどに活用されてきました。 花や葉...
カーネイションのお母さん 地中海沿岸地域を原産とするナデシコ属、学名 Dianthus caryophyllus・ダイアンサス カリオフィラスはハーブ業界でクローブピンクとよばれるカーネイションの原種のひとつです。 「ハーブ図鑑110」レスリー・ブレムネス 日本ヴォーグ社 ...
瑠璃色のレタス 日本での一般的なよび名は瑠璃苣(ルリチシャ)。 苣(チシャ)はレタスの意味で、ボリジは全草くまなく料理に使用することができる万能ハーブです。 ちなみに日本の台所で食べられているレタスはキク科、ボリジはムラサキ科です。 (レタスの)和名は、チシャ(萵苣)。 古...
世界4大スパイス 胡椒(ブラックペッパー)に丁子(クローブ)、ナツメグ、シナモンは世界4大スパイスと呼ばれているそうな(シナモン記事を書くにあたってはじめて知りました@_@;)。 数多あるスパイスのなかで4大入りしたのは、くらしのなかでとくに身近な存在ということや、近代数百...
日本の古布 シナノキ属、学名Tilia(ティリア)は北半球の温帯地域を中心にひろがる高木で、世界におよそ30種ほどあると分類されています。 【ハーブ天然ものがたり】インド菩提樹|白木海月@Shield72°公式noteにも綴りましたが、シナノキ属には菩提樹とよばれる種がいく...
菩提(覚者)の木 日本で菩提樹とよばれる木は大別するとクワ科イチジク属と、アオイ科シナノキ属があります。 菩提はサンスクリット語の「budh」が由来で「覚醒する」「転じて知り尽くす」「完全に理解する」という意味をもつそうです。 釈迦がその木のしたで悟りをひらいたことから仏教...
あまい香りと蜜をもつ金銀花 金銀にかがやくように、ふた色の花を咲かせる日本原産の吸葛(すいかずら)、学名 Lonicera japonica(ロニセラ ジャポニカ)は、花筒をつまんで花蜜を吸う風習から「すいかずら」と呼ばれるようになった説をよく耳にします。 英名でJapan...
キク科ヒヨドリバナ属 札幌でくらしていたころ、冬のあいだはベランダにみかんや柿やキウイなんかをおいて、ヒヨドリたちをよくお招きしていました。 夏のあいだはまったくやってこないヒヨドリたちも、北国のながい冬を越すために、朝もはよからヒーヨヒーヨとベランダにきてはごはんの催促を...
進化プロセス極まれり アルガンの木はアフリカ大陸北西部に自生するアカテツ科の植物。 種子から採れる油がアルガンオイル(アルガニアスピノサ核油)として利用されます。 ビタミンEの含有量がおおく抗酸化力にすぐれていることから、現代では化粧品原料として有名になりました。 アルガン...
日本のお茶、世界のお茶 煎茶に番茶、抹茶にほうじ茶、花茶に紅茶にウーロン茶など、いろんな呼び名で親しまれているお茶のすべては茶の木とよばれる、ツバキ科ツバキ属、学名 Camellia sinensis(カメリア シネンシス) の葉から生みだされます。 ヒトが飲用しやすいよう...
山から裾へ、北から南へ 霜がふる月、霜降(しもふり)月をむかえる霜降(そうこう)の候。 気まぐれな秋時雨がとおりすぎと、大地に冷気が刻印され、水の循環とともに生命力を謳歌していた緑いっぱいの植物界は、しん...と、しずけさにつつまれます。 紅葉色に染まる地上世界は、北から南...
地上の星 寒露中候には菊の花が香りたかく咲くころだよ、という花鳥風月が抜擢されています。 寒露の候、2023年は10月8日から。 鴻雁来(こうがんきたる)ツバメと入れ違いに雁が北から渡ってくるころ 菊花開(きくのはなひらく)菊の花がさくころ 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)蟋...
星と風船と釣鐘と ふうせんのような蕾をつける桔梗は、梅雨のころに開花をはじめて秋まで星形の花をたのしむことができる秋の七草のひとつです。 アジア原産で日本の国土にもふるくから自生する野の花。 桔梗のどくとくな紫がかった青は桔梗色と名づけられ、平安時代から代表的な青紫の伝統色...
日本が心酔する葛、西洋を侵食するKuzu 姿形の美しさから、秋の七草にかぞえられる葛󠄀くずは、日本人のこころにふかく根ざす有用植物のひとつです。 夏の暑いさかりに冷やしていただく葛餅は四季をたのしむ格別なおやつになり、冬の寒い日にお鍋でいただく葛切りは、わが家でもお鍋マス...
地力回復菌 くさかんむりに秋の文字をあてられた萩は、まさに秋を代表するハーブ。 「秋の七草」のひとつです。 萩には種類がたくさんあり、百合や蘭とおなじように、萩の名は特性がにている種の総称ですが、秋の七草にえらばれたのは日本全土にひろく自生している山萩です。 公園などに植え...
地球をつつむイネ科植物 イネ科植物は地球世界にひろく分布する穀草、牧草で、自然草原や林をつくり、芝生にも使用される植物界の大御所クラスターです。 イネ科は地表をおおう面積では世界一、陸地面積の40%ほどを占めると考えられているそうです。 大地にひろがるイネ科植物は、動物やヒ...
秋の七草、尾花(おばな) すすきはイネ科ススキ属の風媒花で秋の七草のひとつです。 日本では古い時代に屋根をふく材料として活用していたことから、茅・萱(かや)と呼ばれる有用植物でもあり、集落の生活圏内には茅場とよばれる専用育成地がひろがっていたそうです。 日本国中どこでもみか...
歴史のふかい栽培植物 処暑の初候にあてられた「わたのガクがひらきはじめるころ」。 アオイ科ワタ属に分類された木綿は、7月ころから花をさかせて8月末から成熟した果実がはじけると、なかからわたにつつまれた種子が外界へおめみえします。 木綿は栽培種としてふるい歴史をもつ植物で80...
ベルガモット香がする松明のような花 晩夏にも花をたのしめる、開花期のながいハーブのひとつに松明花(たいまつばな)があります。 花のカタチが炎をイメージさせるので松明と名づけられ、原種は緋色ですが白、ピンク、紫などカラフルに花を咲かせます。 葉の香りがミカン科のベルガモット(...
聖なる斜面から生まれたハーブ ネイティブ・アメリカンの人々によるメディスン・ホイールは、方位と季節をそれぞれの精霊が司り、自然界のすべてを兄弟姉妹とする思想で、獅子座の季節は「木の実が熟すころ」と命名されています。 「メディスン・ホイール・シャーマンの処方箋」サン・ベア&ワ...
「山椒は小粒でぴりりと辛い」 日本の国土には古来からつかわれてきた野生のスパイス、山椒なるものがあると知ったのは、社会人になってからでした。 上京してはじめてのひとりぐらし、はじめてのおひとり様ランチをすべく、意気揚々と蕎麦屋にはいった日のことです。 テーブルのうえには一味...
スパイスの王様 インド原産の胡椒は、BC2000年ころには伝承医学で処方され、おもに泌尿器系と肝臓の不調に役立つと考えられていました。 古代において胡椒は贅沢品で、古代ローマでは胡椒と金銀がおなじおもさで交換されていたという文献ものこっています。 また貨幣のかわりに胡椒で税...
書斎の香り 英名ではルー(rue)の名まえが一般的なヘンルーダは、 学名 Ruta graveolens(ルタ グラベオレンス) ヨーロッパ南東原産のミカン科ハーブです。 ミカン科というと柑橘類のイメージがつよいと思いますが、その下部にあるグループ(属)には果樹となるミカ...
ときの流れをとめる花 7月に入ると、蓮に睡蓮、ハイビスカス、朝顔、芙蓉に向日葵と、太陽の日差しがよくにあう、凛と光をうける花たちが開花します。 7月にひらく花たちは、その色あいや大きさカタチでヒトの視線をくぎづけにして、花をみつめるその刹那、時間をとめてしまうようなフシギな...
渇きレスキューハーブ ほおずきは世界じゅうでおよそ100種が確認されているナス科ホオズキ属の植物で、そのうち約半分はメキシコの固有種です。 ほおずきの学術的な整理はいまなお活発におこなわれているようで、日本で一般的に見られる、あかく色づく日本原産種のほおずき(鬼灯、鬼燈)は...
クリア・アイ クラリセージ(clary sage)のクラリはラテン語の明るい・クリアという意味の clarus(クラールス)からきています。 別名にオクルス・クリスティ(キリストの目)があり、クラリセージの種から得られた粘液で、むかしは目の異物をとりのぞいた使用法から、その...
陰陽反転 節目の植物たち 夏至は一年でいちばん太陽がたかくのぼる、日のながい一日です。 陽気が極まり、陰気に転ずる節目の日でもあります。 日本には夏至の国民的お祭りや目立った行事がないので、うっかりすると気づかないまま過ごしてしまうこともめずらしくはありません。 過去記事、...
わさびイニシエーション わさびならではの辛味成分、鼻につんとぬける独特の風味は、体験したことがない人に説明するのにほねがおれる感覚です。 鼻のみならず目も耳も、頭部全域をわさびマジックで屹立させ、つんとしたのちスキッとする身体感覚は、半眠していた細胞たちをいっせいにめざめさ...
天下無双のシソ科ハーブ アロマやハーブをまなびはじめると、シソ科ハーブの天下無双っぷりに感服します。 日本文化をささえてきた しそ(赤紫蘇や大葉)はもちろん、バジル、ミント、ローズマリー、ラベンダー、セージ、マジョラム、オレガノ、タイム、レモンバーム、パチュリなど、アロマ業...
天然の祭壇 出自説があいまいで(いまのところ)中央アジア原産と考えられている にんにくは、BC2600年ころ古代シュメール人が粘土板に記録し、古代エジプトの医学書「エーベルス・パピルス(BC1550年頃)」に、疲労回復、強壮作用がある薬として収載されている古参ハーブです。 ...
風露草(ふうろそう)とゼラニウム 江戸時代の本草学者、貝原益軒(かいばら えきけん、1630年 - 1714年)が編さんした「大和本草」にも収載されているげんのしょうこは、どくだみ、せんぶりと並ぶ日本三大薬草のひとつです。 もっとも古くから日本人に親しまれ、もっとも活用され...
5月の菖蒲湯 5月午日に菖蒲湯につかる伝統行事は、柚子湯や桃葉湯と同じく、古くから伝わる民間療法です。 参考までに今年は5月12日が午日ですが、6月の午月入浴説もあり。 グレゴリオ暦から日にちを推測するのは、ビミョ… な感じです。 どちらにせよ旧暦5月はグレゴリオ暦でいう...
通気性よく、ふわふわです 「アジア圏の薬草」というと世界3大伝統医学から、漢方やアーユルヴェーダのイメージが強まりますが、日本には中国やインド発祥の医学が導入されるはるか以前より、植物を薬とする療法がありました。 もっとも古く記録された薬草は古事記「因幡の白うさぎ」に登場す...