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某個別指導塾のCM。 うまいですよね。 成績が上がる、とは一言も言っていないのに通いたくなります。 家庭教師に対する要望の一つとして 「やる気スイッチを入れてください」 というのは、よくあります。 やる気スイッチは実は簡単に入ります。 例えば、前よりちょっとだけ悪い成績を取ってしまった時とか。 問題を解いたら、なんだか簡単に感じたときとか。 問題を間違えたのに、「ここまで解けるようになったなのか。えらいな。もうひと頑張りだ」なんておだてられたときとか。 「おお!俺様、がんばると」 と一瞬だけでもなります。 ところが、勉強を頑張ってみると やっぱり出来る気がしないし。 やっぱり
家庭教師だけで、中学受験を全て乗り切ろうとする方はめったにいらっしゃいません。 必然として、私のところにいらっしゃる方はどちらかの塾に通っている方ということになります。 また、他の家庭教師の先生の指導を受けていたが、私の方にお話を頂くことも多くあります。 学生の家庭教師の場合、4年生から5年生の前半くらいまではどうにか指導できるようですが、それ以降になると的確に指導できる方が減るようです。 また、社会人の先生の場合、私からすると不思議な指導方法をしている先生がいらっしゃいます。 塾に通われている場合、大手4塾とその派生塾は大体様子がわかります。 ちょっと困るのが個人塾です。
中学受験塾に約3年間通うとおよそ250~300万円かかると言われています。 晴れて、第一志望に合格した後のこと。 塾は一切不要なのでしょうか。 学校説明会に参加すると、多くの学校が 「うちの学校に通っていれば塾は必要ありません。しっかりと受験指導をします。」 と、言います。 実際の通塾率について、渋谷教育学園渋谷中のように詳しく公表している学校もあります。しかし、そんな学校は稀です。 ほとんどの場合、通塾率はどれくらいなのかを知る方法は、在校生に直接確認するしかありません。 学校説明会の時や文化祭などで、在校生に直接話を聞ける機会があったらぜひ確認をしてほしいところです。 中高
中学受験の情報を求めてネットを徘徊して回っているのは主に小学校5年生6年生の保護者ではないでしょうか。 子供の成績を少しでも上げるために、何をしてあげればよいのか。先輩パパ・ママはどうやって伴走していたのか。あわよくばわが子も開成・櫻蔭と思って塾に入れたものの、今の成績ではちょっと足りない。せめてMARCHの付属にはと思うけど・・・・・・。 そんな保護者の目に入ってくるのは、サピックスのαクラス常連のお子様の保護者が書いているブログや、開成・筑駒など最難関校に合格させた保護者の体験談ばかり。 親がやるべきことはいろいろ書いてあるけれど、その通りに自分はできない。 「成績が下がらな
いろいろな習い事がありますが、どんな習い事をこどもにさせれば良いのかは、幼児をお持ちの保護者は悩むのでしょう。 定番の習い事はピアノ(その他楽器)・スイミングそして英会話です。 どんな習い事をやるにしても、子供がその習い事を好きでないのであれば、続ける必要はないように思っています。 どんな習い事であっても、ちゃんと子供のレベルなりに、「出来るように一生懸命がんばる」という経験をさせてほしいものです。 例えば、ピアノ。 子犬のワルツを弾けるようになるためには、3年から6年間は練習を積まないといけません。 運指から始まって、基礎練習を積んで少しづつ難しい曲を弾いていって・・・・。
首都圏の私立中学校のうち、約4割が英語での入試を導入しています。 英検1級を持っていないと太刀打ちできないレベルから、英検5級レベルまで実に幅が広いです。 これを算数・数学に置き換えてみると、数学3で受験する学校から、小学校のカラーテストくらいの幅になります。 細かく見ていくと、概ね偏差値が高い学校の方が高い英語力を求めています。 現在の英語入試では、入試のバリエーションの一つとして英語の導入です。 受験生全員に英語試験を導入しているのは自分の知る限り、現在のところ茨城県の江戸川取手中学くらいです。 2020年に小学校での英語が正規教科化されて4年目になります。 3年生から正式
保護者様にとって、脅迫観念のように存在しているものがあるようです。 簡単な基礎的な問題が解けるだけでなく、応用問題も解けるようにならないと、志望校に合格できない。 自分の子供が応用問題で躓いていると、とても焦ります。宿題として出されているのだから、解けて当然だと思っているのに、むやみやたらと長時間かけて考えている。この問題が解けないと行きたい学校に合格できないのではないだろうか。 そんな不安を持たれることも少なからずあるでしょう。 難問が解けるようになるのは、6年生の後半で大丈夫なのです。 というか、難問と言われる問題を出す学校は首都圏でも10校ぐらいのなのです。それ以外の学校で
今年から、やっと対面での学校説明会が復活してきました。 昨年までは、対面で実施されたとしても人数制限があったため、5・6年生の保護者ご家族を優先したいと思い、参加を遠慮していました。 実に3年ぶりの合同説明会の参加です。 何回もパンフレットをもらっている学校もいろいろと変わっているかもしれません。 また、現在お預かりしている生徒様が受験したいと思っている学校については、できる限りお話を聞いて何らかの情報を得て少しでも有利に働くようにということで気合を入れて参加しました。 学校にお話を聞く際には、はっきりと「家庭教師なのですが」として聞く場合もありますし、保護者のふりをしてお話を聞く
中学受験の家庭教師をしていますが、自分自身は公立中学に進学しています。 公立中学の文化祭は合唱コンクールと美術の展示だった記憶があります。 部活動も中学時代はこれという理由もなく運動部に入り、当然ですがこれという結果も残せずに終わっています。 全くできなかったその競技が少しは出来るようになったのが唯一の救いでしょう。 中高一貫校に通っている子を見ていると、うらやましいなと思います。 学校にもよるのかもしれませんが、基本部活が厳しすぎません。部活動の目的を考えると、できなかった競技をできるようになり、楽しんで試合が出来るようになることだと思っています。大会で優勝することは、素晴らしいこ
塾選びをする際に、何か勘違いをしている人が多いように思えて仕方がありません。 難関校に合格実績のある塾に自分の子供を入塾させると、自分の子供も難関校に合格できると思っているように見えます。 自分が中学受験の経験がない保護者様の場合、とくにそれが起きているように思います。 小学校3年生までのカラーテストでは、ほぼ毎回満点を取ってくるわが子を賢いと思うのは当然でしょう。 これだけ優秀なのだから、3年間も塾に通えば最難関校だって合格できるだろう。だから、最難関校に合格実績のある塾に通わせるのだ! お気持ちはわかります。 でも、カラーテストは学校で学習した内容のうち、最低限知
小学校では英語が必修化されて、学校では英語の学習をしているはずです。 ですが、現状の小学校の英語教育は「英語が苦手な先生」がおっかなびっくりと、体裁だけどうにか整えて授業をしている状態だと思います。 各市区町村の取り組みにより異なるのかもしれませんが、そんな状態ですから、さして身になる英語の授業は実施されていないように思います。 中学受験の勉強は本当に過酷です。多くの中学受験性が5年生の後半くらいには、習い事を整理しているようです。 そんな中で、英会話教室も整理しているご家庭が多いように思います。 そんなわけで、中学受験をするお子様は英語の学習をほぼしないまま中学に入学することが
小学校で英語とプログラミングが必修になったからとかで、プログラミング教室が大流行です。 では、プログラミング教室は通った方が良いのでしょうか。 自分の場合、太古のコンピューター言語BASICを中学校時代に独学で遊んでいたことがあります。 そこで、コンピューターに出来ることと出来ないことを学んだような気がします。 現在、小学生向けのプログラミング教室では主にScratchを学びます。 言語の代わりにブロックでプログラムを組み立てていくので、英語が全く分からない人でもそれなりに作っていくことができます。 深く学習すれば、言語で組み立てるのと同等のものができるようです。 プログラミ
中学受験の伴走をするのは、主にお母さまだと思います。 ありがちなお母さま像はこんな感じではないでしょうか。 中学受験の伴走は本当に大変です。 高学年男子であれば、塾の送り迎えは不要でしょう。でも、4年生くらいだったり、女の子だと送り迎えは必須でしょう。 塾の時間に合わせて夕食の準備もしないといけません。一人っ子ならまだしも、二人以上いる場合、塾の時間に合わせて全員の夕食を遅くするわけにもいかないので、夕食が2回~3回に分かれてしまいます。 宿題もやらせないといけません。それだけでなく、漢字や計算は宿題とは別にやらせないといけません。優先順位をつけて学習ができるお子様はほとんどいない
夫婦の二人で同じ小学校・中学校・高校・大学と進学している例はほとんど無いでしょう。 子どもの教育に対する考え方は、経てきた学校や経歴によって大きく異なります。 東京出身なのかそれ以外の地域出身なのかによってもいろいろと変わってきます。 中学受験は本人が「やりたい」と自ら言ってやることはあまりありません。親の意向によるところがとても大きくなります。 本人の意向がしっかりしているのであれば、保護者様はしっかりとそのフォローをすればよいのですが、問題はそうではない場合です。 両親のうち、片方が「何が団でも難関校」と考えているのにもう一方で「行ける学校に行けばよい。」と半歩引いた姿勢だ
偏差値は母集団の中での立ち位置をわかるための物です。 塾内で行われる組分けテストの偏差値について検証してみます。 まずはサピックスの偏差値について考えてみましょう。 サピックスの生徒という母集団は変わりません。 その中で5年生の頭に偏差値50だったとします。 16クラスあったら、上から6番目、下から11番目くらいのクラスになるでしょうか。 中学受験の学習は5年生の後半で急激に難しくなります。 ここで、サピックスの授業について行けなくなり、6年生になる時には下から4クスほど減っていきます。 この段階で上から6番目、下から7番目のクラスになります。 6年生になる段階で他の塾で実
塾講師として集団を指導する場合、その集団を引き上げることが使命になります。クラス全員がきちんと理解していないことは分かっていながら授業を進めることになります。 熟練した講師は、集団授業であっても、70人くらいまでは個別の生徒の理解力は把握できています。 90人を超えると、一方的な授業になりやり取りをしながらの授業は不可能になります。 30人までだと全員に声をかけながらの授業が可能なので、全員を授業に集中させることが可能です。 10人までであれば、かなり個別の対応がそれなりに可能になります。ですが、全体の進度を考えるとそこまで個別に対応することはできません。 家庭教師は完
中学受験は算数で決まる これは、よく言われていることです。 これについて思うことは後日述べたいと思います。 学力と国語力とは何か 学力と国語力とはそもそもどんな力なのでしょう。 自分の考えるところの学力とは、 「問題を解いた時のその正解率が高くなるように学習した力」 ではありません。 「問題を解いた時にミスや思い違いにより正解にたどり着かなかったとしても、自ら考えて、自分なりに説明ができる状態で答えを出せる力」 だと思っています。 ですから 「なんとなくやってみた」 で 正解を積み重ねるよりも 「考えたけど間違えた」 を積み重ねている方が学力があると思っています。 次に
注目校に注意という記事を書きましたが、それでは伝統校ならば良いのでしょうか。 伝統校の良いところは、その学校の理念に基づく教育方法が確立していることでしょう。 そして、卒業生のネットワークがある程度ありますので、卒業後にそのネットワークを使えることがあります。 長期間そこに存続し名前が知られている、というのはそれなりに理由があります。 それだけで十分に価値があるともいえるでしょう。 ただ、伝統校でもかつてほどの進学実績が出せておらず、入学しやすくなっている学校もあります。それでも、指定校推薦枠が多くあったりしますので校内順位を取れれば、コスパ良く大学に入学できるかもしれません。 伝
[0]から[9]の整数が書かれたカードがたくさんあります。 このカードを使ってできる[1][0][0][0]~[9][9][9][9]の4けたの整数があります。次の問いに答えなさい。 (1)[1]が使われていない整数は何
指導のスタンス 家庭教師は、ひとり一人ことなるスタンスやスタイル、信念を持って指導しています。 保護者の方やお子様自身の考える「教え方」と家庭教師の「教え方」が合っていないとトラブルの原因になります。 サービス内容 ここからは詳しいサービス内容についてご紹介いたします。 指導料金体系 授業料:5000円 ~/1時間 延長:15分ごとに時給の1/4 交通費:講師の最寄り駅からの全額支給をお願いしています。 教材費:所定の教材費はありません。場合により教材や書籍のご購入をお願いすることがあります。 お支払い:月末締で請求書をメールにて送付させてい
国語の点数がどうしても上がらないから指導してほしい。 こういうご相談を受けることがあります。 とても不思議なことなのですが、どの大手塾も国語のテストで得点を取る方法はほぼ教えてくれません。 国語の授業では問題を解かせて答え合わせをしているだけなのです。 他の教科では類似問題が出題されることがあるので、その手法は有効です。 でも、国語の場合同じ文章から出題されたとしても問い方が違えば答え方も変わってきます。 同じ問題はほぼ出てこないのですから、それほど有効な学習方法だとは思えません。 他の家庭教師の先生の後を継いで指導することもあります。 その場合、国語の指導方法は2~3種類
集中力を発揮しないでやっている学習はほぼ効果がありません。 当たり前のことのようですが、これをしっかりと理解している人が少ないように思います。 小学校高学年で1回に集中できる時間はせいぜい30分です。 正確に言えば15分が2回。 15分間は誰であっても集中できると思って間違いありません。 思ったよりも短いと思います。 算数でちょっと難しめの大問を解いていたらそれだけで15分すぎてしまいます。 国語のちょっと長めの長文は本文を読んでいるだけで15分すぎてしまいます。 それで集中力が切れてしまったら入試問題が解けません。 そんな心配はいりません。入試という本番の時までに試験時間
「点数を10点あげてください。」 これは、現在の点数によっては可能なことです。 弱点と得意とを見極めて、上手に指導すればどうにかなります。 「4教科で10点あげてください。」 入試直前に言われることが多いのがこれです。 これも、どの教科を伸ばすのか。ミスしているのがどこなのかを見極めれば可能です。 これと同じ感覚で 「偏差値を10のばしてください」 という保護者様がいます。 期間が3~4か月。 それでは、どういうことになるのかをみてみましょう。 下に記したのが偏差値とそれが上位の何パーセントになるのか、それが何人に一人となるかの
教育業界の最初は塾でした。 いろいろな困難を抱えている生徒も見てきました。 困難の原因はいくつもあるのですが、保護者様の関わり方が弱すぎることがあります。 塾としては、ご家庭の中まで入れません。 困難を抱えたままのお子様をとても残念な気持ちで送り出したことも少なからずありました。 家庭教師は、他人の家に定期的に入り込んでいく職業です。 お子様とのつながりは塾の比ではなく強くなります。 塾の時は保護者様との関りは多くても月に1回程度でした。 家庭教師になりますと、ほぼ毎回保護者様とお話をさせて頂いています。 家庭学習の進め方についても突っ込んだ話をさせて頂いています。
首都圏での中学受験率はおよそ20%です。 その中学受験をする生徒の中央値が偏差値50になります。 偏差値50の生徒は小学校では勉強はできる方だけど、じぶんよりできる生徒が一人か二人いる状態だと思います。 そんな生徒が私立中学に行った時のことを考えてみましょう。 合格したのが80%偏差値が50の学校。 ということは、入学してくる生徒は偏差値48~52くらいだと思われます。 では、中学受験偏差値52を全生徒で置き換えて考えてみましょう。 偏差値52=上位42% 上位20%×上位42%=上位8.2%=偏差値64 偏差値45=上位58%
中学受験は熾烈です。 ほとんどのお子様が小学校生活の半分の3年間をかけて受験に挑むのです。 晴れて第一志望に入学するのが30%と言われています。 しかし、せっかく入学した中学校を卒業することなく終わってしまう生徒が一定数います。 どのような理由で退学に至ってしまうのでしょうか。 代表的なのが学業不振です。 中学受験があまりに熾烈であるがゆえに、保護者が「合格したら勉強しなくてよい」というニュアンスのことを言ってしまうことがあります。 当然ですが、中学高校は大学入学の通過地点でしかありません。 私立の中高一貫校に入学すると、公立の中学よりも進度より早くなりますし、学習内容の深度
中学受験の家庭教師をしていると、当然のことなのですが、よく理解していない方を見かけるので、解説してみます。 中学受験を経験されていない方の場合、塾に通うということは学校の成績を上げたり受験に合格するために通ったことがあると思います。 そして、塾は「成績を上げるために通う場所」と思っていると思います。 では、その成績とはどの成績なのでしょうか。 高校受験の場合、学校での成績であったり公開模試の成績であったりすると思います。 学校には塾に通っているお子様もいれば、通っていないで勉強していないお子様もいれば、自分でどんどん学習を進めていってしまう秀才・天才たちもいます。 塾に通うと、塾
10を13で割ったとき、小数第2010位の数字を求めなさい。 そのまま解いても面白くないので、難関中学校の志望者なら当然持っているはずの知識を用いて、割り算をせずに解いています。 詳しくは、六甲学院
この質問は、よく聞かれます。 お答えします。 誰にとっても良い教材は存在しません。 あ、これで話が終わってしまいます。 塾を使って、中学受験をされている方の場合、まずは塾の教材をしっかりとやりこみましょう。 成績が思ったように取れなかったりすると、ついつい市販の教材を購入したくなります。市販の教材は、コンパクトにまとまっていて普段塾で使っているものよりも解説がたくさんあって、良いもののように見えてきます。 そして、塾の宿題に加えてさらにやらせようとしてしまいます。 そして、塾の宿題もその教材もどっちつかずになってしまい、大事な時間を無駄にしてしまうご家庭が少なからずあります
中学受験塾ではほぼ毎月試験があります。 その結果で一喜一憂するのが親というものです。 多くのお子様を見ていて、つくづく思うのですが、4年生・5年生の間の試験の結果はそれほど重要ではありません。 5年生の時、日能研偏差値59だったお子様が開成中に合格しています。 6年生の時の最後の4回の平均偏差値に余裕があり、絶対に合格するつもりの学校を不合格になるお子様もいます。 受験当日まで学力が伸びるお子様がいます。 その一方で途中で失速するお子様もいます。 順位を大きく下げることになるポイントが4か所あります。 4年生から5年生になるところ。 5年生の後半 5年生から6年生に
あまり知られていないことなのですが、現在の(2023年入試)の帰国子女入試は帰国子女ではなくても受験することが可能な学校が一定数あります。 帰国子女枠入試は通常2月1日の解禁日より前に実施されます。 帰国子女入試を利用すると、一般受験の場合よりも受験機会が増えるというメリットがあります。 帰国子女ではないのに、帰国子女入試を受ける児童とはどういうことなのか。 主に二つのパターンがあります。 一つ目は小学校をインターナショナルスクールで過ごし、インターナショナルスクールを卒業する予定の児童。 インターナショナルスクールの小学校を卒業した場合、小学校を卒
中学受験はとても熾烈です。 小学校生活のおよそ半分を費やして受験に挑みます。 それにより、犠牲になるものも少なくありません。 では、中学受験をすることにメリットはあるのでしょうか。 最もよく言われるのが「大学受験に有利」というのがあります。 普通に勉強をしていれば、中高一貫校に通うと、公立中学から高校に行くより偏差値で3~5程度上の学校にいける、と言われています。 小学校時代の塾代と中学に入ってからの授業料の合計およそ500万円で偏差値が5上の大学に入学できるのであれば、これは悪くない選択肢です。 大学受験で偏差値を5上げるのは、簡単なことではありません。 次に設備な
家庭教師は定期的に他人の家に上がり込む職業です。 その中でいろいろなものが見えてきます。 ご自宅の中を全て見て回るわけではありませんので、見えている範囲で思うことを上げていきます。 定期的に他人が家の中に入ってくるので、比較的片付いている家が多いです。 ただ、中には本当に片付いていない家もあります。 階段にレゴやおもちゃの箱が積み重ねられている家がありました。 掃除をしていないと思われる日は、指導をする部屋に毛布が敷かれているようなおうちでした。 その一方モデルルームかのようにインテリアのセンスもよく、生活感を感じないような家もありました。 無駄なも
中学受験で、各学年ごとに必要とされる学習量はことなります。 小4と小6で比較すると2~5倍は増えていきます。 それでは、5倍もの時間を確保することができるでしょうか。 正直にそれだけ学習時間を増やすのは厳しいと思います。 ではどうやって必要学習量を増やすのか。 これは質を上げていく以外ありません。 4年生の時は長時間机に向かうことができないお子様が多いです。 集中できる時間を延ばし、勉強をし続ける基礎体力をつけるのが4年生です。 実は躓きの一歩目を4年生でやってしまう保護者様が一定数います。 先々必要学習量が増えることを意識できず、フル回転させています保
中学受験を検討し、学校選びをしているとどうやって選べばよいのかわからなくなってきます。 すると、塾から配られる冊子や受験情報誌などに「新規開校」・「共学化&校名変更」・「国際コース・医学部コース設立」などの「目玉改革」をする学校のことが紹介されています。 どうやって学校を選べばよかったのか分からなかったのに、突然魅力的に見える学校が表れたように思えるのです。 今年からほぼ制限なく対面での説明会が実施されます。説明会に参加すると、ここぞとばかりに学校の良さをアピールされます。 そうすると、その学校が運命の学校でもあるかのように感じてくるのです。 対外的なアピールが上手ではない学校があり
公立の小学校に行くと、本当に多様なこどもがいます。 たまたまそのエリアに住んでいるというだけで同じ小学校に通うのです。 エリアごとの特徴はあるにしても、開業医の家から、生活保護家庭までいます。 学力も6年生で九九ができなかったり、カタカナがかけなかったりするお子様から、中学受験組のなかでも優秀層までいます。 中学受験で合格して進学した学校は、かなり均質化した生徒が集まってきます。 学力だけでなく、志向も似通っている人が多くなります。 さらに、男子校や女子高などの別学校に通うとなると、均一性はさらに強くなります。 そんな環境は過ごしやすいので学校生活は楽しいと思います。 た
塾では毎年合格体験記を配ってくれます。 最難関校全勝だとか、、前受の難関校を不合格だったのに第一志望は合格、6年生で成績爆上げで最難関校合格。 そんな話がたくさん載ってます。 ブログのランキングを見れば、自分のこどもと同い年の子を持つ保護者のブログが転がっています。 自分のこどもと志望校が同じだったりするとついついじっくりと読み込んでしまいます。 そして合格体験記で書かれれいることと同じことをやりたくなってきます。 その気持ちはよくわかります。 親はいろいろと不安になります。 成功した人のマネをすれば自分の子供も成功するのではないかと思ってしまいます。 でも、ちょっと待っ
このママすごい!「偏差値40台からの開成合格!自ら学ぶ子に育つおうち遊び勉強法」
偏差値40台から開成合格! 自ら学ぶ子に育つ おうち遊び勉強法 amzn.to 1,540円 (2023年04月28日 15:08時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する 受験界のすごいママとして有名になった佐藤ママ。 こども4人全員を東大理三に合格させて、現在は受験アドバイザーを名乗ってご活躍されています。 佐藤ママの基本メソッドは「やるべき勉強は親が責任をもってやらせる」というものだと自分は理解しています。 佐藤ママご自身が教員をしていた経験がおありです。なので、教えることの基礎を学習しています。
私立の学校は、知名度があろうとなかろうと生徒も含めればそこそこの人数が集う場所です。 でも、先生を学校の従業員としてとらえると、中小企業なのです。 公立の学校でもそうなのですが、校長先生はかなりの権限を持っています。 権限とともに、全ての責任を負う立場にいます。 そのため、公立の校長先生はつつがなく物事が進むことを好む人が多いように思います。前年と同じことをやっていれば誰も批判をしてくる人はいません。 それと比較して私学の校長先生は事情が違います。 変化しないことは後退することと同意語になります。 現在生徒が減っているのに変化をしていかなければその先には死しかやってきません。世の
大学受験では、かつての予備校よりも映像授業が主体となっています。またスタディサプリなどの自宅で受講できるものもあります。 高校受験用でも、映像授業はいろいろとあります。 スタディーサプリのように有料のものから、youtubeで見られる無料のものまであります。教える立場の自分から見ても、とても分かりやすい授業が本当に多いです。 中学受験でもyoutubeや四谷大塚の進学くらぶな少なからずあります。 演習をするにしても、タブレット学習が手助けしてくれます。 間違えたところを適切な時期に復習をしてくれたり、さかのぼって演習をしてくれたりします。こちらはまだ発展途上かと思いますが、機能が
志望校に向けた対策をすれば偏差値が足りなくても合格できるの?
家庭教師に求められることは志望校の合格です。 偏差値が足りないけど、どうしても行きたい学校がある。 その学校に向けた対策をして合格させてほしい。 そんな要望は当然あります。 では、そんな状態でも合格はできるのか。 合格できる条件として、いくつかあります。 入試問題に特徴があること 標準的な入試問題で出題範囲も満遍なく、しかも難易度がどの問題も同じ。そんな学校の入試対策はちょっと難しです。捨てる範囲がないこと。解けないといけない難易度が一定なので、苦手範囲を作ってはいけないからです。 その逆に、毎年絶対に出ない分野があり、難易度にばらつきがる学校。なおかつ、毎年必ず出る特徴的な
今年の東京マラソン、完走しました。人生初フルマラソン。 最終グループからのスタートで、スタートラインを通過したのが号砲が鳴ってから27分後でした。スタート地点から1.5kmもあったので号砲は聞こえませんでしたが・・・。 今回のエントリーはコロナの影響で中止となった東京マラソン2020のエントリーがスタートでした。返金なしということと引き換えに出走権の2022でした。さらに2022で全員に出走権を与えてしまうと新しいエントリーを募集できないということで2023も選べるようになりました。自分は、コロナでマラソンから遠ざかっていてトレーニング不足だったため2023での出走となりました。
10万人以上を指導した 中学受験塾 SAPIXだから知っている 頭のいい子が家でやっていること amzn.to 1,760円 (2023年05月01日 22:31時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する 今日は、上記の本の感想を書かせていただきます。 280ページほどで文字も大きめです。 青と黒の二色刷り。イラストもふんだん取り入れて、レイアウトも工夫されていて、日ごろ本をあまり読まない人でも気軽に読める仕掛けが満載です。 首都圏の中学受験を検討してる人は大変興味を持つ本だと思います。 マーケット戦略
医学部の数学の入試問題は確率統計の分野からの出題が比較的多いです。 なぜかというと、あらゆる病気の発症率は統計通りに発症するからです。 そして、その治療法の研究も統計を用いて解析されます。 すなわち、たった一人の被検者(n=1)では何もわからないのです。 自らの受験経験を基に、こどもの中学受験を見ていこうとする保護者様が一定数いらっしゃいます。 自分自身で中学受験を経験していても、この30年で中学受験は大きく変わりました。 ご両親が共に中学受験を経験されておらず、大学受験の経験をこどもに当てはめている場合などは実質n=0だと考えてほしいと思います。 小学校のお受験と中学受験は親が関
中学受験での塾の偏差値を上げるのはとても難しいことは既に書いています。 高校受験の自分の指導経験からすると、偏差値10はそれほど苦労せずに上がります。その仕組みの違いを考えてみましょう。 中学受験の場合、塾での偏差値は基本的にその塾内での偏差値になります。従って、その塾の中でどれくらいできているかを見ていることになります。 塾の進度に合わせていますから、同じ期間に同じ範囲を学習していることになります。 ところで、高校受験はどうでしょう。 まず、高校受験の模擬試験は一番最初が7月です。 都内ならV模擬W模擬が2大模擬試験です。 中学の教科書は全て学習順序が同じというわけではありませ
中学:都内公立中学校卒 高校:慶應義塾志木高等学校卒 大学:慶應義塾大学文学部人間関係学科教育学専攻卒 大学卒業後一般企業に就職するものの、やはり教育に関わりたいと塾業界に。 多くの生徒と関わるうちに、マスでの教育に限界を感じ家庭教師をメインに。 トータルでかかわった生徒・保護者は2000組を超えます。 自分自身の子育てをする中で、親としての視点と教育者としての両方の視点からお子様だけでなく保護者様の気持ちにも寄り添った指導をしています。 家族:妻・息子(私立中高一貫校在籍中) 住居:東京都城南地区 趣味:料理、ジョギング
特別にミッションスクールや仏教系の学校をお勧めするつもりはありません。 私立中高はその建学の精神がとても大切で、それに則って教育がなされています。創立の経緯から今や時代にそぐわない「建学の精神」となっている学校もあるでしょう。 なんとも「フワッ」としたもので、何を言いたいのかがわからない学校も見かけます。 宗教系の学校の場合、基本はその宗教の理念がそのまま建学の精神となっています。 学校を作っているほどの宗教はそれなりの年数を乗り越えていますので、ある程度普遍性を持ち合わせています。 良いとか悪いとかは一切言うつもりはありませんが、学校の中で一つの筋としてその宗教の方針が貫かれて
Aは2桁の整数で、A×Aを15で割ると1余ります。このようなAは全部で[ ]個あります。 過去に同種の問題が何度か出されていますが、それらの問題より簡単になってしまっています。瞬殺した受験生も多かった
はじめ、3枚のカード1、2、3が左からこの順に並んでいます。これらのカードの並べ替(か)えを何回かします。1回の並べ替えにつき、次の(A)~(D)のどれか1つが行われます。 (A)最も左にあるカード
2つの時計AとBがあります。Aを午前7時の時報に合わせたところ、その日の正午には午後0時6分を指していました。同じ日、午前7時の時報のとき、Bは午前7時7分を指していましたが、午後5時の時報のときには