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ヘルパー国賠訴訟控訴審が結審 原告ら「移動や待機にも賃金を」
登録型の訪問介護員(ヘルパー)3人が、介護の現場における労働基準法違反の環境に厚生労働省が規制権限を行使しないのは違法だとして起こした国賠訴訟の控訴審(一審判決は本誌昨年11月11日号既報)で、原告側の最終意見陳述が10月25日に東京高裁(谷口園恵裁判長)で行なわれた。 同日には、女性のケア労働問題に詳しい実践女子大学の山根純佳教授の証人尋問もあった。山根氏は自身の独自調査によるものを含むデータを基…