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Seestar S30 初のモザイク合成 2025/4/21(月)
そろそろ函館もソメイヨシノの開花宣言が出そうな状況です。 久々に星空が広がり、月も下弦を迎えて遅く昇るようになってきました。 以前にも書いてますがSeestar S30の画角はS50より少し広いのでおとめ座のマルカリアンの鎖も経緯台モードならば時間帯によってはそのまま写真に収...
Seestar S30 赤道儀モードのファーストライト 2025/4/17(木)
ZWO Seestar S30 のEQ(赤道儀)モードでのファーストライトです。最初の対象はしし座の三つ子銀河、ハンバーガー銀河 NGC3628、M66、M65 です。4/9にばら星雲を撮影した時にも見たんだけど月明かりによる被りが酷くてスタックを中断しました。今日はそのリベン...
クィックリリースプレート装着のままSeestar S30 を入れるバッグ 2025/4/16(水)
ZWO Seestar S30にクィックリリースプレートを装着すると着脱が楽になるけど付属のケースに入らないんです。それで本体、タブレット、スマホ、ヘッドランプなどを入れて運べるカメラバッグを探しました。 楽天市場で丁度良いものを見つけました。スーツケースとカバンのムークという...
ファームウェアアップデートでEQ(赤道儀)モードが利用可能になったZWO Seestar ですが使うには極軸に合わせるための雲台が必要ということで、 私はNEEWERのビデオ雲台を選びました。3/8インチ、1/4インチ両方に使えます。Seestar S30のネジは3/8インチな...
明日は満月、明るい月が昇って来ました。だけど月に背を向けおおぐま座の銀河まつりを敢行。 星空指数はあまり良くなかったけど晴れていたのでSeestar S30と8インチタブレットを持って庭へ。あっという間に設置完了、電源オンからのSeestarアプリ起動。接続完了して空を見たら一...
Seestar S30 抜群の機動性 2025/4/11(金)
電視観望をやろうと思うと荷物の量がとても多いものです。赤道儀または経緯台と三脚、鏡筒とその付属品、天体カメラ、ノートPC、テーブル、モバイル電源などで私の場合、バッグ4つと三脚、折り畳みテーブル2つになります。だから確実に雲のかからない夜を選んで観望することになります。それでも...
Seestar S30 ばら星雲ファーストライト 2025/4/9(水)
いよいよZWO Seestar S30 での星雲ファーストライト。三脚にセットして水平確認したら即、観測対象の設定。ホントにこれで行けるの? アライメントもやってくれるわけ? 実際に動かして見るとまず水平の微調整から始めたようです。傾斜2°以内だと緑の ● が表示されるんだけ...
ZWO Seestar S30 の太陽系モードで太陽を初めて撮影しました。最初にコンパスのキャリブレーションが必要と表示されました。緑色の短い弧が画面に表示されています。三脚ごと水平にゆっくりと1回転させると弧が次第に伸びて行き円になったら完了です。 太陽の導入は一発で成功。...
Seestar 風景モードのファーストライト 2025/4/8(火)
Seestar S30のファーストライトは昼間に風景モードで。これは広角レンズ側です。曇っていたのでモノクロ写真みたいですがカラーです。S50にはない広角レンズのおかげで使い勝手がかなり向上したらしいです。 メインレンズで撮ったのがこれ。どこ見てるか分からないですね。野鳥撮影...
天体望遠鏡メーカーで次々とスマート望遠鏡が発表されるようになってきましたが、先日届いたZWOのスマート望遠鏡 Seestar S30 のファーストライトも済ませてないのに驚くような情報を目にしました。YouTube の Smart Life Studio で ZWO が See...
ペルセウス座 散光星雲NGC1491 2024/11/13(水)
いよいよ寒くなって来ました。深夜の北海道の気温は0℃前後です。 今夜のターゲットは ペルセウス座の散光星雲 NGC1491 です。Stellarium で調べると別名がFossil Footprint Nebula 足跡の化石星雲? この星雲の画像をネット検索すると形のバリ...
かに星雲でNeptune-C2 の実力を確かめてみた 2024/11/3(日)
センサーにIMX464を使っているPlayer One の Neptune-C2 は 近赤外線領域の感度が高いという点で、IMX585 を使っている Uranus-C と 特性が似ています。センサーサイズはUranus-Cが1/1.2インチに対してNeptune-C2の方は1/...
昨夜は星がきれいに見えていて、2.0xバローを使っておうし座のかに星雲 M1 撮影にリトライ。前日撮影したM1が赤一色だったけど昨年、同じセンサーを使った違うカメラ SVBONY SV705Cで撮ったのが赤、黄、緑の3色が出ていたので PlayerOne Uranus-C でも...
次第に遠ざかって明るさを減じている 紫金山・アトラス彗星 は昨夜もタイムラインを賑わしてましがが、そろそろおうし座が高度を上げて来て かに星雲 M1 の季節がやって来ました。 QBP IIIフィルター を使ってます。 昨年12月に撮ったのと比較すると黄色や緑が出てません。昨年...
暗過ぎたのでフィルターを替えて雪玉星雲を撮ってみた 2024/10/5(土)
前回、雪玉星雲がライブスタックできなかった原因は恒星の数が少な過ぎたからだったのでそれはF11.8という暗い鏡筒に光量制限の大きな半値幅7nmのデュアルバンドパスフィルターを使ったからでは? そこで今回は光量制限の比較的少ないSightron QBP3を使って見ました。予想通り...
初見の雪玉星雲 NGC7662 小さくて明るい緑色 2024/10/1(火)
明るさを増してきた紫金山・ATLAS彗星 C/2023 A3 の画像でタイムラインが賑わってますが東の低空はわが家からは見えないので10月後半の夕暮れを待つことにしてます。 昨夜はアンドロメダ座の雪玉星雲 NGC7662(Caldlwll22)を観察。 使用機材は以下の通り ...
カシオペヤ座 ハート星雲 と 胎児星雲 2024/9/28(土)
昨夜は遅い時間に庭から星撮り。わが家の庭から見えるのは北東から南西までと天頂の範囲です。アンドロメダ座が天頂近くに昇るとカシオペヤ座、ペルセウス座、おひつじ座、ぎょしゃ座が高度を上げて星が賑やかに歌いだしました。 昨夜の目標天体は カシオペヤ座のハート星雲 IC1805 と ...
ガイドカメラに3xバロー付けて主鏡の焦点距離との差を小さく 2024/9/24(火)
9/13に焦点距離1250mmの主鏡 SkyWatcher Mak90に焦点距離206.6mmのガイド鏡SVBONY SV198を使って見ましたが焦点距離の比が6倍くらいあるのでオートガイドの安定性はイマイチでした。 そこで昨夜はSV198に3.0xバローを付けて焦点距離を約6...
Sky-Watcherがニッチな鏡筒を出してきたぞ HAC125 2024/9/21(土)
Sky-Watcher が天体写真撮影に特化したニッチな鏡筒を2024/9/27 発売開始とのこと。画像はシュミットのHPから。 口径125mmで焦点距離250mm、f/2だからとっても明るい。 以下はシュミットのHPに掲載されている説明のコピーです。 引用 ここから HAC...
アンドロメダ座のエッジオン銀河 NGC891 2024/9/16(月)
秋の空は昼も夜も美しいですね。 昨夜は月がかなり明るいのですけど アンドロメダ座のエッジオン銀河 NGC891(Caldwell23) を見ました。 焦点距離は主鏡が420mm、ガイド鏡が206.6mmでオートガイドはとても安定していました。やはり焦点距離の差が大き過ぎると暴...
少しだけ焦点距離の長いガイドスコープを試す 2024/9/14(土)
昨夜は21時を過ぎると空一面を覆っていた雲が一気に晴れました。 主鏡の焦点距離が1000mmを超えるような場合にはガイド鏡の焦点距離が120mmでは合わないのかもと思い、少し焦点距離の長いもうひとつのガイドスコープSVBONY SV198(206.6mm)を使ってみました。 昨...
季節が進み、夏の大三角形を西へ押しやって秋の大四辺形が昇ってくるようになりました。 昨夜(2024/9/12)の 使用機材は以下の通り 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi 主鏡 SkyWatcher Mak90 主カメラ Player One Uranus-C アクティ...
さんかく座銀河 カシオペヤ座 キャロラインのバラ星団 ペルセウス座の二重星団 2024/9/9(月)
昨夜はいつもより遅く21時半に庭へ出て撮影準備を進めながら秋の大四辺形が次第に高度を上げて行くのを待ちました。 使用機材は以下の通り 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi 主鏡 SVBONY SV503 70ED 主カメラ Player One Uranus-C アクティ...
電視観望用ノートPCのバッテリーがおかしくなった 2024/9/7(土)
昨日から充電しておいたはずなのに電視観望用ノートPCのバッテリー残量が減っているという現象が見られました。昨夜の電視観望中にはモバイルバッテリーから給電していても残量が一定のままで終了時には45%まで減っていました。いつもなら満充電に近い状態のはずなんです。おかしいなと思いつつ...
昼間もさほど暑くない季節を迎えた函館です。夜は保温性の高いジャケットを着ないと耐えられない寒さになりました。 さて 今夜の使用機材は以下の通り 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi 主鏡 SVBONY SV503 70ED 延長筒付 主カメラ Player One Ura...
北海道の空は既に鮮やかな秋の色彩になってきました。日中は暑くても日没からは寒いくらいです。待ちに待った晴れの新月、今夜はSVBONYのガイドスコープ SV198(口径50mm 焦点距離206.6mm f/4.1)を使って視野角の大きな星雲・銀河を見ます。 本日の使用機材は以下の...
昨夜の函館はきれいに晴れて夜遅くには我が家の庭からでも星が美しく輝いて見えました。 今日から9月ですが日付が変わる時間帯は気温が20℃くらいで薄手のウィンドブレーカーがないと寒いくらい。 昨夜(2024/8/31)の使用機材は以下の通り 経緯台 SkyWatcher AZ-GT...
気温が低くなる秋の天体シーズンを迎えるために必要な物があります。それはガイドスコープ用のレンズヒーター。主鏡用のはUSB給電のボトルウォーマーと使わなくなったスキーブーツのパワーバンドで作ったナンチャッテレンズヒーターを使ってます。調べてみたら安いものはボトルウォーマーと同じく...
夜は肌寒く 赤い散光星雲を主体に電視観望 2024/8/25(日)
昨日の夜は冷たい風が吹いて肌寒いくらいでした。その前日は蒸し暑い熱帯夜だったのに。 涼しい方が私にもイメージセンサーにも優しいからありがたいです。フィルターを交換するのが面倒なのでデュアルバンドパスフィルターを使って赤い散光星雲を主体に電視観望しました。 このところオートガイ...
満月2日前の月明かりで銀河・星雲を 2024/8/18(日)
二日後に満月という月の明かりを浴びながら銀河・星雲を観察しました。函館は雲に覆われる夜が多くてほぼ10日ぶりの天体観察です。熱中症アラートが出ないのは助かるのですけどね。 星が見えない夜はStellariumで面白そうな天体を探してるのですがケフェウス座とはくちょう座の間に興...
こぎつね座の亜鈴状星雲 M27 何故にガイドが不安定? 2024/8/9(金)
断続的に雲が流れてくる状況だったけど星が見えない日々が続きそうなので貪欲に天体望遠鏡一式を出しました。同じ日付になってますけど前投稿のアンドロメダ銀河は日付が変わってすぐの撮影だったのでほぼ1日経ってます。 使用機材は以下の通り 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi 主鏡...
暗くなるころには北東の空にアンドロメダ座が昇って来る季節になりました。アンドロメダはケフェウス王とカシオペヤ王妃の娘なのだそうです。怪物クジラからアンドロメダを助けたのがペルセウス。 アンドロメダ座の右腰あたりに見えるのがアンドロメダ銀河。 画像は日付が変わって今日になったば...
8/1にUranus-Cに取り付けるアクティブ冷却システムの電源について書きました。もちろん問題なく使えるのですけどモバイルバッテリーから疑似正弦波のAC出力をACアダプターで再びDC変換して使うのは無駄なことをしている感があって、アクティブ冷却システムの要求する12V・3Aの...
スタックすると現れる謎の縞ノイズを退治 2024/8/3(土)
天体写真撮影でカメラを高感度にするとノイズが多くなります。そこで多数の画像を位置合わせしながらスタックすればノイズを減らすことができるから総露光時間が長くなるようにして出来上がった画像はさぞかしきれいと思いきや、斜めの縞ノイズが派手に現れてガッカリすることが数え切れないほどあり...
アクティブ冷却システム使用のファーストライトは網状星雲 2024/8/2(金)
函館港まつりの真っ最中ですが午後9時頃に星が見えたのでアクティブ冷却システム装着のUranus-C ファーストライトです。 本日の使用機材は以下の通り 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi 主鏡 SVBONY SV503 70ED 主カメラ Player One Uran...
アクティブ冷却システムの取り付け作業 2024/8/1(木)
Player One Uranus-Cにアクティブ冷却システムを取り付ける作業は簡単、所要時間は5分くらいでした。 昔、DOS/Vマシンをいじっていた時のCPUクーラーの取り付けみたいなものです。 手順は以下の通り 1. カメラと冷却システムの接する面をきれいにしておく。 ...
Uranus-Cにアクティブ冷却システムを 2024/8/1(木)
7/18にシュミットに発注したPlayer One のアクティブ冷却システムが8/1の今日届きました。価格は税込みで13200円+送料。納期連絡では入荷予定が9月末ということでしたが2ヵ月も早く納品されました。 Uranus-C は1/1.2インチセンサーのIMX585を搭...
函館も遂に日中の気温が30℃に到達しました。夜になっても蒸し暑さが続いてます。tenki.jpの星空指数が良くなったので望遠鏡とPC一式を出して電視観望。 ピント合わせ、アライメントも順調に済んではくちょう座 網状星雲(西)を導入、プレートソルビングもバッチリでした。PHD2を...
オートガイドで三日月星雲 NGC6888 2024/7/16(火)
3連休の後半2日間は感染性胃腸炎でほとんど寝てました。今日やっと回復して空を見上げるとまあまあの星空です。前回、PHD2に認識させることができなかったPlayer-One Neptune-C2 を使ってオートガイドとディザリングに再挑戦です。 使用機材は以下の通り 経緯台 Sk...
こぎつね座 散開星団 NGC6823 と ケフェウス座 ガーネットスター 2024/7/13(土)
昨夜はオートガイド用に使う予定の天体カメラ SVBONY SV705Cを不注意から壊してしまったので代わりにPlayer-One Neptune-C2 を使うことにしてガイド鏡 SVBONY SV165 に取り付けてフォーカスを調整しました。はくちょう座サドルを導入してからオー...
SVBONY ガイドスコープSV198 ファーストライト 2024/7/12(金)
4月に届いていたSVBONYのガイドスコープSV198、天体対象のファーストライトです。この画像の構成で使います。 使用機材は以下の通り 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi 鏡筒 SVBONY SV198 カメラ Player-One Uranus-C フィルター SV...
テキトー工作室 ドブテイルバーにファインダー台座を取付 2024/7/10(水)
アリ溝式取り付けブラケットベースはファインダー台座に装着するものだから経緯台にそのままでは取り付けられません。ファインダー台座を間にかませれば取付可能だけどファインダー台座本体はアリ溝対応ではないので締め付けが強いと経緯台のアリ溝を傷める恐れがあるのでファインダー台座をドブテイ...
鏡筒にファインダーをポン付けで増設 アリ溝式取り付けブラケットベース 2024/7/9(火)
鏡筒にガイド鏡とドットサイトファインダー両方を取り付けたくてもファインダーベースが1個しかないという時に便利なグッズを見つけました。 画像はSkyWatcher Mak127spにドットサイトファインダーとSVBONYのガイドスコープSV165を装着したものです。今まではファイ...
PHD2ガイディング遂に成功しました。はくちょう座のデネブを導入してから開始。初期ウィザードではカメラが接続できずカメラのドライバがインストールされてないというメッセージが出ていましたが画面を見ると星は写ってるし数値のデータも少しずつ変化しているので接続されていないはずがありま...
Uranus-C と Neptune-C2 で同じ天体を 2024/6/29(土)
Player-Oneの天体カメラ1/1.8インチセンサーのNeptune-C2と1/1.2インチセンサーのUranus-C、どちらも近赤外線領域の感度が高いんだけどNeptune-C2はホットピクセルが出やすいのが難点。(現在ではこの欠点を改善したセンサーIMX664を使ったN...
オートガイド失敗するもプレートソルブ大漁まつり 2024/6/28(金)
PHD2を使ったオートガイド、先日は失敗でした。今日こそは成功させるぞと意気込んでアライメントをしっかりやってからはくちょう座のデネブを導入、PHD2を起動して初期ウィザードからやり直そうとしたら何故かカメラが接続できませんでした。先日はカメラと経緯台接続は問題なく出来ていたの...
はくちょう座のアルビレオ 初オートガイドは失敗 2024/6/25(火)
はくちょう座のβ星アルビレオが二重星というのは有名で宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」にもアルビレオの観測所での青宝玉(サファイア)と黄玉(トパーズ)として描かれてます。私は初めて読んだときこれが何を言っているのか分かりませんでした(笑) 天体の知識がゼロでしたから。 黄色がβ1で青色...
オートガイドソフト PHD2 をインストール 2024/6/24(月)
電視観望をやってみたくて経緯台、鏡筒、PC、天体カメラなど必要な機材とソフトウェアを用意したのが2年前、ライブスタックがなんとかできるようになって来ましたがガイド鏡、ガイド用カメラなど必要機材はそろっていたのにオートガイドソフトPHD2は今までインストールしてませんでした。 A...
夏至 へび座の球状星団M5を赤外線の眼で 2024/6/21(金)
夏至で満月の前日、夏至の満月は驚くほど高度が低いです。わが家から月は完全に隣のビルの陰で見えません。それでも月が昇ると周辺の空は明るく照らされているのが分かります。光害に加えて月明りは星を見るには悪条件なのだ。 以前、ガイド用のカメラPlayer-One Neptune-C2...