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~ BARで 鯖戸 ~ 「最近暖かくなってきたから キンキンのGINとミントの組み合わせがマジ最高だね♡ ねえねえバーテンダー…… 今夜は何食べさせてくれるの?……」 「今夜は 久し振りにペンネと………」 「ねえねえバーテンダー ピッツァは? 私ピッツァも食べたい………」 「心配しなくても大丈夫ですよ ちゃんと同時進行でつくってますから」 こないだのセダニーニは爆跳ねしたけど…… ペンネならきっと跳ねない…… 棕櫚さんミントGIN凄く美味しそうに呑んでたな…… 私も呑も…… ナイショ…… 「はいどーぞ」 「ねえバーテンダー 私に隠れてミントGIN呑んだのバレてるけど 私超奥ゆかしいから気付いて…
『プロローグ』 君と初めて会った時 私は言葉を失った…… 本当に美しい…… 信じられないくらい美しい……… と そう…… 思った…………… 衝動的に… 君に触れてしまった私を 君は… 拒もうとしなかった……… 私は君が欲しい と そう… 思った…………… あのとき君はどう思った? 普段の私は 自分はそういうことにあまり興味の無い人間だと……… そう思って居たのだけれど…… その時の私は…… そうじゃなかった……… 私は君が 経営戦略部の 部長のものだということは知って居た……… でも私はその衝動を… 抑えることなんて…… 出来なかったんだ……… 私は君の軀の 触れられる全ての部分に触れた…………
~ BARで 東雲坂田鮫 ~ 例えば今私が…… 目の前に居るバーテンダーに向かって 誰かを好きになったことが在りますか? と尋ねたら どんな答えが返ってくるだろうか……… 「好きの重みというものは 人それぞれ違うので 私の好きと 藤子の好きには 隔たりが在るかもしれません どうぞ 今夜は焼きパスタにしました 左脳のビアンカにはツナを使って在るよ」 「ありがとうございます 美味しそう……… あの…私…… くちに出して居ましたか?……」 「ああ… 失礼しました 頭の中で考えて居ただけでしたか…… 誰かを好きになりましたか?」 「…………… ええ……… バーテンダーさんも…… よく知って居るひとです…
~ 解体室で 鯖戸と東雲坂田鮫 ~ 「詩に認めれば 届くかな……… 乙女は立ちぬ血の闇を 照らして輝く朝のよう 眉目麗しき姿もて 骸の山を彩りぬ 返り血とれば照り渡る 月さえ恥じろうその風情 陽もまた乙女の輝きに いよいよ明るくなりまさる 返り血とれば美しき かんばせ露わに示しなば 我は眠れぬ身となりて 乙女の諸手に抱かれん ああ現世よ運命よ 仇成すことを止めたまえ………」 「ねえ藤子… コンプライアンス講習どーだった?」 「え?… スルーですか?!……」 「?」 「あ……いや……… あの…… まあ…とりあえず……… 私は こんな感じに コンプラってみました…………」 「ふ~ん…… なるほどね…
~ コンプライアンス講習にて 東雲坂田鮫 ~ 本社に赴き コンプライアンス講習なるものを受講して来た……… ちょっと前 流行りだした頃よりは騒がれなくなったが… 今のご時世 最早コンプライアンスを無視しては なにもさせてはもらえないらしい……… 講習の内容的には 芸人のツッコミに始まり…… バラエティ番組での流血や YouTubeでのトップ等…… 禁止事項の羅列だったが…… それらの禁止事項 コンプライアンス=ハラスメント といった図式が成立してしまうのでは? と 考えさせられるような 馬鹿馬鹿しいものだった………… だいたいからして私の所属する法人営業部は それら禁止事項の ほぼ全てを網羅し…
~ 追憶 美術教師 ~ 頬に切り込みの入った女を二人で解体した…… 外見上は痩せて居るように見えたのに 内蔵や血管には 黄色い脂肪がべったりと付いて居てがっかりした…… とりあえず浴槽へ放り込んでから さっきのコンパで一番綺麗だった女の解体に着手した……… こちらは大当たり 外見だけで無く内面も綺麗な女は素晴らしい…… インパラの持ち主と目を合わせ 頷きあった…… 「この女は絞殺したって言ったよね?」 と尋ねると インパラの持ち主は 「うん」 と答えた……… この女の歯はピンク色に染まる…………… 絞殺した女の歯は時間の経過と共に 何故かピンク色に染まって行くのだ……… 僕がそうやってピンク色…
架空コンビニ(びわこ) 【猫マンガ】『くつしたおるよ。』091
+ + + 何の話しとんねん。 いや、 近江に生まれた私の あふれる びわこ愛ですよ。 + + + 次回も おたのしみに。 バックナンバー - - - - -
~ 追憶 バーテンダー ~ あいつの部屋に入ると 私の部屋と 同じ匂いがした……… 大型冷蔵庫が在ったので女に 「冷蔵庫から呑み物とって来て」 と頼んだ… 女が頬を押さえながら ふらふらと大型冷蔵庫に近付き その扉を開く…… 女が気を失って倒れる…… 「君…悪いなぁ……」 あいつがそう言ったので 「ノリツッコミみたいなもんだよ」 って応えた…… 冷蔵庫には女の頭部だけが保存して在ると言って居た… 「隣の部屋には まだ新しいのも在るよ」 と 言うので見に行くと 若い女が二人寝そべって居た…… 抱き起こそうとしたら ガチガチに固くなって居たので諦めた……… 死後硬直という現象は 殺害後30分くらい…
「あ… 酒森センパイ おはようございますっス……」 「あ… 鋳鷹?…… ……おはよう……… ……ああ……… そっか…今日は…世界禁煙デーだったね………」 「そうなんス…… 今日は世界禁煙デーだっていうのに…… けっこう普通に吸ってる輩が多くて…… 思ってたより忙しいっス………」 「……そーなんだ………」 「私…… 煙草を吸うという行為は 殺人と等価だと思ってるんス……… だから… だからそれ相応の 罰を与えなくてはならない……… だからホントは私…… 毎年5月31日だけじゃなくて 毎日が世界禁煙デーだったら良いのになって…… そう… 思ってるんス………」 「あ…… …うん…… そだよね……………
~ BARで 東雲坂田鮫 ~ 「美味しい…… レモンリーフってこんなに良い香りがするんですね………」 「おくちに合って良かったよ 実はレモンの香りって 果肉や果汁には殆ど無くて 果皮やリーフに集中して居るんだよ だからレモンリーフはこういうカクテルに最適なんだ 度数高いのばかりだと 軀に触るから はい チェイサー」 「バーテンダーさん優し…… んっ… …………………… ぷはっ… ……… ハァ………… 濃厚過ぎ…………」 「良いIPAだろ?」 「あの…… 最後まで喋らせてもらえません?」 「おくちに合ったかい?」 「それは…ぴったりですけど………」 「はい チェイサーのチェイサー」 「あの…… …
~ 追憶 美術教師 ~ 僕は絵を…… 特に生き物を描くのが好きで美大に入った…… 前々から気になって居たやつが 新歓コンパに来て居て コンパ中盤に女と外へ出てから 中々帰って来ないので 気になって自分も外へ出た…… 女を二人 インパラのトランクに詰めた……… 僕は旧車が好きだ 中でも オールズモビルとインパラは特別だった…… インパラの持ち主と共に後部座席に座ると 慣れた様子で運転席に座った運転代行業者が 「ご自宅で良いですか?」 と言ったが 「今夜はこの人のお家までお願い」 と インパラの持ち主が言うので 僕は道を説明した…………… この代行運転業者は左ハンドルOKで 感じも良いのでいつも利…
~ BARで 鯖戸 ~ 「ん? ねえねえバーテンダー……… それって 何茹でてるの?……」 「ああ… これはセダニーニといって マカロニの一種ですよ」 「……… ねえ…… でもバーテンダー……… アッチの国じゃ パスタは何でもマカロニっていうんでしょ?……」 「お… よくご存じですね 確かにイタリアでは 特に年配の方には 何でもマカロニってよぶ方も居られますね… まあ… 大抵原料は同じ硬質小麦の粗挽きですし…… それに パスタって言っちゃうと 歯磨き粉とかまでそう呼ぶお国ですから むしろマカロニっていうとほぼ食べ物で間違いないので 意外と良心的なのかもしれませんよ?」 「う~ん…… なんかはぐ…
『ドラハチ』あらすじ・感想・レビュー。無謀な挑戦ここに極まる!?凡人高卒ルーキーが不純な動機で優勝とMVPを目指す野球マンガ!
マイナーコミック研究所(略称:マイコミラボ)は、まだ世に広く知られていないけど面白いマンガを紹介・解説・考察していくブログです。今回ご紹介する作品は、『ドラハチ』。総合評価は★11!無謀な挑戦ここに極まる!?凡人高卒ルーキーが不純な動機で優勝とMVPを目指す野球マンガ!すべては思いを寄せる幼馴染と結婚するため!内に秘めた闘志を燃やす、静かに熱い野球マンガ!!
~ 追憶 バーテンダー ~ あいつと初めて喋ったのは 美大の新歓コンパで その中盤に 酔った女を外に連れ出して 暫く経ったときだった……… 話しかけてきたのはあいつから…… 「あれ? もう殺しちゃったの?」 「うん… お酒を呑み過ぎちゃったかな? ちょっと指に力が入り過ぎちゃって」 「綺麗な娘だよね」 あいつはそう言って まだ温かい女に深い口付けをしてから スケッチを始めた…… 私は隣に座って見て居たんだけれど 凄いスピードなのに丁寧で 長めのウエストライン描写は 重度のフェチシズムが前面に出て居た…… 上顎と下顎を離して描いたのは何故かと尋ねると 「予言だよ」 と そう答えた…… 女を茂みに…
~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえねえバーテンダー… カレーつくるときに欠かせないものとかって何か在る?」 「個人的には茹で卵ですね 意外に思うかも知れないけれど おジャガは在れば使うって感じ…… 今回は偶々野菜室に入ってたから使うけどね 玉葱はやや絶対かな 変な言い回しだけど 玉葱無くても出来ないことはないからね…… あとは人参とか大豆とか…… でもやっぱり…あんまりこだわりは無いかな…… カレーってインドの家庭料理だから 在るものでてきとーにつくっちゃうってゆーのが 正道って感じだと思うんだよね…… あくまでも個人的な意見だけどね…… あ…… でも 赤ワイン…… 赤ワインは いっつも絶対入れて…
~ 追憶 産業医 津葦キリコ~ 「違う!そうじゃない!! 早く私の鉄斧を返せっっ!!」 私がそう言うと女神は困惑した表情を見せ 金や銀の現在の価値や これから更に上昇していくで在ろうと予測される 価格についての説明を始めたが 私は女神の話を遮り 『お片付け』の仕事についての説明を行った…… しかし女神も全く引き下がらず… 今度は 金や銀の斧なら装飾品とみなされ 銃刀法違反が適用されない可能性が高いということを主張… それに対して私は 今 森の中に居るのだから 木を切る為に所持して居ると伝えれば 鉄の斧でも銃刀法違反は適用されないと反論…… その反論に対し 女神はすかさず 逮捕された場合 金や銀…
~ 追憶 産業医 津葦キリコ ~ 水面に映った自分の顔…… いや…… もっと奥……… 水の中を見て居た………… 振り返ると様々な木々…… 草花…… 鳥たちの鳴き声や 動物 虫たちの気配が在った…… 小さな池だった…… その美しく 多種類の花々に囲まれた 艶やかな雰囲気の池とは裏腹に…… 水面に映った私の顔は とても沈んだ 重苦しいものだった…………… どうやら私はこの池に 大切な何かを 沈めてしまったらしかった………… 池水の透明度は素晴らしく 光の届かぬ何十m先の深さまで まるでそこには 水どころか 何も存在して居ないかのように 見て取ることが出来た……… しかし そのことが私に与えたものは…
~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえバーテンダー……… 今回は… 卵黄だね♡」 凍らせた…ミニトマトです……… 「今日も… ブレーン仕様のアレたべたいんだけど…… 出来る?………」 「もう出来てるよ」 「ヤバ…… 美味しそう♡ 今夜は跳ねないように 気を付けて食べるね♡」 「……………」 フォークに巻いた時点で 既に 跳ねまくってますやん……… 「どうぞ 昨夜のものとは 微妙に違う TTTKGです」 ※今夜はチキン👆昨夜は豆腐👇 違い解る?( *´艸`) 「ねえバーテンダー…… それも…… 私のなんでしょう?」 「えっ?!」 「こっ…… こっちじゃダメですか?……」 「あ…… 良いよ♡」 「ちゃんと…
~ BARで バーテンダーと東雲坂田鮫アネモネ藤子 ~ 「どうぞ 紅茶です」 「あの……」 「はい?」 「この…… この…カップは?………」 「そのカップが どうかなさいましたか?」 「いえ………… あ………………」 「…………」 「あの………」 「はい?」 「この紅茶のレシープって…… 訊いても…… 良いですか?…………」 「レミーマルタンXOに 濃ゆめに煮出したダージリンティー1ドロップです」 「バーテンダーさんのオリジナルですか?」 「考案したのは友人です」 「………… どんな………… どんな方……ですか…………」 「今… 藤子がイメージしてるひとだよ……」 「………………」 「……………
~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえねえバーテンダー…… 前々から思ってたんだけどさぁ……」 「はい?」 「もしかして私が…… 卵黄と ミニトマトの区別もつかないような…… そんな女だとか…… 思ってたりしない?………」 なんで解ったんだ…… てゆーか 実際そうだろ? 「まさかまさか そんなこと 露程も思ったことなどありませんよ どうぞ 前菜とアペリティフです……」 「OK 今回は全部トマトだね!!」 どー見ても 一個卵黄だろうよ…… 「さすが棕櫚さん 良い目してる」 「ねえバーテンダー…… 今夜は何食べさせてくれるの?」 「今丁度焼き上がった こちらです どうぞ」 「ああ…… なんて香ばしい香り……
~ BARで 東雲坂田鮫 ~ 息苦しさと…… 懐かしさ……………………………… それにしてもこの魚……… なんという美味しさ……………… 皮はパリッと中しっとり…… くちで言うのは簡単だが 魚の筋繊維をパサつかせずに 皮目をパリパリに焼き上げるというのは 一流の料理人でも難しいことだ…… 卓越した料理技術だけで無く 焼きに適した魚の状態を 如何に見極めるか……… 例えば 同じ網にかかった同魚種同サイズで在ったとしても…… その個体差により 焼きが適するのか 煮るのが良いか…… 或いは蒸すか…… 揚げるか 生か………… それは変わって来る………… 総合的な力量が無ければ こんなに美味しく魚を焼く…
~ BARで 東雲坂田鮫 ~ 断片的に思い出して来たのは…… 今目の前に居るバーテンダーの 過去に何度も感じた 柔らかなくちあたりと息苦しさ…… 表情や仕草…… 温もりや匂い………… そして…… 言葉…………… だけどそれらが繋がることは無い…… でも…… 繋がること無く ずっと断片的なままなのに…… 私は今何をすれば良いか…… それだけはすぐに解った…… というか… 知って居た………… 何もしなくて良い…… 私が今しなければならないことと…… 私が今したいこと………… それは同じで それは…… あの美術教師に拘束されることと似た幸福感が…… あらゆるものの隙間を埋めて あらゆるものと自分との…
~ そんなん癒やしゼロやん…… 酒森 ~ 私は…… 犬が……… 好きで在る………… しかし……… 自分が…… 犬で無くて…… 良かったと………… 心の底から…… 思って居る………… 玉葱だけでは無いのだ………… 犬が食べちゃダメなものは………… TO BE COMUGIKO すっごく美味しいチョコレート・ファッヂ・ケーキは私の癒やしのひとつ♡ ねえ チョコレート・ファッヂ・ケーキ……食べる? 食べたいけど…今日は遠慮しときます……… 私はチョコレートがホントに大好きチョコ系のケーキはよくつくるし勿論そのままでもよくたべる♡なので少なくとも2㎏はいつでもストックして居ます♡
~ ヤマアラシのジレンマ 酒森 ~ 例えば…… 夜になり 床につく………… 朝の光で目が覚めて… 鏡を見たら 犬だった……… 自分が犬に なって居た……… もしもそんなことが 実際に あなたの身に起こったとしたならば……… あなたは何と 思うだろうか………… 私ならきっと…… 悲しく思う………… メリットとデメリット…… それを天秤に掛けたとき メリットのほうが勝って居れば…… 多くの場合 人は悲しくならない……… 自身が犬と なったとき…… 一番のメリットは 全裸に首輪でお散歩しても 職質されたり 連行されたりしないこと……… これはとても魅力的で 恐らく誰もが一瞬 犬になっても良い…… い…
~ なんとか逃げて来たけれど… 酒森 ~ 私…今日……… お散歩してただけなのに…… いきなり職質されて…… そのまま連行されそうになった………… 唯々普通に…… 普通にお散歩してただけなのに………… おもいっきりダッシュして なんとか逃げきれたから良かったけれど………… 納得いかない…… 私………… 唯々普通に…… 唯々普通に散歩してただけなんだよ?……………… TO BE COMUGIKO
~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえねえバーテンダー…… おかわりちょーだい こんどはもっと強いやつ♡」 「どうぞ」 「ねえねえバーテンダー さっきから 何刻んでんの?」 「生発芽玄米サラダに混ぜ込む野菜達ですよ ついでに 切り込みピクルスの 瓶詰めも殺ってます」 「へ~ そーやってつくって 更に便乗して ぬか漬もって訳か…… 色んな事並行して殺んなきゃなんないから バーテンダーって大変だよね……」 「更に並行して デザートや サムシングの作成も 進めます」 「今日は何食べさせてくれるの?」 「まだ秘密です」 「あ…… ゴメ… 見ちゃった……」 「大丈夫ですよ わざと 見えるところに置いたんです………
~ BARで バーテンダーと東雲坂田鮫アネモネ藤子 ~ 彼女のくちを塞いだまま 彼女の軀を拭いて居た……… なんだか途轍も無い違和感に襲われた私は… さっき収穫して味見した野菜の中に 別の意味の野菜でも混入して居たのだろうか…… と 本気で思った……… 彼女の傷口を押さえると…… ナフキンに 血だけではなく…… 傷口自体も……… 移動して行く………… そんな映像が 私の頭に浮んだ………… 彼女が軀に纏った血と傷を…… ナフキンで拭い…… その白く美しい肌の面積が増えるのに比例して 彼女の意識もはっきりして来る………… そんな妄想に 支配されそうになる自分が居る………… しかし…… そんなことは…
~ 部屋で 酒森 ~ あなたを見て居ると…… なんだかとても…… 本当に…急に…… 悲しくなることが在るの…… どうしてなのかしらね…… 全然解らない…… そして…もうひとりの恋人…… 今夜は涙が………… 止まらない……………… こんなに悲しい夜は 本当にシンプルな殺り方が良い…………… あなたと…… もうひとりの 恋人…… TO BE COMUGIKO 玉葱をてきとーに切り刻んで フライパンで火入れする 切り方や火入れの感じは人それぞれ 好みで調整すれば良い 今回は新玉葱 その中でもフルーツ玉葱を用いた調理だったので 火入れはマイルドにして食感を残した… 火入れした玉葱を一旦皿に移し 空いた…
~ 鯖戸先輩の発酵教室 ~ 最近 私の糠床が…… ほんのりオレンジ色…… 私…… ガラケーしか 写真撮る機械持って無いから 解りにくいかもしれないけれど…… 実際ほんのりオレンジ色…… 理由は簡単 ちょっと前まで 連日沢山投入し続けて居た 人参…… 人参の色素が 糠床へ移っただけ…… 好き…… ぬか漬………… 好き…… オレンジ色………… TO BE COMUGIKO 混ぜてたらやっぱりすっごい跳ねた…… ぬか漬ホントに大好きでほぼ毎日たべてる♡ オレンジ色もホントに大好きでお気に入りのブーツのステッチも紐もオレンジ色♡
今年の梅も なかなか 良い感じだね…… 毎年梅を見ると…… 子供の頃を思い出すなぁ……… 「鯖戸先輩の子供の頃って…… どんな感じだったんですか?……」 「今と…… 今とそんなには………… 変わんなかったかな…………」 「………………」 全身刺青で血塗れの子供は嫌だ………… てゆーかホントは大人でも嫌だ………… TO BE COMUGIKO 法人営業部の鯖戸は仕事の特性上基本的に毎日血塗れ
~ 追憶 バーテンダー ~ コンビニオーナーの娘達が まばたきを出来なくなったその目で 私を見て居た……… 私は彼女たちを とても愛おしく思った………… 妹は ゆっくりと絞殺したので 骨に異常は無く… 姉は そのつもりで前から抱きしめて 骨盤と肋骨にキズをつけないよう気を付けて 正確に背中側から肝臓を貫いたので 二人とも 燃やしてしまえば証拠は残らない……… と そう思った…… 本当は ずっとこうしたかった……… 今までこの姉妹を殺害せずに居たのは バイトを継続したかったからだ………… 私には ずっと欲しいものが在った…… それを手に入れる為には 沢山お金が必要だった………… レジ付近の煙草置…
~ アパートの一室で 酒森 ~ ひっ……… へ…蛇苺…センパイ……… だ… だから…… だから言ったのに……… つ… 次から…… 次からで良いから…… お願いだから…… お願いだからフープロ使ってください……… フープロ使えば… 大量に殺ったって飛沫飛ばないし… 一滴の涙も流さずに済むんですよ?…… TO BE COMUGIKO 大量に在ろうが少なかろうがいつでも私は包丁で殺るそれがたまねぎに対する私の愛と正義なのだから…… ハンバーグ用には粗微塵♡
目次2~4コマNo.100~戦争と平和くんホールドアップくん鞭打ち!!SM塾No.103~トケルくん生きていればこそ晴れときどきくそNo.106~快楽殺人者くん星に怨みをポジティヴマンのお悩み相談室④No.109~ポジティヴマンのお悩み相談室⑤土手くん迷い犬くんNo.112~実録・拷問の世界ショック!これが拷問だ!!ドッペルゲンガーくんNo.115~地球の平和くんバカ呼ばわりくん輝ける瞬間(とき)の中でNo.118~心の闇くんいつかのメソークソスコス可愛いくんNo.121~激写くん悲恋くん極悪マンNo.124~極悪マン②極悪マン③極悪マン④No.127~極悪マン⑤極悪マン⑥極悪マン⑦No.130~極悪マン⑧極悪マン⑨極悪マン⑩No.133~極悪マン⑪うんこ屋さんはまったくんNo.136~人柱屋さん脅迫くん...四コママンガ・リンク表2
目次1~4コマNo.1~恐怖郵便男気くんチョーク投げ先生No.4~呪いの藁人形くん片手鍋くん両手鍋くん記憶喪失くんNo.7~いい湯くんストリーキングさんあさってくんNo.10~だまされたくん道くん仕事とYシャツと私No.13~かあちゃんが出臍くんでぶ部星の名はNo.16~将来の夢オールゴーストマイマザー正義マンNo.19~悪夢くんむなさわぎくんイマジンくんNo.22~のみこまれくんほのぼのくん職人気質さんNo.25~うっかりくん硬便くんバスガイドさんNo.28~絶望という名の電車因果応報くん探偵くんNo.31~終わりなき旅酒と薔薇の日々のぐそくんNo.34~想像妊娠くん家庭内暴力くん咳くんNo.37~究極の選択くん地底人くんはえたたきくんNo.40~ボロボロくんたとえくん山景くんNo.43~パントマイムく...四コママンガ・リンク表1
目次~短編ブログ仲間のポク太郎さんに、マンガのリンク表を作っていただきました(ポクさん、ありがとうございます)。マンガのスムーズな閲覧にお役立てください。短編『あいうえお』短編『軍人サークル』短編『地雷原’88』短編『どアホパンチ』短編『御手譚』短編『ゾンビーズ』1P『朝のテレビ占い』1P『MajiでKubi吊る5秒前』2P『四畳半天地創造』短編『茶色い疑惑』1P『スイッチくん』短編『終われない料理番組』1P『ビーフシチューくん』1P『クリームシチューくん』短編『熱いのが好きなんじゃ』1P『天使くんと悪魔くん』1P『メシア屋さん』短編『純情の果てに』1P『双頭くん』1P『便器男』1P『人間叩きくん』1P『秘密結社くん』短編『昼下がりの団地妻の生き血』1P『殺しのライセンス屋さん』4P『タイムマシンくん』1...短編マンガ・リンク表
+ + + 誰に驚かされた わけでもなく 自分でやったことで 勝手にビックリしたり していたな…。 家の中でコワイこと なんてないよ、 ってよく 言っていたのだけど、 ホント しょー
~ アパートの一室で 酒森 ~ や…… やめ…て……… 蛇苺…センパイ…… お……おねがい………… ほ…… 包丁…な…んて…… ど… どうか……… し…してる…………… い…いや……… や…やめて………… こ… これ……… これ…差し上げますから………… お… お…おねがい……… おねがいだから…… その包丁… は…離して………… 差し上げますから… このフードプロセッサー………… TO BE COMUGIKO こんなに沢山在るんですよ? 嫌だよ私アンチフープロ派だもん
~ 追憶 バーテンダー ~ 「今日はサボれば?」 と 私が言うと 返事はしなかったが彼女は 翌朝私がコンビニへ出勤するまで ずっと傍に居た…… アパートを出るとき 前日手に入れた特殊警棒を 彼女が興味深げに見て居たので 彼女の手に握らせて 「これを必要として居るひとに プレゼントしてあげるといい」 そう言って 私はコンビニへ歩き出した…… 何となく 彼女とは暫く逢えなくなるような予感がしたが それはそれで構わないと思い 一度も振り返らずにコンビニまでの道を歩いた………… コンビニに着くと オーナーの娘に告白された…… 今更… ということと こんな早朝に… ということ そのどちらか 或いは その…
~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえ……バーテンダー………… なんか私…… 今夜は揚げ物食べたい気分………… でも…… やっぱ無理だよねえ…………」 「安心して下さい 今夜はちょっと 本気出しますから」 「マジ?」 「マジ」 ゴールデンウィークの最終美 それを飾るのは やはり 揚げ物に 違いない…… この女のお腹を満たす為には量もそこそこ必要だから 今日は早朝から 色々収穫しておいた…… 「ねえバーテンダー このぬか漬最高♡」 「おくちに合って何よりです ちょっと申し訳無いんですが 今からかなり 危険な作業に入るので 暫く 手酌でお願いして良いですか?」 「全然OK 美味しいのお願いね♡」 「OK」…
~ 追憶 津葦キリコ ~ いつものように仕事の時間より早く待ち合わせして 今… 送迎の人と車の中……… 私が上になって居て… 送迎の人に 「目を閉じて」 と 言った…… 送迎の人は目を閉じてから 「終わってからじゃダメかなぁ……」 と 目を閉じた自分の額に ゆっくりと動き続けながら銃口を向けて居る私に言った……… 「にげたりとか……」 と 私…… 「絶対に捕まるよ」 と 送迎の人…… 「そうだよね………」 一旦トカレフはダッシュボードに入れた………… 「おなかの中にプレゼント入れといたよ」 「…………ごめん………… 私…ピル……呑んでるから…………」 「違うよ… そんなの嬉しく無いだろ……」 …
~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえバーテンダー……」 「はい?」 「これって…… 何?」 「ああ… それは野蒜といって 野草の一種です 今回は舞茸と合わせて調理しました 因みに野蒜は このお店の周りに うんざりするくらい自生して居りますよ」 「雑草?……」 「間違いでは在りませんが 野草と呼んだほうがイケてますよ 雑草食べてるって言うと 貧困感がハンパ無いですが 野草食べてるって言うと ちょっとオサレかもって思う方々も居らっしゃいますからね」 「野蒜の調理って難しい?」 「簡単ですよ 先ずは収穫してキレイに洗浄してから 千切ってお鍋に投入します 次に少量のお水かお酒 或いはその両方を投入し 適量の…
『僕の奥さんはちょっと怖い』あらすじ・感想・レビュー。怖いくらい可愛くて、怖いくらい素直じゃない!甘々な夫婦ラブコメディー!
マイナーコミック研究所(略称:マイコミラボ)は、まだ世に広く知られていないけど面白いマンガを紹介・解説・考察していくブログです。今回ご紹介する作品は、『僕の奥さんはちょっと怖い』。総合評価は★10!怖いくらい可愛くて、怖いくらい素直じゃない!甘々な夫婦ラブコメディー!とにかく奥さんが可愛くて癒されます!読めば日々の疲れも吹き飛んでしまうでしょう。甘々過ぎて、読んでいるこっちがダメージを食らいそうです!夫婦ラブコメディー好きな方は必読!
『ショーハショーテン!』あらすじ・感想・レビュー。起こせ大波!天まで届け!笑いの頂点目指す高校生の青春ドラマ!
マイナーコミック研究所(略称:マイコミラボ)は、まだ世に広く知られていないけど面白いマンガを紹介・解説・考察していくブログです。今回ご紹介する作品は、『ショーハショーテン!』。総合評価は★13!起こせ大波!天まで届け!笑いの頂点目指す高校生の青春ドラマ!とにかく上手くて面白いお笑いマンガ!主人公たちだけでなく、笑いの頂点を目指す若者たちのお笑いバトルが必見です!面白いを通り越して感動します!
~ 追憶 津葦キリコ ~ お片付けの仕事は どうやら私に合って居るらしい…… 上の期待に応えられなかったのは 女に自殺されたあの一回だけで それ以降は 上からの要求以上に成果を上げ続け 今はかなり重要なお片付けも任されるようになった……… お金の面ではもうスプリング販売の必要は無い…… けれど私は… 今週三くらいで その仕事も入れて居る…… その仕事で…… と言ったほうが良いか…… 私には 送迎の人と逢うための口実が必要だった……… スプリング販売の日は いつも早めに待ち合わせして そういう感じになる…… お客さんを 絶対に待たせてはいけないという プロ意識が建前だ…… いつもそういう感じなの…
~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえ棕櫚さん……」 「えっ?! そっちから来るパターンって在るの?!…… な……何?…………」 「おっきいキャベツって 見たこと在る?」 「なんだ…… そんなことか…… うん… かなりおっきいの 見たこと在るよ 直径30㎝超えの特大……」 「コレ見てよ」 「ごめん…… 私おっきいキャベツ 初めて見ました」 「今夜のメイン食材はキャベツです」 「勘弁してください」 「無理です」 「…………」 「安心して ちゃんと美味しくするから」 「絶対だよ?……」 「勿論 あ…… ごめん…… ちょっと手伝って」 「何したら良い?」 「キャベ葉芯を ぬか床へぶっ込んで欲しい」 「OK …
~ BARで 鯖戸 ~ 私はアーモンドのお花が好きだ…… 可愛らしさと可憐さ…… その両方を持ち合わせながらも その花期は意外と長い…… けれど…… さすがに今期はもう終わりかな…… 始めの頃は若々しい濃いピンク色だった花びらも 随分白くなって来た…… アーモンドは毎年 そうやって終わって行くんだ………… 「へ~ そうなんだ…… バーテンダーが お花好きだなんて なんか意外………」 「そうかな?」 「そうだよ」 「はいどうぞ サラダとアペリティフ出来たよ」 「ありがと… ローズマリーの青紫も 随分と鮮やかになったよね……」 「うん…… 今が一年の中で 一番鮮やかで キレイな時期だよ」 「ねえバ…
~ BARで 東雲坂田鮫~ 懐かしい香りと息苦しさがとても心地良かったので 暫く目を閉じて居た……… ふと 息苦しさが無くなったので 目を開けてみると…… 目の前に 一粒の胡桃が在った…… 「店の裏に胡桃の木が在るんです」 そう言って 私に近付いてくるバーテンダー……… 好きな味だった…… 柔らかなくちあたりと 舌に吸い付く感じが…… 過去の記憶を呼び起こす………… ただ… いつ…… 何処で…………… そこまでは思い出すことが出来ない………… でも…… このバーテンダーの目には 見覚えが在る………… この目を見て居ると…… 私は 何もしなくても良いのだと思う………… 唯々軀の力を抜き…… 楽に…
~ 追憶 バーテンダー ~ 彼女と初めて出会ったのは その時よりも もっと前だった…… 彼女を一目見て気に入った私は 森の中に捨てられて居た車の中で 長い時間を 一緒に過ごして居た……… その時の彼女も 何の抵抗も示さず 唯々従順だった……… 何度かそういうことが在って… その後暫く彼女を見かけなくなったが…… それから何年か経ったある日 私がバイトして居た早朝のコンビニに パンを買いに来た…… 彼女は随分と生長して居た…… 服を着て居なかったので すぐに彼女だと解ったが もしも服を着て居たとしても 遠くからでも解る 彼女の美しい淡い水色の左目を 私が忘れるはずなど無かった……… それから彼女…
『カテナチオ』あらすじ・感想・レビュー。すべては勝利のために!凡人が欧州の頂点を目指す!王道かつ異色なサッカーマンガ!
マイナーコミック研究所(略称:マイコミラボ)は、まだ世に広く知られていないけど面白いマンガを紹介・解説・考察していくブログです。今回ご紹介する作品は、『作品名』。総合評価は★X!ひと言まとめと推しポイント
『星屑の王子様』あらすじ・感想・レビュー。まさにクズのお手本!?ホストたちの非日常な日常を描く、ゆるゆる日常コメディー!
マイナーコミック研究所(略称:マイコミラボ)は、まだ世に広く知られていないけど面白いマンガを紹介・解説・考察していくブログです。今回ご紹介する作品は、『星屑の王子様』。総合評価は★10!まさにクズのお手本!?ホストたちの非日常な日常を描く、ゆるゆる日常コメディー!いろいろと歪んでいるホスト界隈をゆるっと描く!煌びやかさとエグさのギャップが面白い日常系コメディー作品!夜の世界を描く作品が好きな方はぜひ!