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『返校 言葉が消えた日』のネタバレなし感想/怖いというより不気味で哀しいホラー映画
(C)1 PRODUCTION FILM CO. ALL RIGHTS RESERVED./映画好きな四十郎のおっさん999が、人気のゲームを映像化したホラー映画『返校 言葉が消えた日』のネタバレなし感想を投稿しました。
こんにちはツキシマです 本日は映画「正欲」を初日に観て参りましたので感想を綴っていこうと思います! 映画ポスターにある 「観る前の自分には戻れない」それはどう私に響くのかっ! 前回のゴジラ同様、ほぼ事前情報は無し 小説も読まないで視聴する形となりました! 正欲(新潮文庫) amzn.to 916円 (2023年11月11日 02:25時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する ※本記事はネタバレを多く含みますのでこれから視聴する方はブラウザバックでお願いします! 原作 原作は朝井リョウさ
『パラサイト 半地下の家族』と『プラットフォーム』、2つの映画から社会の階層を見る
名目上は「無い」と言いつつも、確実に、社会の中に根付いているものがある。それが、格差であり階層だ。 人間社会で
「さよなら ほやマン」2023年11月15日(水)新宿ピカデリーにて。午後2時より鑑賞(スクリーン10/D-8) ~B級コメディー映画と思いきやパワフルで熱い真っ当な青春ドラマ 「さよなら ほやマン」。タイトルとそのPRビジュアルだけを見て、B級コメディー映画だとばかり思っていたのだが、何だか高評価の声が相次ぎ傑作と評する人まで現れたとなれば、これは観に行かないわけにはいかないだろう(時間がちょうどよい映画が、これぐらいしかなかったということもあるのだが)。 宮城県石巻市の離島を舞台にしたドラマだ。豊かな海に囲まれた美しい島で暮らす兄弟。兄のアキラ(アフロ)は一人前の漁師を目指して修業中。弟の…
映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-」U-NEXT独占配信 今日はお休みだったので、朝から、ず
「私がやりました」2023年11月8日(水)TOHOシネマズ シャンテにて。午後7時40分から鑑賞(スクリーン1/D-12) ~殺人事件を利用して成り上がる女たち。社会問題を取り込みつつ気楽に笑えるコメディー 「8人の女たち」「スイミング・プール」など次々に多彩な映画を送り出すフランソワ・オゾン監督の新作は、1930年代のパリを舞台にしたクライムミステリーだ。 同じ部屋に住む若手女優のマドレーヌ(ナディア・テレスキウィッツ)と駆け出しの弁護士のポーリーヌ(レベッカ・マルデール)。どちらも仕事がなくお金に困っていた。今日も今日とて大家が家賃の催促に訪れるが、ポーリーヌは支払うことができない。 や…
2023/11/11【映画】ゴジラ-1.0【感想】ゴジラ-1.0観ました。戦後の貧しい日本が舞台なのは新鮮。戦後の限られた戦力の中で、どうやって、ゴジラに立ち向かうのか。ゴジラの怪獣としての迫力は圧倒的!それ以上に打倒ゴジラの人間ドラマが素晴らしかっ
2023/11/11【映画】シン・ゴジラ【感想】もしも現代の日本にゴジラが現れたら!政府はどう対応するのでしょう?巨大生物の駆除、捕獲、排除の検討。交通機関の麻痺、破壊される街並み、避難誘導、放射能、空前絶後の大災害ですね。自衛隊も通じない。
かなり前に録画した映画「ベニスに死す」を観ました。1971年製作。監督ルキノ・ヴィスコンティ。老作曲家(教授)が、静養のために訪れたベニスで出会った貴族の美少年タジオに心を奪われ、やがて…というストーリー。流れるマーラーの「アダージェット」がなんとも印象的。
「理想郷」2023年11月4日(土)Bunkamura渋谷宮下にて。午後4時より鑑賞(7F/C列12番) ~移住者と地元民の激しい対立から母と娘のドラマへ。重層的で濃厚なドラマ まだ見ぬ世界の優れた映画に出会えるのが映画祭の醍醐味。東京国際映画祭でも数多くの世界の映画が上映される。以前は私も無料招待されて、たくさん映画を観たっけなぁ~。 などという話はどうでもよい。その「理想郷」は2022年の第35回東京国際映画祭で、東京グランプリ(最優秀作品賞)、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞を受賞した作品(その時のタイトルは「ザ・ビースト」)。その他にも、スペインのゴヤ賞で主要9部門を受賞するなど、世界の…
2023/11/6【映画】ビフォア・ミッドナイト【感想】また続編なんて蛇足!さらに9年後。離婚とか子供とか、家族のことは描かなくていいよ!観客の想像に任せて、永遠の恋人でいいのに。41歳ですっかり老けたわ。重い事実…。今度は子供のことで口喧嘩もす
2023/11/6【映画】ビフォア・サンセット【感想】続編は求めてないけど、あの二人のその後が気になるところ。ネタバレに配慮するとなかなか書けないけど、やっぱりって感じ?9年後も相変わらず、二人のトークはウィットに富んでいて、最高のパートナー
2023/11/5【映画】ビフォア・サンライズ【感想】わたしの一番好きな恋愛映画!長距離バスや列車では、こういう男女の出会いがあるものですよ。視線に惹かれ、会話が弾み、心が踊る。大抵は行きずりの恋で終わるものですが…。時間が来て、二人は結ばれ
「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」
「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」2023年11月3日(金・祝)TOHOシネマズ 池袋にて。午後1時20分より鑑賞(スクリーン4/D-7) ~元アイドルのアラサー女子を癒すおっさん。温かで心地よい映画 しかし、まあ、井浦新の出演作が次々に公開になるなぁ。いまや日本映画の屋台骨を背負う存在と言っても、過言ではないだろう。テレビドラマにもけっこう出ているようだし。まったくもってスゴイ俳優だ。 その井浦新が出演しているのが「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」。原作は元「SDN48」のメンバーで作家として活躍する大木亜希子が、自身の体験を基に描…
2023/11/4【映画】火の鳥 エデンの花【感想】手塚治虫の作品は数えるほどしか読んだり見たりしたことなく、鉄腕アトム、リボンの騎士、どろろ、ブラック・ジャックくらい。先生のライフワークと言って良い最高傑作らしいけど、話が長いので、今まで読んだ
映画『ナイトクローラー』は、反社会的な人格を持つ青年ルイス・ブルームの「悪」のサクセスストーリーともいえる映画
「ドミノ」2023年10月29日(日)TOHOシネマズ 池袋にて。午後3時10分より鑑賞(スクリーン7/D-12) ~え? まさか? ロバート・ロドリゲス監督が仕掛ける大どんでん返し ロバート・ロドリゲスは、ド派手なアクション映画のイメージが強い監督だ。「デスペラード」「マチェーテ」「プラネット・テラー in グラインドハウス」「シン・シティ」「スパイキッズ」「アリータ バトル・エンジェル」など様々な作品を撮っているが、いずれの映画もケレン味にあふれたアクションが見られる。 そのロドリゲス監督の新作「ドミノ」は派手なアクションシーンもあるものの、今までの作品にはなかった新機軸を打ち出してきてい…
「愛にイナズマ」2023年10月27日(金)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後2時10分より鑑賞(スクリーン2/E-9) ~コミカルな家族の再生の物語と「なかったことにしたくない」という思い 先日、相模原の障害者施設殺傷事件をモデルにした「月」が公開されたばかりの石井裕也監督(当ブログでも取り上げた)。相変わらず快調なペースで監督作を送り出している。というわけで、早くも次回作「愛にイナズマ」が公開された。こちらはシリアスだった「月」とは一転してコメディードラマだ。 26歳の折村花子(松岡茉優)は映画監督。ただし、ウィキペディアにそう書いてあるだけで、これまでは自主映画しか撮っていない。彼…
「映画パンフレットの相場」亡き父は映画が好きで、パンフレットをかなりコレクションしてました。その量ダンボール11箱分。事前に調べたところ、映画パンフレットの世…
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」2023年10月25日(水)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後1時50分より鑑賞(スクリーン3/E-15) ~スコセッシ監督が先住民搾取の歴史を告発しつつ重厚なドラマを展開 数年前まではこの時期、東京国際映画祭の関係者向け上映で1日3~4本の映画を観ていたっけ。日比谷に会場が移ったのを機に、ご招待もなくなって、いまやすっかり足が遠のいてしまった。 だが、映画祭に行かずとも素晴らしい映画が公開されている。「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」。あのマーティン・スコセッシ監督の最新作だ。ジャーナリストのデイビッド・グランが先住民連続殺人事件について描いた…
「宇宙探索編集部」2023年10月19日(木)シネマカリテにて。午後3時より鑑賞(スクリーン1/A-8) ~アホアホなコメディーが最後には感動のドラマに。宇宙オジサンの生き様に拍手! UFOや宇宙人への興味は、昔から尽きないようだ。中国でも、1990年代に「飛碟探索」というUFO雑誌が人気を集めたという。それをモデルに制作されたのが「宇宙探索編集部」である。 主人公はUFO雑誌「宇宙探索」の編集長のタン(ヤン・ハオユー)。映画の冒頭は、若き日の彼が宇宙人やUFOについて語るインタビュー映像が流れる。希望に燃えて若々しさにあふれている。 続いて、現在のタンが映る。それは年を取り疲れはてて見る影も…
映画『バービー』に同性愛要素なんかったし、そもそもポリコレ映画でもなかったケンについて(映画の感想)
jp.reuters.com 先日、映画『バービー』の上映が終了間近なところギリギリの滑り込みで観賞してきた。映画の感想としては、少し冗長と感じたがコメディとしてはそこそこは楽しめたし、特にブログを書く程のこともなかったのだが、上記に貼った記事について少し気になった点があったので少しだけ感想を書きたい。 以下、ネタバレがあるかもしれない内容なので注意。そして1回しか観ていないし、2度と観ないので記憶違いがある可能性は大。ただの妄想記事になってしまった可能性もあることは理解して欲しい。 まず、映画『バービー』についての大まかな感想だが、前半部分の人形の世界を人間が演じることで生まれるパロディはそ…
2023/10/25【映画】万引き家族【感想】2018年。万引きと言えば、海外で財布も荷物も全部盗まれて、ホームレスになったとき、コンビニで食べ物を盗んだり、マックの残飯を漁ったりしましたね…。流石に日本は防犯カメラで捕まるでしょう。今後、物価高
2023/10/24【映画】実写ドラゴンボール EVOLUTION【感想】2009年。原作ブレイカーと悪名高い、実写ドラゴンボール。作る前から無理な映画は出さなければいいのに、OK出した原作者の心境は?そんなわけで、今まで見る機会がなかったけど、全く関係ない
「春画先生」2023年10月18日(水)グランドシネマサンシャイン池袋にて。午後3時35分より鑑賞(シアター2/d-9) ~禁断の春画映画。エロでおおらかでハチャメチャなラブコメ 10月21日(土)に日比谷野外大音楽堂に出かけてきた。国際反戦デーの集会ではない。伊藤蘭のコンサートだ。今年のツアー最終日にふさわしい素晴らしいコンサートだった。観客の熱気もすごかった。私も思いっきりペンライトを振って声を上げた。終演後の夜風が心地よかった。 それとは関係なく、今日取り上げる映画は「春画先生」。春画といえばエロな浮世絵、と思っていると大間違い。近年は、その芸術的価値が見直されて注目を浴びているらしい。…
2023/10/23【映画】ゴジラvsコング【感想】ゴジラVSコング 2021年。破壊神vs守護神!日米怪獣大決戦!知能と腕力のコングが格闘で有利か、ゴジラには放射能と尻尾、水中戦がある!日本人としてはゴジラを応援したいところ。とにかく、2大怪獣の対決が
『人狼ゲーム』のネタバレなし感想/若手俳優陣は頑張っているが脚本が残念なZ級映画
(C)2013川上亮 / AMG出版・「人狼ゲーム」製作委員会/映画好きな四十郎のおっさん999が、日本ホラー映画『人狼ゲーム』のネタバレなし感想を投稿しました。
「月」2023年10月16日(月)ユーロスペースにて。午後2時50分より鑑賞(ユーロスペース2/B-9) ~実在の障害者施設殺傷事件を映画化。もう見て見ぬふりはできない 実在の事件を描く映画は無数にあるが、これほど物議を呼びそうな映画はないのではないか。2016年の相模原障害者施設殺傷事件を映画化した「月」である。 原作は辺見庸の小説「月」。スターサンズの設立者で名物プロデューサーの故・河村光庸氏が、生前に映画化を熱望。「舟を編む」「茜色に焼かれる」など多数の作品で知られる石井裕也監督に映画化の話を持ちかけた。内容が内容だけに石井監督も悩んだらしいが、辺見庸の熱烈な愛読者であることから引き受け…
今日はターミネーター紹介していきます。ターミネーター(字幕版)Amazon(アマゾン) こんな人にオススメ!ターミネーター2は観たことあるけど1はないって人…
今日はグリーンブック紹介しますグリーンブック(字幕版)Amazon(アマゾン) こんな人にオススメ!バディものが好きな人ロードムービーが好きな人バディもので…
最近気になっているのは今の中高生ってカラオケで何歌うんです?ということ。カラオケランキングとかデンモクの履歴でAdoとOfficial髭男dismとかKin…
ウチの息子は公園に行くと、遊具を一心不乱に登り、滑り台の前に立ち、見下ろしてニヤリと笑います。性格が良くないことは確か。今日は生きる紹介していきます生きるAm…
2023/10/18【映画】最強のふたり【感想】実話元の話。2012年。富豪とスラム、車椅子と介護、何一つ共通点のない二人の友情。趣味も会話も真逆。介護の大変さは身を持って知ってます…。恋愛相談、芸術の好み、真逆なのに仲良くギャップが楽しいwパラ
2023/10/18【映画】バグダッド・カフェ【感想】1988年。ベガス行き沿いのコーヒーもないカフェ。旦那と別れて歩いて行くなんて無謀!この時代にカードがあるとは~。その太ったドイツ女が勝手に店を掃除。手品を披露したり次第に住人と打ち解けていく
「シック・オブ・マイセルフ」2023年10月13日(金)新宿武蔵野館にて。午後2時20分より鑑賞(スクリーン3/C-8) ~強烈な承認欲求で暴走するヒロインがひたすら笑える 自己顕示欲の強い人はどこにでもいる。というか、誰だってある程度は持っているはずだ。他人から認めてもらいたいという承認欲求もまた然り。SNSなどを通じて簡単に自己アピールができる現在は、なおさらその傾向が強いだろう。 ノルウェーのオスロを舞台にしたドラマ「シック・オブ・マイセルフ」は、その自己顕示欲と承認欲求が異常に強いヒロインの話。そのあまりの暴走ぶりがグロテスクで、ホラー的な側面も垣間見せるが、どちらかというとシニカルな…
2023/10/15【映画】レナードの朝【感想】実話を元にした話。30年間廃人状態だった患者が新薬で目覚め。空白の時間、浦島太郎状態にならない?母親と再会してハグするのは感動。次々と治って病院は賑やかに。しかし、副作用や人並みの扱いと不満も。オ