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0から始める著作権 https://bansho.hatenablog.jp

このブログでは、20年以上「著作権」の調査研究に携わってきた著者が、著作権についてわかりやすく解説をしていきます。物事の原理を考えることを特に大切にしています。著作権を手始めに、知価社会、権利主義社会の未来を共に探っていきましょう!

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2024/04/17

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  • 超「商品流通社会」と、著作権(8)

    前回は、農作物を生み出す土地の管理・運営に長けた社会制度が「封建主義社会制度」であり、商品を生み出す資本の管理・運営に長けた社会制度が「資本主義社会制度」であるという話をしました。 封建主義社会制度から資本主義社会制度への移行にあたり、何が決定的な契機になったのでしょうか。まずこれを考えてみましょう。 実は、封建主義社会においても、商品は生み出され、商品流通は行われていました。具体的には、農民が家内制手工業によって服飾品や日用品などを作り、それらが商品として都市部で売買されるということはありました。そして、各地域では陶芸品などの特産品が職人によって作られ、それらも他の地域に流通し、売買されてい…

  • 超「商品流通社会」と、著作権(7)

    前回では、情報革命が、情報社会を効率よく運営する社会システムを生み出しているところであると述べました。情報革命が、ネットワーク技術やIT技術等によって単に便利な情報社会を生んでいるだけではなく、その情報社会を効率良く回していく仕組み(社会制度)を構築しつつある、という話です。 もう少し詳しく見ていきましょう。 トフラーは、農業社会 → 工業社会 → 情報社会への変遷を唱えました。第一の農業社会から考察しましょう。 農業社会での主たる流通の対象は何でしょうか。それは、紛れもなく「農作物」です。江戸時代までの日本社会は、少数の都市中央部を除いて社会の構成員のほとんどが農民であり、農民は一定量の土地…

  • 超「商品流通社会」と、著作権(6)

    前回では、著作物は仮想空間内でダイレクトで授受されるので、権利が権利を生む社会はネット空間の中で無限に拡大していくという話をしました。 20世紀モデルでは、著作物が化体した商品(書籍、レコード、放送番組など)が流通するので、その商品を製作・流通・販売する会社が著作権の処理を行っていて、著作権が前面に現れることはなかったのです。著作者は商品を取り扱う会社に著作権の管理を任せてしまい、会社に従属するかたちで著作物の創作を行ってきたのです。 これからは違います。物理的な商品が仮想空間内のモノに置き換わり、著作権がIT技術やAI技術によって目に見えるようになったとき、著作物の創作者と、その著作物を鑑賞…

  • 超「商品流通社会」と、著作権(5)

    前回では、創作者が資本家に従属する20世紀モデルについて述べ、学校教育の場においても「創作」や「著作権」を軽視する例にも触れて、古いモデルからの脱却が資本主義社会全体の課題であるという話をしました。 学校は、知識を獲得する場ではなく、生徒自ら知的財産を生み出し、知的財産権を管理していく場になるべきであり、仮想空間の中で創作された小説、音楽、仮想商品などの著作物の取り扱いについても、著作者自らが意識的に計画的に著作権を管理するシステムを構築する必要がある、という話でした。 著作者、すなわち創作者自らが著作権などの知的財産権を管理する。・・・このハードルは(現状においては)高いといえます。 例えば…

  • 超「商品流通社会」と、著作権(4)

    前回は、仮想空間においては、リアルな世界におけるよりも、著作物を生み出す著作者の立場が極めて大きくなっているという話をしました。 仮想世界の方が著作権が前面に出てきて、仮想空間の中で小説、音楽、仮想商品を創作する著作者の権限が、リアル世界よりもクローズアップされる、その入り口に我々は立っている。それを我々は直視して、新しい著作権管理システムを構築していく必要がある、という話でした。 これまでの歴史を振り返ると、中世では、王や貴族が芸術家を抱えて、その芸術家が絵画や彫刻を創り出していました。宗教の経典本の作成と流通は、教会や寺院が中心となって行っていました。モーツァルトも、宮廷に仕える作曲家であ…

  • 超「商品流通社会」と、著作権(3)

    前回は、仮想空間の未来形には無限の可能性がある、その仮想空間を構成するものが「著作物」である、という話をしました。 今まで以上に「著作物」がクローズアップされる社会、仮想空間が商空間になる社会、その入り口に私たちは立っているのです。 数年後にはメタバースや3DWebは当たり前の社会になっていると思われます。今はその前哨戦の最中にある、という段階です。 前哨戦、というと、1980年代のインターネット前夜が思い出されます。 インターネットが当たり前になる前の1980年代に、インターネットの先駆けとなるサービスが実践されていました。カナダのテリドン(Telidon)や、日本のキャプテンシステムです。…

  • 超「商品流通社会」と、著作権(2)

    前回は、メタバースという仮想空間内の商品を例にあげて、仮想空間内の商品(架空の商品、著作物)を選択するのは、現実世界における自分が優越感、満足感、幸福感を得るためであって、仮想空間内のアバター(自分の分身)が満足するためではないという話をしました。 仮想の商品であるヘアードライヤーによってアバター自体が気持ちよくなることはないからです。 アバター自体は満足しないが、アバターを操作する自分は、仮想世界の中でアバターの活動を通じて満足する。仮想空間内の商品や建築物、更には環境を独自に構築していく中で、思い入れのある仮想商品、仮想建築物、仮想環境を選んでいく。そのようにして、自分の価値観を仮想空間内…

  • 超「商品流通社会」と、著作権(1)

    前回まで、「情報の大航海時代」における著作権の問題について述べてきました。15世紀から17世紀までの大航海時代が世界史を一変させたように、現在発展途上にあるインターネット世界やメタバース空間は著作物の創作や流通の環境を大きく変えていく、そして、著作権の問題は今まで以上に重要かつ必要なものとなり、2次創作の取り扱いや創作者の地位向上に向けての取り組みが急務であるという話をしました。 この変化は、従来の社会、例えば商品流通を主体とする資本主義社会を進展させるものなのでしょうか。すなわち、今までの延長線上の出来事と考えてよいのでしょうか。 私はそうではないと考えています。 その私の考えをこれから皆さ…

  • 「情報の大航海時代」と著作権(9)

    前回、メタバース空間などに存在する著作物に焦点を合わせると、著作権情報がポップアップで表示されて、その著作物を利用して二次創作をした瞬間に著作権者に何らかの報酬が与えられる仕組みの可能性の話をしました。 ここで重要になってくるのは、その著作物について二次創作が許されているかどうか、すなわち、著作権者が二次的著作物を創作する権利を他人に認めているかどうか、ということです。それが認められていないならば、そもそも二次創作を行うことはできないからです。 ですので、ポップアップ表示される著作権情報には、二次創作が許されているか、許されているならば著作物の利用料はどれくらいか、という情報も盛り込む必要があ…

  • 「情報の大航海時代」と著作権(8)

    前回は、研究者が書く論文において、先人の知の系譜を参考文献として掲載する例を紹介しました。良い論文であれば、追従する多くの研究者たちによってそれが参照され、彼らが書く論文の中でそれが参考文献として掲載されることになります。つまり、後続する論文において、参考文献として多く取り上げられると、影響力のある良い論文だと認められるのです。 このような例は他にあるでしょうか。 技術者が書く特許文献の例があります。特許権は技術発明を独占できる権利であり、特許権の内容は特許文献に書かれています。その特許文献には先行技術文献が掲載されており、そこに過去の特許文献が含まれている場合が多いです。 新しい発明をするに…

  • 「情報の大航海時代」と著作権(7)

    前回は、オープンソースの例を示してソフトウェア開発における二次的著作物の創作の連鎖と、開発者に対して報酬を支払う仕組みの必要性について述べました。 創作の連鎖について、他の例を見てみましょう。 学術研究において、研究者は論文として成果を世に出します。その論文に、他人の過去の論文の一部を引用したり、引用はしなくても参考とした他人の過去の論文を「参考文献」として掲載します。具体的には、過去の論文の名称、著者名、誌名・巻・号、出版年を論文の最後に掲載します。 研究者が論文を読むとき、この参考文献を先に読む場合も多く、それくらい論文における参考文献は重要なものになっています。 知の最先端である論文は、…

  • 「情報の大航海時代」と著作権(6)

    前回は、二次的著作物の創作に当たって創作者自身が著作権に関する知識を身に付けて環境改善を図るべきという話をしました。 実際にそのような環境改善が提起された有名な例としては、ソフトウェア開発の分野におけるオープンソースの推進が挙げられます。 オープンソースは、ソフトウェア開発者がプログラムのソースコードを公開して、ソフトウェアの改変や向上を他者に促し、更には改変されたソースコードを同じように公開することを他者に求めることによって、多人数参加によるソフトウェアの開発と普及を図る取り組みです。既に20年以上の歴史があり、ソフトウェア開発に詳しくない方でもオープンソースの言葉自体は聞いたことがあると思…

  • 「情報の大航海時代」と著作権(5)

    前回は、二次創作を生み出す時に元の著作者に報酬を与えると興るであろう好循環のサイクルと、そのための著作権情報の提供、著作物の評価、著作物の使用料の重要性について話をしました。今回は、著作権情報や著作物の評価について、具体的な例を挙げながら詳しく見ていきましょう。 著作権情報とは、何についてどんな著作権を誰が持っているかの情報であり、パロディ作品のような二次創作品の場合は、元になっている著作権情報が曖昧であることは前回までに述べました。また、楽曲のアレンジも二次創作品であり、アレンジ曲には元になっている曲の著作権情報や、アレンジをする許諾を得ているかの情報が付いていない場合が多々あるので、様々な…

  • 「情報の大航海時代」と著作権(4)

    前回は、二次創作の元の著作者に何らの経済的報酬を与えてよいのでは、という話をしました。果たして、元の著作者の情報はどのように知ることができるのでしょうか。 食品の世界では、トレーサビリティが普及しつつあり、食品の生産者、生産日、生産方法などの生産に関する情報や、輸送経路などの流通に関する情報を、QRコードなどにより購入者が確認できようになっています。 パロディ作品のような二次創作品についても、そのような情報、すなわち、元になっている著作物は何か、その著作者は誰か、その著作者が著作権を持っているのか、持っていないならば現在の著作権者は誰か、という情報が簡単に確認できる仕組みを構築すればよい。 同…

  • 「情報の大航海時代」と著作権(3)

    前回は、情報が情報を生み出すことについて述べました。今回は、その具体的な事例を見ていきましょう。 皆さんは、ネット小説という言葉を耳にしたことがあると思います。オンライン小説とも呼ばれます。インターネット上で小説を発表して、有名になって、その小説が書籍として出版されるに至った、という話もあります。 実は、このネット小説の世界では、二次創作が多く行われています。二次創作というのは、元の小説の設定や登場人物を利用しつつ独自の視点で創り変えることであり、小説にとどまらず、元の小説を漫画化したり、アニメ化・映画化することもあります。 このような二次創作は、著作権法の世界では「二次的著作物」と言います。…

  • 「情報の大航海時代」と著作権(2)

    前回、高度化し複雑化するIT社会・ネットワーク社会における、情報とその権利の問題について述べました。 そもそも、IT社会・ネットワーク社会における情報とはどのようなものでしょうか。例えば、ネット上には様々なサイトやサービスがあり、そこには色々な情報があります。恐らく、皆さんは、仕事に関係のあるサイトやサービスを常に目にし、趣味のサイトやサービスをいつも楽しんでいると思います。特に、最新の情報は、ネットの方が、図書や雑誌などの出版物よりも早く入手できます。 研究者であれば論文を学会のサイトから入手し、技術者であれば特許文献を特許情報サイトから入手しています。 研究者は、オリジナルな論文を書くため…

  • 「情報の大航海時代」と著作権(1)

    大航海時代と聞いて、皆さんはどのようなイメージを抱くでしょうか。 1400年代から1600年代にかけて、ポルトガルとスペインなどが競って新航路を開拓し、結果として新大陸の発見や地球一周が達成されました。当初はアジアの香辛料(胡椒など)を求めて新航路を探っていましたが、それが可能になったのは航海技術の高度化などの背景があったからでした。 そして、赤道以南のアフリカ大陸の発見や、南北アメリカ大陸の発見などで、ヨーロッパの国々が競って植民地政策をとるようになり、更なる航海技術の進歩が促され、航行の安定化も進みました。また、その一方で、原住民が追われたり滅亡したりして、古来からある文明や文化が急速に失…

  • 著作者を取り巻く権利について(6)

    前回まで、著作者を取り巻く権利である著作隣接権について見てきました。いろいろな種類があったので、ここでまとめてみましょう。 著作隣接権は、著作物を皆に伝える役割を持っている、 ①実演家、 ②レコード製作者、 ③放送事業者、 ④有線放送事業者 に認められている権利であり、以下の権利が含まれていました。 ○実演家の著作隣接権 ~録音権・録画権、 放送権・有線放送権、 送信可能化権など ○レコード製作者の著作隣接権 ~複製権、 送信可能化権など ○放送事業者の著作隣接権 ~複製権、 送信可能化権など ○有線放送事業者の著作隣接権 ~複製権、 送信可能化権など これらの権利は、他人に譲渡することができ…

  • 著作者を取り巻く権利について(5)

    前回は、レコード製作者の著作隣接権を紹介しました。 レコード製作者にも、実演家の方々と同様に著作隣接権が与えられていましたね。レコード製作者も、音楽の著作物を皆に伝えてくれる存在であり、著作物を皆に伝える著作隣接権がレコード製作者に認められている、という話でした。 さて、皆さんは音楽を聴くのは、自分で購入したCDなどをプレーヤーに入れて聴く場合だけでしょうか。 ラジオやテレビの放送や、有線方法を通じて音楽を聴く機会も多いですよね。そして、演劇もテレビで放送される場合があります。 そうすると、放送事業者や有線放送事業者も、著作物を皆に伝える役目を持っているということができます。 著作権法は、実演…

  • 著作者を取り巻く権利について(4)

    前回は、実演家に認められている著作隣接権を紹介しました。 演奏家・歌手・指揮者・俳優・演出家のような実演家の方々は、著作物を皆に伝える人たちであり、その人たちに与えられる権利が著作隣接権でした。自分の実演を録音・録画する権利や、インターネット上で送信可能化する権利などがありましたね。 さて、著作物を皆に伝えるために必要なのは、実演家の方々だけでしょうか。 音楽の著作物を考えてみましょう。演奏家・歌手・指揮者のような実演家は、音楽ホールなどで行われるコンサートを通じて、我々に音楽を提供してくれます。でも、多くの場合、我々が音楽を聴くのは、その音楽を録音したCDを自分で購入して聴くか、そのCDに録…

  • 著作者を取り巻く権利について(3)

    前回は、著作物の実演を行う実演家に対して認められる権利である著作隣接権を紹介しました。この著作隣接権は、具体的にはどのようなものなのでしょうか。 以前、著作者に対して認められる権利として、「著作財産権」の話をしました。「著作財産権」には複製権や公衆送信権などの他人に譲渡できる権利が含まれていましたね。実演家に認められる著作隣接権も、これによく似ています。詳しく見ていきましょう。 実演家は、演奏家・歌手・指揮者・俳優・演出家の方々であり、例えば、演奏家であれば、自分の演奏を録音する権利を持っています。舞台俳優であれば、自分の演技を録画する権利を持っています。言い換えれば、演奏家や舞台俳優の許諾を…

  • 著作者を取り巻く権利について(2)

    前回は、著作者を取り巻く権利として、作家を取り巻く権利である出版権を紹介しました。 作家は、通常は自分一人では本を出版できませんので、出版会社や電子出版会社に出版や発信を依頼します。言語の著作物の複製権や公衆送信権を持つ著作権者(作家等)が、出版したり公衆送信を行う者に対して設定するものが出版権でしたね。 他に、著作権者が、著作物を皆に伝えるために自分以外の人に依頼するようなことはあるでしょうか。 例えば、音楽の著作物は作曲家によって作曲されますが、作曲家が一人だけで演奏することは稀です。ポップスであればバンド仲間に演奏を頼んだり、歌唱をする歌手も必要になってきます。クラシックの交響曲であれば…

  • 著作者を取り巻く権利について(1)

    前回まで、著作物をどのように利用するかという利用者側の視点に立って、著作権について考えてきました。 今回からは、軸足を著作者に戻し、著作者を取り巻く様々な権利について見ていきましょう。 まずは「出版権」です。出版権は、作家が生み出すような言語の著作物に関するものであり、作家を取り巻く権利、著作者を取り巻く権利であるといえます。詳しく見てみましょう。 出版権は、言語の著作物を出版する権利であり、言語の著作物の複製権や公衆送信権を持つ著作権者が、出版したり公衆送信を行う者に対して設定するものです。 例えば、作家が、出版会社や電子出版会社(Webサイト運営会社)に対して設定します。そうすると、設定を…

  • 著作物をどのように利用するか(9)

    前回は、著作物の引用について詳しく紹介しました。報道、批評、研究などの目的で、一定のルールを満たせば自由に引用できることがわかりました。 でも、ここで重要なことがあります。その引用が、引用される著作物の著作者の著作者人格権を侵害してはいけない、ということです。 著作者人格権、覚えていますか。他人に譲渡できない著作者固有の権利であって、同一性保持権、公表権、氏名表示権の3つから成るものでしたね。特に同一性保持権が大事であり、著作者の許可なしに著作物の内容やタイトルを他人が勝手に変えられないという権利でした。 もし著作物を引用するときに、その著作物の内容を勝手に変えて引用するとどうなるか。この行為…

  • 著作物をどのように利用するか(8)

    前回まで、「著作物の自由利用」ができる場面について見てきました。私的な場、公共の場、教育の場、政治・三権、コンピュータ関係、という傾向が見られましたね。 ところで、この傾向には当てはまらない「著作物の自由利用」の場面として重要なものがあります。それは「引用」です。 「引用」は、他人が書いた文章などを著作権者の許諾を得ないで引用することができるというものであり、私的な場、公共の場、教育の場、・・・という場面の縛りがありません。すなわち、「引用」は、どんな場面においても、一定のルールさえ守れば、他人の著作物を自由に利用することができます。つまり普遍性があり、その意味で他の「著作物の自由利用」ができ…

  • 著作物をどのように利用するか(7)

    前回は、様々な「著作物の自由利用」について紹介しました。他の場合も見てみましょう。 ○ 視覚障害者のための複製等 公表された著作物は、点字によって複製することができます。そして、コンピュータを用いて点字を処理して、公衆送信を行うこともできます。 ○ 時事問題に関する論説の転載等 新聞や雑誌に掲載された時事問題に関する論説は、ほかの新聞・雑誌に掲載したり、放送をすることができます。ただし、転載禁止の表示があるときはできません。 ○ 政治上の演説、裁判の陳述の利用 公開して行われた政治上の演説や、裁判における公開の陳述は、利用することができます。ただし、例えば、一人の政治家の演説集を編集して利用す…

  • 著作物をどのように利用するか(6)

    著作物を利用する人の側に立った「著作物の自由利用」には、ほかにも色々あります。今日は主なものを紹介します。 ○ 図書館での複製 図書館には通常コピー機が設置されています。図書館内の本については、著作権者の許諾を得ないでコピー(複製)することができます。ただし、コピーができるのは本の一部分であり、一人一部だけです。 ○ 引用 例えば自分のブログやSNSで、他人が書いた記事などを著作権者の許諾を得ないで引用することができます。この場合、記事名や著作者などの出典内容、すなわちどこから引用したものであるのかを掲載しなければいけません。そして、記事の全文を載せたり、自分が書いた文章との区別がつかなくなっ…

  • 著作物をどのように利用するか(5)

    前回のブログで、著作物の自由利用について紹介しました。著作権者の許諾を得ないで著作物を自由に利用できる場合が、著作権法に幾つか定められているという話でした。 この著作物の自由利用は、著作物を利用する人の側に立ったものであり、とても重要なものです。詳しく見ていきましょう。 ○ 私的使用のための複製 前回紹介した「私的使用のための複製」は、その自由利用に該当します。芸能人や動物の公式Webサイトに掲載されている写真をコピーして、自分のスマホの待ち受け画面に使うことができるという例を述べました。ほかの例としては、テレビ番組を自分が家庭内で見るために録画する、購入した書籍をコンビニのコピー機でコピーす…

  • 著作物をどのように利用するか(4)

    前回まで、著作物を利用するときに、著作権者の許諾を得ることを考えてきました。著作権管理団体を活用することによって、比較的簡単に著作物の利用許諾を得ることができるという話もしました。 ところで、著作物を利用するに当たって、必ず著作権者の許諾を得なければいけないのでしょうか。 実は、著作権者の許諾を必要としない場合もあるのです。許諾を得ないで著作物を利用することができる場合がある・・・ 今回は、その場合について見ていきたいと思います。 以前のブログで、著作権には保護期間があるという話をしました。著作権による保護は永遠ではないのです。そうすると、ある著作物について、仮に著作権の保護期間が過ぎていれば…

  • 著作物をどのように利用するか(3)

    前回、著作物を利用したい者が、どのように著作権者と利用許諾について交渉するかが重要な問題になると述べました。例えば、たまたま見かけたイラストが気に入って、自分のWebサイトやSNSに掲載したい場合に、そのイラストの著作権者を探し出し、具体的なライセンス契約にこぎつけるという作業が発生します。 しかし、この作業を個人で行うのは大変です。だからと言って、いきなり法律事務所などに駆け込んで相談するというのも難儀です。 このようなとき、著作物の利用について情報提供を行い、著作権者との仲介を行い、利用許諾を行なってくれる団体に相談するという手があります。その団体は、著作権を管理する団体であり、著作権者に…

  • 著作物をどのように利用するか(2)

    前回は、著作物の利用の許諾の話をしました。著作物を利用することについて、著作権者に有償で認めてもらう、という話でした。 この許諾は、著作物を利用したい人と、著作権者との間の契約です。この場合の契約はライセンス契約になります。ライセンスというのは利用許諾のことであり、利用許諾の契約だからライセンス契約になるのです。 そして、このライセンス契約では、著作物を利用する人が著作権者に金銭を支払うことになり、その金銭はライセンス料と言われます。もちろん、著作権者は無償で著作物の利用を許諾することもあります。この場合、ライセンス料は発生しません。また、契約ですので、様々な条件を契約の中に盛り込みます。例え…

  • 著作物をどのように利用するか(1)

    前回まで、著作権には様々な種類があることを見てきました。そして、著作権は、著作者人格権と著作財産権に大きく分かれ、後者は他人に譲渡できることを知りました。 著作財産権を所有している人は、元々は著作物を創作した個人や法人(著作者)ですが、著作財産権は譲渡されることもあるので、その個人や法人が著作財産権を所有していない場合もあります。 そこで、実際に著作財産権を所有している人を「著作権者」と呼ぶことにします。もちろん、著作財産権を他人に譲渡していなければ、著作物を創作した個人や法人(著作者)が著作権者です。 著作権者は、著作財産権を所有しているので、複製権や公衆送信権などを持っています。例えば、あ…

  • 著作権の種類には何があるのか(9)

    前回は、同一性保持権、公表権、氏名表示権の3つを紹介しました。これらは、著作者が他人に譲渡できない権利、すなわち、著作者に固有の権利でした。 著作者に固有ですので、著作者が他界した場合にはこれらの権利は消滅します。また、著作者が会社などの法人であれば、その法人が解散した場合に消滅します。 ただし、著作者が他界した後でも、その著作者が創作した著作物を他人が世に示すときに、著作物の同一性を損ねるようなことはしてはなりません。また、例えば、もし著作者が生前に日記を非公表のものとして書いていたら、他人が勝手にその日記を公表してはいけませんし、ある俳人(著作者)が生前に俳句には必ず氏名を表示するように決…

  • 著作権の種類には何があるのか(8)

    前回は同一性保持権の話をしました。著作物の内容やタイトルが著作者の許可なしに他人が勝手に変えられないという権利でしたね。 この同一性保持権も他人に譲渡できるのでしょうか。 実は、著作権法は、同一性保持権は他人に譲渡できないと定めています。このことはとても重要です。 もし同一性保持権が著作者から他人に譲渡できてしまうと、この同一性保持権という権利の意義が失われてしまいます。何故なら、同一性保持権が著作者の手を離れてしまい、著作物について著作者のコントロールが効かなくなり、著作物がどんどんつくり変えられていくからです。 著作物を創作したのは著作者です。もし同一性保持権が著作者から他人Aに移って著作…

  • 著作権の種類には何があるのか(7)

    前回では、複製権などの著作権が、他人に譲渡することができるという話をしました。複製権などの著作権が、譲渡可能な権利である、すなわち、財産のような性格を持っているという話でした。 ところで、小説家などの著作者が、自分が創作した物を他人に譲渡した後に、その他人が創作物を勝手に作り変えてしまったとき、著作者はどう思うでしょうか。例えば、仮に貴方が小説家であるとして、貴方が書いた小説の複製権と公衆送信権をブロガーに譲渡し(二次的著作物を創作する権利は譲渡していないと仮定します)、ブロガーが小説の一部を改変してブログに掲載したとき、貴方はどう思うでしょうか。 いったん譲渡したのだから、ブロガーが小説の内…

  • 著作権の種類には何があるのか(6)

    前回と前々回で、複製権以外の著作権の種類を述べました。いろいろな権利がありましたね。 中でも、公衆送信権は、自分が創作した著作物について、自分だけがWebサイトにアップロードして公衆送信を行うことができるという権利であり、とても重要な権利でした。例えば、貴方が撮影した面白い動画について、貴方が動画配信サイトにその動画を投稿する場合、貴方が公衆送信権を持っているので、貴方だけがその動画を公衆に送信できるのです。公衆送信権を持っていない他人が、勝手に貴方の動画を公衆に送信できないのです。 また、二次的著作物を創作する権利と、二次的著作物を利用する権利の2つについて述べ、これらが元の小説や曲を創作し…

  • 著作権の種類には何があるのか(5)

    前回のブログで、「二次的著作物を創作する権利」と、「二次的著作物を利用する権利」を紹介しました。 この2つはとても重要です。この2つの権利が契約書に書かれておらず、トラブルになることもあるからです。 詳しく見てみましょう。 ○ 二次的著作物を創作する権利 ~ 二次的著作物を創作(翻訳、脚色、映画化、編曲等)する権利 貴方が小説を書いたとします。その小説を英語やフランス語などに翻訳する権利は、当然貴方が持っています。また、その小説を元にして演劇の脚本を書いたり、その小説を映画にする権利も、貴方が持っています。貴方が音楽作品を作曲した場合も同じです。その音楽作品(曲)を編曲する権利を貴方が持ってい…

  • 著作権の種類には何があるのか(4)

    これまで数回にわたって、著作権の種類の中の王様のような複製権について紹介してきました。 複製権のほかに、著作権の種類には何があるのでしょうか。著作権法では、以下の権利が定められています。 ○ 上演権 ~ 舞踏(ダンス)や無言劇(パントマイム)の著作物などを公衆に直接見せるために、著作物を上演する権利 ○ 演奏権 ~ 音楽の著作物などを公衆に聞かせるために、著作物を演奏する権利 ○ 上映権 ~ 映画の著作物などを公に上映する権利 ○ 公衆送信権 ~ Webサイトにアップロードするなどして、著作物について公衆送信を行う権利。例えば、貴方が書いた文章や写真などを貴方のブログに投稿して皆が見れるように…

  • 著作権の種類には何があるのか(3)

    前回は、複製権の存続期間の話をしました。著作者が誰であるかによって、複製権が発生する時点と、トータルの存続期間が変わってくるという話でした。 著作者が誰であるか、という問題のほかに、著作物が何であるかによっても複製権が発生する時点と、トータルの存続期間が変わってきます。今回はそれについて見ていきましょう。 ○ 映画の著作物 著作物が、公表された映画である場合、複製権が発生するのは映画を公表した時点です。そして、その複製権の存続期間は公表から70年です。 ○ 無名の著作物、変名の著作物 著作物の中には、著作者の名前を表示しないで公表されたものがあります。これを無名の著作物といいます。また、本名で…

  • 著作権の種類には何があるのか(2)

    前回のブログで、貴方が自分が見た夢の内容をミニ小説にして、それをブログで公表したとき、著作者である貴方が、ミニ小説(言語の著作物)について、複製権という種類の著作権を持つことになる、という話をしました。 さて、貴方が複製権という種類の著作権を持ったのは、夢の内容をミニ小説にしたときでしょうか、それともそれをブログで公表したときでしょうか。 実はこれについては著作権法で定めがあります。貴方が個人として、夢の内容をミニ小説にした場合は、ミニ小説にした時点、すなわちミニ小説を創作した時点で複製権が発生します。 では、いつその複製権は消滅するのでしょうか。これも定めがあり、貴方が他界した後70年間存続…

  • 著作権の種類には何があるのか(1)

    前回までのブログで、「著作権を所有している人は誰か」と「著作権が発生する対象物は何か」について述べてきました。前者は「著作者」であり、後者は「著作物」でした。 「著作者」が、自分の「著作物」についてどんな権利を持っているのか。今日はそれについて考えてみましょう。 以前のブログで、夢の内容は、それを文章にして初めて著作物になるという話をしました。文章化されているので言語の著作物になり、言わばミニ小説のような物です。 貴方が自分が見た夢の内容をミニ小説にして、それをブログで公表したとします。読者の受けが良くて喜んでいたところ、後日、他のブログサイトでそのミニ小説と全く同じ内容の記事が掲載されている…

  • 著作権が発生する対象物は何か(6)

    著作物について、今までいろいろ考えてきました。 ここでは、特殊な著作物について見ていきましょう。 ○ 共同著作物 貴方は、友人と一緒に漫才のネタを考えて、二人で漫才のシナリオを書いたとします。このシナリオは二人が共同して創作した物です。著作権法では、このような物を「共同創作物」としています。勿論、二人ではなく、三人以上の人が共同して創作した物も共同著作物です。 ○ データベースの著作物 昨今は、ビッグデータの管理や利用が重要になってきています。著作権法では、個々のデータをコンピュータによって検索できるように体系的に構成した物を「データベースの著作物」としています。ただし、データベースを構成する…

  • 著作権が発生する対象物は何か(5)

    著作権法では、著作物は創作的に表現した物であることと、文芸、学術、美術または音楽の範囲内であることが定められています。 そうすると、文芸、学術、美術または音楽の範囲外の物や、創作的に表現されていない物は著作物ではありません。 具体的には次のとおりです。 ○ 文芸、学術、美術または音楽の範囲外の物 「工業製品」~ 自動車やロボットなどの工業製品は、文芸、学術、美術または音楽の範囲外の物ですので、著作物ではありません。 ○ 創作的に表現されていない物 以下の例は、いずれも創作的に表現されていない物ですので、著作物ではありません。 「時事報道ニュース」~ これは以前に紹介しました。ニュースは事実の伝…

  • 著作権が発生する対象物は何か(4)

    前々回に、夢を見た時点ではその夢の内容は著作物になっていない、自分の外側に文章にして初めて著作物になるという話をしました。 文章にした時というのは、文章という著作物を創作した時点です。この創作時点、すなわち、著作物をいつ創作したのかがとても重要になります。なぜならば、それを自分で把握していないと、著作物ではない状態から著作物になった状態への切り替わり時点が不明になってしまうからです。 ですので、作家の方などは、創作ノートを用意して、文章を書くときには日付を入れておく、という習慣を身に付けています。 著作物を創作した時点の他に、著作物を公表する時点も重要です。 というのは、貴方は、自分が見た夢の…

  • 著作権が発生する対象物は何か(3)

    前回、ニュースサイトの内容は編集著作物になると述べました。もう少し詳しく見てみましょう。 貴方はニュースサイトを見る機会が多いと思います。そのニュースサイトには、サイトのオリジナルキャラクターが登場していたり、華やかなイラストが添えてあったりしますよね。これらの個々のキャラクターやイラストは美術作品ですので、それ自体が著作物です。 つまり、全体としては編集著作物であり、それを構成する個々のパーツも著作物になっているのです(入れ子の関係)。 同じことがゲームについてもいえます。 最近では、スマホのゲームが主流になりつつあります。そのゲームのプログラムが著作物であることは、以前のブログで述べました…

  • 著作権が発生する対象物は何か(2)

    前回は、著作権が発生する対象物(著作物)について、いろいろ紹介しました。 そもそも、どういう物が著作物になり得るのでしょうか。 例えば、今流れている時事報道ニュースの内容は著作物なのでしょうか? 景勝地での開花を告げるニュースは、旅行を考えている方にとっては貴重なものであり、そのニュースは著作物として取り扱われるべきかもしれません。 また、貴方が今朝起きる直前に見た夢の内容は、貴方のオリジナルであって貴重なものであり、夢を見た時点でその夢の内容は著作物になっているのかもしれません。 実は、上に挙げた2つの例、ニュースや夢の内容は、いずれも著作物ではありません。 時事報道ニュースや開花を告げるニ…

  • 著作権が発生する対象物は何か(1)

    実は、貴方の身の回りには、著作権が発生する物で満ち満ちています。 前回映画の話をしました。映画は、著作権が発生する対象物です。 小説や音楽もそうです。貴方がスマホを使って読んでいる小説は、著作権が発生する対象物ですし、イヤホンで聴いている音楽もそうです。 電車の中を見渡すと、スマホを使って何かの文章を読んだり、イヤホンで曲を聴いていたり、ゲームをしている人が多いですよね。ゲームのプログラムも著作権が発生する対象物です。 そうすると、電車の中で、多くの人たちが、著作権が発生する何らかの物に触れていることになります。 そうです、今貴方が読んでくれている、このブログの文章も著作権が発生する対象物なん…

  • 著作権を所有している人は誰か(3)

    私は映画が好きです。最近ではゴジラ-1.0が話題になりましたね。 さて、映画製作の場合、様々な人がその製作に関わっています。プロデューサーや監督はもちろんのこと、視覚効果(VFX)を担当する監督も関わっています。 これらの人のように、映画の製作全体に関わった人たちが映画の著作者になります。 すなわち、映画の場合は、複数の人たちが著作者になるのです。 映画以外の創作に話を戻しましょう。 前回までのブログでは、個人(人)が著作者になる場合について述べました。 実は、人が著作者になる場合のほかに、会社などの法人が著作者になる場合があります。ビジネスの分野では、法人が著作者になる場合が多く、契約書の中…

  • 著作権を所有している人は誰か(2)

    貴方の友達の中に、絵の上手いA君がいるとします。 そのA君に頼んで、イラストを描いてもらったとします。 頼むときに、いま流行りのシマエナガを可愛く描いてね、とイラストの内容の指示をした場合、完成したイラストの著作者は貴方でしょうか、A君でしょうか、それとも両方でしょうか。 前回のブログで、著作者は創作をする者であり、創作とは思想または感情を物として表現することだと述べました。この例の場合、イラストとして表現するための感情を抱いていたのは誰かが問題になります。 貴方はイラストの内容を指示しただけで、具体的な構図や色使いなどの表現については提案していません。 一方、A君はイラストの構図、シマエナガ…

  • 著作権を所有している人は誰か(1)

    著作権を所有している人は、一体誰なのでしょうか。 例えば、5歳の幼児が絵を描いたとします。その幼児は絵の著作権を所有しているのでしょうか。 生成AIによって自動的に作られた曲については、どのように考えればよいのでしょうか。 著作権を所有している人は、著作者といいます。 著作者は、著作物を創作する者です。 (著作物については今後のブログで紹介します。) 「者」には、人のほか、株式会社などの法人も含まれます。 では、創作とは何でしょうか。 創作とは、思想または感情を、物として表現することです。 具体的には、人が自分の考えやアイデアを文章や図として書いたり、自分の感情やフィーリングを絵や音楽として表…

  • 著作権を理解する3つのアプローチ

    著作権、とっつきにくいですよね~ いろいろな言葉が出てきて難しいです。 巷でよく言われる版権とどう違うのか、 著作権で保護される期間はどれくらいなのか、 どういう場合に著作権の侵害になるのか、 そもそも著作権を理解するのに、どうアプローチすればよいのか、 わかりませんよね・・・ そして、著作権を解説する本は分厚くて、「入門」と書かれていても、法律の専門書であることが多く、頭を抱えてしまいます。 今日は、著作権を理解する3つのアプローチを紹介します。 1 著作権を所有している人は誰か 2 著作権が発生する対象物は何か 3 著作権の種類には何があるのか すなわち、著作権を持つ人(主体)、著作権を生…

  • プロローグ

    初めまして、万象(ばんしょう)と申します。 このブログでは、20年以上「著作権」の調査研究に携わってきた著者が、著作権についてわかりやすく解説をしていきます。質問も随時受け付けておりますので、疑問点はどしどしコメントくださいね! さて、著作権と言えば、最近もYouTubeにおける将棋の棋譜に関する件で話題となりました。 具体的には今年1月、将棋の棋譜をYouTubeなどの動画内で示した者が、将棋を実況中継していた会社から動画の削除申請を受けていたところ、その削除申請を撤回させる判決が、大阪地方裁判所で言い渡された件です。 この判決では、将棋の棋譜を示した動画がその会社の著作権を侵害しないことと…

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