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前回の続き。 念のため。これが今までの作風。 さあ、1982年ニュージーランドを離れましたよー。 おや、全然色遣いが違う。 どうやら途中から油絵はやめちゃったみたいで、パシフィックで出会ったタパと言われる樹皮でできたクロス作成にはまったようだ。 タパにナチュラルな素材で作った液体で描いてある。 パシフィックの島々にどんどん外国製品が入ってきて、文化がおかしくなっていくのを表現。カニがティー・ポットに、魚がカップに。鯖缶の中身がまるでケーキみたいに鎮座している。鳥も心配しているよ。 細かい仕事だな。 1999年にニュージーランドに戻ってきた後もタパを作っている。これは2021年の作品。一緒に行っ…
Robin White展 Something is Happening Here に行ってきた
テ・パパ・ミュージアムで開かれている「ロビン・ホワイト展」に行ってきた。彼女は、ニュージーランドのコンテンポラリー・アーティスト。 ニュージーランドで生まれ育ち、アーティストとして活躍していたが、彼女の信仰するバハイ教のコミュニティからの要請でキリバスに移り住むことに。そこで出会ったタパ(オセアニアのポリネシア、メラネシア、ミクロネシアで伝統的に作られる、樹皮布)にステンシルなどでデザインをするアートに出会う。パシフィックの女性アーティストとコラボでいろんな作品を作っている。 だけど、こんなに作風が変わるアーティストって初めて出会うような気がする。 作品を見れば一目瞭然だよね。 1970年代の…