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11月16日水曜日今日の天気は晴れ。昨日からRENOGYの2KW純正弦波インバーターをキャンカーで実機テスト中である。うちのキャンカーには400Ahのリチウムバッテリーを2セット積んでいて、切替スイッチでサブバッテリーを切り替えている。そのスイッチ自体は大きいが、接点がとても200Aもつとは考えられないのと、BMSが1セットに150Aのものしか付けてない。それではロスばかりで電圧が下がるので、今回はBMSを介さずに400Ahのリチウムの出力から直に接続する。インバーターの入力端子に接続した22SQのダブルコードを400Ahのバッテリー端子に直に接続する。200A以上の電流が流れるので8mmのボルトはかなり不安なのでしっかり締め付ける。バッテリーが満充電のときのバッテリー電圧。左のテスターはバッテリー端子の...RENOGYの2KWインバーターをキャンカーでテスト
先日、1月12日にVANTECからプレスリリースがあった。これからのサブバッテリーのリチウム化で、「EcoFlowパワーシステム」を採用するというもの。今度、2月初めのジャパンキャンピングカーショーに搭載車を出展するらしい。搭載するリチウムイオンバッテリーは約3000回充放電できて、容量は4kWh(4.096Wh)。システムは48V系で、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーの2kw(51.2V40Ah)を2並列。電圧を48V系にすることによって効率が良くなり、配線がこれまでの1/4の太さで済むし、インバーターも小型化できるといったメリットがある。これまでの鉛バッテリーは1,500Wのインバーターしか搭載されてなかったが、リチウム化により3kwのインバーターにしたことで家庭⽤エアコンと電⼦レンジを同時に使⽤する...VANTECのこれからのリチウムバッテリーシステム
昨日、車で近くの大きなガソリンスタンドの横を通ったら、洗車する車でごった返していた。ここ数日間はそんな光景が何度も見られる。そういえばうちのカミさんの買い物車もかなり汚れているので、フロントガラスだけ水を掛けて洗った。キャンカーを見るとやはりソーラーパネルがかなり汚れている。先日からの強風で黄砂が飛んできたもの。例年なら立春を過ぎて春一番が吹いてからだが、今年は少し早め。脚立に上がってジルのソーラーパネルをよく見たら、やはり黄砂でかなり汚れていいる。今朝、北海道のブロ友さんが、朝早くから雪かきをしてたいへんだなあと感心したばかり。この前洗車したばかりなのに・・・と思ってブログを見たら、昨年末だった。うむ、これはちょっと洗車しとかないと後が大変になるかも。大雑把な洗車だが、それでも洗剤で洗ったのでそれなりに...北国は雪が降るが、九州では黄砂が降る
今回はLiTime200Ahのリン酸鉄リチウムバッテリーの大電流での連続消費テスト。消費する電流はエアコンを意識して、実験で使用する900Wの電気ストーブを使用する。実験は簡単でLFPと2KWのインバーターの間にシャントを入れて電気ストーブをつける。バッテリーを満充電したのち、12V以下になるまで電気ストーブをつけて容量を測る。JUNTECのシャント抵抗。200Ahのバッテリーを満充電してから30分程度放置してから測定開始。このときのバッテリーの端子電圧は13.43V。実験開始直後インバーターと電気ストーブの消費電力12.97V×78.6A=1019.4Wバッテリーの端子電圧13.035V実験は2時間以上になるので、DJIPocket2で録画。ほぼ2時間後にバッテリーの端子電圧は12.629Vになった。開...LiTimeの200AhLFPの1KW連続テスト
LiTime200AhPLUSLFPの容量はメーカーの仕様通り今回はLiTimeの200AhPLUSのリン酸鉄リチウムバッテリーの実容量を測ろう。容量測定は、バッテリーを満充電して仕様通りの電力が入っているか試す。テストで使うのはバッテリー容量が200Ahで直列にも並列にも使える200AhPLUS。200Ahだから全部きれいに放電してしまったら200Ahということになる。内臓のセルは3.2V100Ahが2並列のものが4直列されたもの。このBMSは通信機能がないので、電圧や入出力の電流、残量などは外部に見れるように設けなければならない。セルバランスもわからないので、残量だけをテストする。以前アリエクなどから買ったセルは、表示よりもかなり少ないものもあったが最近はほぼ仕様通りのものが多い。テストは完全に放電す...LiTime200AhPLUSLFPの容量測定
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LiFePO4またはLFP)で色々実験をやり始めてから数年になる。最近は色々なメーカーからLFPバッテリーやそれを使ったポータブル電源が売り出されているし、大手のキャンピングカーのビルダーもLFPバッテリーを採用するようになった。色々実験を重ねて、リン酸鉄リチウムバッテリーの性状がかなり分かって来た。最初は生セルをそのまま使用して鉛バッテリーの代わりに使っていたが、手ごろなBMSを使ってバッテリーをコントロールする術を知った。BluetoothやUARTでそのデータを取り出せば、バッテリーが今どんな状態かが簡単に分かる。そのためこれまで使ってきたものは全て、スマホやパソコンでBMSのデータを取り出せるものだった。そうしたことにより、リン酸鉄リチウムバッテリーとはどんなもの...LiTimeって知ってる?
LiTimeの12V 200Ah PLUS リチウムバッテリー
先日、AmpereTimeがLiTimeにブランド名が変わったという話したが、そちらから長期で借用したリン酸鉄リチウムバッテリーが届いた。今回のものは、LiTime12V200AhPLUSで、並列でも直列でも使えるというもの。価格は92,000円くらいでLFPとしてはかなり安い部類。200Ahの割にはけっこう箱が大きく感じる。もう箱のロゴはLiTimeになってるね。早速開けてみると説明書などが上にあって、緩衝材に包まれたバッテリーが出て来る。200Ahの割にはケースが大きいのは、衝撃からバッテリーセルを守るために周囲に空間を設けているため。ちなみにバッテリー本体の寸法はL532×W207×H215mmで、汎用のケースにシールを貼ったもの。箱の中身は、説明書、保証書、チラシが2枚といったところ。説明書は全部...LiTimeの12V200AhPLUSリチウムバッテリー
昨日の日曜日、キャン友さんが所要のついでに我が家に立寄った。昨年の12月にリチウムバッテリーを取付けて、とても快調に使えているみたい。今日は、前回に調子が悪いと預かった小さなインバーターの引き取りと、リチウムバッテリーの使い方の復習。これは昨年末に取り付けたRENOGYのリチウムバッテリー(100Ah×3)と50Aの走行充電器。この走行充電器には小さなファンを取付けたが、その後ユーザーさんでダクトを設けて外側に排気するようにしている。さらにこの車には新車のときから後ろに発電機が搭載されていて、スイッチの切換えで発電機も1500Wのインバーターの同時使用もできる。さらに発電機の電力でスイッチですぐれもの充電器を動かしてバッテリーの充電もできる。そうやって使うときの要領をおさらい。前回預かったうまく動作しない...シガーソケットトラブル
今回はトラブルが報告されたRENOGYの走行充電器について。RENOGYのこのシリーズの走行充電器は20、40、60Aと3種類がある。車のオルタネーターの能力によって取付けられる大きさが決まるが、カムロードやハイエースの130Aのものだったら出力が60Aの走行充電器を取付けても能力的には大丈夫。この走行充電器は昇圧型で、オルタネーターで発電した電気を14.6Vまで昇圧してリチウムバッテリーに供給するもので、価格も29,000円程度と安いので人気がある。リン酸鉄リチウムバッテリーの充電には12.6~14.6Vと高くすることで充電電流を多く流せる。このブログでも以前に40Aの走行充電器をテストした。安くて性能がいいと評判だが、この走行充電器も60Aのものは、いくつかトラブルも報告されているので今回は注意喚起も...RENOGYの60A走行充電器トラブル
もう早いもので今週で11月が終わる。昨日はわずかばかりのクリスマスのイルミネーションを出して設置した。街路灯から電気を引いて、夕方になったら勝手に点くように配線。うちはカミさんと二人だが、電気がチカチカすると賑やかで何となくお祭り気分になれる。夕方の相撲は三つ巴戦で平幕の阿炎が優勝。ワールドサッカーは、コスタリカを甘く見ていたのか後半に1点取られて負け。「パスばかりやってんじゃねぇよ。早く攻めろよバカヤロー。」結局負けたじゃねぇか。がっかりして9時過ぎには不貞腐れて早く寝た。今回、ブロ友さんのキャンピングカーのジル520をリチウム化することになった。リチウムバッテリーはブロ友さんと相談して、生セルの使用は止めて「RENOGY」を使う事に。生セルにBMSを取付けて管理するのも色々面倒だもんね。いい機会だから...ブロ友さんのキャンカーをリチウム化その1
ブロ友さんのキャンカーをリチウム化その2リチウム化(リン酸鉄リチウムイオンバッテリー)を行うキャンピングカーの現状のシステムを把握して、必要なものと不要な物をはっきりさせる。前回、こちらでは分からないソーラーパネルの仕様をメールで送ってもらった。ご本人も分からなかったようで、取付けたキャンカー屋さんへ尋ねたとのこと。そんな細かいことは電気を使う上では必要ないので、大体普通はそんなもの。現状のバッテリーシステムとリチウム化で使うもの鉛バッテリー3個→リチウムバッテリーに交換するので使わない。バッテリー充電器俗にすぐれもの充電器(型番CH-1225)と言われていて、AC電源からバッテリーに充電する。この充電器の充電電圧は13.9Vと14.4Vの切替式で、室内の電気を使いながらの補充充電が出来るし、リチウムバッ...リチウム化その2現状のシステム
今日で11月も終わりかと思うと一年が経つのが早い。寒波が来るらしいが昨日も今日もかなり暖かい。今朝6時の外気温は14.6度で、朝の歩きではすぐに汗が出る。今回は、キャンカーに設置されているソーラーパネルが高電圧タイプなので、リチウム化でソーラーコントローラーをそのまま使うためのチェックと対策をやろう。一般的なソーラーコントローラーは、温度センサーが内蔵されているものは少ないが、このMorningstarのSS-MPPT15には小さな温度センサー(サーミスタ)が付いている。ちょっと見ても分かり難いが、ボールペンの先くらいの大きさのものが温度センサー。この働きは気温によって鉛バッテリーが充電しやすいように、充電電圧を13.8Vくらいから15.0Vくらいまで可変している。うちにも同じコントローラーがあるので、今...リチウム化その3ソーラーコントローラー
今回は新しく取付けるRENOGYのDCC走行充電器50Aを簡単にテストする。この走行充電器は昇圧型の走行充電だけでなく、ソーラーコントローラーも内蔵していて、最大50Aで充電出来るのが大きな特徴。もっとも、オルタネーターがそれに対応している必要がある。ほんの3~4年前までは昇圧型の走行充電器はほとんどいいものが無くて、大容量のものは海外製を輸入するか、自作するしかなかった。最近では安価で高性能のものが簡単に買えるので、苦労しなくて済むのは助かる。この走行充電器のソーラーコントローラーはパネルの開放電圧が25V以下であれば使える。今回は、パネルの開放電圧が46.4Vと高いのでこれには使えない。走行充電器本体は244×146×77mmとかなり小型。一緒に入っているのは、左から順に、取扱い説明書、スマート発電機...リチウム化その5MPPT走行充電器をテスト
ハム無線の忘年会も終わって、自宅にあった高いタワーも片付いた。そろそろブロ友さんのキャンカーのバッテリーをリチウムに載せ替えよう。ということで、遠くからわざわざ自宅まで来ていただいて、今朝は9時から作業。うちのジルを移動させて、作業しやすいように家の前に持ってきた。改めて計画通りに進められるかを確認。変なところに変な配線があるぞ。鉛バッテリーを外して、同じ場所にリチウムバッテリーを置き換える。インバーターの上の空間がかなり空いている。バッテリープロテクター、ソーラーコントローラーは現状品を使うが、コントローラーにサーミスタが温度を感知しないように10KΩの抵抗を入れた。このキャンカーは走行充電中はソーラーが働かないようにリレーでカットされているので、この回路はこのまま利用。ただし、長期間キャンカーを使わな...リチウム化その6リチウムバッテリー工事