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今回、岩手県北部の九戸村で、中国製の二重断熱煙突から、国産の新宮商行のSCS匠の二重断熱煙突への入れ替え工事を行った。工事の直後は日中で、それなりの気温だったし、お客様も仕事のため、すぐに薪ストーブを焚くような状況ではなかったけど、その日の
中国製の二重断熱煙突から、国産の二重断熱煙突への入れ替え工事
青森県寄りの岩手県の北部の九戸村(くのへむら)というところからの依頼で、既存の中国製の二重断熱煙突を、国産の二重断熱煙突へ入れ替える工事を行った。住所を検索してもgoogle mapやカーナビでピンポイント検索しない場所だったので、最初は「
煙突を外壁から抜きたいと安易に考えるケースが多いけど、あまり安易に考えない方が良い。外壁のサイディングは胴縁に固定されているが、その胴縁によって空気層がある。つまりサイディングの中身はスカスカの空間で、煙突固定金具のボルトやビスが効かないの
室内側の煙突がシングル煙突で断熱材が入ってない施工事例はかなり多い。シングル煙突の問題は、排気温度が下がってしまうことだ。「排気温度が下がった方が煙突からの熱が室内に出て暖房になるから良いんじゃないの?」と信じている人も多い。しかし、それは
薪ストーブを選択する時に、デザインや見た目だけで選ぶと、後々のメンテナンス時に苦労することになる。炉内のバッフル板が容易に取り外せて、煙突を取り外さなくても煤を炉内に落とせるメンテナンス性に優れた機種を選択するのがお勧めだ。炉内のバッフル板
既存の暖炉の煙突を使って薪ストーブを取り付けたいという案件があったので、現場を確認しに行った。たまたま小屋裏へ入れる点検口のある家だったので、煙突の状態を確認することができた。先日は金属製の煙突だったけど、今回は石綿系の煙突だった。それが番
室内側のシングル煙突を取り外したら、上部は断熱材のない中空煙突だった
薪ストーブの煙突はオール二重断熱煙突が基本だ。シングル煙突だったり、断熱材の入ってない中空煙突だったりすると、排気温度が下がって良好な燃焼を維持できなくなる。中空煙突は二重断熱煙突と同じ太さなので、外観からは断熱材が入っているか、どうかも判
「薪ストーブを低予算で設置したい」という場合は、見積もりを作る前に、先に具体的な予算を聞いている。最近の価格情勢では、150-200万円コースになることが多く、100万円以下の場合は特にシビアになってくる。それでも100万円付近の価格帯であ
「既存の本物の暖炉に薪ストーブの煙突を繋いで燃やしてみたけど、室内側に煙が逆流して使えたものではない」という相談を受けた。原因は簡単で、暖炉用の煙突は断熱材が入ってないので煙突内で排気温度が下がってしまって、ドラフト(上昇気流)が弱まってし
薪ストーブと煙突の入れ替え工事が無事に完了した後、一度現場を離れて、温泉に行ってさっぱりしてきて、スーパーに行って、チルドのピザを買ってきて、再び夕方に再訪問した。再訪問の時は、飲む前提なので、店から徒歩だ。歩いて行けるご近所なのだ。夕方か
通常の薪ストーブの煙突工事の場合は、屋根の上のチムニー内部や小屋裏に煙突を固定して、そこから室内側へ煙突を繋ぎながら下してくる。しかし、今回の現場は煙突が一か所も固定されていなくて、全荷重を薪ストーブの口元で受けている、下から煙突を上方向に
煙突が一か所も固定されておらず、煙突の全荷重を薪ストーブが受けていた案件
薪ストーブの入れ替えと、シングル煙突から二重断熱煙突への単純な入れ替え工事だったので「楽勝」だと思っていた。サクっと終わると思っていたら、予想を大きく裏切られた。シングル煙突を撤去したら、その上につながっている二重断熱煙突まで落ちてきた。小
今回の煙突掃除に呼んでくれたお客様が心配していたのは、「煙突の雨漏れ」だ。まだ、設置してから、それほど年月が経過していないので、現時点においては実感するような被害は出ていないそうだけど、点検して欲しいということだった。煙突トップはその下の煙
従来は煙突掃除は、ユーザーが室内側から煙突を取り外して、下からブラシを突いてやっていたそうだけど、今回の煙突掃除に途中でブラシが外れてしまい、回収できなくなったそうだ。そこで、チムニーボールを上から落として、煙突掃除も兼ねてブラシを回収する
メトスの角トップは非常にユニークな設計となっている。なかなか内側、裏側まで見る機会はないので、紹介しておく。このことで、チムニー内の二重断熱煙突は、角トップ上部のルーバー内の屋外側とは物理的に完全に縁が切れていて、ストームカラーやコーキング
薪ストーブ相談会の告知です。【日程】10月21日(土)、22日(日)の二日間【相談枠】下記の時間の4枠1000-10501100-11501300-13501400-1450※事前予約制 予約なしの場合にはお待ちいただくか、対応できない可能
大分県由布市湯布院での煙突工事に引き続き、炉台、炉壁、そして本体の設置だ。応援の人たち(息子さんとチムニー施工した大工さん)が来てくれていたので、私とともに2人の人力で搬入。特に問題なくサクっと完了した。今回は低予算の案件だったので、なるべ
新門司港に到着したフェリーを下船して、そのまま高速道路に乗って、大分県由布市へと向かった。昨晩雨が降ったようで、路面は濡れていたが、天候は概ね問題ない感じだった。9時の到着予定だったけれども、少し早めに到着した。屋根の上が太陽に当たって乾く
登米市での薪ストーブ入れ替え工事の後は、山形の蔵王温泉に宿を取った。今回は三連休だったので、前回泊まった温泉宿は満室で予約が取れなかった。他の温泉宿も同様で、少し温泉街から離れたスキー場のゲレンデのふもとの宿にようやく宿が取れた。そこは、基
宮城県登米市での薪ストーブ入れ替え案件の最終段階だ。提携先の重量物搬入業者さんが到着した頃には雨もすっかり上がって全く問題ない状況になった。千葉で荷受けして、自分の平ボディのトラックに積んで現場へ持ってきた薪ストーブを、搬入業者さんのゲート
屋外のトラックに積んできた、これから設置する薪ストーブを搬入できる状態にした後に、室内の既存の薪ストーブの撤去の準備をした。まずは煙突を取り外した。スムーズに外れるかどうかが心配だったけど、問題なかった。↓ 画像クリック(タップ)で応援をお
ヒミエルストーブにて、シングル煙突と二重断熱煙突の比較実験に着手(3)
今回ヒミエルストーブで行った、シングル煙突と二重断熱煙突での燃焼比較テストの結果から考察したことや感想を述べる。「立ち上がり速度」「安定燃焼時の薪の消費量」そして「薪の投入を止めた後の温度低下」の、いずれの3つのフェーズにおいても【2倍】と
ヒミエルストーブにて、シングル煙突と二重断熱煙突の比較実験に着手(2)
着火後15分ごとにタイマーによるアラームを鳴らして、そのタイミングで各種データを記録。後日エクセルに数値を入力してグラフを作成した。【焚きつけ後の立ち上がりの差】シングル煙突での燃焼の場合は安定燃焼に達するまで、焚きつけ後2時間を要し、その
ヒミエルストーブにて、シングル煙突と二重断熱煙突の比較実験に着手(1)
ヒートライザーの内蔵されているロケット燃焼形式のヒミエルストーブで、シングル煙突と二重断熱煙突の燃焼実験を行った。一般的に「ロケットストーブはヒートライザーで燃焼ガスが押し出されるので、煙突はシングル煙突でもOK」と言われて、信じられている
一般的に多く使われている薪ストーブ用の二重断熱煙突は内径150ミリ、外径200ミリだ。つまり、50ミリを2で割った25ミリが断熱材の厚みということになる。今回、ゴダンストーブジャパンがフランス製の「プジョラ煙突を輸入販売する」という情報を知
設計事務所から緊急連絡が入って「工務店と打合せしてくれ」ということになった。下屋部分から屋根材の鈑金を葺き始めた状況で、チムニーの位置を確定させる必要がある。屋根材を葺く前にチムニーを作成する必要があるので、工務店の社長とアポを取って、現場
シングル煙突は排気温度が冷えて薪ストーブの良好な燃焼をさまたげて、その結果として煤が大量付着する。良いことは何もない。これは物理現象なので、否定できない事実だ。「シングル煙突でも良い」とか「シングル煙突の方が良い」と言っている人もたまにいる
既存の煙突と薪ストーブを撤去して、設置場所も変えて全て新しい煙突と薪ストーブに入れ替えた案件。 「人に譲る」「金属回収業者に引き取りに来てもらう」など色々な選択肢があったのだけど、撤去した部材は工事当日には、行き場所が決まっていなかったので
東京23区内の古民家に設置した薪ストーブのメンテナンスと煙突掃除
毎年、シーズンオフに煙突掃除に呼んでもらっている東京23区内とは思えない自然豊かな古民家に行ってきた。この現場は梯子や脚立不要で煙突掃除ができる設置状況なので、パンダで行った。車の背景の古民家と巨大なケヤキの葉っぱが美しい。冬場は葉を落とし
角トップと囲いフラッシング(チムニーフラッシング)の比較考察
煙突を屋根から抜く際に、屋根の上に箱(チムニー)を作ると、チムニー側面と屋根面の取り合い部分を鈑金で立ち上げるため雨仕舞に圧倒的に有利だ。また建築工事の際に、煙突工事と他の職方の絡みもなく工期を調整しやすくなる。(屋根から煙突だけが突き出す
たまに、この形の煙突トップを見かけるけど、このタイプの煙突トップは煙突から鳥が侵入する。煙突から薪ストーブの炉内に入ってきてしまうケースも多い。入ってきたならば、抜け出せると思いきや、何故か抜け出せず、タイミング次第で薪ストーブの炉内で鳥が
これまでは煙突も煤で詰まって、ガラスも煤だらけで真っ黒になって、室内側へ煙がモクモクだった薪ストーブ。シングル煙突から、二重断熱煙突へ入れ替えた後に、試し焚きしてみた。とても良く綺麗に燃えて、これまでの状態が嘘のように、快調になった。扉を全
低予算案件の時は、薪ストーブ本体よりも煙突を重視した予算配分で満足いく結果が得られる
「薪ストーブを設置したいけど、予算が限られている」という相談を受けることがある。そういう時には薪ストーブ本体よりも煙突に予算配分を多くした方が合理的だ。煙突は妥協しないで、高性能な国産の二重断熱煙突にしておけば、雨仕舞の良さ、スムーズな排煙
今回の山形の新築の現場は、「引っ越し前に住んでいた家から煙突や薪ストーブ一式を全部取り外して、移設する」という依頼を当初は受けていた。そのため、既存住宅と同じサイズの950角のチムニーで建築工事が進んでいた。余裕をみて1000ミリ角の角トッ
煙突交換したお客様宅でのテラスでのパーティの続きだ。夕方からはじまって、すっかり夜になって、寒くなってきたので、室内に移動して、ビンテージ物のモルソー1600に火入れしてもらった。薪ストーブの炎を楽しみながら室内で美味しく楽しい宴会は続く。
話しは前後するが、昨日の記事の角トップの取り付け前に、室内側の煙突工事を行った。チムニーの外壁施工を鈑金屋さんが施工していたので、待っている間に、進められるところを行うことにした。まずは固定金具を取り付けた。今回はケイカルの下地に厚い下地の
薪ストーブの寿命は、メーカーや使い方にもよるけど、8-20年位が一般的だ。煙突の寿命を考えたことはあるだろうか?昨日の記事でも紹介した通り、煙突は品質にかなりばらつきがあって、数年で雨漏れして使い物にならなくなってしまう品質の悪い物もあるし
薪ストーブ設置の検討をしている人の多くは、薪ストーブの生産国やメーカー、機種にはこだわっても、煙突はただの黒い鉄のパイプのように見えてしまって、どれでも同じと考えて、あまり深く考えずに、購入している。これは、とても残念なことだ。実は、煙突は
しつこいなぁ田舎のベンツシリーズはへぇ〜い〜っちゅうねん♪今日もベンツやっぱベンツだら♪今日の積荷は薪ストーブの煙突ですねそれから道具の類・・・昨日の朝何気にオドメーターそしたらなんとちょうど60,000km5月に2回目の車検汚くてゴメンなさい最後にぽちっと ブログランキングにほんブログ村...
イエルカの薪ストーブ“大梅“イエルカさんが拵える卵型?の薪ストーブ佇まいがいいやね〜シビれちゃう〜⤴︎⤴︎塗装してないってのもホントいいんだよなぁ〜おかげ様で無事設置完了です最後にぽちっと ブログランキングにほんブログ村...
昨日の記事では、ソープストーン製の薪ストーブの特徴を紹介した。立ち上がりの早さについて、冷温時からなのか、翌朝の蓄熱した状態からなのかで、全然違うということをレポートした。その記事の中で使用した写真で、人によっては気になることがあったと思う
これまでシングル煙突とイントレピッドで薪ストーブを使っていたお客様なので、普段の自分のやり方で焚きつけをしてもらった。私がやってしまうと、これまでとの違いが体感できないからだ。細割りの薪だけで着火剤で点火したので、難なく燃えていった。これま
雨上がりの空の下で、昼食の、うどんをいただいてから、午後からの煙突工事
千葉県いすみ市で完了した煙突工事&薪ストーブ設置工事の翌日は、埼玉県加須市での煙突工事で連続だった。前日の夜遅くに工事を終えて、翌日の工事なので、部材を積み込んでいる時間を確保するのが難しかった。そのため、事前に煙突部材を現場に送っておいて
今回の千葉県いすみ市の現場は20日(月)、21日(火)、22日(水)のたった3日間で、内部足場施工、屋根開口、チムニー作成、煙突工事、薪ストーブ設置工事と全て行う段取りで、かなりハードだった。普通の工期だと、それぞれ別の職方が入るので、初日
よくある室内の吹き抜け部分をシングル煙突で施工するパターンだけど、弊害が大きい。吹き抜け上部のシングルと二重煙突の変換部分しかスライドできないようになっているので、煙突掃除の際に苦労する。そもそも素直にスライドできないケースの方が多い。ター
登米市での煙突移設工事、薪ストーブ設置工事は暗くなってきた頃に無事に完了した。工事の後は、すぐに火入れ説明に入った。火入れして薪ストーブの温度が上がるまでの間に、ヘッドライトをつけて、道具などを片付けて、車に積み込んだ。積み終えた頃、炉内は
3560ミリのチムニー煙道内に4本煙突を連結させて吊り上げた
母屋の天井裏へは昔の農家スタイルの建築だったので梯子で上がれるようになっていて、煙突撤去作業は比較的楽だった。煙突を取り外して、新たに設置するリビングへ煙突を運んだ。↓ 画像クリック(タップ)で応援をお願いしますにほんブログ村ランキングに参
「煙が出るから薪ストーブを買い替えたい」という相談を受けた。現状を見ないと判らないので、とりあえず写真を送ってもらった。鋼板製の手作り薪ストーブとシングル煙突の組み合わせだった。薪ストーブを入れ替えたら問題が解決するということではない。この
現在、軽井沢で進行中の物件だ。とりあえず屋外側の煙突工事が終わって、次は室内側の煙突工事を待つ状況となった。最初の設計士によるプランでは、鈑金の下屋をフラッシングで抜いて、棟より高く煙突を立ち上げて大屋根にステーで固定という煙突だった。教科
囲いフラッシングでの施工(フラッシングと煙突の取り合い部分の処理)
囲いフラッシングでの施工は、フラッシングと煙突の取り合い部分が弱点だ。この部分の防水処理の経年劣化で室内側への雨水の侵入のリスクがある。10年位は問題ないけど、20-30年のスパンで考えると、この部分から雨が入る可能性は否めない。毎年の煙突