☆デタッチメントからコミットメントへ、ターニングポイントとなった『ねじまき鳥クロニクル』☆ NHKの番組「100分de名著」の村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』の第3回を観ました。 今回は、「根源的な『悪』と対峙する」というテーマで、第3部の内容が取り上げられていました。 いや~、今回も25分があっという間ですねぇ(;^ω^) これまで、「やれやれ」と独り言ちながら、どこか問題にシリアスに向き合うことをしなかった村上春樹の小説の主人公たち。 『羊をめぐる冒険』でも、「僕」はいなくなったガールフレンドのキキを真剣に探そうとはしませんでした。 こういった関係の希薄さ、関わりのなさを「デタッチメント」…