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日々の恐怖3月7日石の家(1)昔、解体屋でバイトをしていた。家屋を解体してると、いろんな変わった家もあるし、中から変わったもんも出てくる。特に、山の方の古民家や古民家はアツい。押入れの中に骨がギュウギュウに入ってたり、漆喰っていうか塗り物の壁の中に、長い髪の毛が入ってたり、家の真ん中に入口のない部屋があって、そこに小さい鳥居が立ってたり。結局は、何でもかんでも壊してダンプに乗せて捨てちゃうんだけど。余りにも気味の悪いもんや縁起モンは酒と塩かけて、まあ結局は捨てる。そんな中でもある日、某渓谷のとある古くからの豪邸を壊す仕事を持ちかけられた。そして俺は社長と一緒に運転手として下見に行った。家の中の残置物とかの確認は、見積もりする社長とその息子が見るから、俺は車外でタバコ吸ってジャンプ読んでた。すると田舎に珍し...日々の恐怖3月7日石の家(1)