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M13とM22の球状星団をVesperaⅡで撮影! -大型球状星団の魅力に迫る-
天の川の中にひっそりと輝く球状星団—その姿は、まさに「宇宙の宝石」と呼ぶにふさわしい存在です。中でもM13(ヘルクレス座)とM22(いて座)は、北天と南天を代表する球状星団として、長年にわたって天文ファンの心をつかんできました。今回は、これ
系外銀河をスマート望遠鏡で撮影!-花火銀河とステファンの五つ子の撮影画像を紹介-
系外銀河の撮影に興味を持つ方にとって、NGC6946(花火銀河)とステファンの五つ子は、とても魅力的なターゲットです。今回はそれぞれの特徴や見どころ、そしてSeestarS50での両銀河の撮影を試みてみました。イトル画像 NGC6946 S
Seestar S30のフラット撮影やってみた 2025/6/28(土)
Seestarアプリのバージョンアップで60秒撮影と一緒に追加された フラット撮影機能 を試して見ました。画像はLEDトレース台を載せて撮影しているところです。 明る過ぎると失敗するようです。カチカチと何枚か撮影する音がして成功。 これをどう使うのかメニューにはないようだけど取...
7月の星空の見どころは? ~ MBA天文家Ray(星のソムリエ)1分間天文教室
*7月の星空の見どころは?本格的な夏が始まり、夜でも蒸し暑さを感じる季節です。日が長いため星空の時間は短めですが、夏の大三角をはじめとした夏の星座たちが賑やかに夜空を彩ります。夜風に吹かれながら、夏ならではの星空を楽しんでみてはいかがでしょうか。 ■星空カレンダー7/1 半夏生7/3 上弦7/7 小暑7/11 満月7/18 下弦7/22 大暑7/25 新月7/31 みずがめ座δ南流星群が極大 ■惑星はいつどの方角に見える水星:日の入り後の西の低空金星:日の出前の東の空火星:宵の西の低空木星:日の出前の北東から東の低空土星:真夜中前に東の空 出典:国立天文台 *What are the high…
Synscan Pro で自動アライメント成功 2025/6/24(火)
時々雲が流れて来る空でしたがAZ-GTi 赤道儀モードでパソコンのSynscan Pro の自動アライメント機能 Synmatrix AutoAlign を試してみました。 スマホでは失敗でしたが今回は成功。 参考にしたのは Samさんのほしぞloveログ です。 画像はSy...
惑星はどのように生まれるのか?~ MBA天文家Ray(星のソムリエ)の1分間天文教室
*惑星はどのように生まれるのか?惑星は、星が誕生する過程で生まれる副産物のような存在です。まず、宇宙に漂う塵やガスが重力によって集まり、原始星が形成されます。その周囲には円盤状に物質が広がり、ここから惑星が生まれます。円盤内では、塵がぶつかり合って少しずつ大きな粒子になり、やがて微惑星と呼ばれる岩のかたまりに成長します。これらがさらに衝突・合体を繰り返すことで、惑星の核ができ、周囲のガスを取り込んで現在のような惑星が形作られます。この過程には数百万年から数千万年かかるとされ、私たちの地球も約46億年前にこのようなプロセスを経て誕生しました。 *How are planets formed?Pl…
星景写真と火星の接近像を紹介します!-星空浪漫2025の展示作品より-
こんにちは!星空を愛する皆さまへ、現在、「遠州天体写真愛好会」による天体写真展『星空浪漫 in みをつくし』が開催されております。ぜひ、会場に足を運んで宇宙へのロマンと感動を、体感してください!今回は、展示作品の中から遠天代表の田代氏による
M9とM10の球状星団をVesperaⅡで撮影! -へびつかい座に輝く星の集団の魅力に迫る-
夜半を過ぎるともう夜空には夏の星座たちが輝いています。夏の星座の代表であるへびつかい座には多数の球場星団が見えます。夏の夜空を彩る、へびつかい座の球状星団M9とM10。今回はスマート天体望遠鏡「VesperaⅡ」を使って、その美しさと撮影の
はくちょう座チューリップ星雲 SH2-101 2025/6/19(木)
梅雨の雨がどこかへ行ってしまい異常な暑さが日本を覆っているようですね。 函館は最高気温が25℃くらいで日中は窓を開けていれば暑さをしのげるくらいでした。 昨夜も日付をまたいでの撮影です。 天体撮影のために深夜の庭に出ると1時頃には薄手のジャケットでは寒いくらいでした。 月も下...
美しい星景写真を紹介します!-星空浪漫2025の展示作品より-
こんにちは!星空を愛する皆さまへ、現在、「遠州天体写真愛好会」による天体写真展『星空浪漫 in みをつくし』が開催されております。ぜひ、会場に足を運んで宇宙へのロマンと感動を、体感してください!今回は、展示作品の中から遠天代表の田代氏による
星の輝きは永遠なのか?~ MBA天文家Ray(星のソムリエ)の1分間天文教室
*星の輝きは永遠なのか?星の輝きは、永遠のように感じられるかもしれません。しかし実際には、星にも寿命があります。星の一生は、その質量によって大きく左右されます。太陽のような中程度の質量の星は、約100億年の寿命を持ち、現在はその中間期にあたります。やがて燃料を使い果たすと、赤色巨星となり、最後は白色矮星として静かに輝きを失っていきます。一方、もっと重い星は寿命が短く、数百万年から数千万年で超新星爆発を起こし、ブラックホールや中性子星へと変化します。つまり、星の輝きは私たち人間の時間感覚では永遠に思えるほど長く続きますが、宇宙のスケールでは限りあるものなのです。その儚さもまた、星を見上げる楽しみ…
AZ-GTi赤道儀モード初の電視観望 2025/6/13(金)
今日になったばかりの時間、満月が済んだばかりだったけど夏至も近いのでかなり高度が低くて隣のビルが月光をブロックしてくれました。 赤道儀化したSkyWatcher AZ-GTiで天体導入できたから今度は天体カメラで電視観望です。 昨夜の使用機材は以下の通り 赤道儀 SkyWatc...
M3とM4の球状星団をVesperaⅡで撮影! -神秘的な星の集団の魅力に迫る-
春から夏にかけて夜空を彩る球状星団にM3とM4があります。どちらも大型で明るい球状星団を代表する天体です。これらの天体を最新スマート望遠鏡「VesperaⅡ」で撮影、両天体の驚くべきディテールが浮かび上がりました。今回はM3とM4の美しい天
Seestar と AZ-GTi 赤道儀化のリンクを作りました 2025/6/12(木)
ZWO Seestar S30 と SkyWatcher AZ-GTi の赤道儀化について何度かに分けて書いたのでまとめてご覧になりたい人には不便かと思ってリンクを作りました。 Seestar赤道儀化 雲台はAZ-GTiも同じものを使ってます。 AZ-GTi赤道儀化 その1 ...
2024年のうみへび座σ流星群の出現を捉えた!-2- -西村彗星(C/2023P1)が母彗星の可能性-
2023年に静岡県の西村栄男氏が発見した西村彗星(C/2023P1)は、12月のうみへび座σ流星群の母天体ではないかと考えられている。静岡県のアマチュア天文家の古知辰郎氏は、母彗星通過後の2024年のうみへび座σ流星群の定点撮影を行いました
AZ-GTi赤道儀モードで導入成功 2025/6/10(火)
満月前日で明る過ぎる夜空ではありますが晴れているので23時に起きだして赤道儀化したSkyWatcher AZ-GTiでの天体導入にリトライ。前回は惨敗でしたが今度は成功しました。 今回の機材は以下の通り 赤道儀 SkyWatcher AZ-GTi EQモード 鏡筒 SVBON...
赤道儀化したAZ-GTiのテストをしました。結論から言うとちゃんと目標天体を導入できませんでした(^^; ま、初めてだからそんなものでしょう。経緯台の時もそうだったからそのうち使えるようになります。機械的にはきちんと動いていたみたいだから。 本日の使用機材は以下の通り 赤道儀 ...
2024年のうみへび座σ流星群の出現を捉えた!-1- -西村彗星(C/2023P1)の母彗星の可能性-
2023年に静岡県の西村栄男氏が発見した西村彗星(C/2023P1)は、12月のうみへび座σ流星群の母天体ではないかと考えられている。静岡県のアマチュア天文家の古知辰郎氏は、母彗星通過後の2024年のうみへび座σ流星群の定点撮影を行いました
ウェイトシャフト用のアルミパイプが届いてAZ-GTiの赤道儀化が完了しました。外径20mmでVixenのウェイトにピッタリでした。 これはSkyWatcher Mak127を載せたところ。鏡筒だけで3.6kg、ウェイトが1.9kgだからそれだけで5.5kg、最大搭載可能重量は...
6月の星空の見どころは? ~ MBA天文家Ray(星のソムリエ)1分間天文教室
*6月の星空の見どころは?梅雨の時期で晴れ間は少ないものの、星が見られる夜は特別に感じられます。夏至を迎える6月は日が長く、夜空は短いながらも、南の空には夏の星座が少しずつ顔を出します。夜更けには天の川も見え始め、夏の気配を感じられる季節です。蒸し暑さや虫対策をしながら、初夏の星空を楽しんでみましょう。 ■星空カレンダー6/3 上弦6/5 芒種6/11 満月6/19 下弦6/21 夏至6/25 新月 ■惑星はいつどの方角に見える水星:日の入り後の北西の低空金星:日の出前の東の空火星:宵の西の空木星:宵の北西の低空土星:日の出前の南東の空 出典:国立天文台 *What are the highl…
スマート望遠鏡による月の撮影画像を紹介-VesperaⅡとSeestarS50-
私たちが最も身近に感じる天体のひとつに月があります。夕暮れや夜中に月が見えると景色や情景が更に印象深いものになります。今回は、スマート望遠鏡VesperaⅡとSeestarS50による月の撮影画像を紹介します。タイトル画像 月 Vespe.
星雲星団をスマート望遠鏡で撮影!-M3とM106の撮影画像を紹介-
りょうけん座に位置するM3とM106は、天体観測者にとって特別な存在です。M3は圧倒的な密集度の球状星団、M106は構造美が際立つ渦巻銀河として知らています。近年、注目のスマート望遠鏡「Seestar S50」を使ってM3とM106で撮影し
Seestar S30 でへび座といて座の星雲を 2025/6/6(金)
今日になったばかりの時間に起きだして久しぶりにZWO Seestar S30 で電視観望、南の低空を狙いました。 まずは へび座のわし星雲 M16 。20秒で総露光時間は11分40秒。中心部の暗黒星雲・創造の柱もぼんやりながら写ってます。この黒い柱の先端部には生まれたばかりの...
ZWO Seestar S30の赤道儀化と運用が楽だったのでSkyWatcher AZ-GTiの赤道儀化へ向けて準備を始めました。架台と雲台についてはSeestar S30と同じで行きます。バランスウェイトのシャフトは専用のものも出ているようだけど高度クランプの中心にM12のネ...
星雲星団をスマート望遠鏡で撮影!-M68とM83の撮影画像を紹介-
今回は春の夜空を彩る「うみへび座」にある、メシエ天体M68(球状星団)とM83(渦巻銀河)の特徴や魅力について、話題のスマート望遠鏡「Seestar S50」を使った撮影についてご紹介します。タイトル画像 M83 SeestarS50 20
Synscan proの新機能 SynMatrix AutoAlign やってみたけど 2025/6/1(日)
昨年秋に追加されたSynscan Proの新機能 SynMatrix AutoAlign をスマホ接続で試して見ましたが結果から言うと失敗でした。私のスマホカメラの夜間撮影能力が低かったのが原因と考えております。動くのだけど星空を撮影してプレートソルビングに入ったところでエラー...
星雲星団をスマート望遠鏡で撮影!-M97とM108の撮影画像を紹介-
星空観察や天体写真が好きな方にとって、春の夜空に輝く「M97(ふくろう星雲)」と「M108(棒渦巻銀河)」はぜひ狙って見たい撮影対象です。今回はこの2天体の特徴や魅力、そして話題のスマート望遠鏡「Seestar S50」を使った撮影体験につ
太陽の寿命はどれくらいか?~ MBA天文家Ray(星のソムリエ)の1分間天文教室
*太陽の寿命はどれくらいか?太陽は約46億年前に誕生し、現在は安定した状態を保っています。その寿命はおよそ100億年と考えられており、現在は寿命の半ばにあたります。しかし、太陽も永遠に輝き続けるわけではありません。あと約50億年後には中心部の水素を使い果たし、膨張して赤色巨星になります。この過程で地球を含む内側の惑星に大きな影響を及ぼします。その後、外層を宇宙に放出し、最終的には白色矮星として収縮し、徐々に冷えていきます。その頃に私たちはいませんが、太陽も地球も命の終わりが必ずあるのです。*How Long Will the Sun Last?The Sun was born about 4.…
星の色と星の寿命の関係は?~ MBA天文家Ray(星のソムリエ)の1分間天文教室
*星の色と星の寿命の関係は?星の色はその表面温度を示し、さらに寿命とも深く関係しています。一般的に、青白い星ほど高温で、赤い星ほど低温です。これは星の質量と密接に関係しており、大質量の星ほど高温で青白く輝き、小質量の星ほど低温で赤く見えます。しかし、青白い星は燃料である水素を急速に消費するため、寿命が短くなります。たとえば、オリオン座のリゲルのような高温の大質量星は、数百万年~数千万年ほどで寿命を迎えます。一方、小質量で赤い星(赤色矮星)は燃料をゆっくり使うため、数千億年もの長い寿命を持ちます。このように、星の色を観察することで、その星がどれくらいの時間輝き続けるのかを推測することができます。…
静岡県のアマチュア天文家おすすめの画像補正ソフトを紹介!-画像処理ツール「GraXpert」-
天体写真の画像処理ツール「GraXpert」は、これまでAIによる背景除去やノイズ低減で注目されてきました。最近、バージョンアップした3.1.0 rc2 β版では待望の「AIデコンボリューション(星像復元)」機能が追加されました。PixIn
三日月星雲 Seestarで1時間の露光 2025/5/29(木)
昨日深夜から日付が変わる時間を過ぎるまでZWO Seestar S30 EQモード で長時間のスタックをトライしました。 目標天体は はくちょう座の三日月星雲 NGC6888(Caldwell27) です。視野角がS30に丁度良いサイズ感。1枚露光30秒で1時間スタックしまし...
星雲星団をスマート望遠鏡で撮影!-M2とM31の撮影画像を紹介-
星空観察や天体写真に興味がある方にとって、M2(球状星団)とM31(アンドロメダ星雲)は絶対に外せない撮影対象です。今回は、それぞれの天体の特徴と魅力、そして話題のスマート望遠鏡「Seestar S50」での撮影体験についてご紹介します。タ
年が明けてからはSeestar S30でばかり星を撮ってましたがそろそろ重い腰を上げて経緯台と鏡筒で星を見たくなりました。装備の量がSeestarの10倍くらいになります。設置するだけでも一苦労。 今夜の機材は以下の通り 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi 鏡筒 Sk...
「天文趣味人と登山趣味人の違い、さらに天文登山趣味人は」・天文趣味人は真夜中に須走ルート五合目に行く・登山趣味人は朝、須走ルート五合目から登る・天文登山趣味人…
神秘的な銀河たちをスマート望遠鏡で撮影!-M104とNGC253の撮影画像を紹介-
星空観察や天体写真が好きな方にとって、春から初夏にかけては系外銀河観察・撮影が楽しい季節です。今回は、その中でも特に人気の高い「M104(ソンブレロ銀河)」と「NGC253(スカルプチャー銀河)」の魅力、そして話題のスマート望遠鏡「Sees
パソコンの電視観望用ソフトウェアのアップデートを調べたらほぼ全てがバージョンアップしてました。昨年晩秋以降は全く起動してませんでしたから。Synscanでオートアライメントができるようになっているようですね。 でも今日は使いません。 Seestarのファームウェアもアップデート...
遠州天体写真愛好会 写真展「星空浪漫 in みをつくし」開催のお知らせ
こんにちは!星空と写真を愛する皆さんに、今年も素敵なお知らせです。2025年6月14日(土)から6月22日(日)まで、浜松市浜名区のみをつくし文化センターで、遠州天体写真愛好会による天体写真展「星空浪漫 in みをつくし」が開催されます。地
しし座の神秘的な銀河たちをスマート望遠鏡で撮影!-M95とM96の撮影画像を紹介-
晴れた夜空に空を見上げるとひときわ目に付くのはしし座の姿でしょう。しし座には、系外銀河群が広がっております。「しし座銀河群」に属するM95とM96の系外銀河は約3,000万光年先に位置し、地球から見える銀河群の中でも特に特徴的な構造を持って
スマート望遠鏡で月を撮ろう! -Seestar S50とVesperaⅡで楽しむ月面撮影体験-
高性能センサーやAIの画像処理技術の進歩で天体観測がぐっと身近になりました。その技術をコンパクトに集結させたスマート望遠鏡の登場は夜空の楽しみ方を一変させました。今回は、人気のスマート望遠鏡「Seestar S50」と「VesperaⅡ」を
*M104 おとめ座 ソンブレロ銀河私は幼い頃にこの銀河を本で見て、美しさと共に何故か怖さを感じた。宇宙に興味を持つきっかけにもなった特別な銀河だ。まさか数十年後にその写真を自分が撮るとは夢にも思わなかった。 撮影日 2025年4月撮影機材:dwarf ii撮影方法:露出時間15秒 x 120枚 UHC Filer ランキング参加中天文とか、星とか、宇宙とか...... にほんブログ村 星雲・星団・銀河ビジュアル図鑑: 天体観測に役立つ星図と写真で紹介 作者:津村 光則 誠文堂新光社 Amazon
星の色と明るさの関係は?~ MBA天文家Ray(星のソムリエ)の1分間天文教室
*星の色と明るさの関係は?夜空に輝く星々は、青や白、黄色、赤などさまざまな色を持っています。この色の違いは、星の表面温度によるものです。温度が高い星ほど青白く、低い星ほど赤く見えます。たとえば、青白いリゲル(オリオン座)は約12,000K、一方で赤いベテルギウス(オリオン座)は約3,500Kの表面温度です。また、星の明るさは、単に温度だけでなく、星の大きさにも影響されます。高温の星はエネルギーを多く放射するため明るくなりがちですが、大きな星もまた多くの光を放ちます。そのため、赤色でも巨大な星は非常に明るく見えます。このように、星の色と明るさの関係を理解することで、遠く離れた星の性質を知る手がか…
5月の星空の見どころは? ~ MBA天文家Ray(星のソムリエ)1分間天文教室
*5月の星空の見どころは?新緑がまぶしく、日中は初夏の陽気を感じる季節となりました。夜も過ごしやすい気温になり、星空観察にはぴったりの時期です。春の星座が高く昇り、明るい星が少ないぶん、星座の形が見つけやすいのが特徴です。暖かい服装を用意しつつ、ゆったりと夜空を楽しんでみましょう。 ■星空カレンダー5/4 上弦5/5 立夏5/7 土星の環の消失5/13 満月5/20 下弦5/21 小満5/27 新月 ■惑星はいつどの方角に見える水星:日の出前の東の低空金星:日の出前の東の低空火星:宵の西の空木星:宵の西から北西の低空土星:日の出前の東から南東の低空 出典:国立天文台 *What are the…
太陽活動が活発です。太陽面の黒点の数が多く、興味深い観測対象です。そんな、太陽の様子を太陽観測専用望遠鏡で撮影した画像を紹介します。今回は、5月3日の撮影画像です。太陽表面の劇的な変化をお楽しみください。タイトル画像 撮影者 静岡県 Jho
スマート望遠鏡でマルカリアンの鎖を撮影!-美しい系外星雲の連なり-
春の季節になりました。日が沈むと夜空には、春の星座が広がっております。春の星座は、天の川銀河の星域から外れるため、遠方の系外銀河が多く見えています。かみのけ座やおとめ座には、たくさんの系外星雲が見えます。今回は、マルカリアンの鎖の...
満月3日前でソンブレロ銀河 そして月 2025/5/7(水)
満月3日前、街中の光害と月明かり、そして流れ来る雲という悪条件下での天体観察です。 前回、おとめ座のソンブレロ銀河 M101 撮影でフレーミング使ったら立ち木が写りこんで失敗したから今日はフレーミングなしで(そもそも必要はない)再挑戦。 撮れたのがこれ。23分間の露光です。28...
上弦過ぎの月光下でかみのけ座周辺の銀河・星団を 2025/5/5(月)
やっと晴れたけど月は既に上限を過ぎて明るさを増しています。時おり流れて来る雲を気にしながらSeestar S30をEQモードで設置。極軸合わせまで、あっという間にできちゃいました。これに慣れちゃうと普通の望遠鏡セッティングがおっくうになってしまいそうで怖いっす。 三脚はいつも使...
春の夜空に見える系外銀河の姿を紹介! -話題のスマート望遠鏡で撮影-
春の季節になりました。日が沈むと夜空には、春の星座が広がっております。春の星座は、天の川銀河の星域から外れるため、遠方の系外銀河が多く見えています。今回は、今の時期に見える系外銀河の撮影画像を紹介します。タイトル画像 M83うみへ...
太陽活動が活発です。太陽面の黒点の数が多く、興味深い観測対象です。そんな、太陽の様子を太陽観測専用望遠鏡で撮影した画像を紹介します。今回は、4月27日の撮影画像です。太陽表面の劇的な変化をお楽しみください。タイトル画像 撮影者 静岡県 Jh
おとめ座の神話とは?~ MBA天文家Ray(星のソムリエ)の1分間天文教室
*おとめ座の神話とは?おとめ座の神話は、ギリシャ神話に登場する女神アストレアにまつわるお話です。アストレアは、正義や清らかさを象徴する女神で、人間と神々が仲良く暮らしていた「黄金の時代」に、地上で人々に正しい道を教えていました。しかし時代が進むにつれて、人間の心は乱れ、争いや嘘が増えていきます。「鉄の時代」になると、神々は次々に天に帰ってしまい、アストレアも最後には天へ昇ることになりました。神々は、正義の象徴である彼女を星座として夜空に残しました。それが「おとめ座」です。 *What is the Myth of Virgo?The myth of the constellation Virg…
春の夜空に見える系外銀河の姿を紹介! -話題のスマート望遠鏡で撮影-
春の季節になりました。日が沈むと夜空には、春の星座が広がっております。春の星座は、天の川銀河の星域から外れるため、遠方の系外銀河が多く見えています。今回は、今の時期に見える系外銀河の撮影画像を紹介します。タイトル画像 M65,M6...