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いつまでも暑いね、なんて云ってると秋に思い知らされる、もうけっこう寒いのさ
日本の高速道路網は1966年に総延長7600kmと計画してはじまり1987年の第4次全国総合開発計画において高規格道路を含め全国に14000kmにまで拡張した計画では21世紀初頭(2010~2015年)に完成予定であったが実際それから10年経った現在なお70%程の進捗率にとどまるそれでも実際に地方部や山間部に走りに行くとつまらないトンネルと高架橋ばかりの果てしない直線路に出くわし道路インフラとオートバイ趣味は相反するものだと落胆することが増えているけれどもちろん道路は国家の基盤だ災害大国の日本において安全で確実な交通の確保は最優先の課題と云える川の流れに沿って崖を切り開いてできた旧来の幹線国道は大雨の度に土砂が流れ路盤を流失させるし金網で覆われた高い崖の下の道路を息を止めて走りすぎるなんて経験は先進国のあ...いつまでも暑いね、なんて云ってると秋に思い知らされる、もうけっこう寒いのさ
あんまり走らないと余分なモノを買いがち、ETCキャンペーンに乗っかる
田んぼではすでに稲穂が重たく垂れさがりセミたちの声もすこし大人しくなったかないつもならアブラゼミからツクツクボウシにスイッチしている頃だがなんだかツクツクボウシの忙しない声が今年はまだ聞こえない台風が接近してきている夕べは床に就く頃土砂降りの雨になって激しい雷鳴にハッと目覚めてしまうほどだったクロ介のオカメ(エンジンフロントカバー)の下からオイルが滲んでいたおそらくジェネレーターのシャフトのシールが劣化したのだろうが先日、ジェネレーターの修理の時に一緒にやってもらおうか否か迷っていたのだテックMCへ寄って見てもらったら予想どおり経過観察にしましょうという事だった確かにまだオイルが滴り落ちるようなレベルではないオカメから漏れたオイルがじんわりと広がってオイルパンまで汚しそのオイル染みに砂ぼこりが付いてとても...あんまり走らないと余分なモノを買いがち、ETCキャンペーンに乗っかる
暗く湿ったフェリーの船倉で待つアイツを思うと少し気が晴れた 北海道のこと その4
本州に住む者にとって北海道とその他の地との決定的な違いはここだ自宅の前の道路にオートバイを出していつもの路地を抜け、幹線の国道へ出るそのまま野を越え山を越えいつかの街を行き過ぎて海を越える大きな橋を渡ったりまだ見ぬ地につながる道路を走り抜けそしてもうここより先に道はないと辿り着いた先にぽかりと浮かぶ海の向こうの大きな島ツーリングをしているとずいぶん遠くまで来ちまった、と感慨に耽る時があるがそれは家の前からこんなところまで「道」はつながっているのだという事への感慨でもあるそして最果ての岬の先に浮かぶあの大地へはその「道」はなんと繋がらないのだ北海道とそれ以外の地の決定的な違いそれは「道が繋がっているのか、いないのか」だ北海道が島ならば船に乗り込む必要がある北海道を目指す長距離フェリーの航路にはいくつかあるが...暗く湿ったフェリーの船倉で待つアイツを思うと少し気が晴れた北海道のことその4
北海道と名付けられ150余年、けれどその遥か昔からそこに在ったと自然はボクに迫ってくる 北海道のこと その3
羊蹄山(蝦夷富士)元は後方羊蹄山と書いてシリベシヤマと呼ばれていたあの美しい山容を眺めながら「で?どこが羊の蹄?」「前方の羊蹄山はどれ?」とアタマを傾けたり写真をひっくり返したりして心当たりを得ようとするが実際見当もつかないだろうそれは全くのお門違いだからだ今とは正確な地域は異なっているのかもしれないが元は日本書紀に記述のある「後方羊蹄」の地名に由来している田畑の畔によく見るギシギシのむかしの云い方が「シ(之)」というそうだがそのギシギシの漢名(漢方薬名)を「羊蹄」と表すことから「後方=シリベ」「羊蹄=シ」と宛てたシリベシの地にある山ということから「後方羊蹄山」と書いて「シリベシヤマ」と読んだ(因みに現在シリベシは「後志」と表記される)その後昭和の中ごろに地元の人たちからの要望があってすでに云い慣らされて...北海道と名付けられ150余年、けれどその遥か昔からそこに在ったと自然はボクに迫ってくる北海道のことその3
わざわざ40時間もフェリーに揺られて着いた彼の地にボクは何を見たのだろうか 北海道のこと その2
どんな走り方が好きなのか、と問われればただただ黙々と距離を稼ぐような走り方だろうか若いころから健診結果の数字が悪くて医者からあれはダメこれは控えてと云われるうちにすっかり食べることに興味を失いいまでは土地の名物もインスタの映え飯にもちっとも食指が動かない美しい景色とかすごい景色とかの類いも片っ端から名所を回るうちにすぐにトキメかなくなっていっただからボクにとってツーリングは普段の散歩走りとあまり変わりがないけれど散歩していてもとても楽しく満足できるので本当は遠くまで行ったり泊りがけで走ったりしなくてもいいと云えばいいなのに北海道を走ることは特別だと感じるのだそれを説明しようと自分自身の頭の中を分析してみたけどどうにも答えらしいものは見つからない見つからないのに特別だという感覚はいったい何に、はたまた何処に...わざわざ40時間もフェリーに揺られて着いた彼の地にボクは何を見たのだろうか北海道のことその2
ツライ記憶の方が強く残るのはヒトのサガ、それともボクのサガ 北海道のこと その1
人間の記憶とはおよそいい加減なものだけれど「快」の記憶より「不快」の記憶の方を優先的にしかもしっかりとアタマの何処かに仕舞い込むような傾向があるような気がするそしてその「不快」の記憶もそれを体験しているとは印象がまるで違ってしまっていて記憶の中の「不快」は辛く苦痛を伴うはずなのに逆になぜだか愛おしいような瞬間に感じさせてきたりしないだろうか5月の22日から一週間北海道を走ってきた十数年ぶりの北海道はやはり素晴らしく感動的で苫小牧でフェリーを下り支笏湖へ向かう樹海の中の国道を走り始めた瞬間に普段とは違う自分になったように感じる程の高揚感に包まれた青空に叫び森の木々に叫びすれ違うライダーたちに手を振ったこんなの自分じゃないなと、笑ってしまう自分が愛おしいほどなのだけれど5日間1700kmを走った結果もっとも印...ツライ記憶の方が強く残るのはヒトのサガ、それともボクのサガ北海道のことその1
一日の寒暖差が大きいのが厄介でもあるがよく晴れた日の昼間はとても爽やかで本当に気持ちが良い季節落葉樹たちの芽吹きも盛んで山は一気に生気を取り戻したタイヤの状態が悪くて交換を迷っていたSRやはり北海道へ行く前にタイヤ交換しておくことにしたいつものテックモーターサイクルへ相談に行くといろいろ提案されたが結局ブリジストンのアコレードに決めたブリジストンのHPを見るとクラシックなパターンもさることながらグリップ性能にも特化させているようでこの手のタイヤに見られがちな「ウェットグリップ性能を向上させ」という文言ではなくストレートに「高いグリップ性能」と謳っていて好感が持てるフロントタイヤが純正指定と同じサイズの設定が無く一回り小さい90/90-18サイズをチョイススペック表によれば純正指定タイヤブリジストンバトラッ...ACCOLADO(アコレード)をSRに履かせてみる
「春」と云ってももう良いのだろう水面を渡ってくる風が緩やかに南から吹き付けるこの海岸今日は波も穏やかで遠くまでふんわりと凪いでいたアルコールストーブで沸かした湯でコーヒーを淹れると少しコーヒーにアルコールの匂いが移ると思わない?あ、思わないかそんなもやもやとしたコーヒーを啜りながら渚に打ち寄せる波を飽きもせずに眺めているこの海岸にはもう40年以上前から繰り返し来ているけど海の方を眺めている限りでは本当に何も変化が無くて遠くに見える渥美半島に少し風車が建ったくらいか消波ブロックも防波堤もそのままだからここへきて海を眺めているとまるで時間が止まっているかのように感じる過去も未来も何も変わらずボクが生まれる前もボクがいなくなった後もここでは本当にそんなことがどうでも良いと思えるから不思議だ自分の意識をどこかへ放...未知の体験にサルは繰り返しスロットルを捻り続ける春
このところの暖かさに驚いたのは雲雀たちどいつもこいつも慌てふためき我先にと競いあっては花粉交じりの空へ昇っていくおかげで長閑な冬枯れの田畑にはそこいら中でけたたましい囀りが響き渡ることになるそれはもう大騒ぎそういう人間様の方だって予想外のこんな陽気何とはなしにホッとした気持ちにもなるもんだ雲雀たちも人間も同じ国に暮らす朋輩ということか私事で云えばこの冬に新しいオートバイを手に入れたりしたもんだからいつもの冬よりマシマシで春を心待ちにしているだからこんな陽気ならもう山へ行っても良いかもと、途端にそわそわざわつき始める今日この頃だ走り出してみるとまだまだ路面には乾ききらずにウェットパッチが残るそれでも気温はこの時期としては異様に高くフリース素材のスウェットに綿のスイングトップを羽織っただけだ首元を抜けていく風...突然の春の陽気に誘われて山へ踏み込んでみた
いろんな理由を考えつくもんだオートバイを買うためならねモーターショーの会場で目が合った、とかオートバイ屋の店先で「一緒に帰ろう」と云われた、とかまあまあ大概は下らない言い訳にすぎないもちろんそれは本人が一番理解している訳だがけれど、何かしらの理由がそこに在ってくれればオートバイを買うという贅沢で無用なそれが故に付きまとう後ろめたさのせめてもの救いになるような気がするのだ自分の人生の中でオートバイが占めてきたモノの大きさに気付き一度はもう大きいオートバイは止めよう、などと思った時期があったのに結局ボクサーツインのBMWを手に入れてしまったそれはこっそり乗り始めたエストレヤへの不満から始まったのだがもともとはR100RSやW800を処分して年寄りはクルマだよ、とばかりに当時気に入っていたクルマを買い手元にはカ...SRラプソディその後の顛末やっぱりね
ここまでの長い長い時間は真の理解のための必然だった SRラプソディ その3
このごろのその日暮らしはあー、と思いついてはおもむろに覗いてみるそして、あーやっぱりかと手直しにかかるか、あるいは磨きにかかるそんな感じだ別に愚痴りたいんじゃなくて激しい落胆の拠り所が欲しいから書かせてもらうのだけど(いや本当に)誰にだって単なる見落としや見当違いならあるだろうでもそれを生業とする者ならばどうだ中古車販売において販売店の責任は大きいはずだ昨日免許を取ったばかりの20歳の女の子だってお客さんになりうるのだ重要度の高いブレーキ周りのチェックを忘れるなんてことがあるのだろうか?実は今回購入した中古のSRブレーキパッドが摩耗限界を超えていたでもそれに気付いたのは別の不具合からだったしばらく走った後再始動しようとするとエンジンの始動に手間取るのだフューエルインジェクションなので始動は容易い現行のSR...ここまでの長い長い時間は真の理解のための必然だったSRラプソディその3
ガスガスブランドよりNEWモデル入荷しました。SM700赤と黒の配色が締まってヤルキを引き出しますエンジン・シャシは701スーパーモトや690SMC-Rでお墨付き!ガスガスSM700はキャストホイールドコ走りに行きましょうか?...