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タイトルそのままです。ウクライナの最大の軍事支援国となってきたアメリカでは現在、支援のための予算が承認されずに枯渇し、新規の軍事支援が停止されていると問題になっていますが、それが問題でしょうか?武器を支援して、負けるな!反転攻勢頑張れ・・・などと言い続ければ、ウクライナは(ロシアも)ますます犠牲者が増えて、国が破壊され荒廃して行くだけでしょう。 そもそもアメリカの武器援助がなければ、ウクライナ戦争...
シオニズム[Zionism]とは、昔(2000年くらい前の古代に)パレスチナの地を追われて各地に離散したユダヤ民族が、「シオンの丘へ帰ろう」と母国への帰還をめざして起こした民族運動・国家の建設運動という事です。19世紀末(1896年)から盛んになり、1948年、ユダヤ人国家イスラエルの建国に至りました。1896年に『ユダヤ人国家』を出版して 政治的シオニズム運動を本格的に始めたテオドール・ヘルツル しかし、自分達が2000年...
攻撃されたガザ地区 長周新聞 より パレスチナ自治区ガザ地区へのイスラエルの報復の無差別攻撃が苛烈になっています。イスラエルの過剰な「自衛権の行使」を批判する世論が世界規模で広まっていますが、そもそも、イスラエルに「国家としての自衛権」があるのでしょうか? イギリスの2枚舌外交によって、(実はこれもイギリスとユダヤ人の密約があって、騙されたのはパレスチナ人だけでは無いでしょうか?・・この...
イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突の拡大の懸念が高まっています。欧米諸国では、先に攻撃したハマスが悪者扱いされていますが、これまでの経緯を見るとそうとも言えません。世界の多くの国でイスラエルの爆撃に対する非難も高まっています。 毎日新聞より そもそも、優れた諜報機関、モサドを持っているイスラエルは、ハマスの攻撃も把握していてわざと防御せずに攻撃させて、パレスチナ人自治区を全て奪い取ろうと...
前回、岸田内閣の理解に苦しむ増税について書かせていただきましたがあれは「性善説」を前提にもしかしたらこれが理由かもよ?という仮説だったわけです。前記事であれば、その逆とでもいいましょうか。陰謀的な仮説も立てなければフェアじゃない。元々岸田内閣発足の時こんなことを言ってました。それが急に↑これですよ。不自然なまでに急展開。岸田内閣が増税に舵を切りなおした時期は去年(2022年)の10月26日。政府税制調...
現在日本は、太平洋戦争に突入した時の状況に似ていると感じ、危機意識を持っている方々がいます。その危機意識にはかなり理があると感じます。私もその一人かもしれません。 右翼と呼ぶのも憚られるような愚かなネトウヨレベルの連中が、自民党内閣の言うところの「敵基地攻撃能力」を日本が持つ事を支持し、武力による隣国への威嚇化を正当化しようとしています。 中国やロシア、北朝鮮(場合によっては韓国も)を敵視して、...
ウクライナ戦争が始まって1年以上が過ぎましたが、まだ終息の目処がついていません。国民のことを考えるのなら、お互いに大きく妥協してでも、一刻も早く停戦から終戦に向かうべきでしょう。大多数の一般市民は戦争なんかしたくありません。 このウクライナ戦争に乗じて、日本政府は安保3文書を改定し、防衛費倍増計画を打ち出しました。「防衛能力」が「敵基地攻撃能力」から「反撃能力」に言い換えられ、事実上の先制攻撃の...
岸田内閣は、「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」のいわゆる安保三文書の改定を勝手に閣議決定し、敵基地攻撃能力を保有し活用していく方針を明記しました。「敵基地攻撃能力」に代えて「反撃能力」という用語が用いられています。 相手国がミサイル等を発射する前の段階で「攻撃に着手した」とみなして攻撃することや、我が国と密接な関係にある他国に対する攻撃も「攻撃」と見做されることが想定されてい...
ロシア産天然ガスをヨーロッパに輸送するパイプライン、ノルド・ストリームが9月末に破壊されました。この報道を受け、ヨーロッパのガス価格は更に上昇しています。 ノルド・ストリーム破壊は、普通に考えれば、流石にロシアの仕業では無いでしょう。狂ったプーチンがヤケでやったとか、ロシア内部の反動勢力の一部がやった可能性がないとは言い切れ無いかも知れませんが、ロシアが国家としてやったと考えるにはかなり無理があ...
クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア大橋が、10月8日、大爆発しました。ウクライナの関係者が爆破したであろう事はほぼ確実でしょう。人的被害が出た事は遺憾ですが、実質戦争ですから、そこまでは、仕方ないでしょう。 しかしそのことに関するニュースを観て、とんでも無い事をウクライナがしていると思ったのは、私だけでしょうか? ウクライナは、予め作っていたと思われる爆発記念切手を即発行したばかりか、キーウ中...
大方の予想に反して、ロシア軍はウクライナ侵攻に踏み切りました。21世紀にもなってこんな野蛮な軍事侵攻があっていいものか・・・と、プーチンに対して多くの人々が怒りを露わにしています。「今度の戦争で、戦争というものは終わりにしたい」と願っている人も世界には沢山います。 なかなか無くせない戦争に終止符を打つにはどうすればよいでしょうか?簡単では無いでしょう。(特にアメリカ国防総省[ペンタゴン]と癒着した...
「悲劇の島・東チモール」(築地書館)の著者、島田昱郎教授は地質学者です。日本チモール協会の要請で訪れた東チモールで、その後クーデターが起き、インドネシアの軍事介入によって、悲劇の島となってしまったことに心を痛め、本書を執筆されたということに心を引かれました。地質学者が、”東チモールに自決権を!、東チモールに独立と平和を!”と、専門外の政治的訴えをされていることが、私には貴重に思えたのです。東チモールの理解に予断や偏見がないことは明らかであり、それは、東チモールに軍事介入したインドネシアやそのインドネシアのスハルト政権を支援したアメリカ、また、インドネシアを支持し、安保理の国連決議案に反対した日本が、国際法を尊重しない野蛮な国であることを示していると思います。インドネシア軍による東チモールの制圧は凄惨を極め...インドネシア、スハルト政権の東チモール侵略とアメリカ