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「黄昏に眠る秋」ヨハン・テオリン著…親子の愛情に涙、滂沱たり!
スウェーデン、エーランド島……スウェーデン本土の南東、バルト海に本土に貼りつくような縦に細長い島……での1936年から1972年までの約35年にわたる父娘の愛情を描いている。スウェーデン発の小説と言えば、「ミレニアム」を大ヒットさせたスティーグ・ラーソンや「クルト・ヴァランダー警部」の著者、ヘニング・マンケルのように、ミステリの犯人捜しの緊張感と人間の内面が描かれた重厚な作品が目につく。本小説、「黄昏...