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微分法ニュートンは、瞬間における速度や加速度を定義するために微分の概念を導入した。時間の関数をグラフに描いたとき、その曲線への接線の勾配を微分係数という。ライプニッツは、独立変数の微小変化に対する関数の変化の比率を考えた。その極限を微分商という。両者は同じものとなるが、その用語は微分概念の2つの側面を表している。図1 微分係数初等関数のような普通に考える関数\(y=f(x)\)は、ほとんどの点で微分可能である。つまり、$$\lim_{\D
前回、イギリス経験論で形而上学的な部分を探したら思ったよりも少なくて入れなくてもいいかも、という結論が出てきました。今回はライプニッツを見てみます。ライプニッツの思考の基本的な原理、「不可識別者同一の原理」からは、存在するものはすべて識別可能なそれぞれの個体である、という考え方が読み取れます。個体に関する彼の考え方には高い倫理性を感じるのですが、「近代形而上学」と連結して考えるのは難しいかもしれま...
~制服の色が違う特別な中学校~ 自分から進んで受けたわけではありませんが、僕は中学受験をしたことがあります。親が勧めるままに2つの特色ある中学校を受験することになりました。 今から思えば、その手続きに小学校の担任は大変だったことでしょう。学区内の中学校に普通に進学していれば、しなくてもよい仕事を作ってしまったからです。 2校とも自宅からバスを乗り継いで、通学に約1時間かかるところにありました。中学...