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コロナ禍2年目でも変わらず夏山はやってきます。2021年夏山初めとして向かったのは実に夏の登頂が5年ぶりとなった西穂高岳。コロナ禍で訛った体が今どれだけ動かせるのか試してきました。
蝶ヶ岳は上高地から近く、穂高の展望がすばらしい山です。短時間で稜線に立てるので北アルプスの入門コースとされています。観光客であふれる河童橋から1時間で今日の宿明神館に到着。夕方、近くの明神池と穂高神社を散策しました。翌朝はハルニレに囲まれた徳沢から長塀尾根にとりつきます。名前どおりの長い尾根で、木の根が露出して展望もなく、ひらすら長い登りが3時間以上続きます。妖精の池を過ぎるとまもなく森林限界を抜け、広々とした稜線に出ました。ハイマツの稜線をたどり蝶ヶ岳ヒュッテへ。蝶ヶ岳はなだらかな山容で、南に続くどっしりとした常念岳が大きな姿を見せています。〈蝶ヶ岳稜線から常念岳〉東に安曇野、雲海の向こうに浅間山、南に八ヶ岳、西は梓川をはさんで槍穂高。来年はどこに登ろうかなどと次の山行に思いを巡らすひとときです。〈八ヶ岳遠望...上高地から蝶ヶ岳~穂高に会いたくて[蝶ヶ岳2,677m]