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蛸足ノート /穂村弘1962年北海道生まれの歌人のエッセイで読売新聞夕刊に2017年4月~2023年9月19日まで連載していたものをまとめたものです穏やかに進む日常の出来事ですが奥様とのやりとりがほんわかしていてでも独特の感性でとても面白く読みましたその中に「ところてんを箸一本で食べるという子ども時代の実家の風習」がありこれ栃木出身の私も子供の頃やっていた!と懐かしく思い出しましたそれにしても今思うとなぜところてんを食べるのに 箸1本だったのか謎です 🐙サキの忘れ物 /津村記久子新聞の書評で知った本です「表題作だけでも読む価値がある」とのことで借りてみました9篇入っていましたがバラエティに飛んでおり楽しかったです特に「真夜中をさまようゲームブック」はなかなか上がりの来ない双六のような作品でとても面白かっ...蛸足ノート🐙と、サキの忘れ物
#3977 ふとももに西瓜の種をつけたまま畳の部屋で眠っています
令和5年8月27日(日) 【旧 七月一二日 赤口】・処暑・綿柎開(わたのはなしべひらく)ふとももに西瓜の種をつけたまま畳の部屋で眠っています ~穂村弘(1962-)『水中翼船炎上中』Photo:庭で大きなスイカにかぶりつく幼児 ~PhotoAC(Calmaさん) 私が子供の頃は8月いっ
週刊 読書案内 山田航・穂村弘「世界中が夕焼け」(新潮社)その1
山田航・穂村弘「世界中が夕焼け」(新潮社)(その1) 高橋源一郎の「日本文学盛衰史」(講談社文庫)という作品を読んでいると、作中の石川啄木の短歌というのが出てきますが、実際の啄木の短歌ではあ
週刊 読書案内 山田航・穂村弘「世界中が夕焼け」(新潮社)その2
山田航・穂村弘「世界中が夕焼け」(新潮社)(その2) 「穂村弘の短歌の秘密」と副題された「世界中が夕焼け」(新潮社)を読み継いでいます。前回書きましたが、高橋源一郎の小説「日本文学盛衰史
2033年5月9日(火曜日) 晴れ。 4月から、地域の体操教室に通っている。 全10回だ。 参加者は、皆さん60歳以上。 それぞれの目的で参加されている。 私は、筋力アップが目的。 体操が身に付いて、今後も自宅で続けられたらな、と思っている。 1時間、ストレッチと、筋力アッ...
【映画】良い映画なんだけど、心の汚れたオレはいろいろ想像してしまう『言の葉の庭』
新海誠監督の『言の葉の庭』を観た。実写かと思わせるような綺麗な描写の多いアニメで良い映画だったけど、う~ん、心の汚れたオレはあれこれと下世話な事も想像してしまった。万葉集の中の歌をモチーフにした映画だけど、歌に込めた想いが熱すぎて激しい。
令和4年10月24日(月) 【旧 九月二九日 先勝】・霜降・霜始降(しもはじめてふる)一人でも生きられるけどトーストにおそろしいほど塗るマーガリン ~佐藤りえ(1973-)『フラジャイル』Photo:360Life 日本ではかつて「人造バター」というおどろおどろしい名前で呼ばれてい
いや〜、おもしろかった!! 超絶おもしろかった。 『本当はちがうんだ日記』著者・穂村弘 いつもは「アラフィフ女性が読んでおくべき本best30」みたいなサイトを参考にして本を選ぶのだが、その日は下調べもなく丸腰で図書館に行ってしまったため、タイトルに惹かれた本を借りることに...
週刊 読書案内 穂村弘対談集「どうして書くの?」(筑摩書房)
穂村弘対談集「どうして書くの?」(筑摩書房) 歌人の穂村弘が7人の表現者、まあ、たいていは作家と対談しています。お相手は「高橋源一郎」、「長島有」、「中島たいこ」、「一青窈」、「竹西寛子」
令和4年6月17日(金) 【旧 五月一九日 大安】・芒種・梅子黄(うめのみきばむ)池水は濁りににごり藤波の影もうつらず雨降りしきる ~伊藤左千夫(1864-1913)Photo:合衆国大37代大統領 リチャード・ニクソン ~JIJI.com 1972年6月17日。今から50年前の今日深夜2時。ワシ