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~ BARで 東雲坂田鮫 ~ 息苦しさと…… 懐かしさ……………………………… それにしてもこの魚……… なんという美味しさ……………… 皮はパリッと中しっとり…… くちで言うのは簡単だが 魚の筋繊維をパサつかせずに 皮目をパリパリに焼き上げるというのは 一流の料理人でも難しいことだ…… 卓越した料理技術だけで無く 焼きに適した魚の状態を 如何に見極めるか……… 例えば 同じ網にかかった同魚種同サイズで在ったとしても…… その個体差により 焼きが適するのか 煮るのが良いか…… 或いは蒸すか…… 揚げるか 生か………… それは変わって来る………… 総合的な力量が無ければ こんなに美味しく魚を焼く…
今の時期に見てちょうどいい感じの作品シリーズ3。エメラルド色のバレリーナBASEよりBOOTHより 5月の誕生石がエメラルド、誕生月の花が薔薇ということで。…
~ BARで 東雲坂田鮫 ~ 断片的に思い出して来たのは…… 今目の前に居るバーテンダーの 過去に何度も感じた 柔らかなくちあたりと息苦しさ…… 表情や仕草…… 温もりや匂い………… そして…… 言葉…………… だけどそれらが繋がることは無い…… でも…… 繋がること無く ずっと断片的なままなのに…… 私は今何をすれば良いか…… それだけはすぐに解った…… というか… 知って居た………… 何もしなくて良い…… 私が今しなければならないことと…… 私が今したいこと………… それは同じで それは…… あの美術教師に拘束されることと似た幸福感が…… あらゆるものの隙間を埋めて あらゆるものと自分との…
~ そんなん癒やしゼロやん…… 酒森 ~ 私は…… 犬が……… 好きで在る………… しかし……… 自分が…… 犬で無くて…… 良かったと………… 心の底から…… 思って居る………… 玉葱だけでは無いのだ………… 犬が食べちゃダメなものは………… TO BE COMUGIKO すっごく美味しいチョコレート・ファッヂ・ケーキは私の癒やしのひとつ♡ ねえ チョコレート・ファッヂ・ケーキ……食べる? 食べたいけど…今日は遠慮しときます……… 私はチョコレートがホントに大好きチョコ系のケーキはよくつくるし勿論そのままでもよくたべる♡なので少なくとも2㎏はいつでもストックして居ます♡
~ ヤマアラシのジレンマ 酒森 ~ 例えば…… 夜になり 床につく………… 朝の光で目が覚めて… 鏡を見たら 犬だった……… 自分が犬に なって居た……… もしもそんなことが 実際に あなたの身に起こったとしたならば……… あなたは何と 思うだろうか………… 私ならきっと…… 悲しく思う………… メリットとデメリット…… それを天秤に掛けたとき メリットのほうが勝って居れば…… 多くの場合 人は悲しくならない……… 自身が犬と なったとき…… 一番のメリットは 全裸に首輪でお散歩しても 職質されたり 連行されたりしないこと……… これはとても魅力的で 恐らく誰もが一瞬 犬になっても良い…… い…
~ なんとか逃げて来たけれど… 酒森 ~ 私…今日……… お散歩してただけなのに…… いきなり職質されて…… そのまま連行されそうになった………… 唯々普通に…… 普通にお散歩してただけなのに………… おもいっきりダッシュして なんとか逃げきれたから良かったけれど………… 納得いかない…… 私………… 唯々普通に…… 唯々普通に散歩してただけなんだよ?……………… TO BE COMUGIKO
~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえねえバーテンダー…… おかわりちょーだい こんどはもっと強いやつ♡」 「どうぞ」 「ねえねえバーテンダー さっきから 何刻んでんの?」 「生発芽玄米サラダに混ぜ込む野菜達ですよ ついでに 切り込みピクルスの 瓶詰めも殺ってます」 「へ~ そーやってつくって 更に便乗して ぬか漬もって訳か…… 色んな事並行して殺んなきゃなんないから バーテンダーって大変だよね……」 「更に並行して デザートや サムシングの作成も 進めます」 「今日は何食べさせてくれるの?」 「まだ秘密です」 「あ…… ゴメ… 見ちゃった……」 「大丈夫ですよ わざと 見えるところに置いたんです………
~ BARで バーテンダーと東雲坂田鮫アネモネ藤子 ~ 彼女のくちを塞いだまま 彼女の軀を拭いて居た……… なんだか途轍も無い違和感に襲われた私は… さっき収穫して味見した野菜の中に 別の意味の野菜でも混入して居たのだろうか…… と 本気で思った……… 彼女の傷口を押さえると…… ナフキンに 血だけではなく…… 傷口自体も……… 移動して行く………… そんな映像が 私の頭に浮んだ………… 彼女が軀に纏った血と傷を…… ナフキンで拭い…… その白く美しい肌の面積が増えるのに比例して 彼女の意識もはっきりして来る………… そんな妄想に 支配されそうになる自分が居る………… しかし…… そんなことは…
~ 部屋で 酒森 ~ あなたを見て居ると…… なんだかとても…… 本当に…急に…… 悲しくなることが在るの…… どうしてなのかしらね…… 全然解らない…… そして…もうひとりの恋人…… 今夜は涙が………… 止まらない……………… こんなに悲しい夜は 本当にシンプルな殺り方が良い…………… あなたと…… もうひとりの 恋人…… TO BE COMUGIKO 玉葱をてきとーに切り刻んで フライパンで火入れする 切り方や火入れの感じは人それぞれ 好みで調整すれば良い 今回は新玉葱 その中でもフルーツ玉葱を用いた調理だったので 火入れはマイルドにして食感を残した… 火入れした玉葱を一旦皿に移し 空いた…
今の時期に見てちょうどいい感じの作品シリーズ2。魔女の庭BASEよりBOOTHより 同じイラストをあちこちカバー画像で使ってるのでつまらないのでもう1点 こち…
~ 鯖戸先輩の発酵教室 ~ 最近 私の糠床が…… ほんのりオレンジ色…… 私…… ガラケーしか 写真撮る機械持って無いから 解りにくいかもしれないけれど…… 実際ほんのりオレンジ色…… 理由は簡単 ちょっと前まで 連日沢山投入し続けて居た 人参…… 人参の色素が 糠床へ移っただけ…… 好き…… ぬか漬………… 好き…… オレンジ色………… TO BE COMUGIKO 混ぜてたらやっぱりすっごい跳ねた…… ぬか漬ホントに大好きでほぼ毎日たべてる♡ オレンジ色もホントに大好きでお気に入りのブーツのステッチも紐もオレンジ色♡
今年の梅も なかなか 良い感じだね…… 毎年梅を見ると…… 子供の頃を思い出すなぁ……… 「鯖戸先輩の子供の頃って…… どんな感じだったんですか?……」 「今と…… 今とそんなには………… 変わんなかったかな…………」 「………………」 全身刺青で血塗れの子供は嫌だ………… てゆーかホントは大人でも嫌だ………… TO BE COMUGIKO 法人営業部の鯖戸は仕事の特性上基本的に毎日血塗れ
~ 追憶 バーテンダー ~ コンビニオーナーの娘達が まばたきを出来なくなったその目で 私を見て居た……… 私は彼女たちを とても愛おしく思った………… 妹は ゆっくりと絞殺したので 骨に異常は無く… 姉は そのつもりで前から抱きしめて 骨盤と肋骨にキズをつけないよう気を付けて 正確に背中側から肝臓を貫いたので 二人とも 燃やしてしまえば証拠は残らない……… と そう思った…… 本当は ずっとこうしたかった……… 今までこの姉妹を殺害せずに居たのは バイトを継続したかったからだ………… 私には ずっと欲しいものが在った…… それを手に入れる為には 沢山お金が必要だった………… レジ付近の煙草置…
~ アパートの一室で 酒森 ~ ひっ……… へ…蛇苺…センパイ……… だ… だから…… だから言ったのに……… つ… 次から…… 次からで良いから…… お願いだから…… お願いだからフープロ使ってください……… フープロ使えば… 大量に殺ったって飛沫飛ばないし… 一滴の涙も流さずに済むんですよ?…… TO BE COMUGIKO 大量に在ろうが少なかろうがいつでも私は包丁で殺るそれがたまねぎに対する私の愛と正義なのだから…… ハンバーグ用には粗微塵♡
~ アパートの一室で 酒森 ~ や…… やめ…て……… 蛇苺…センパイ…… お……おねがい………… ほ…… 包丁…な…んて…… ど… どうか……… し…してる…………… い…いや……… や…やめて………… こ… これ……… これ…差し上げますから………… お… お…おねがい……… おねがいだから…… その包丁… は…離して………… 差し上げますから… このフードプロセッサー………… TO BE COMUGIKO こんなに沢山在るんですよ? 嫌だよ私アンチフープロ派だもん
~ 追憶 バーテンダー ~ 「今日はサボれば?」 と 私が言うと 返事はしなかったが彼女は 翌朝私がコンビニへ出勤するまで ずっと傍に居た…… アパートを出るとき 前日手に入れた特殊警棒を 彼女が興味深げに見て居たので 彼女の手に握らせて 「これを必要として居るひとに プレゼントしてあげるといい」 そう言って 私はコンビニへ歩き出した…… 何となく 彼女とは暫く逢えなくなるような予感がしたが それはそれで構わないと思い 一度も振り返らずにコンビニまでの道を歩いた………… コンビニに着くと オーナーの娘に告白された…… 今更… ということと こんな早朝に… ということ そのどちらか 或いは その…
~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえ……バーテンダー………… なんか私…… 今夜は揚げ物食べたい気分………… でも…… やっぱ無理だよねえ…………」 「安心して下さい 今夜はちょっと 本気出しますから」 「マジ?」 「マジ」 ゴールデンウィークの最終美 それを飾るのは やはり 揚げ物に 違いない…… この女のお腹を満たす為には量もそこそこ必要だから 今日は早朝から 色々収穫しておいた…… 「ねえバーテンダー このぬか漬最高♡」 「おくちに合って何よりです ちょっと申し訳無いんですが 今からかなり 危険な作業に入るので 暫く 手酌でお願いして良いですか?」 「全然OK 美味しいのお願いね♡」 「OK」…
~ 追憶 津葦キリコ ~ いつものように仕事の時間より早く待ち合わせして 今… 送迎の人と車の中……… 私が上になって居て… 送迎の人に 「目を閉じて」 と 言った…… 送迎の人は目を閉じてから 「終わってからじゃダメかなぁ……」 と 目を閉じた自分の額に ゆっくりと動き続けながら銃口を向けて居る私に言った……… 「にげたりとか……」 と 私…… 「絶対に捕まるよ」 と 送迎の人…… 「そうだよね………」 一旦トカレフはダッシュボードに入れた………… 「おなかの中にプレゼント入れといたよ」 「…………ごめん………… 私…ピル……呑んでるから…………」 「違うよ… そんなの嬉しく無いだろ……」 …
今の時期に見てちょうどいい感じの作品シリーズ1。 夢想庭園のお姫様 BASEよりBOOTHより [ホームページ]ホームページ//hisuiawahara/ …
~ 追憶 津葦キリコ ~ お片付けの仕事は どうやら私に合って居るらしい…… 上の期待に応えられなかったのは 女に自殺されたあの一回だけで それ以降は 上からの要求以上に成果を上げ続け 今はかなり重要なお片付けも任されるようになった……… お金の面ではもうスプリング販売の必要は無い…… けれど私は… 今週三くらいで その仕事も入れて居る…… その仕事で…… と言ったほうが良いか…… 私には 送迎の人と逢うための口実が必要だった……… スプリング販売の日は いつも早めに待ち合わせして そういう感じになる…… お客さんを 絶対に待たせてはいけないという プロ意識が建前だ…… いつもそういう感じなの…
~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえ棕櫚さん……」 「えっ?! そっちから来るパターンって在るの?!…… な……何?…………」 「おっきいキャベツって 見たこと在る?」 「なんだ…… そんなことか…… うん… かなりおっきいの 見たこと在るよ 直径30㎝超えの特大……」 「コレ見てよ」 「ごめん…… 私おっきいキャベツ 初めて見ました」 「今夜のメイン食材はキャベツです」 「勘弁してください」 「無理です」 「…………」 「安心して ちゃんと美味しくするから」 「絶対だよ?……」 「勿論 あ…… ごめん…… ちょっと手伝って」 「何したら良い?」 「キャベ葉芯を ぬか床へぶっ込んで欲しい」 「OK …
急ぎ知らせたいことがありノックもせず部屋に入ったら着替え中だった
🦐💦💦博士ちゃんで紹介していたメタシル(芯先がしまえるライト ノック)を使ってみました😄下記バナーは押してもらうとランキングのポイントが貰えるのですが、他サイ…
~ BARで 鯖戸 ~ 私はアーモンドのお花が好きだ…… 可愛らしさと可憐さ…… その両方を持ち合わせながらも その花期は意外と長い…… けれど…… さすがに今期はもう終わりかな…… 始めの頃は若々しい濃いピンク色だった花びらも 随分白くなって来た…… アーモンドは毎年 そうやって終わって行くんだ………… 「へ~ そうなんだ…… バーテンダーが お花好きだなんて なんか意外………」 「そうかな?」 「そうだよ」 「はいどうぞ サラダとアペリティフ出来たよ」 「ありがと… ローズマリーの青紫も 随分と鮮やかになったよね……」 「うん…… 今が一年の中で 一番鮮やかで キレイな時期だよ」 「ねえバ…
~ BARで 東雲坂田鮫~ 懐かしい香りと息苦しさがとても心地良かったので 暫く目を閉じて居た……… ふと 息苦しさが無くなったので 目を開けてみると…… 目の前に 一粒の胡桃が在った…… 「店の裏に胡桃の木が在るんです」 そう言って 私に近付いてくるバーテンダー……… 好きな味だった…… 柔らかなくちあたりと 舌に吸い付く感じが…… 過去の記憶を呼び起こす………… ただ… いつ…… 何処で…………… そこまでは思い出すことが出来ない………… でも…… このバーテンダーの目には 見覚えが在る………… この目を見て居ると…… 私は 何もしなくても良いのだと思う………… 唯々軀の力を抜き…… 楽に…
~ 追憶 バーテンダー ~ 彼女と初めて出会ったのは その時よりも もっと前だった…… 彼女を一目見て気に入った私は 森の中に捨てられて居た車の中で 長い時間を 一緒に過ごして居た……… その時の彼女も 何の抵抗も示さず 唯々従順だった……… 何度かそういうことが在って… その後暫く彼女を見かけなくなったが…… それから何年か経ったある日 私がバイトして居た早朝のコンビニに パンを買いに来た…… 彼女は随分と生長して居た…… 服を着て居なかったので すぐに彼女だと解ったが もしも服を着て居たとしても 遠くからでも解る 彼女の美しい淡い水色の左目を 私が忘れるはずなど無かった……… それから彼女…
~ BARで ~ 女が血塗れだということは 扉の隙間から 外の空気が入り込むのと同時に解った…… BARの重い扉がゆっくりと開き… 血塗れの女が入って来るのに 驚きは無かった…… そういう女を 他にも知って居たからだ……… だから この女が纏って居る 夥しい量の血液も…… ただの返り血だと思った…… 血塗れの女は 真っ直ぐバーカウンターまで歩き… 無言で座った……… 目の焦点は合って居らず 座った反動で 全身にかかって居るだけだと思って居た血液は その量を増やした……… 女が纏って居る夥しい量の血液が… 返り血では無いことを知った…… この女の存在が 過去のものとなる前に せめて一杯 最高のカ…
~ BARで 東雲坂田鮫 ~ あの美術教師は 女子高生連続十六人の誘拐殺人や 死体損壊及び死体遺棄などの罪状で 現在も指名手配中なのだ…… 当然ながらあの日以降… 先生の姿は見て居ない…… 酷い話だ…… 先生は今何処で 何をして居るのだろう…… 全国指名手配中という 身動きの取りにくい中でも それなりに愉しく過ごせて居るだろうか……… 私は あの事件のことが あたまに浮ぶ度 本当に酷いと思う…… 本当に本当に酷い話だと……… そう思う……… たかが十六人の女子高生を殺害した程度のことなのだ…… そんな些細なことで 先生は何故自由を奪われなければならないのか……… 日本の法律は間違って居る など…
ミントの妖精姫(リメイク版)BASEよりBOOTHより 過去作品を(微妙に)リメイク。元のデータにアプリで加筆修正しています。3年前の作品なので絵が変わって…
~ BARで 鯖戸 ~ なんか… すっごい良い香り…… ああ…… こんなに良い香りがしてるのに…… 私の心は 超メランコリック…… 私の会社は 明日からゴールデンウィークでお休み…… でもそんなことは どーでも良い…… 私が心配なのは…… もしも このBARも ゴールデンウィークでお休みになるんだとしたら……………… 「お待たせいたしました 前菜とアペリティフです」 「ねえバーテンダー…」 「はい?」 「もしかしたら私…… 近日餓死するかもしれないわ……」 「棕櫚さん…」 「…………」 「棕櫚さん…… 心配には及びません このBARは 年中無休ですから」 「ねえバーテンダー……」 「はい?」 …
「あ… 鯖戸先輩……」 「お… 酒森おはよう」 「おはようございます…… あ… あの……」 「?」 「研修生の子って… 旨く殺れてます?…… 私主任から あの子の教育係任されてたんですけど さっきまですっかり忘れちゃってて…… 研修期間…… 確か今日までですよね?……」 「ああ… 大丈夫…… 旨く殺って居るよ…… 研修期間が短かったから 基本をしっかり身につけてもらおうと思って 子供しか殺らせて無いけれど…… ……… てゆーかあの女…… 見てみな…… かなり筋が良い…… あれなら本社でも充分殺って行けるだろ……」 「嗚呼………」 TO BE COMUGIKO
~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえ…バーテンダー……」 「どうしました?」 「わたし…今夜…… チャーハン食べたいんだけど…… 無理…だよね?………」 「今からつくりますね」 「イヤッホ~ウ♡ あ…… でもバーテンダー…… 鉄のフライパンしか持って無いよねぇ……… 激烈にこびり付いちゃうんじゃ………」 「ああ… 大丈夫ですよ?」 「……… ひょっとして… 何か… 裏技とか在んの?……」 「そんなご大層なものでは無いですよ? 簡単なことです」 「あの… あの…教えてもらったり… とか………」 「厨房入っていいよ」 「YES!!」 「先ずこうやってオイル垂らしてから ゴム製のヘラで塗り伸ばして 強火で…
前回から少し空きました。その間にも季節感が進んだ感があって、カバー画像等また更新しました。(´・∀・`) [ホームページ]ホームページ//hisuiawaha…
~ クラスメイト ~ 今日は藤子が学校をサボった為 私は独りぼっちだった…… 暇だったので 一日中 あることを考えて居た……… リストに載せた女達を拷問し 殺害して行く中で… 復讐だけで無く 何かプラスαで利益を得ることが出来ないだろうか…… と いうことで在る…… 実は最近拷問にかける時間が どんどん長くなって居り… 先日などは丸二日もついやしてしまった…… 因みにその時行ったのは 藤子が提案してくれた 『ベラスケスごっこ』で 女を磔刑にする拷問だったのだが… それに加えて 小石も用いた場合 絶命するまでに どれくらいの時間がかかるのか…… という実験も行ってみたのだ…… 磔刑に処した女に …
~ 追憶 産業医 津葦キリコ ~ 今夜は斧の 峰だけを使うつもりだった…… あの姉妹の 痣だらけの軀を思い出す…… 施設長にも同じような痣をつくって ラムネのお礼としたかった…… フロントのひとが部屋から出た後 先ずは左足の向こう脛から打ったが…… どうやら力を入れ過ぎたらしく 骨が砕ける音と施設長の悲鳴が どちらも大きくて 少し驚いた…… 二回目は少し加減したが やはり骨の砕ける音がした…… 斧は峰で打つのが非常に難しく 力の調整など出来ないことを知り 三回目以降は もう砕くつもりで 振りかぶって振り下ろすという動作を繰り返した……… お料理の下準備をして居るような気持ちになり 少し声に出し…
~ 自分の部屋で 酒森 ~ やっとここに来てくれた…… 私があなたの到着を どれだけ待ち焦がれて居たことか…… きっとあなたは考えもしなかったんでしょう?…… いいえ… そうじゃないわ…… 責めて居るんじゃ無いの…… 私は今こうしてここに あなたが居てくれるという事実が…… 私の傍に居てくれるという事実が…… 本当に本当に… 嬉しいの……… あなたを見て居ると 子供の頃の記憶がまるで活動写真のように蘇るわ…… モノクロだけど 輝いて居るの…… あなたそっくりの寺院や他の建造物が 色んなところに沢山在った…… それにあなたは私が大好きな 無花果にも似て居るわ…… そうね… きっとホワイトゼノアや…
~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえ…バーテンダー……」 「はい?」 「もし… もしもだよ?…… この世界に…… この世界に…フォークが無かったとしたら……… パスタは…… パスタは 食べられないのかなぁ………」 「ああ… 棕櫚さん… ご心配無く…… 元々パスタが生まれたのは 三本フォークが生まれるよりも早かったと言われて居るんです 昔は二本フォークしか無くて スパゲティを巻くことが出来なかったので 手掴みで食して居たらしいですよ」 「え? そうなの?! あ~~~~ 良かったぁ~~~~~~っっ 心底安心したよ~~~♫♡」 現代は大抵何処でもフォーク在りますけど…… てゆーか今目の前にも普通に在ります…
~ 夜の森で 東雲坂田鮫 ~ 何も考えず…… 或いは 何も考えられず………… 私は唯 そこに居た………… 月光と夜の森に…… 唯々身を委ねるだけだった………… その状況に変化が生じたのは 風に乗って流れてきた黒い雲が 月光を拭い去った時だった……… さっきまで月光と 夜の森の奴隷だった私の心が自由になり 今度は軀が縛られて居る ということに気付く………… だがこの縛りは いつもの包帯とは違う なにか…… 別の要因によるものらしかった……… 私はゆっくりと軀を起こしたが… まだ座って居る状態にもかかわらず…… なんだかクラクラして 何かがいつもと違うな……と……… そう…感じた……………… ふら…
~ 解体室にて研修生の教育中 鯖戸 ~ 「まあ…… いつも…… 大体こんな感じで殺ってくんだけどさ……… とりあえず…… 先ずは自分の殺り方でいいから そいつ… 独りで殺ってみる?……」 「はい… 旨く殺れるか解らないけれど……… 頑張って殺ってみます……」 TO BE COMUGIKO 法人営業部でのお仕事は汚れるのがあたりまえなので全裸作業がおすすめだそうです♡
~ ホテルで フロントのひと ~ いつも一回目は ドキッとする……… いい加減慣れろよと 毎回自分にツッコむのだが…… 全然慣れない…… 少しの間を空けて 今度は立て続けに三回…… 今夜は全て命中したらしい………… 私は受話器の上に 手を置いた…… このホテルのマニュアルでは 2コールで受話器を上げることになって居るが 電話の相手が解って居る場合 その相手の性格に添った 臨機応変な対応が必要だと 私は心得る…… 電話が音を発するか発しないかというその瞬間 私は受話器を持ち上げた… 「はい フロントです」 通常より声を張ってそう言うと 電話をかけてきた女は 「わたし」 とだけ言った… 「すぐに伺…
~ BARで 鯖戸&酒森 ~ 「ガーニッシュってさ…… あんまりゴテゴテと殺り過ぎると なんか疲れちゃうってゆーか…… そーゆーのって あるじゃん? こーゆーさ 比較的シンプルだけど 程良いってゆーか…… こーゆー見ため…… 私…好きだ……… ああ…… 良い香り………… 酸味と甘味… そしてビターとのバランス………… ふぅ………… なんて美味しいんだろう…………」 「お気に入りいただけて良かったです チェイサーに こちらもどうぞ 百合絵さんも どうぞ………」 「あ……… ありがとうございます………」 「酒森ぃ…… このスコッチも ピートの香りが丁度良くて 美味しいね」 「はい こんな感じのロッ…
最新作を公開してますミントの妖精姫・森の泉BASEよりBOOTHより なかなかに好評なようで、よかったです。リンク先からダウンロードして頂けますと、なお嬉しい…
~ 夜の森で 東雲坂田鮫 ~ あの美術教師に 軀を 縛ってもらったとき……… 軀の自由が奪われるのに反比例して…… 心の自由は 与えられる気がした………… あれ以来…… 自分で自分の軀を縛るのは 毎日のことで…… 少なくとも 自分の部屋に居るときの…… …… 当たり前に なって居た………… 本当は 美術教師に縛ってもらいたい………… けれど…… それが叶わぬ今は………… 自分で縛るしかなかった…… 自分で自分の軀を縛るいう行為は 想像したよりも 難しかった……… 始めの頃はなかなかうまくいかず…… もどかしい気持ちで 心の自由はなかなか得られなかったが…… 最近は テクニックの向上に比例して …
「ねえ… 酒森ぃ…… またあいつ来てるよ?………」 「……… あいつ… って?…………」 「…… 酒森…… あいつのこと…… 好きなんだろ?………」 「…… そういう…感情は…… 無い…です…………」 「あいつのこと…… 気になるって… 言ってたじゃん………」 「そ…れは…… 気には…なります…… けど……」 「けど?……」 「………」 「あいつちょっと恐い感じっスけど 足長いしカッコイイっスからねぇ」 「鋳鷹……」 「ぐだぐだ言ってないで 寝込み襲っちゃったらどーっスか? あいつどーせ今晩も泊まりでしょ?」 「そんなこと……出来るわけ無いよ…………」 「………… 酒森センパイやんないんだった…
隕石落下まで後数時間。その時あなたはどうする?これは地球最後の日を迎えたある夫婦の物語である。「後数時間だな、、おれはお前と一緒にいられて楽しかったよ。ユリ、いい人生だった。」ユリは頷きながら「わたしも貴方と同じ気持ちだよ。いい人生だった。ただ、、」うんん、なんでもない。いい人生だった。「ただ?なんだい?何か不満でもあったかい?」「まあ、そりゃあ、おれは三流でユリには苦労をかけっぱなしだったけども...