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~ BARで ~ 「ねえバーテンダー……」 「あ…… とりあえずお軀お拭きしましょうか………」 「え? あ…… ごめん仕事終わってからシャワー浴びて来るの忘れてた……」 「構いませんよ 今日は藤子さんお休みだったのでしょう? お一人でさぞ大変だったかと存じます」 「ちょっとだけさ…… ありがとね……… サッパリした…… ねえ…… ところでさあ…… ちょっと…… 教えて欲しいことが在るんだ………」 「如何なさいましたか?」 「このカクテルのガーニッシュなんだけど……… いや…… まさかとは思うんだけどさ……」 「はい?」 「これって…… タコとかイメージしてつくってたりする?」 「申し訳ありませ…
早く目が覚めた。午前4時半。 遠くに新聞配達のバイクの音が静かに聞こえている。 僕と新聞配達員しか存在していないと思わせるような静かな時間帯。 すこし寒い感じがする。ハロゲンヒーターをつけようとしたが手が届かない。 パソコンに向かおうとしたけどめんどくさくてやっぱりやめた。 しばらくの間、ベッドから部屋を眺めている。 外はまだ暗い。カーテン越しに外の暗さが解る。 机があって...
同人イラスト「東方Project」博麗霊夢ちゃんです。彩色を開始しました(o゚◇゚o)ノヾ(-_-;) 。o0○(なにしとったんじゃ~!遅いぞぉ)パネルに水張りして描いてます(・o・)ノ今年に入って水彩パレットを新しいのに替えました。早く完成させてヤフオクに出すんだい(*・゛・)キッヾ(-_-;) 。o0○(いつ)なんとか今月中を目指したい~(; ・`д・´) ▼励みになりますので、ポチッとお願いします♪ にほんブログ村...
~ 追憶 酒森 ~ 姉が他界した原因は 私にある……… もしも私があのころ…… 嘘でも良いから 笑顔をつくれるスキルを習得出来て居たとしたら…… 姉は今でも 元気に生きて居たかもしれないのだ……… 姉と最後に言葉を交わした日…… 姉は私にこう言った…… 「今日学校に着いたらすぐ 笑顔には人が集まるだなんていう 馬鹿馬鹿しい考え方が 都市伝説以下の戯れ言だということを 証明してあげる」 私はそのとき 姉の目の奥に…… 終わりの無い闇を見た気がした………… 今までにも…… 何度もそれを感じたことはあったが…… この時は それまでとは比べものにならないほどの 無限の暗黒だった………… 姉は私の 唯一…
少し青錆の浮いた金属製ドアノブに触れると 物理的な冷たさだけで無く それ以外の何かも感じ…… 背筋が冷えた………… L字型のバーを下げ 重い鉄の扉に力をかける……… コンクリート打ちっぱなしの無機質な室内は 陰鬱な空気と 血の匂いで充満して居た………… 彼女は私に気付くと 二本の指を立て 一呼吸おいてから 「2分だけ待って……」 そう言って 焦点の定まらないような どこか混沌とした目付きで…… 私と目は合わせずに 曖昧な笑みを浮かべた……… 彼女の傍には スタイルの良い女が居た……… 私はその女がどうなるのか 事前に知らされて居たので顔を見ることが出来ず 赤黒い飛沫でシミだらけのコンクリート壁…
お久しぶりです! 1月に完成していたイラストを上げ忘れていました・・・大変お待たせしました(;・∀・) 今回は透明水彩で。目玉焼きトースト、美味しいよね🍳
[前回までの粗筋] 自部署上司の言うことは意外と素直に聞く鋳鷹…… 本社に赴くんだからちゃんと髪を纏めろと注意されたたので…… 「あれ?…… 鋳鷹どうしたの?? 眼鏡してないじゃん???」 「え?…… そっちスか?……」 TO BE COMUGIKO
※記事後半にお知らせ有ります。 少し以前にデータ(下絵や途中段階を含む)消失した為、パソコン壊れて買い換えたのでスキャンからやり直した作品です。夢想庭園のお姫…
~ 追憶 産業医 津葦キリコ ~ 今日の私は なんてついてないんだろう………… 朝からいきなり 猟奇殺人鬼に拉致られて 昼まで監禁…… めちゃくちゃされて殺されるっていう寸前に いっしょに拉致られた女の指骨が折られる音や 殴られる音を背に 全力で山を下った………… 車を捕まえて…… やれやれと 思ったら………… 乗せてくれた人も…… そっち系………… 私は誰も 苦しめたくない……… 楽に 幸せに…… 眠るように 殺してあげたい………… そう思って居るのに………… 今私は…… 目の前で滅多刺しにされた屍のせいで 血塗れだ………… ナイフを使うことに あまり慣れて居ない私の手には 水ぶくれが出来て…
特製サラダには生のラディッシュも添えた。 ラディッシュはつい今しがた庭の一角の菜園から採ってきたものだ。色とりどりの一皿にテーブルがいっきに華やいだ。町を訪れた客人たちが息を呑むのがわかった。 ラディッシュを摘んできた菜園は庭の東側にあり陽の光をより長く浴びた作物はよく育った。 土作りにはこだわりがあった。季節季節に有機肥料や石灰をまぶして土をよく混ぜる。リン、チッソ、カリウムがバ...
「酒森ぃ…… ねえ…… これ…………」 「え? うわっ……… ど…どうしたんですか………… そっ…それ………… ………………」 「何言ってんのさ…… 今日はバンアレン帯の日だから 酒森がちょっとでも放射線被爆から逃れられるようにって プレゼント持って来たに決まってんじゃん…………」 うわ………… ヤバイこの人…… 色々勘違いしちゃってる………… てゆーか……そっちじゃなくて……………… 「あの…… だ………… 大丈夫……ですか?…………」 「え? 何が?……」 「あ…… い…いや……………… ……肋骨…見えて………………」 「は?」 オネガイ…… ダレカ…… タスケテ………… 「?」 おさかな…
オモト身長:173㎝誕生日:1月24日「この世界にはもうとっくに人間はいないが…。僕達魔法使いと君達ティアゾオンでかつて人間達がはしゃいでいた聖夜を楽しむのも…
~ 林檎を持つエヴァ by酒森 ~ 「蛇苺センパイって… すっごいスリムですよねぇ…… 今までに太ってた次期とか 全然無いですか?……」 「そうねぇ… 太ってた次期は…無いけど…… でも昔は結構 ガタイ良かった頃も在ったんだよ?…… ほら… やっぱりさぁ…… 私達の仕事って かなり軀使うじゃん? それに… どんなお客さんの相手するか… 自分で選べる仕事じゃ無いし…… どんなお客さんが来ても対応出来るように… 必然的に どうしても得物はしっかりしたものになるでしょ?… そんなしっかりした 重たい得物で 殺りまくってたら…… 当時はまだ慣れてなかったし 変に力入っちゃったり…… あの頃は結構背筋と…
~ 追憶 産業医 津葦キリコ ~ こいつ狂ってるのか? そう思ったり 実際に言葉にしたことは 今までに 何度も在った………… だけど それら全てが大袈裟だったと…… 今日の私は…… 理解した………… この状況下で 服を脱がないのだ…… 目の前に居る女が………… 服を脱ごうとしないのだ………… すぐに脱いだほうが良いと言っても…… 何故か首を横に振るのだ………… 私達が閉じ込められた部屋は 辺り一面 裸の女の骸だらけだった……… 恋愛と一緒で 猟奇殺人鬼にも 好みが在るという話を聞いたことが在るが…… どうやら あの猟奇殺人鬼は 女で在れば 誰でも構わないらしかった………… 私はこの 裸の女達の…
突然本社からの呼び出しを喰らった鋳鷹…… 心当たりは…… 在り過ぎて どの件についてのやつか全く解らない………… とりあえず制服に着替えて出発しようとしたが………… 「おい…鋳鷹…… お前本社へ赴くんだったら ちゃんと髪纏めてけよ 制服だけちゃんと着てれば良いなんて ガキの考え方だぞ」 「あ… すいませ~ん 今すぐ纏めるっス…」 制服?…… TO BE COMUGIKO
比較的最近のから数年前のまで、計5点。リンクからダウンロード画面に繋がります。 スミレの花束デイドレスBOOTHよりBASEより チューリップの国の少…
~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ どうやら私は風邪をひいたらしく 頭痛が酷かった…… 吐き気もあり こめかみの辺りが青くなって居たし 左目がかなり充血しても居たので 数日の間 布団の中で大人しくして居た………… ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ まだ頭痛は少し残って居たが 左目の充血はほぼとれて居たし 痣は髪に隠れる部位だったので 学校へ行くことにした…… 久し振りに 教室の自分の席に座ると クラスの女の子達が あの事件の後自主退学した友人が亡くなったことと 先生の模倣犯も殺害されたこと…… そして その犯人が先生なんじゃないか ということを 話して居た…… 私は心の中で 先生…
え? おいおい…… あっ…… お前こんな時間から 何殺ってんだよ………… TO BE COMUGIKO 今朝はちょっとしたトラブルがあって 普通に更新が出来ず 番外編という形での公開となりました…… 『証券会社で働いて居ます』の物語 更新は毎朝職場のパソコンで こっそりと行って居ります 私は自分のパソコンどころか スマフォすら持って居ないのです いつもイラストをガラケーのカメラで撮影し 職場のパソコンに取り込み 文章を打ち込み 公開する という流れなのですが…… 今朝は珍しく こんな時間から上司が出勤して居ます…… 見つかると面倒なので 以前描いたイラストを用い サクッと番外編として公開の巻
~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえバーテンダー…………」 「はい?」 「もし…… もしも知って居たらで良いんだけれど………… 教えて欲しいことが在るんだ…………」 「………… どういったことでしょうか?」 「あのさ…… T………………」 「T……?」 「T………… あの…… あのね………… T……TKG………… …TKGって…… 知ってる?…………」 「………… 何処で…… それを…………」 「あ…… やっぱり… 訊いちゃマズイやつか?…………」 「………… いえ………… むしろ…… 旨い…… ですよ…………」 「?! そ…それ……… ど…どういう意味?…………」 「ここだけの話に出来ますか?」 …
~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ 頭を二つ… 並べてみた………… 先生みたいに センス良く飾ることの 難しさを知った…… やっぱり先生は凄い……… 先生は…… 先生は今何処に居るのだろう………… 先生と逢いたい…… 先生とまた一緒に あの美味しい紅茶を呑みたい………… と…… 強く…思った………… 学校の水道で 血塗れの 軀と服を洗った………… ノコギリは 柄の部分が木製で 刃は鉄製…… 自然素材だから…… と 言い訳して 川に投げた………… さほどお腹が空いて居た訳では無かったけれど 心は完全な空腹だった…… 食パンが 食べたくて食べたくて………… 仕方無かった………… 一旦家に帰って 濡れた服を洗…
2月に入ってますし…😌。下のイラストの色合いがチョコレートっぽいかなという気もします。 ホームページの画像。ホームページ//hisuiawahara/ カバー…
~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえバーテンダー 例えば滅茶苦茶早くつくれるサラダとカクテルお願いって言ったら どんなの出て来る? てゆーかそんなやつお願いしたいんだけど……」 「どうぞ」 「速っっ でもこんだけ速いなら 全然アリだけどね フレディースペンサーより速いんじゃない?」 この女実はけっこう歳喰ってるのか? 「なんか言った?」 「いえ…… 何も……」 「ねえバーテンダー…… このさぁ…… 生の発芽玄米とザワークラウトのサラダってさぁ…… 超旨いんだけど…… 他のお店で見たこと無いんだよね…… なんで?」 「たぶん…… 手間がかかり過ぎるからでしょう うちではいつでもサーヴィス可能なので 安…
東雲坂田鮫 アネモネ 藤子 のお正月休み終了に伴い 今年の新年会は温泉旅館にて執り行われる事となった…… しかし問題が在る…… 鯖戸 ディアスパラグモス 棕櫚 の全身には刺青が…… そして東雲坂田鮫にもけっこう…… 酒森は考えた…… 旅館側と交渉し 通常入湯時間より早く露天風呂を使わせて貰う…… その間自身は他客と鯖戸先輩達がバッティングしないよう 露天風呂入り口で見張る…… 温泉旅館側との交渉は 酒森が刃物を見せながら必死で懇願することにより なんとか成立した………… 「すいません… 私幼児体型なんで… 恥ずかしいからお部屋で入ります………」 「えー? なんでよぉ… 良いじゃん行こうよー………
~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ 少し…… 夢を見て居た…… 先生との 愉しい思い出………… 軀を揺すられて…… 私は目を覚ました………… 目の前には… 先生が 「あいつ」 と 呼んで居た いじめっ子の女が居た…… 女はだらしなく口を開けて…… こっちを見て居た………… 私は軀を揺すられ続けながら… その女を観察した………… 女の目付きや表情に… なんとなく違和感を感じたからだ……… よく見ると月明かりに照らされた女は水溜りの中に居て……… 頭と胴体が………… 繋がって居なかった………… ………… 驚きはしなかった……… 因果応報 その言葉が 頭に浮んだ… それと同時に私は 先生の冷蔵庫と 食パンの味…
その時、リエは静かに泣いていたようだ。 僕には、リエが確かに泣いていたように見えた。 そんなとこ、僕は初めて見た。 泣かない女性だった。 それまでは涙を見せない女性だった。 そんな彼女が泣いていた。 僕はなんて言葉をかけたらいいのか、わからなかった。 そんなリエの隣で、無力に打ちひしがれた僕は、やはり同じように泣いていた。2人で泣いていると、僕のお腹がぐーっと鳴っ...
お~にぃ~さぁ~ん~ こぉ~ちらぁ~ てぇ~のなぁ~る ほぉ~おえ~ 「センセェ……」 みぃ~らいぃ~のせぇ~かいぃ~の ねぇ~こがぁ~た ろぉ~ぼおぉ~と~ 「あの…… センセェ?…………」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「あの…… 棕櫚さん………… もし良かったら…… 今日の夕方 一緒に豆撒きしていただけませんか?……… 私…… 今朝怖い夢見ちゃって…………」 「いいよ~ ちょうど今豆持ってるし」 「え? どうしたんですか?その豆………?」 「ああ…… なんか知んないけど 昨夜バーテンダーが持ってけって言うから…… あ…… そういえば… 女の子を救ってあげてって………
前々回(だったかな確か)の記事が、先日にほんブログ村で#オリジナルイラスト1位になっておりました。 私自身はランキングとかにこだわってなくて無頓着なんですが、…
「あの…… 鯖戸先輩……」 「ん?」 「鯖戸先輩も 犬…好きですよね?……」 「え? 何?いきなり…… 好きだよ? あたりまえじゃん?」 「それって1番ですか? 全ての生物ってくくりの中でも…… やっぱり犬が1番ですか?」 「え? なんで? 一番なら…… 魚に決まってんじゃん……」 TO BE COMUGIKO
~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ 先生が姿を消した後も 私の基本的な生活は それまでと何も変わって居なかった…… 夜明け前 或いは 夜が明けてから帰宅する母親を避けて まだ暗い時間に外へ出る日々……… でも 基本的な生活以外では 変わったことも在った……… 私はあの日 先生の部屋を出て以来 先生のことを考えない日が無くなった……… 先生のことを考えて居るとき…… 無意識に 自分の軀を縛って居た………… 勿論あのとき先生が優しく私の手に乗せてくれた包帯で………… それが 今何処に居るかも解らない先生を 身近に感じられる気がする 唯一の方法だと…… 知った………… あの日先生がしてくれたみたいに 毎日自分…
夢を見ていた。大きな風船に掴まってふわふわと町の空に浮かんでいた。上に下にをふわふわふわふわと繰り返しながら、町の通りをふわふわ進んでいる。風船の行きたい方向に行きたいように任せて、ふわふわ浮かびながら、長い時間、空に浮かんでいた。 下に降りたタイミングで、突然、知らない男がしがみ付いてきた。二人は定員オーバー、風船は再び浮かび上がることなく、地面に落ちて転がった。 私はその男の顔をみて、...
「ねえ…… バーテンダー…………」 「はい?」 「いっつも思うんだけどさぁ…… バーテンダーのつくるナポリタン………… 滅茶苦茶旨いよ…………」 「それは良かったです あの…… もし良かったら お軀拭きましょうか? 少しケチャップが跳ねて居られますので……」 「え? 跳ねてる?…… あ…… そんじゃあお願い…………」 「なんか今日素直ですね…… 酔ってます?」 「酔ってるかもね…… 酔ってるついでにもー1杯ちょうだい あとピッツァも食べたいよ」 「はい 今丁度出来上がったところです」 「あ~~~っっ 旨っ………… ねえ…… そういえば バーテンダーってさあ…… ふだん自分ではどんなの食べてんの…
前回チラ見せしました新作イラストです。白椿婦人BASEより BOOTHより 販売開始してますよろしくお願いします。 これ、あまり先取りでなくまだ冬っぽいんで…
~ 保健室で 産業医 津葦キリコ ~ ああ…… ローズ………… どうしたの? それ…… へえ…… そうなんだ…… ありがとう 嬉しいよ お客さん相談ルームだったっけ? 良いことも在るんだね…… それはそうだろうね…… だって基本業務がクレーマーさんとのトークなんでしょ? ………… パイナップルか………… フフフ…… なんか…… 昔のこと…… 思い出しちゃうね………… TO BE COMUGIKO おまけ イラストを描くとき 左手で描いたり 右手で描いたり その時の感じで変えてます 左手で描くイラストと 右手で描くイラストは けっこう雰囲気が違って 特に慣れて居ないほうの手で描くイラストは 自分…
「鯖戸先輩…… この子……… もう…… 息してない…………」 「酒森が殺ったんだよ……」 「…… ……はい……」 「酒森も同じだね…… もう… 私と同じだ……」 「…………」 「酒森が殺らなきゃ私が殺ってた」 「はい…………」 「どうしたってあの子達は 死ぬことになってた…………」 「はい…… 解ってます…………」 「自分は直接手をくだしてないって…… だから 自分は殺ってないって…… そんな酷い話があるかよ…………… 私達は 私達が奪った命を背負って 生きていくんだ」 「はい…… あの… 鯖戸先輩……」 「ん?」 「またこういうことが在ったら…… 呼んでください……… 私…… 鯖戸先輩や 東…
~ 追憶 産業医 津葦キリコ ~ かなりの長時間 女が暴行され続けて居る倉庫の中で…… 隠れて居た…… 被害者は私の同僚で 加害者は上司と先輩達…… 私は全員の顔を知って居た………… 会社の金を盗んで逃げる計画を持ち出したのは 今 私の隣に居る女だった…… 広い倉庫だったが 捜されれば…… 私達は忽ち捕まって居ただろう………… でも 上司達は…… そうしなかった………… 同僚を暴行し続けながら 時折私や 私の隣に居る女の名を呼んだ…… 被害者の女以外…… 皆とても愉しそうだった………… 倉庫内にチェーンソーの音と 女の叫び声が鳴り響いた………… 四回目の切断音の後 女の声は 聞こえなくなった……
注文していたパソコンがようやく届き、準備が整いました。勿論、いいねも復活しばらくの間は不具合でずるずる停滞していて、ご迷惑をおかけしました。シトリン BASE…
「え? 鋳鷹がいつも髪に付けてるのって マジでピ●カラなの?」 「も~~っ 酒森センパイ今頃何言ってんスか? てゆーか ピ●カラじゃ無かったら いったい何なんだって話っスよー」 「ああ…… そっか…… 確かにそーだよね………」 「そっスよー 大事っスよ? 非常食!! もしも有事の祭 おなかがすいておなかがすいて もう他界寸前だ…… ってなったときは 言ってくださいね! 一粒くらいなら 余裕で差し上げますんで!!」 「あ…… う…ん…… ありがと…ね………」 TO BE COMUGIKO
夜の色を吸い込んで 真黒になった刃を 女の頸動脈に当てる… 瞬間 女は「あ」と くちから漏らした………… まともに研いで居なかった刃は まだ女の首を傷つけて居なかった…… 女の喉に触れた刃から 間接的に伝わる浅い息…… それを感じながら 私は右手の小指と薬指に力を入れて…… 強く…引いた………… 赤いはずだったその色は 闇に吸い取られ 私の頬に 暖かさと 鉄の匂いだけを感じさせる………… 首から胸に流れる間…… それは徐々に温度を下げた………… 少しの間を置いて…… どさり という音と共に 振動が足から這い上がって来て その時内腿を通り過ぎようとして居たそれと… ぶつかった…… 私の頬に 暖か…
「ねえ酒森ぃ……… 今晩…… いいでしょ?……」 「あの…… でも………」 「いいじゃん……… ねえ… 行こうよ…………」 「あの… でも…………」 「なんで? ねえ… いいじゃん」 「………あの……… ……鯖戸先輩………… ここじゃ…… ここじゃ…ダメですか?…… シャワー在るし……」 「それじゃいつもと変わんないじゃん… 偶には気分変えようって言ってたじゃん………」 「……偶にはそういう所でって気持ち… 勿論解ります…… でも… 絶対… 絶対誰かに…… 見られます………」 「私達のことなんて 誰も気にして無いって」 「…… 私のことは…… 私のことは誰も気にしないと思うけど…… 鯖戸先輩は…
「酒森センパイ! それじゃあ私 ほんのちょこっとだけお化粧して来るっス 今日のコンパは 酒森センパイの為だけにセッティングしたんで 私は地味子な感じで 完全な黒子に徹するんで安心してくださいっス!!」 「別にいいって…… 鋳鷹の好きなようにしなよ 鋳鷹にこそ いいひと見つかって欲しいって 私は熱望して居るんだから…………」 「酒森センパイ………… やっぱ優しいっス………… でも今回は私 フルパワーで酒森センパイの引き立て役にまわるって 決めてるんで!!」 鋳鷹って良い子だな…… つくづくそう思う…… 私なんかどうでもいい…… 神様…… 神様どうか 良い子の鋳鷹に良縁を………… ・・・・・・・・…
「鯖戸先輩…」 「ん?」 「さっきバーテンダーさんから着信入ってたんで かけなおしたんですけど… 明日流木ハンティング行かないか?って………」 「え? 良いじゃん 行こうよ」 「それが………」 「ん?」 「今回海だそうで………」 「え? 串打川じゃなくて?」 ……… ちょっと……… キツイね…………」 「ですよね……… 潮風ってちょっとあたっただけで 鋲とか滅茶苦茶錆びますからね…………」 「間違い無いもんね…………」 「間違いないですね…… あの…… 鯖戸先輩基本全裸だから行けるんじゃ………」 「ダメだよ… ピアス錆びるじゃん……」 「ああ……」 「酒森こそ全裸だったら行けんじゃん?」 「私…
~ クラスメイト ~ 「お前はくちを開くな私生児」 私の耳がその言葉を感知したすぐ後に 婆ちゃんは女を撃ち殺した…… 耳障りな悲鳴が聞こえた…… 私の髪をつかんで居た女の手から ゆっくりと力が抜けて行き 右半分が 熟れ過ぎたザクロのようになった女の顔に 引きずられるようにして 下方へと滑り降りて行く……… 現実感が全く無かった…… まるで白黒の活動写真でも観て居るかのようだった………… 婆ちゃんは優しく私を抱きしめてから 「お前も私生児だろうが……」 そう言って 女の死体めがけてもう一度散弾銃の引き金を引いた…… 左側もザクロになって 飛び出した眼球と…… 目が合った………… 今度はさっきみた…
只今お待たせしております。m(__)m理由は下の2記事をご参照ください。『その後☆ブログ一週間程お休みします』パソコンの対処続けてましたが修復不可能となりまし…
稲光を背景にコンピュータ制御の塔が映える。 稲光が光る度に、狂ったコンピュータが1秒間に80億回の計算を行う。 周期も計算結果も明らかに滅茶苦茶だが、コンピュータは稲光が光る度に同じ処理を繰り返す。 Error 88890163 稲妻がコンピュータを直撃した。 煙をあげたコンピュータはそれでも止まらない。 稲光が光り、狂ったコンピュータが制御する塔が照...