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「屍人荘の殺人」前日譚なので未読の方はそちらからどうぞ。へっぽこ探偵×その尻拭いをする助手っていう組合せ、嫌いじゃない。へっぽこ過ぎて奔走っていうより暴走してるけど。所々に入るメタっぽい発言も好き。でも古典ミステリは読者全員読んでる前提なの
シリーズ三作目は廃墟をウリにした遊園地の中にある、元アトラクションの異様な館を舞台とするクローズドサークル。今作は比留子嬢がうろちょろせずに、葉村が大活躍(右往左往とも言う)。期待を裏切らず面白かったけど読むのにエネルギー消耗した。そして、
今村昌弘と言ったら、やはり『屍人荘の殺人』の殺人だろう。あの作品を読んだときは、かなりの衝撃を受けた。ゾンビに取り囲まれるという非現実的な状況を、ミステリと言うやはり一種の「非現実的な状況」の中に丸々取り込んでしまう。その、一見するとふざけたアプローチは、読み始めた時には、いま流行りの「なんでもあり」なエンタメの一つにしか見えなかったのだが、著者自身は大まじめに「ゾンビに囲まれた密室」という不…
屍人荘の殺人 神紅大学ミステリー愛好会のメンバーである『葉村譲』と、「神紅のホームズ」を自称するミステリー愛好会会長の『明智恭介』は、同じ大学に通っていて、警察にも協力して難事件を解決している「探偵少女」との呼び声高い『剣崎比留子』に誘われ、映画研究部夏合宿に参加する事にな...
スリル、サスペンス、謎解き面白く読ませて頂きました。 登場人物は14人と多く覚えられるか心配でしたが、覚えやすいように文中に説明もありました。 物語は紫湛荘で映画研究部の合宿が行われる事になったのです。 初日は映画の撮影があり、夕食はBBQ。その後二人組で肝試しに行くのです。 ここでとんでもない事件が起きます。 なんとゾンビに仲間4人が襲われてしまいます。 助かった10人は紫湛荘に立てこもり、バリケードを築き、ゾンビが入ってこないよう知恵を絞ります。 しかしゾンビが入ってきた気配はないのに、仲間が一人殺されてしまいます。 密室殺人はどうやって行われたのか? ゾンビなのか仲間なのか? その後も一…
【ネタバレ・感想】『でぃすぺる』町の怪談に隠された謎とは?事件の真実がヤバすぎた
高齢化の進む町に隠された謎がやばすぎる! 隠された謎を解くのは3人の少年探偵団! 迫りくる魔の手から逃げ切り、真犯人を見つけれるのか!? 今回は、今村昌弘『でぃすぺる』の感想です。 一部ネタバレありなのでご注意を。 あらすじ 今村昌弘『でぃ
東野圭吾『透明な螺旋』人間湯川学が見られガリレオ最新刊本作は従来のガリレオシリーズのような科学をネタにしたハウダニットではなく、登場人物の背景を追っていくものとなっている。ガリレオシリーズとしてみると「?」という内容だが、湯川の人間臭い一面
こんにちは、”ゆみるも”です。夫婦二人でブログを運営しております。今回のテーマは、今村 昌弘さん 出版社 東京創元社『屍人荘の殺人』本書に出会った結果です。ゆみ今回は、今村昌弘さんの『屍人荘の殺人』本書と出会った結果です。るも今村昌弘さんの