【若手とベテランの対立】休みなく働くことは悪いことなのか
現在、働いて思うことは労働環境が改善されつつあるということです。 ・年次有給休暇 ・育児休暇 このような休暇を例に挙げても、国からの取得が推奨されていることもあり、数年前と比較しても、格段に取得しやすくなっています。 ・年次休暇・・・全く取ることができない ・育児休暇・・・上司に嫌味を言われて3日だけ 私は消防組織で働いて15年以上が経過していますが、過去を振り返ると休暇に関しては誰しもがこのような取得状況でした。 これが当たり前だったということですね。そして、勤務時間についてもサービス残業が横行していました。 ・昼ご飯を10分で食べて、事務作業をする ・仮眠時間を削って訓練をする このようなことが仕事の前提として成り立っていたということです。今でも、このようなことが全く無くなったとは言い難いですが、見直されつつあるということです。 そして、このような労働環境の改善はベテラン職員と若手職員の軋轢を生む要因にもなっています。 ・自分が若い時は休みなく働いていた ・新人職員は勤務時間外でも仕事を覚えるのが当たり前 ・用事もないのに年次有給休暇を取るなんて生意気だ ベテラン職員でこのような感情を持つ方というのは少なくないということです。一方で、若手職員はベテラン職員に不満を持っています。 ・仕事もしないのに口だけ出してくる ・仕事に来ていることが頑張っているということではない ・自分は年配職員よりも遥かに仕事をしている 若手職員の中にはこのような感情を持つ方も少なくないということです。その根本的な原因というのは、仕事に対する価値観や捉え方の違いです。 ・休みなく働くことは悪いことなのか ・休みなく働くことで得ることができるもの 今回は、この2点について考えてみたいと思います。
2023/03/22 10:15