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長い吹き抜けを煙突が通る場合、天井と薪ストーブの間で一ヶ所固定したい。中間での煙突固定がないと、煙突が振り子のようにぐらついて、不安定だ。また、薪ストーブの口元にささっているだけでの保持だと、傾き(垂直性)も確定しないので、不安感が出てくる
今回設置した機種はHeta ノルン ソープストーン+オーブンだ。重量級の薪ストーブなので、搬入時には内部のパーツや、天板のソープストーンを取り外してなるべく軽量化した。以前に、両サイドのソープストーンも取り外して、さらなる軽量化をしたことも
既存の薪ストーブと煙突が家の中心にあり、理想的な配置だった。リフォームする際に、最初の依頼では「古い薪ストーブを撤去して、薪ストーブ本体だけ入れ替え」という内容だったので楽勝かと思っていたら、後になってから「薪ストーブの位置を変えたいから煙
東京で薪ストーブを使っていたユーザーから、子供夫婦との同居のためのリフォーム工事にともない、使わなくなった薪ストーブや煙突を、知り合いに譲りたいので、撤去して運んでくれ」という依頼が入った。話を聞くと、「子供夫婦が使うことになる部屋に薪スト
「炉壁なしでも内装壁面に何センチまで寄せられる」とメーカーが明記している、ごく一部の例外を除いて、基本的には、薪ストーブを置いた室内の内装壁面は、炉壁で熱から保護してやる必要がある。炉壁作成の際にはいくつか重要なポイントがある。よく知らない
薪ストーブの煙突貫通部分は、通常は化粧板で仕上げる。その際、一人で作業する時に、道具がないと、なかなか難しい。取り付ける際に、壁面と化粧板の淵が平行になっていないとかっこ悪いのだけど、目視で適当に取り付けすると、たいていの場合は平行にならな
最近の高気密高断熱住宅は、家の中にクロスや合板の接着剤、塗料などから揮発する化学物質が室内を汚染しないように、換気扇で居室の空気を外に出して、自然吸気で外気を取り入れる第三種換気システムを使うことが多い。これは比較的コストが安いので、多く取
いつも薪ストーブ工事を手伝ってくれている友人と、息子の共同作業
正式オープンしたら、また別途お知らせするが、今年開所する、いすみ市の社会福祉施設の新築工事に伴う、薪ストーブ設置工事だ。内装工事も終盤にかかり、いよいよ薪ストーブ設置工事の段取りとなった。まずは煙突貫通部分の化粧板の取り付けだ。今回は私は手
先日の煙突工事の際に、こちらの指定した煙突開口寸法と全然違うサイズで、既製品の化粧板が使えなかった現場。特注サイズの化粧板を制作して、取り付けてきた。前回の煙突工事の時は、内装に養生がされていて、作業するときに気楽にできたけど、今回は養生撤
岩手から山形、新潟経由で北軽井沢に戻って、薪ストーブの前でお土産のお酒をいただいた
今回、岩手県での工事の後には、山形で、これから設置工事する2現場の確認、そして新潟の同業のストーブサポートを経由して、北軽井沢へ帰ってきた。一度の移動で、無駄のない、かなり合理的な動きができた。北軽井沢へ戻ってきたら、とりあえず薪ストーブに
煙突入れ替えと、ガラス入れ替えに行った岩手県北部の九戸村(くのへむら)の役場には、薪ストーブの煙突が良く見える位置にあった。たまたま泊まった宿が役場の近くで、お客様の家に向かう途中に目に入ってきた。残念ながら、土日の訪問だったので、役場は閉
今回、岩手県北部の九戸村で、中国製の二重断熱煙突から、国産の新宮商行のSCS匠の二重断熱煙突への入れ替え工事を行った。工事の直後は日中で、それなりの気温だったし、お客様も仕事のため、すぐに薪ストーブを焚くような状況ではなかったけど、その日の
中国製の二重断熱煙突から、国産の二重断熱煙突への入れ替え工事
青森県寄りの岩手県の北部の九戸村(くのへむら)というところからの依頼で、既存の中国製の二重断熱煙突を、国産の二重断熱煙突へ入れ替える工事を行った。住所を検索してもgoogle mapやカーナビでピンポイント検索しない場所だったので、最初は「
今回の現場は吹き抜けの上部の天井から煙突が降りてくる形だ。室内足場がなくなってしまうと、煙突工事は困難を極める。以前に「室内足場があるうちに煙突工事に呼んで下さい」と念を押したのに、室内足場を外されてしまった現場もある。その時は室内の塗り壁
吹き抜け部分の内装工事で壁を塗っていた作業の合間に、煙突を伸ばす作業をさせてもらった。完全に内装工事が終わってから、煙突工事だと、すぐに現場に来られないスケジュールなので、事前に連絡を取って無理なく行ける時に作業させてもう段取りを組んだ。吹
先日、指定したサイズより明らかに大きなチムニーがあって、チムニー上部の板金を取り払って、切り欠いて、何とか納めた現場があった。多分、仕上がり外寸770ミリと指定したのを、何らか誤解で下地のベニヤを770ミリで設計したのだと思われる。角トップ
屋外側の工事を終えた後は、引き続き、室内側の煙突工事に入った。煙突を真っすぐストレートにするプランの場合は、「二階の天井部分の煙突貫通部分の開口(チムニー内寸)」と、「二階の床と一階の天井部分の煙突貫通部分の開口」の芯の位置や、開口寸法が同
屋根の上にチムニーを造作して、角トップで仕上げるのが雨仕舞の観点からはベストの仕様と言える。角トップ上部に蓋がついていて、側面のルーバーから排煙されるので、囲いフラッシングと違って、煙突とフラッシングの取り合い部分をコーキングや防水テープに
今回の現場はチムニー天端から、二階天井までが約3メートルと、1メートルの煙突3本を連結して通す必要がある。2本までだったら、チムニー天端から下方向に比較的容易に入れ込むことができるけど、3本だとかなり大変だ。そのため、今回は2階の床で煙突を
風がとても強くて恐怖を感じるくらいの状況だった。屋根の上の養生のブルーシートが強風に煽られて破れて飛んで行ったり、板金屋さんの道具箱が風でひっくり返ったりするような状況だった。可能であれば工事日程を変更したいところだけど、屋根材を葺く前に煙
リフォームを担当した工務店からチムニーが完成したと連絡をいただいたので、工事の段取りを組んでいたのだけど、当初の予定日の前日には雪がけっこう降ってしまった。悪条件の中での積み込みは避けたいし、そもそも現場の屋根に雪が積もった状況では、安全な
ホンマ製作所の鋳物製の薪ストーブHTC-80TXの脚取り付け
ホンマ製作所の鋳物製の薪ストーブHTC-80TXの場合は、メーカーからパレットに乗せて納品された状態だと脚部がついていない。設置前に自分で脚を取り付ける必要がある。まあ、DIYで薪ストーブを設置しようと考えている人は、そのくらいは問題なくで
群馬県沼田市でのスカゲンの薪ストーブ設置工事が終わった時に、お土産に地元の地ビールのIPA、バイツェン、ピルスナーの3本セットをいただいた。帰ってきてから、冷やして薪ストーブの前で楽しんだ。↓ 画像クリック(タップ)で応援をお願いします(ラ
薪ストーブを設置する場合には、基本的に内装の木部を熱から保護するための炉壁が必要となる。薪ストーブに対する知識のない工務店がやりがちな、よくある失敗は、内装の石膏ボードに直接不燃材を貼り付けてしまうことだ。このような施工をすると、不燃材の熱
薪ストーブの搬入動線は現場によって異なるので、一概に言えない。そもそも道路から敷地まで階段での高低差があって、車が進入できない状況も多い。この場合は何らかの形で、薪ストーブを運ぶ必要がある。下の記事のように、ユニックで吊り上げて敷地に持ち上
春の気配を感じることもあるけど、北軽井沢はまだまだ寒く、雪もけっこう降る。直近の雪は35センチ位積もって、除雪作業も大変だった。この時期に限ったことではないけど、薪ストーブ工事、煙突工事は天候の影響を受ける。特に屋根の上の作業の煙突工事の場
かわはら薪ストーブ本舗では、お客様のニーズに応じて、大地震の際に、薪ストーブが煙突から外れて転倒するリスクを少しでも回避するために「かわはら式耐震煙突固定法」による対策で予防安全の施工を提案している。また、炉台にアンカーで薪ストーブを固定す
先日、富士宮での煙突工事、薪ストーブ工事の後、お客様からお土産に地ビールとオツマミをセットでいただいた。富士山を眺めながらの煙突工事の後で、富士山がラベルに描かれているビールなので、感慨深いものがあった。とりあえず宿に着いて、一本飲んだ。全
煙突を外壁から抜きたいと安易に考えるケースが多いけど、あまり安易に考えない方が良い。外壁のサイディングは胴縁に固定されているが、その胴縁によって空気層がある。つまりサイディングの中身はスカスカの空間で、煙突固定金具のボルトやビスが効かないの
鋳物製の薪ストーブは欧米や中国からの輸入品がほとんどだ。国産の鋳物製の薪ストーブの選択肢は、岐阜県の老舗鋳物メーカーの岡本の一択だ。岡本は江戸時代から続く超老舗の鋳物製造会社で、技術力が非常に高い。欧米製の鋳物薪ストーブとは技術力が比較にな
完全セルフビルドが進行中の、ログハウスに「薪ストーブと煙突をつけたい」という案件。屋根を葺くのも自分でやったという本格派だ。当初の予定ではチムニー作成も自分でやり、それが完成したら煙突工事、薪ストーブ工事という方針だった。しかし、それだと伸
現場に入っていた大工さんから「内装工事が終わったから薪ストーブ設置工事できるよ」と連絡をもらったので、現場を確認してきた。特に問題はなさそうなので、工事できるタイミングでなるべく早く行おうと思っている。最近は煙突部材の入荷が遅延気味なので、
北軽井沢滞在中は雪が続いていて、毎日のように除雪作業をしていた。千葉での来店予約と工事と、静岡での工事の日程が迫ってきたので、北軽井沢に置いてあった煙突部材を千葉へ持ち帰ることにした。今回はパンダで移動なので、積めるかどうか、やってみないと
薪ストーブを木造住宅に設置する場合は、内装壁面を熱から保護するために、基本的には不燃材を使って、既存内装壁面との空気層を確保するための、炉壁が必要になってくる。どれだけの大きさの炉壁が必要なのかは、設置する薪ストーブによって、寸法も違うし、
もう10年以上も前のこと、一緒にベルギーのドブレ社に行った、同業他社の薪ストーブ屋の石村さんが、当時働いていた会社を独立して、新店をオープンしたということで、様子を見に行った。基本的に店や「予約制」で、特に今は、薪ストーブシーズンの忙しい中
この現場は、昨年の夏頃には10月引き渡しと言われていた。その後、9月、10月に、工事できる状況になったなのかと、何度も現場を確認しに行った。工務店や設計士に確認しても明確な返答はない。結局、予定していた工事日になっても工事できるような状況に
今回設置した薪ストーブはエイトノットのBQ-Dというクッキングストーブだ。縦型で、天板もかなり高温になるので、炉壁の高さは1500程度欲しいところだ。12ミリのケイカル3枚を内装壁面の石膏ボードの間柱に短冊に打ち付けて空気層を確保して、定型
薪ストーブの転倒防止に物理的に炉台と薪ストーブをアンカーボルトで固定してしまう方法がある。この場合は炉台の設計に工夫が必要だ。石やタイルで炉台面を仕上げてしまうと、アンカーボルトの施工が極めて難しくなる。「振動ドリルで穴を開けようとすると石
普段は午前中にブログ更新しているけど、今朝はブログ更新している余裕が全くなかった。朝4時に起きて6時に出かける予定だった。起きてから2時間あれば、朝食を摂って、ブログを更新して、身支度を整える余裕があるのだけど、何故か目覚ましが鳴らなかった
屋根の上にチムニーを造作する場合、屋根材に応じて雨仕舞いを考える必要がある。 最近は縦葺きの板金屋根の家が多い。この場合、棒と棒の間の谷間部分に雨水が流れてくると、チムニーとの取り合い部分の雨仕舞いが難しくなってくる。板金の谷間部分に木材
これまで煙突の取り付け作業の時には、普通のアナログ式に水平器を使ってきた。気泡が中心に来ていれば、概ねの水平、垂直が確認できるのだけど、精度、感度が十分ではない。それでも、勾配のある屋根の上で、感覚で煙突を取り付けるよりは全然良い。屋根の上
屋根の上にチムニーを建築工事で作ってもらう際には、いつも、かなり念入りに打ち合わせをしている。図面を渡すだけでなく、写真を見せたり、必要に応じて、工務店事務所や、現場でも打ち合わせを重ねて、誤解の生じないように最大限の努力をしている。このよ
普段、良く使っている一辺が800ミリの角トップであれば、N-VANの荷台に余裕で積み込める。薪ストーブ本体の設置なしで、煙突工事だけの時には、煙突部材や工具一式を全部載せてもかなりの余裕がある。たまに、1辺が800ミリ以上の巨大サイズの角ト
薪ストーブの設置工事が終わったら、改めて紹介するけど、千葉県いすみ市の社会福祉施設に薪ストーブを導入する計画があって、そちらの煙突工事を行ってきた。外部足場を撤去する前で、内装工事がはじまる前の、煙突工事には理想的な日程だった。外部足場が撤
昨日の記事ではRCの建物の場合には、アンカーボルトを入れる穴を開ける際にRC内部の鉄筋と干渉することがあり、必ずしもどこでも好きな位置に固定金具を取り付けられるわけではないということを説明した。安易に木造の建物で煙突を壁抜きして外壁に煙突を
木造の建物の場合は木下地が入っていれば概ねビスやコーチボルトで金具を固定できる。たまたまその木下地を止めているビスの頭と干渉することもあるが、その場合は数ミリ位置をずらせば問題ない。しかしRCの建物の場合には内部に鉄筋が入っていると、そこか
平屋の建物のコーナーに薪ストーブを設置して壁出しで煙突を抜く希望は多い。この場合は煙突の折れ曲がりが最低2回あり、なおかつ煙突高さか稼げないという二つの点でドラフト(煙突からの上昇気流、排煙の勢い)不足感は否めない。とりあえず燃えるは燃える
平屋の建物のコーナー部分の薪ストーブ設置は煙突高さが稼げないし、壁出しすると折れ曲がり部分があってドラフト面で、燃え方がまどろっこしくなる。薪ストーブは煙突がエンジンなので、どれだけ煙突高さを稼ぎ、なおかつ、抵抗なく真っすぐに立ち上げるのか
平屋の建物のコーナー部分への煙突壁出しの薪ストーブ設置は難しい
「平屋の建物のコーナー部分に薪ストーブを設置して、煙突を壁抜きしたい」という要望も意外と多い。この場合は、メーカー指定の所定の煙突の高さを稼ぐことが難しい。さらに煙突を屋根から抜かない壁出しなので、折れ曲がりが複数生じるので、ドラフトが極端
新築時に薪ストーブの導入を考えている時に、住宅の間取りの設計は極めて重要だ。その際に、吹き抜け空間を作るか、作らないかで、かなり家の使い勝手が違ってくる。吹き抜けがあると、二階も含めて家全体を、薪ストーブの暖気で効率良く暖められるというメリ