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15世紀半ばから始まったヨーロッパの大航海時代から、世界は西洋の時代に入りました。 マゼラン船隊の1隻 世界の多くの地域が植民地化され、西洋諸国の「繁栄・発展」のために人も資源も利用させまくりました。その結果植民地化された国々は荒廃し、砂漠化し貧困地帯となりました。 そんな西洋に支配された多くの国は、その後ある意味自ら進んで西洋化されてきました。その典型例が日本でしょう。(日本は幸いなことに大航...
つい先日、2024年10月下旬にロシアのガザンでBRICS首脳会議が行われましたが、日本などでの報道は限定的だったようです。 BRICsと言う文字列を初めて目にした20年ほど前は、その意味はこれから大きな経済成長が見込まれていると言う4カ国、ブラジル[Brazil] , ロシア[Russia] , インド[India] , 中国[China] の頭文字で、最後の“s”は小文字の複数形の“s”でした。この4カ国がまとまった組織を作ると言う意図が...
BRICSが新しい展開を迎えている。成り立ちと世界経済における立ち位置を理解することで、投資活動に活かすことができるだろうか。
Daily Mail, 31 March 2024 モスクワに対する経済制裁は、ロシア経済が成長する一方で、ヨーロッパ経済に打撃を与え、プーチンが中国とより強い関係を築き、西側に対してより攻撃的になることを助長しただけだ 専門家、欧州は現在の制裁戦略で「自らの足を撃っている」と指...
Salman Rafi Sheikh New Eastern Outlook 06.09.2023ロシアと中国は長い間、新たな世界秩序を確立するために奮闘してきた。新しい世界秩序は多極化する。この秩序の中では、米ドルなしでも貿易が可能になる。しかし、多極化と非米ドル通貨体制は新秩序の重要な特徴のいくつかを示しており、それは非常に重要であるが、それだけでは新世界秩序をもたらす可能性のあるメカニズムではない。新しい秩序が可能になるためには、ロシアや中国よりも多くの国がそれを支持する必要がある。最近では、BRICSと呼ばれるブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカからなる地域外グループによってそれ…