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この夏は、パリオリンピックと株の大暴落があった夏として、記憶されるだろう。と、言っても、小僧のような短気高齢者は、銀行の暗証番号さえ、うろ覚えなのですぐに忘れるだろうが。 それでも、開会式でセリーヌ・ディオンがエッフェル塔で歌った「愛の讃歌」の素晴らしさは忘れないだろう。さらには、柔道団体戦で日本がフランスに負けたことも忘れないし、バレーボール男子がイタリアに負けたことも忘れない。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 猛暑で外出がままならない小僧のような高齢者にとって、パリオリンピックは久しぶりに感動を与えてくれたと思う。小さな…
【本】「たゆたえども沈まず」(原田マハ)ほか ~ ゴッホ兄弟と日本人画商
もう5月も下旬。今月すっかりサボっていることに気が付いたMaruko です。 最近、時間が経つのが早いような。 こうやって加速しながら歳をとっていくのかしらねぇ。(50代女子のボヤキ。) というわけで、今日は最近読んだ本のご紹介です。 たゆたえども沈まず (幻冬舎文庫) 作者:原田マハ 幻冬舎 Amazon この本、テレビで芦田愛菜さんが名作だと言っていたので、読んでみようと思った次第です。 ゴッホとテオ(弟)に、日本人画商の林忠正とその助手である重吉を交流させることで、ゴッホ兄弟の人となりや兄弟の絆が浮かび上がります。 「新しい」絵を描くことに没頭する無名の画家ゴッホと、絵を売ることを生業と…
彼女が描き上げたかった芸術家の一生とは? 本作は誰もが知るところの画家、フィンセント・ファン・ゴッホがその生を閉じるまでの芸術家としての足掻きと苦悩、それを金銭的・経済的にも支える弟の筋を主軸に、脇に浮世絵を西洋に持ち込み広げることに成功し
おはようございます。 外はうっすらと雪景色。 キリュウです。 今回は「たゆたえども沈まず / 原田マハ」を読み終わりまし
原田マハの画家シリーズとも言うべき作品の一つ。この作品はゴッホを題材としたもの。パリで浮世絵を主に扱う画商の日本人二人と、ゴッホとその弟を主な登場人物として、ゴッホを支え振り回される弟の動きを通してゴッホの作品の誕生を描いている。