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明けましておめでとうございます。さて、昭和百年(惑星大怪獣ネガドン?)。 瞬く間に平成をジャンプし、夢の21世紀ももう4分の1が過ぎました。社会情勢の変化...
今年最後の記事として、既に25%ほど過ぎて、あと75%ほど残っている21世紀を人類が乗り切れるかどうかをごく簡単に論じたいと思います。 21世紀の残り三四半世紀には危機的状況が波状攻撃的に襲ってくると予測します。巨大自然災害を除いて全て人為的なものに限るとしてもです。何故なら「持続可能な限界」はとっくに超えて(「成長の限界シリーズ」では、1980年頃超えたと推定しています。)傍聴し過ぎた現代人の普段の活動その...
前回は、仮想空間においては、リアルな世界におけるよりも、著作物を生み出す著作者の立場が極めて大きくなっているという話をしました。 仮想世界の方が著作権が前面に出てきて、仮想空間の中で小説、音楽、仮想商品を創作する著作者の権限が、リアル世界よりもクローズアップされる、その入り口に我々は立っている。それを我々は直視して、新しい著作権管理システムを構築していく必要がある、という話でした。 これまでの歴史を振り返ると、中世では、王や貴族が芸術家を抱えて、その芸術家が絵画や彫刻を創り出していました。宗教の経典本の作成と流通は、教会や寺院が中心となって行っていました。モーツァルトも、宮廷に仕える作曲家であ…
#766 レビュー 『第12回 21世紀台頭するアジア』-3か月でマスターする世界
アメリカとソ連の二極体制から、アメリカ一極、そのアメリカが内向きになる無極体制な現代をどう考えるか『第12回 21世紀 台頭するアジア - 3か月でマスターす…
1992年、リオデジャネイロで開催された環境サミットで、当時12歳の少女であったセヴァリン・スズキ氏のスピーチの書き起こしを本やネットで以前何度か読みました。最近、この伝説的スピーチを紹介する機会がありました。紹介するにあたって、動画を初めて観てみました。(このスピーチの書き起こしは、今では中学の国語の教科書にも載っているようです。)このスピーチの一部を抜粋します。 こんな大変なことが、ものすごいいき...
先日(11月26日)、ズームミーティングで話題が(特にテーマでもなかった)原発の方向になった時、色々な方が私見を述べました。 「脱炭素化と言って悪者扱いされていても、石油の方がウランよりは遥かに良い。」「太陽光発電も様々な問題が指摘されているけれど、原発よりはずっといい。」・・・・そのズームミーティングに参加していた方々はみんな、人間には対処しきれない原発の多大な負の側面を十分に知っていて、原発は最...
21世紀の銃剣突撃 ~2004年イラク戦争・ダニーボーイの戦い~
現代の戦争は兵器のIT化、ハイテク化によって相手の見えない戦争となりつつあると言われる。もはや敵味方が銃剣を振りかざして肉弾戦を行うような白兵戦は起こりえないのではないか?いや、そうでもない。21世紀になってからも白兵戦は行われたのだ。それも先進国である英国の軍隊によって。
勉強もろくすっぽしなかったこんな私でも年を重ねるに連れて世の中がぼんやりと見えてきました。 これも渡米を始めた事とアメリカで覚えたカントリーミュージックとメキ…
現在日本は、太平洋戦争に突入した時の状況に似ていると感じ、危機意識を持っている方々がいます。その危機意識にはかなり理があると感じます。私もその一人かもしれません。 右翼と呼ぶのも憚られるような愚かなネトウヨレベルの連中が、自民党内閣の言うところの「敵基地攻撃能力」を日本が持つ事を支持し、武力による隣国への威嚇化を正当化しようとしています。 中国やロシア、北朝鮮(場合によっては韓国も)を敵視して、...
TVニュースで、「空飛ぶクルマ」の実用化に向け、国などの協議会が運用の基本的な考え方の案をまとめた云々といった内容を流していました。 これでまた、人類は新たな科学技術の進歩の大きな一歩を踏み出した・・などとは到底思えません。 逆に、これでまた、文明崩壊を加速する新たな領域に足を踏み入れてしまった・・と暗雲たる気持ちになりました。 安全性や事故のリスク、騒音の問題なども指摘されています。それらも大...
僕が最も懸念しているのは世界大戦です。そこまでは行かないだろうと多くの人が思っていますが、最大リスクを考えておくことは悪いことではありません。 現在世界は欧米側と中国ロシア側に真っ二つに別れています。アメリカが世界の警察をやめた事によりロシアも中国も軍事的に動きやすくなったでしょう。そして中国のGDPが2027年でアメリカに追いつく事や軍事力強化の勢いが止まらない事が最大の懸念点です。今中国は乗りに乗...
会津地方は、いまだ朝の最低気温は0℃以下の氷点下ですが、雪解けは、例年よりかなりはやく進んでいます。昨年は物置小屋の前に屋根から落ちた雪がたくさん積もっていて、除雪して自転車を出したのが、3月半ば過ぎでしたが、今年は除雪なしで2月最後の日には自転車を出して、3月1日には乗りました。道路にも雪はほとんどありません。 北側の屋根の下は積雪が多いのですが、それでも例年よりは遥かに少ないのです。2月28日に出した...
NHKの「映像の世紀」は最も好きなT V番組です。たまにハズレな内容もありますが、十中八九、見応えのある内容です。その中でも、先の1月13日に放映された「朝鮮戦争〜そして核がばらまかれた〜」は、目の離せない、かなり衝撃的な内容でした。 朝鮮戦争は、ドイツと同様に、第二次世界大戦後の米ソ冷戦の代理戦争のようなものだとは思っていましたが、朝鮮半島では第二次世界大戦よりも桁違いに多くの犠牲者が出たのです。そ...
先日、同性婚に関して「隣に住んでいたら嫌だ」「同性婚を導入したら国を捨てる人もいると思う」などと差別発言をした荒井勝喜首相秘書官が更迭されました。今の時代にこの手の発言をした荒井勝喜と言う方は、時代も読めないお馬鹿な方なのでしょう。現在、LGBTをカミングアウトする人は増えていて、高校や大学などの学校でも、普通に受け入れられるようになってきていることを知らなかったようです。 日本で同性婚を容認したか...
「贅沢は敵だ」「欲しがりません勝つまでは」という標語は、日中戦争から太平洋戦争に突入していった日本政府が、戦争を推し進めるために張ったキャンペーンの一つです。日本政府はこのキャンペーンで、国民に我慢を強いて統制していきました。現代の日本国民は、こんな時代には2度と戻りたくはないでしょう。 そいうい意味で、戦後豊かになった日本人には、「贅沢は敵だ」という標語は、アナクロニズムの忌み嫌うべき言...
先日、NHKの日曜討論を、終わりの方だけ少し観てみました。2023年度の経済などがどうなるかというような内容でした。 出演者は、証券会社のチーフアナリスト、証券会社GM総括本部副会長、経済学の大学教授、連合総研主幹研究員、関西経団連会長という面々で、面白くなさそうだと思った以上にしょうもない内容でした。 彼らは旧態依然とした経済成長戦略を論じていました。GX(グリーントラストインフォメーション)で、脱炭...
〜手動で十分シリーズ1〜電動化の必要はあったのか?〜 鉛筆を挟んで押す装置が付いて無い画期的な手回し鉛筆削器 少年時代愛用していました。 上の写真は、私が中学生か高校生の頃買った、手回しの鉛筆削器です。電動の鉛筆削器も売られていましたが、楽に手動でできるのに、コンセントに繋いで電力を使って、電動の鉛筆削器は、無駄な装置だと思っていました。「文明の利器好きの親戚の家に電動鉛筆削りが置いてあって、重い...
日本の人口の長期推移/社会実情データ図録 より 日本の人口の長期推移のグラフは遠い過去のデータは推測値でしょう。もちろん、将来のデータも予測値です。推測値も予測値も定量的にはあまり当てにはなりませんが、人口の増減の傾向は、大筋で合っていると考えてもいいでしょう。 このグラフから、大抵の人が読み取ることは、日本は近代、明治維新以来、人口は超指数関数的に爆発的に増え続け、20世紀終わり頃から増加率が...
新年明けまして、今年は世界同時不況に陥るのでは無いかと懸念されています。(もう始まっているようです。) コロナ禍に続き、ウクライナ戦争が長期化し、エネルギー価格が高騰し、世界同時の経済減速になっています。恐慌にまで発展するかも知れないという危惧と戦争拡大への不安も広がっています。 しかし、2007年のリーマンショックの時には「100年に一度の経済危機」と言われました。それから100年どころか、15年ほどしか...
通勤時のラジオで世界人口が80億人に達したとの話が流れていた。ちょうど同じ時分に、トルコが川の上流にダムを建設したとの情報もあったが、その際大統領が「20世紀は石油を奪い合い、21世紀は水と食料を奪い合う」と言ったらしい。ウクライナの件を始め世界的に混迷を深める中、日本はどうなってしまうのだろう。...
ロシアンルーレットとは、よく知られているように、リボルバー(回転式拳銃)に1発だけ弾薬を装填し、適当にシリンダーを回転させてから自分の頭に向け引き金を引くゲームです。恐ろしい事ですので「ゲーム」などと呼ぶ代物ではないかも知れません。実際にそんなゲームする人がいるのかはわかりませんが、(やったしても無理にやらされたのでしょうか?)事実関係は今回の記事には関係ありませんので調べません。 なぜこんな記事...
地球環境問題に対して、技術で解決しようと言う方針が、いまだにメインに論じられています。その理由は「先ずは環境対策」では無くて「先ずは経済」だからでしょう。そこには「深刻な環境危機」に対する本気度が感じられません。 これから技術革新で対応するとか、効率を上げるとか・・・「環境危機に待ったなし」の現状に対して非常に優雅なことを言っています。そして、「ギャグ効果(ギャグのような逆効果)」の環境対策もど...
コロナウイルスパンデミックによって世界の多くの人々の日常生活がガラリと変わりました。外出自粛や非常事態宣言により、平穏な日常生活があれよあれよと言う間に変貌を遂げたのです。非常事態宣言が為され色々な制限のある生活に変わりました。パンデミックではありませんでしたが、2011年の3.11原発震災時も、原発爆発後は、福島第一原発周辺の広い範囲で屋内待機はありました。経済的に先行き不安な人も多い事でしょうけれど、...
最近初めてコメントを頂いたHN:ext2026氏(extinction2026:「2026年に人類が絶滅する」と言う意)からコメントを頂きました。 「元保全生物学教授のDr.Guy Mcpherson氏は全人類は2026年までに他の生物と共に絶滅すると論証した。それを全日本人に啓蒙する努力をしている」と言う内容のコメントです。彼は「今からでは何をしても、何を言ってもIt`s too lateです。・・(中略)・・・今、人類は残った時間に何をすべきか考え、...