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ブログタイトル
大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/ghanayama
ブログ紹介文
日々の出来事・奇妙な物語・童話・写真絵画を扱っています。
更新頻度(1年)

152回 / 365日(平均2.9回/週)

ブログ村参加:2006/11/17

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ハンドル名
大峰 正楓さん
ブログタイトル
大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖
更新頻度
152回 / 365日(平均2.9回/週)
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大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

大峰 正楓さんの新着記事

1件〜30件

  • 日々の恐怖 7月13日 昼寝(2)

    日々の恐怖7月13日昼寝(2)何か気持ち悪い体験したなあと、また縁側に戻ろうと何気なくガラスを見ると、手の平の跡がクッキリと残っていた。“やっぱり来てたよな・・・・!”とモヤモヤしながら縁側に座っていると、嫁と娘が帰って来た。嫁にたった今の出来事を話したが、「夢でも見てたんでしょ?」と鼻で笑われてしまった。その日の夕方、4人で夕飯を食べていると玄関のインターホンが鳴った。Aさんだった。町内会の集金に来たらしい。俺は何となく怖くて、リビングから玄関でAさんと嫁が話すのを黙って聞いていた。「今日の昼間、一度来たんだけど誰もいなくて・・・・。」「え!そうなんですか?」「車があったから、ご主人いらっしゃるかと思って、インターホンを鳴らしたんだけど誰も出なくて帰ったんです。」「えっと・・・、ああ・・・、そうだったんですね...日々の恐怖7月13日昼寝(2)

  • 日々の恐怖 7月10日 昼寝(1)

    日々の恐怖7月10日昼寝(1)日曜の昼過ぎ、縁側に敷布団を敷いて2歳の息子を胸に乗せ昼寝をしていた。しばらく経った時、急に胸に息子以外の重みが、“グッ!”と、のしかかった。“苦しいなあ。娘(4歳)が乗って来たのかなあ・・・。それにしては重いなあ・・・・。”何故か意識が朦朧として体が動かない。目を薄っすらと開けて見ると、息子が胸にしがみついて寝ているだけだった。“そういや娘は嫁と出掛けたよなあ。何だろうなあ、これ・・・・・?”と考えていると、“バン!”と急に縁側のガラスを叩かれた。相変わらず体が動かないので横目でその方向を見ると、誰かがガラスにベッタリとくっついてこっちを見ていた。ハッキリとはわからないが、近所に住むAさんというおばさんのようだった。Aさんは再びガラスを、“バン!”と叩くと、今度は、「あんた!何し...日々の恐怖7月10日昼寝(1)

  • 日々の恐怖 7月7日 花壇

    日々の恐怖7月7日花壇私の家の裏側にある小さな空き地では、近隣の住民が勝手に隅の方を耕して土を盛って花壇にしている。そんな花壇の中の一つ、うちの庭のすぐ裏、十年以上前に越した以前の隣の住人が残していった花壇に、大株の牡丹がある。毎年見事に花をつけるそれは、自分がバラを育て始めた数年前から私の疑問の種であった。2m×60㎝位の面積で盛り上げられた土に、キングローズと桃色の牡丹がある。以前は白い牡丹もあったそうだが、それは何かの工事があった際に枯れてしまったらしい。うちが越してきたのは18年程前だが、母いわく、その頃はまだ小さかったわねぇと。突然旦那様が家出された隣の奥さんが気を紛らわそうと、それまで植えていた草花を一掃して、植えつけたばかりだったという。越した頃、私は仕事を始めたばかりで殺人的に忙しく、部屋の窓か...日々の恐怖7月7日花壇

  • 日々の恐怖 7月4日 古物(3)

    日々の恐怖7月4日古物(3)私は手続きに時間もお金もかかる鑑定書再発行を断念し、(叔母にそう告げた)自分も手伝って、手裏剣をとにかく早く引きとってくれる同業者を探しました。いるんですよ、こういうわけありの品でも全然平気だという方や、こういう品こそ手に入れたいという変わり者が。やっとある男性にひきとって頂くことが決定し、品物を渡しました。何と、それからピタリと叔母・叔父周辺の怪異が止まりました。叔父のガンですが、大手術の結果、「危機一髪だったね。」とお医者様に言われる状況で何とか助かりました。転移はないし、現在も再発もなく元気に暮らしております。結局、甥っ子は怪我つづきでリストラ(つか自主退職?)になったりもしましたけど。TVなんかで『いわくつきの品』というのを見ることがありますが、(心霊番組などで)「うちの身内...日々の恐怖7月4日古物(3)

  • 日々の恐怖 7月1日 古物(2)

    日々の恐怖7月1日古物(2)そして結局、手裏剣は叔母家の倉庫に保管されたままになりました。当時、身内の介護で実家と往復生活をしていた叔母・叔父としても、再交付に行く時間もなかったんです。以来5年の間に、まず叔父が怪我をしました。自転車に乗っていて横断歩道で人とぶつかったのに、徒歩だったほうの人は無傷で、何故か叔父だけ数ヶ月松葉杖をつくほどの怪我を負いました。次が叔父の実父。脳梗塞で倒れました。そして、叔母・叔父の子供が帯状疱疹で入院。どう説明すればいいのか…。病気怪我なんて何時だれが襲われるかわからないよ、と言われればそれまでですが、上記以外にも、まるでローテーションでも組んでいるかのように、叔父自身⇒叔父実父⇒甥っ子の3人が、代わる代わる怪我・病気になったのです。私はピンと来ていませんでしたが、この後で叔父が...日々の恐怖7月1日古物(2)

  • 日々の恐怖 6月28日 古物(1)

    日々の恐怖6月28日古物(1)私もほとほと間抜けだったなと思う、今日この頃ですが、11年前の話です。当時勤務した会社の女性の先輩で、何となく、“そりが合わないな・・・。”と感じる人がいました。新人だった私には親切にして下さるんですが、どこか裏があるような印象でした。そんな彼女が、私の叔母夫婦がアンティークショップを経営していると知るや、私に住所を聞き出し、「アンティーク、すっごく興味あるから今度行かせてね。」と言いました。そして数日後に叔母から電話があり、本当に先輩は叔母の家を訪ねたそうです。その時、叔母はいい顔をしていませんでした。「あんたの先輩だけど。う~ん・・・・。何なのあの人。いきなりお店に入って来て。それはまあお客さんだからイイんだけど、あんたの先輩だと名乗り、古い手裏剣を数枚置き去りにしてったのよ。...日々の恐怖6月28日古物(1)

  • 日々の恐怖 6月26日 誘引のお話 (4)

    日々の恐怖6月26日誘引のお話(4)意外なことはまだあった。それは、警察官が呟いた一言だった。「またか・・・。」“またか・・・?何だ?またかって!?”警察官の不自然な言葉を疑問に思って、俺は聞いてみた。「またかって、どういうことですか?」「あまりこういうことは言わないほうがいいかも知れないけど、君も関係者だし、知っていてもいいかもしれないし・・・・・。」そう言いながら、警察官は話してくれた。“友人のような変死が初めてではないこと。同じ事が同じマンションの同じ部屋で何度か起こっていること。原因が警察でも判らないこと。”結局、友人の死はノイローゼによる突発的な自殺ということになった。悲しみというより、驚きだった。色々なことが、何がなんだか解らないまま終わっていった。俺は、友人が何を聞いて、何に恐怖していたのか分から...日々の恐怖6月26日誘引のお話(4)

  • 日々の恐怖 6月23日 誘引のお話 (3)

    日々の恐怖6月23日誘引のお話(3)でも、もう友人はこっちの話を聞こうともしない。「止まった!!今、扉の前にいる!!!」俺が、「じゃぁ、開けて見てこようか?」っていうと、激しく止めてきた。「止めてくれ!開けないでくれ!!いるんだ、そこにいるんだ!!」「大丈夫だろ!何も無いじゃないか!」こっちも語気を荒くしてなだめようとする。すると、急におとなしくなったかと思うと、友人はこう言った。「・・・ダメだ、ずっとこっちを見てる。もう、逃げられないよ。」「おい、何言ってるんだ!?何も無いだろう!?大丈夫だろ!?」友人の一言が、異常なほど恐怖心を駆り立てた。友人は、「ああ・・・、叩いてる!扉を叩いてるよ!!」って言ったかと思うと、「うわあああああああ・・・・・・・!」と叫びながら、扉に向かって走っていった。あまりの突然のこと...日々の恐怖6月23日誘引のお話(3)

  • 日々の恐怖 6月20日 誘引のお話 (2)

    日々の恐怖6月20日誘引のお話(2)しつこいのもあるけど、“ちょっと面白そうだな・・・・。”って気持ちがあって、「解った・・、行くよ。」と言うと、「ありがとう、ありがとう・・・・。」って、繰り返し言ってた。そんなこんなで週末に友人宅のマンションを訪れて、他愛の無い話や、テレビを見たりゲームをしたりして遊んでいた。そして、23時半くらいになって幽霊の話を始めた。「なぁ、幽霊が階段を昇って来るってどういうことだ?」「一週間くらい前から、家の前の階段を昇って来る足音がするんだ。でも俺にしか聞こえてない。親に言っても、そんな音は聞こえないって言うんだ。」「んで、今日階段を昇りきるっていうの?」「ああ、階段を数えたから間違いない。確かに今日、家の前に来る。」「通り過ぎるってことはないのか?まだ上もあるだろ?」「それも考え...日々の恐怖6月20日誘引のお話(2)

  • 日々の恐怖 6月17日 誘引のお話(1)

    日々の恐怖6月17日誘引のお話(1)高校のとき仲の良い友人が、「週末、家に泊まらない?」って誘ってきた。「親もいなしさ、酒でも飲も~ぜ。」って。特に用事もなかったけど、俺は断った。でも、しつこく誘ってくる。「他をあたれよ。」そう言っても、なぜか俺だけを誘ってきた。あまりにもしつこいので、「なぁ、お前一人じゃ怖いのか?」と、からかってみたら、急に黙り込んだ。「なんだ、図星か?」って追い討ちをかけてみると、突然真面目な顔になって、「なぁ、お前、幽霊って信じるか?」なんて言ってきた。“なんだ、こいつ・・・。”と思いながら、「まぁ、見たことは無いけど、いないとも言い切れないかな。」って答えた。「じゃぁさ、週末に家に来いよ。幽霊はいるって解るよ。」なんて言いやがる。「ふ~ん・・・・で、見に来いっての?でも、止めとくよ。」...日々の恐怖6月17日誘引のお話(1)

  • 日々の恐怖 6月15日 寒い (2)

    日々の恐怖6月15日寒い(2)当時は認知の人が入院してたから潜り込んだかと思って、布団を触った瞬間、行方不明の人の声で、「寒い・・・・。」って聞こえて、サブイボが手先から全身に広がって、凍りそうなくらい体が冷えた。声にならない声で、アヒアヒ悲鳴をあげながらも詰所に帰って、背後が怖くて壁に背中張り付けて相方が戻るのを待ってたときに、病棟師長から電話があった。行方不明の患者が海で見つかったとの連絡だった。落ちは特にないんだけど、それ以降夜勤をするとその患者が背後に現れるようになった。その患者がいるときはとにかく寒くなって、真夏でもカーディガンを羽織るくらいで、自分自身も仕事に集中できないし、あの病室だけはきちんと対応する自信はないしで、異動願いを出し異動させてもらったが、変わらず現れるからその病院を辞めた。今は働い...日々の恐怖6月15日寒い(2)

  • 日々の恐怖 6月12日 寒い (1)

    日々の恐怖6月12日寒い(1)自分は病棟看護師だけど、霊感の類はあまりない。それでも視界の隅に何かが見えることはよくあるし、たまに堪らなく怖いと感じる日がある。前の病院は病室が縦並びに2列あってコの字型になってて、突き当たりが窓って作りだったんだけど、夜中の巡回中に背後に、“ゾワっ・・・・・!?”って感じたら、眼前の窓硝子に映ることがちょいちょいあった。ある日、入院患者さんが退院前リハで一泊帰宅とかしてるときに行方不明になった。捜索願出して病院側も職員がご家族と一緒に探してたから、夜勤を自分が交代してすることになったんだけど、その日は急変があってとにかく忙しくて、交代したことを後悔してた。三時過ぎに急変した人の家族が来て、相方の看護師が対応してたから、自分が1人で巡回と併せて処置が必要な人のとこをまわってた。そ...日々の恐怖6月12日寒い(1)

  • 日々の恐怖 6月8日 ワイの話(23)

    日々の恐怖6月8日ワイの話(23)周囲を見渡して妹は戸惑う。「えっ!?あれ!?お兄ちゃん!?」寝ぼけているのかと思ったが、妹はワイをじっと見ると急に泣き出してしまった。「お姉ちゃんがいない・・・・!」昨日と立場が真逆に変わり、今度はワイが泣きじゃくる妹の頭を撫でた。妹の話をまとめると、大体こんな感じだ。妹は夢で、“姉”に、「お兄ちゃんを助けてあげて!」と呼ばれて昨日、訪ねてきたらしい。駅に着いた時くらいまでの記憶はあるようだが、その後の記憶はぽっかり抜けているようだ。部屋探しの時に手伝って貰ったので、一応妹はワイの家を知っていたが、昔から道を覚えるのが苦手な妹が、どうやって一人でここにたどり着いたのか疑問に思っていたが、話を聞いてワイは何となく納得した。それなら点が線になって繋がる。いつもと違った表情に感じたの...日々の恐怖6月8日ワイの話(23)

  • 日々の恐怖 6月5日 ワイの話(22)

    日々の恐怖6月5日ワイの話(22)幸い、貯金と失業保険でしばらくは暮らしていけたが、ワイはその先を考えることもせず、スマホの電源を落として誰とも連絡を取らずに、ただただ部屋にこもり、日々を過ごした。そんなある日、突然、妹が部屋を尋ねてきた。会いたく無かったので無視しようとしたが、情けないことにワイは相当、追い詰められていたようで、縋るようにドアを開けるなり妹に抱きついて、“ピーピー。”と泣き出してしまった。妹は何も言わずに普段とは違った表情で、ずっと泣いているワイの頭を撫でてくれた。いつの間にか泣き疲れて眠ってしまったのか、目を覚ますと朝になっていた。記憶は無いが、ワイはソファーで眠ったようでベッドには妹が寝ていた。正直、昨日の、“ピーピー。”と泣く恥ずかしい自分の姿を思い出すと、これから妹にどんな顔で話せばい...日々の恐怖6月5日ワイの話(22)

  • 日々の恐怖 6月2日 ワイの話(21)

    日々の恐怖6月2日ワイの話(21)ケラケラと笑うワイとは対照的に、妹は真剣な表情だった。「緑髮の人とは絶対に付き合っちゃ駄目だよ?」「流石にそんな個性的過ぎる髪色の人とは、絶対深い仲になる事は無いから大丈夫だよ。」「お兄ちゃんは女運が無いんだから、本当に気を付けなきゃ!」いくら何でも、緑色の髪をした女性がまともじゃない事くらい言われずともワイにも分かる。昔から妹はワイの付き合う女性に、とやかくお節介焼きのように口を出していたので今回もそれだろう。“緑髪・・・・。”ここでワイは一人だけ緑髮の人、いやキャラを思い出した。“初音ミク!”確かに学生時代のワイをオタ趣味に引き込んで、やや人生を狂わした元凶とも言える。“これ以上深みにハマると婚期を逃すぞ!”と妹は忠告したいのだろう。あーだこーだ言う妹に、“お前も早く結婚し...日々の恐怖6月2日ワイの話(21)

  • 日々の恐怖 5月30日 ワイの話(20)

    日々の恐怖5月30日ワイの話(20)卒業後、ワイは周囲の反対を押し切って、地元からかなり離れた場所で就職した。この時からマッマや祖父母とは離縁したような状態になってしまったが、妹や弟とは今までと変わらず、たまに連絡を取っていた。新生活を始める前に、ワイは会社の近くで新たに借りる部屋を探す時、地元から妹を呼び、部屋探しを手伝って貰った。二人で不動産屋に行くと、大抵夫婦に間違われ、広めの部屋を勧められた。その都度、妹だと説明する要らない労力もあったが、それよりもこれから自分の住む部屋に幽霊がいるよりはマシだろうと思った。無事に部屋探しを終えて、妹が地元に帰る前にワイに尋ねてきた。「お兄ちゃんって今、付き合ってる人、いる?」「いると言えばいる、かな~。多分、春からは遠距離になるから、近い内に終わると思うけど・・・・。...日々の恐怖5月30日ワイの話(20)

  • 日々の恐怖 5月28日 ワイの話(19)

    日々の恐怖5月28日ワイの話(19)話をまとめるとこうだ。ワイの部屋に泊まった日の夜、妹の枕元に女の人の霊が妹を頼って話し掛けて来たらしい。その女性は一生懸命、妹に何かを話して説明しているようだったが、妹には分からない言語だったので、何を言っているかも全然理解出来なかった。唯一、マレーシアだけは聴き取れたようで、妹はその女性の霊はマレーシア人だと分かったようだ。泊まってる間、妹はずっと話し掛けられていたようだったが、「言葉が分からなくて、力になれなかった。」とポツリと言った。「都会だと、あんなこともあるんだね!」何だか部屋にいるのがマレーシア人の女性の霊だと分かると、怖さよりも面白さの方が優って、どうでも良くなった。電話の終わり際に、妹が言う。「お兄ちゃんは、すぐに女の人に頼られちゃうから、付き合う人には気をつ...日々の恐怖5月28日ワイの話(19)

  • 日々の恐怖 5月26日 ワイの話(18)

    日々の恐怖5月26日ワイの話(18)「姉ちゃんが言うには、兄ちゃんが今住んでる部屋に幽霊がいるみたい。」「ふぁっ・・・・!?」ワイはゆっくりと部屋を見回した。「兄ちゃん・・・?」「お、おう。そうか、分かったわ、じゃ!」ワイは、すぐに電話を切る。“ピッ!”前にも話したが、ワイは見栄っ張りなのだ。“弟に情けない姿は見せない!兄だから!”そして、ワイは直ぐに妹に電話を掛ける。“ピリピリピリピリ・・!”“ピッ!”妹が電話に出た。「もしもしー?お兄ちゃんどしたのー?」「今、電話大丈夫か?」「んー?大丈夫だよー!」「お兄ちゃんの部屋に、幽霊いるって、マジ・・?」「えっ?マッマから聞いたの?」「弟から聞いた、マジなの?ねぇ?マジなの?」「ちょっと、お兄ちゃん落ち着いて、ね?」「どこにいるの?ねぇ?マジ、どこーーー!?」「大丈...日々の恐怖5月26日ワイの話(18)

  • 日々の恐怖 5月22日 ワイの話(17)

    日々の恐怖5月22日ワイの話(17)それから数日後、弟から電話が掛かってきた。「兄ちゃん!今度は俺も、そっちに行くから!」「おう、マッマの許可降りたらな~。」お土産に買ってきて欲しかった服が無かったとか、姉ちゃん(妹)は自分の物で頭いっぱいで弟の物を忘れていたとか、ワイはたわいもない愚痴を聞かされた。大きくなっても、“ぽけらっー。”として抜けてる妹は、“小さい頃とあんまり変わらないな~。”とかワイが思っていると、電話越しの弟が急に真面目なトーンになった。「ちょっと、兄ちゃんに話したいことがあるんだけど・・・・・・。」「どした?」「姉ちゃんが帰ってきてから、家族会議があったんだけど・・・・・。」「家族・・、会議・・・・?」少なくともワイが実家にいる時には無かった制度に、“何事か・・・・・??”と疑問符が浮かぶ。弟...日々の恐怖5月22日ワイの話(17)

  • 日々の恐怖 5月19日 ワイの話(16)

    日々の恐怖5月19日ワイの話(16)月日が経ち、あれから特に不思議な事が起きなくなった。マッマ曰く、「もう多感な時期を過ぎたから、妹ちゃんはみえなくなったんじゃない?」と言っていた。まぁ、人にはみえないモノをみえると言わない方が良いって事を知るくらい妹も成長し、大人になったのだろう。ワイは進学を機に、ど田舎から脱出し、独り暮らしを始めた。長い休みになると様子見と称し、実家から妹が遊びに来た。「行きたいお店があるの!」見せられた紙には、数点の服屋の名前があった。もちろん、妹は場所を知るはずも無いので、ワイがナビして買い物に付き合う。割と都会(当社比)なので、地元のど田舎にある古い服屋では出来ないような買い物に妹は終始、楽しそうにはしゃいでいた。ワイはいつも妹や弟がいる実家を疎ましく思っていたが、独り暮らしを始め、...日々の恐怖5月19日ワイの話(16)

  • 日々の恐怖 5月17日 ワイの話(15)

    日々の恐怖5月17日ワイの話(15)怖がる妹をワイは後ろから押し、曽祖母のベットに近づけて、二人で一緒に曽祖母の手を握った。曽祖母の手は細く冷たかったので、ワイは手を摩るように動かす。妹も真似て、手を摩ると曽祖母は頷くように小さく頭を動かしていた。あのお見舞いから、日がそれほど経たない内に曽祖母は亡くなった。マッマは病室で言われた通り、祖父母の家にある、以前曽祖母が使っていた茶箪笥を調べて、また驚いていた。「これね、マッマが小さい頃に、おばぁちゃんがお守りだって渡してくれたのよ。」聞くと、その金の指輪は曽祖母の結婚指輪だったらしい。マッマも小さい頃は妹と同じように不思議な体験をしていて困っていたが、曽祖母からこの指輪を渡されてから、徐々にその不思議な体験が減っていったとか。ただ、曽祖母から譲り受けた物で大事にし...日々の恐怖5月17日ワイの話(15)

  • 日々の恐怖 5月15日 ワイの話(14)

    日々の恐怖5月15日ワイの話(14)妹が小学校の高学年になった頃、また妹が学校を休みがちになった。お守りとして付けていたキーホルダーがいつの間にかどこかに消えてしまい、ワイも何度か一緒に探したが結局、キーホルダーが出てくる事は無かった。そんな時、入院している曽祖母がもうあまり先が長くないというので、マッマとワイと妹はお見舞いに行った。曽祖母は随分前から施設に入っていて、少なくともワイが記憶している限り、その病室でしか曽祖母を見た事が無かった。以前お見舞いに行った時、曽祖母はワイのマッマを見てバッバの名前を言っていた。ワイをひ孫と認識していないようで、ワイら兄妹が病室を訪れても叔母や叔父の名前ばかり言っていた。そんな状態なのでバッバやマッマはあまり曽祖母の話をせず、お見舞いに行く回数も非常に少なかった。ワイは子供...日々の恐怖5月15日ワイの話(14)

  • 日々の恐怖 5月10日 ワイの話(13)

    日々の恐怖5月10日ワイの話(13)ポチは、ワイより妹に懐いていたから、ワイはそれをあまり面白く思っていなかった。「もしその子の首輪が残っていたら、小さく切ってキーホルダーにして妹ちゃんに持たせてあげて。」「きっと、またその子が妹ちゃんを見つけて守ってくれるから。」「ただ、その子もずっとこの先も一緒にいる事は出来ない。いえ、あまり長い間、止まらせては酷だから。」「それまでに、妹ちゃんが対処を憶えてくれれば大丈夫だけど・・・・。」「もし、また妹ちゃんが困ったら、いつでも相談して下さい。」マッマとバッバが、「ありがとうございます。」と礼を繰り返す中、ワイも拝み屋さんに話し掛けられた。「妹ちゃんも優しくて頼られるけど、君は女の子に頼られるから気を付けなさい。妹ちゃんには優しくて、ね?」そのおばさんが帰り際に、玄関でバ...日々の恐怖5月10日ワイの話(13)

  • 日々の恐怖 5月7日 ワイの話(12)

    日々の恐怖5月7日ワイの話(12)それから数日後に親戚でも無い、ワイが覚えている限り、まったく知らない見たことも無いおばさんが祖父母の家に来た。マッマはワイに、その人はバッバが頼って呼んだ“拝み屋さん”だと説明してくれた。これからマッマとバッバがその拝み屋さんと話すから、寝ている妹を見てて欲しいとワイは頼まれたが、ワイも話を聞きたいとゴネゴネとゴネて、その話に同席した。拝み屋さんは、寝ている妹をしばらく、“ジッ。”と見つめた。そして、拝み屋さんは、順に話し始めた。「○○(妹)ちゃんは優しくて、周りの良くないモノから頼られてしまう。」「昔、犬を飼ってましたね?」「ちょっと前までは、その子が妹ちゃんを良くないモノから守っていた様だけど・・・。」「今は家が変わって、その子が妹ちゃんから離れてしまったみたい。」「それで...日々の恐怖5月7日ワイの話(12)

  • 日々の恐怖 5月5日 ワイの話(11)

    日々の恐怖5月5日ワイの話(11)学校に入ると妹は火を付けたように泣き出し、ワイにはもう手が付けられなくなった。「大丈夫、兄ちゃんがいるから怖くない!○○(妹)は、何が怖いのか兄ちゃんに言え!そいつを直ぐに、兄ちゃんがやっつけてやるから!」何度妹に言い聞かせても、妹は怖いと繰り返し怯えるばかり。狼狽しながらワイは助けを求めて職員室へ行こうとしたのだが、妹は、「怖い!怖い!」と抱きついて離れないので、妹を引きずるようにワイも半泣きで担任を頼るために職員室へと続く廊下を歩いた。途中で妹がゲロを吐いて気を失った。ワイは妹が死んでしまったと思い、一人で半狂乱になりながらダッシュで職員室へと駆け込んだ。最強に面倒な兄妹だったが、ワイの担任は非常に優しかったので嫌な顔を見せずに、ゲロまみれで倒れる妹を保健室まで運び、マッマ...日々の恐怖5月5日ワイの話(11)

  • 日々の恐怖 5月3日 ワイの話(10)

    日々の恐怖5月3日ワイの話(10)妹が不登校になって2週間くらいが過ぎた頃、遂にワイは、“このままでは、ワイまで馬鹿にされる!”という身勝手な焦燥感から無理矢理、妹を学校に連れて行こうとした。妹が小学校に上がった直後は兄貴風を吹かし、慣れるまでは登下校を共にし面倒を見ていたが、次第に妹と一緒に登下校するのが嫌になり、ワイは友達と通学するようになっていたが、その日は嫌がる妹を怒鳴りながら準備させ、迎えに来たワイの友達と一緒に学校へと向かった。道中、「もし誰か妹をいじめてる奴が居るなら兄ちゃんが守ったる!」「勉強が分からないなら兄ちゃんが教えたる!」とワイはとにかく妹に言い聞かせた。ワイの友達と皆んなで学校に行くのが楽しいのか、妹はまるで遠足に行くみたいに登校を楽しんでいた。だか、学校に近づくにつれて妹の表情が曇る...日々の恐怖5月3日ワイの話(10)

  • 日々の恐怖 5月1日 ワイの話(9)

    日々の恐怖5月1日ワイの話(9)弟が産まれてから、数年後に両親が離婚した。DVもあったので親権はマッマになった。だが父親は長男で、その長男であるワイだけは田舎特有の家督重視な習わしを持つ父方の祖父母が手放したくないと、かなり揉めたようだった事をワイは後に知る。ワイ自身、暴力を振るう父親が大嫌いだったので、初めからマッマについて行くと決めていた。暫くはマッマの祖父母の家で暮らしていたが、離婚を含めた環境の変化が原因なのか小学校低学年の妹はかなり情緒不安定になり、学校に行くのを嫌がるようになった。ワイは片親だからと周りから言われないように学業を頑張ったが、学校に行かない妹に次第にイライラを感じていた。元々、妹はアホなのかワイはいつも妹の宿題に付き合い、勉強を教えていた。「はぇー、おにいちゃんすごい!」「先生の話を聞...日々の恐怖5月1日ワイの話(9)

  • 日々の恐怖 4月27日 ワイの話(8)

    日々の恐怖4月27日ワイの話(8)それで、ワイが大人になってから、たまたま路肩で怪しい姓名判断士を見かけた時の話だ。正直、ワイは姓名判断なんて胡散臭いと思いながら、冗談半分にからかうような気持ちで、「近々、子供が産まれるので・・・・。」と嘘をついて占って貰った。それも、ワイの名前で・・・・・。要約すると、「もし、この名前を長男に付けようとしてるなら、絶対に辞めた方が良い。」「考えられる限りの中で、一番最悪なくらい良くない。女運も壊滅的に悪い。もし名前に拘りがあるにしても、長男にだけは絶対に付けては駄目。」「全体的に悪いけど、特にこの名前だと長男は家を守らず、必ず外に出て行き、家が壊れる。」だった。話を聞いたワイは、動悸が止まらなかった。あまりにも、今のワイに当てはまり過ぎて、軽く恐怖すら覚えた。占い師が言った。...日々の恐怖4月27日ワイの話(8)

  • 日々の恐怖 4月25日 ワイの話(7)

    日々の恐怖4月25日ワイの話(7)ワイが小学生になったくらいの時に、マッマのお腹が大きくなった。赤ちゃんがいるとマッマに教えられ、よく妹と二人でマッマのお腹に話しかけていたのを覚えている。妹は何度教えても、赤ちゃんを舌ったらずな感じで『かーちゃん』といつも呼んでいた。ワイは妹よりも一緒に遊べる弟がずっと欲しかったので、まだ性別が分からない頃から、しつこくマッマに、「ねぇ?弟?」と何度も何度も聞いていた。マッマは、「まだ分からないよ~。」と言っていたが妹は何故か、「かーちゃんは弟だよ!」と笑ってマッマのお腹に話しかけていた。それから暫くしてワイはまたお兄ちゃんになった。産まれてきたのは弟だった。名前の一文字目を取ると『か』ーちゃん。妹はお腹にいる時と同じように、今でも弟をかーちゃんと呼んでる。童話・恐怖小説・写真...日々の恐怖4月25日ワイの話(7)

  • 日々の恐怖 4月22日 ワイの話(6)

    日々の恐怖4月22日ワイの話(6)妹は小さい時、舌ったらずな話し方だった。何度教えても『ヘリコプター』を『へこぷたー!』と言ったりしていた。ある日、家で妹と遊んでいると急に妹は怯えて怖がり、泣き出した。人形を使ってヒーローごっこをやっていた最中、悪者役の怪獣(妹)が途中で抜けてしまったので、ヒーロー(ワイ)は激おこだった。ワイは、「続き、はよやるぞ!」と妹に怒鳴るが、妹は怖がって泣くばかり。「何が怖いんだよ!?」ブチギレて妹に問い詰めると、妹は窓を指差す。「ぼうしをかぶったひとが、こっちみてるの!!!」ワイも窓を見る。窓は閉まっていて、外の様子はまったく見えない。でも妹は窓を指差し、泣き続けている。ワイはすぐに妹の手を引いて、ダッシュでマッマのいるキッチンへと移動した。ワイはすぐ、マッマに、「誰かが窓から覗いて...日々の恐怖4月22日ワイの話(6)

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