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現在停戦の話というと、日本の(そしておそらくNATO諸国の)マスメディアの多くはウクライナとロシアの事ばかり注目しています。トランプとプーチンの会談にゼレンスキーはどう絡むか、そしてヨーロッパはどう出るか・・?ウクライナに不利な条件でも早く停戦すべきでしょう。停戦してもガザ地区ほど酷い状況にはならないでしょう。 そう、もっと逼迫しているのはガザ情勢です。停戦して第一段階も終わり、当初の合意では既に第...
停戦合意で家に戻るガザ地区住民 1月19日に停戦期間に入ったパレスチナ自治区ガザですが、当初6週間と設定された第1段階は3月2日に過ぎ、第2段階に入っているべき時期ですが、そうはなっていません。イスラエルとハマスの主張が対立しているからという報道がなされていますが、停戦を破棄してガザからパレスチナ人を追い出したいイスラエルの違反でしょう。 第2段階ではハマスは残り全ての人質を解放し、イスラエルは...
※3月3日追記この記事は2月28日のゼレンスキーとトランプの決裂した会談以前に書いて予約投稿したものであるので、その会談に関しては触れていないが、書いた内容のスタンスには変わりない。 アメリカ・トランプ政権が、ウクライナ停戦に向けて、ロシア・プーチン政権との協議を進めている事を、日本や西欧の多くの国・メディアが批判しています。 理由は、「ロシアに有利な停戦条件になる」「一旦停戦してもまたロシアが攻めて...
トランプ停戦案が2月14日に発表か!しかしゼレンスキーが核兵器返還を要求!動画紹介
トランプ停戦案が2月14日に発表か!しかしゼレンスキーが核兵器返還を要求!動画紹介 「BOGDAN in Ukraine」から配信されている動画を紹介します…
昨日の記事の終わりに、ガザ停戦について一言コメントしました。ようやく春の兆しが感じられ始めたとするなら、喜ばしい限りです。今日のプチ散歩で見あげた立木は、いまだ冬の装いですが、・・・・空の色は、柔らかです。ふと芳香を感じたと思ったら、ロウバイの花でした。今朝の「しんぶん赤旗」(日本共産党発行の日刊紙)のコラム「潮流」欄に目がとまりました。こんな書き出しでした。喜びに沸く姿があの時と重なりました。 ...
20250117 ガザ停戦合意についてのドイツメディアの報道ぶり
www.tagesschau.de イスラエルとハマスがガザ地区の停戦で大筋合意できたのが良いニュースであることは確かだ。 230万人のパレスチナ(民間)人はこれ以上戦闘に怯える必要がなくなり、人道支援も再開できる。 (かなりが死亡済みとされているが)少なくとも数十人の人質がイスラエルに生還できる。 戦闘が不必要に長期化(1年3ヶ月)したため、双方で約5万人が死亡し、ガザ地区は焼け野原となった。ガザの再建には何年もかかり、巨額の費用が必要になる。 今回の停戦(6週間で合意)が長持ちするとはあまり期待できない。2023年11月の停戦は1週間しか持たなかった。 今回合意された内容の多くはこれまで長…
今日の為替市場は円が強めに推移中。トランプ大統領の関税政策への不透明感が重しになっている模様で、本日の日本市場はリスク回避の動きが強めとなっています。...
アメリカ大統領選挙で勝ったトランプは、「私が大統領ならば1日でウクライナ戦争を終らせる。」と豪語してきました。 それに対し、日本のマスコミ、特にTVでウクライナ戦争について解説したりコメントしたりしている〇〇財団とかに所属していたりする「ウクライナ戦争の事情通」は、「今止めるとウクライナの領土の多くがロシアに取られてしまう。」とか「今ウクライナは攻勢に出て、ロシア兵をどんどん倒しているから、領土を取...
ワールド・セントラル・キッチン創設者ホセ・アンドレス氏、援助活動家が「組織的に」標的にされたと語る
The Independent, 3 April 2024 慈善団体の車列に対して3回以上の攻撃があった可能性があると、アンドレス氏はロイターに語った。 イスラエル最高幹部、英国人3人を殺害した空爆は「重大な過ち」と主張 ワールド・セントラル・キッチンの創設者で有名シェフ...
この2月24日でロシアのウクライナ侵攻から丁度2年が経ちました。この2年間で、戦況はどんどんと泥沼化しましたが、良くなったとは思えません。ウクライナもロシアも疲弊した2年間だった事でしょう。こんな悲惨なことをいつまで続ける積りでしょうか? ウクライナのゼレンスキー大統領は、新たな反転攻勢の作戦の準備を始めるなどと言っています。停戦したらロシアが体制を立て直してまた攻め込んでくるから、その時間を与えない為...
20231203 イスラエルとハマスの戦闘再開についてのドイツメディアの報道ぶり
ガザ地区での停戦終了/戦闘再開についてのドイツメディアの論調は以下の通りです。 ハマス殲滅と人質解放の間には元々根本的な矛盾があり、停戦終了は時間の問題だった。 双方のどちらかが何かを諦めて妥協に動く気配は全く感じられない。 一つだけ確実なのは、停戦終了が、ガザ地区の一般市民とまだ囚われている人質達にとってBad Newsだということ。 西側同盟国を含む他の多くの国々からイスラエルに対して、自らの行動を正当化する圧力がますます高まっている。 テロから自国を守る権利は誰も疑問視しないが、パレスチナ民間人のより良い保護を求める声は日々大きくなっている。 パレスチナ人の将来のために、アラブ諸国とイス…
20231125 ガザ地区一時停戦についてのドイツメディアの報道ぶり
ハマス/イスラエル戦争の一時停戦、人質交換についての現時点でのドイツメディアの報道ぶりは以下の通りです。 非常に困難な交渉(カタールの仲介)の後、人質の一部(ドイツ国籍を持つ二重国籍者4名を含む)解放まで漕ぎつけたのは良いニュースであり、外交努力の賜物。 しかしまだ200人以上の人質が残っており、これはあくまで最初の小さな一歩に過ぎない。 これを貴重な突破口として、停戦はできるだけ長く続け、その間にガザ地区の人々に対する人道支援を徹底しなければならない。 最終的にはイスラエルとパレスチナが二つの国として平和的に共存できる枠組みを目指すべきである。 こんなわずかな前進だけでも、米国からの相当な圧…
ウクライナのゼレンスキー大統領は29日までにフィンランドの公共放送YLEなどのインタビューに応じました。その中で、ロシアとの戦闘が今後何十年と続く可能性もあるとして、ゼレンスキーは南部クリミアを含むすべての領土を奪還するまで長期戦も辞さない姿勢を強調したとの事です。【NHK NEWS WEB ロシア軍事侵攻4月30日の動き】 ゼレンスキーは何てことを言うのでしょう!? 停戦の条件が少しくらい不利でも、他に何らかの意図...
先日NHKのニュースに「ウクライナ、反転攻勢順調」という見出し文が流れました。まるでスポーツの応援のような見出しです。日本のマスコミの多くは、完全にNATOウクライナ応援団のスタンスです。湾岸戦争を思い起こします。さらに太平洋戦争中の大本営発表か?・・とも思ってしまいました。 一方、ロシアのウクライナ侵攻1年目を迎えるにあたり、中国外務省は、この2月に、ロシアとウクライナ両国に対し、「ウクライナ危機へ...
ホウネンエビのみ網に入りました。分類的にはエビよりもミジンコに近い生き物で確か寿命は2~3ヶ月程度の田んぼの生き物。暑くなったと思ったら急に冷え込んだせいで見かける生き物が少ないのだろう。水生カメムシ類はアメンボのみでコオイムシすらいない…カエル🐸が本来沢山居る場所なのだけども今日はトウキョウダルマを一匹見かけただけで不完全燃焼気味です😅でも、飼育の方で良い報告が書けそうなのでそれは近々。松山千春氏「G7にプーチン大統領、ゼレンスキー大統領両方呼んで、先ずは銃を置けと呼びかけるべき」→鈴木宗男氏「流石!私の主張、訴えと同じ」鈴木宗男氏「ゼレンスキーだけ呼んでどうする」松山千春と同じ主張で「流石と思わせる松山さんの考え」記事による…ShareNewsJapanフォロワーさんも...久々のガサガサとウクライナ問題について
HIVのブログと言いながら、HIVに関係ない事も頻繁に書いているのですが、宗教的な事や政治思想に関わることは悪意が無かったとしても気分を害する人がいたり、セン…
アメリカの戦争犯罪に目をつぶり、プーチンを悪魔に仕立て上げる人たち
7月5日、朝日新聞のオピニオン&フォーラム欄に、「プーチンは皇帝か」と題する、作家ミハイル・シーシキン氏の寄稿文が掲載されました。ウクライナ戦争を主導するアメリカの関係者が、大喜びするような内容です。朝日新聞は、別のところで、ウクライナ戦争に関して、”消耗戦の末東部一州制圧ロシア予想以上に時間・戦力消耗ウクライナは「戦略的撤退」”などと、アメリカからもたらされた情報と思われる記事も掲載していたのですが、その脇に”ロシア人であることに苦痛を覚える”と題して、そのミハイル・シーシキン氏を紹介する文章も掲載しているのです。そこには、”ロシアを代表する作家”とあり、”ロシアの主要な文学賞を全て受賞”した作家という誉め言葉も添えられ、シーシキン氏のウクライナ戦争に関する考え方を称賛する姿勢が読み取れました。でも、そ...アメリカの戦争犯罪に目をつぶり、プーチンを悪魔に仕立て上げる人たち
PEARLS And IRRITATIONS John Menadue’s Public Policy Journal よりキショア・マーブバニ 元国連安保理議長/元シンガポール国連大使Where are the peacemakers to end the war in Ukraine?Apr 18, 2022要旨:かつては、ネルソン・マンデラとかデズモンド・ツツのような人もいたのに。 我々はこの戦争を予言できたのか?予防できたのか? 一言で答えるなら「イエス」である。Kishore Mahbuban 地政学においては、道義を問うと同時に、冷徹に分析もせねばならぬ。その冷徹な論理を無視はできない。 西側の少なからぬ人々がこの災難を正しく予言していた。 20世紀最大のアメリカ人戦略思想家ジョージ・ケナン。かの封じ込め戦略の生みの親。最終的にはそれによってソビエト連邦は打ち負かされた。ケナン..
本編は「停戦」…続編です。 帰還したスカイ・フォーは拘束された4人があっさりと仲間に殺害されてしまったことに強い憤りを感じていた。そして、彼らが現地で目にし…