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20241026 国際分業の歴史的転換点に立ち向かうドイツ(と日本)
https://publikationen.bundesbank.de/publikationen-en/reports-studies/monthly-reports/monthly-report-october-2024-938956?article=germany-s-international-interconnectedness-via-foreign-direct-investment-current-developments-939182 <Japanese> ドイツ連銀の月報は(ドイツ語学習の面でも)大変勉強になるので、出たらすぐ目を通すようにしているのですが、今回は「この10…
【回顧】新しいグローバリゼーションのなかで台頭するアジア(2023年3月掲載)
「西洋が東洋に侵略する、それに対する抵抗がおこる、という関係で世界が均質化すると考えるのが、いま流行のトインビーなんかの考えですが、これにもやっぱり西洋的な限界がある。現代のアジア人が考えていることはそうではなくて、西欧的な優れた文化価値を、より大規模に実現するために、西洋をもう一度東洋によって包み直す、逆に西洋自身をこちらから変革する、この文化的な巻き返し、あるいは価値の上の巻き返しによって普遍...
カンワル・シバル「グローバリゼーションは破壊された:インドで開催されるG20サミットは、欧米流の多国間主義に死を告げるもの」
西側諸国は、敵対国に対する政治的目的を達成するために一方的な制裁を推し進め、多国間主義の論理に違反している。 Kanwal Sibal RT 7 Sep, 2023国連総会が2020年の第75回記念総会で、この原則に対する「われわれの集団的コミットメントを再確認する」ことに時間を割いたほど、すでに脅威にさらされている多国間主義は、ロシアと西側諸国との関係の崩壊や、欧州が暫定的に参加しつつある米中間の深刻な緊張の高まりによって、さらなる浸食に直面している。グローバリゼーションは、基本的に多国間主義に支えられてきたが、それが逆転しつつある。新型コロナの大流行の結果、世界経済はすでにストレス下にあり…
世界の中央銀行は健全だと思いますか? 世界の中央銀行の責務といえば「物価の安定」「金融システムの安定」「雇用の最大化」が有名です。 現在の世界の中央銀行は現在もこの原則とも言える3つの責務を守っていると言えるのか、再考してみたいと思います。「世界の中央銀行は健全だと思いますか?」まずこの疑問から始めたいと思います。
読み進めるうちにだんだん目が死んでいく、詳細に書かれた人類の食に関してのレポート ポール・ロバーツ:著「食の終焉」感想
我々の「食」という物が、現在どういった状況にあるのかをレポートしている本の感想です。 食の終焉 作者:ポール・ロバーツ ダイヤモンド社 Amazon 本の内容は全Ⅲ部10章で構成されています。 <第Ⅰ部食システムの起源と発達> ・第1章 豊かさの飽くなき追求 ・第2章 すべては利便性のために ・第3章 より良く、より多く、より安く ・第4章 暴走する食システムと体重計の目盛り <第Ⅱ部食システムの抱える問題> ・第5章 誰が中国を養うのか ・第6章 飽食と飢餓の狭間で ・第7章 病原菌と言う時限爆弾 ・第8章 肉、その罪深きもの <第Ⅲ部食システムの未来> ・第9章 遺伝子組み換えかオーガニッ…
NHKスペシャル 混迷の世紀“貿易立国”日本の苦闘~グローバリゼーションは~
貿易立国ニッポンはどこへ?ウクライナ侵攻後、「新冷戦」ともいわれる激動期の知られざる舞台裏・国や日本企業の最前線▽世界のリーダー・知の巨人たちが語る「未来図」
WFPのホームページより 世界で起こっている食糧危機などに関して、WBG:世界銀行グループ、IMF:国際通貨基金WFP:国連世界食糧計画、WTO:世界貿易機関、のトップが今年の春、食糧安全保障における迅速な協調を求める共同声明を発表しましたが、非常に違和感を覚えました。 違和感は、「声明」なので、法的な拘束力を全く持たないという理由ばかりではありません。 それ以上に、それらの組織が、(それら全ての組織...
ロックダウンの続く上海市でついに暴動が発生しました 上海閔行区陰都路淳城コミュニティNo.2688は、 商業用と住宅用の両方の住宅地であり、 若い移民労働者が多く、人口密集地域です 最初はこの様に整然と隔離措置が取られていたと思われる しかし、このコミュニテ...