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小学時代、中学時代、高校時代と、父の仕事の関係で、岩手県の町の郊外、農村部の田舎で育ちました。 小学時代は、農家の友達の家に遊びに行くのが楽しみでした。カブトムシやクワガタなどの虫取りや、木イチゴやアケビなどを採りに、農家の裏山などに行くのですが、農家の友達は、みんな人懐こく親切でした。東北の農家は大きな敷地の家が多く、遊びに行くと、家の敷地に生えている柿など、もげるだけもいで、自転車のカゴや荷...
「ターゲット・スコープ、オープン。目標!速度毎時5スマイル!」 いつも元気のよい拍手コメントをいだたき、ありがとうございますwww! いやぁ、アタシは嬉しい。 喜んでいただけたのは嬉しい。 やっぱり何事にもリズムがあるものです。 手順!確認! 呼びかけ!復唱! この、「復唱する」というところ。「全非常弁、閉鎖っ!」「閉鎖!」「回路解放!」「開きます!」 これです。これこれw。 これはお勧めです。 ...
1月の記事【お裾分け】の余談です。 お裾分けの記事を書いていたら、小学生時代に多くの友達から柿やグミ、森の恵みをいただいた事を思い出しました、 少年時代、親の仕事の関係で、引っ越して岩手県一関市の小さな官舎に住んでいました。農家やお寺の友人の家に遊びに行っては、その家の柿やチャグミ(「俵グミ」の一関あたりの方言だったようです)の実を採って沢山いただきました。裏山に行ってアケビや木イチゴも散々一緒に...
こんにちは、オカクミでございます。 この記事は、もうすぐ大きな手術を控えている友人のために書きました。 本当は彼女の手術前にTwitterのスペースでおしゃべりをする予定だったんです。 なのに私がコロナに罹ってしまったた ...
それは「幼馴染」というほどでもないかも知れない。年下の女の子だ。 中学生になってから父に紹介された知り合いの娘さんで、女性というより俺には幼い女の子だった。 単に父親の同僚のひとり娘というだけだ。 おてんばな感じで生意気、そして可愛らしいことを言う不思
BL(ボーイズラブ)の意味を初めて知った10代のあの日と、今。【エッセイ】
「BLって、知ってる?」 「なにそれ、知らない。」 こんな会話をしたあの日。 そしていま現在。 今日はそっと、書きつづりたい。 今から15年以上前、高校を卒業して1ヶ月ほど経ったころのことだ。 高校で同じクラスだ ...
私は昔から「一人あそび」が好きで、例えばバイク、例えば読書、例えばパチ○○、そしてバイクとともにキャンプも好きでした。バイクキャンプでは大学生の夏休みに北海道半周(札幌→根室→稚内→旭川→札幌)というコースを、さらに就職してから2回、東北の芭蕉関係の土地(尾花沢、立石寺、高館、中尊寺など)を回り、授業で見せるためのビデオを撮りました。1回目は8ミリビデオで撮り、2回目はデジタルビデオテープで録画しましたなぁ。(思えば遠くへ来たもんだ・・・)それからしばらく遠ざかって(結婚しバイクを降りて)いました。その後子供がそこそこ大きくなってから、夏休みに数回キャンプへ行きました。ところが近頃、誘っても行…
前回の続きです。さて、山場である主人公とエーミールが対峙する場面で、90%の国語教師がするであろうQ3、『エーミールの言った「そうかそうか、つまり君はそんなやつなんだな。」の「そんなやつ」とはどんなやつという意味だと思うか?』に対するA3も、いろいろな回答が考えられます。ただし、ここで前回書いたA案(経緯や気持ちはつたえることができた)と、B案(僕がやったのだ、しか伝えられなかった)では、「そんなやつ」の意味合いが大変大きく違ってきますよね。 A案であれば、「自分の個人的な気持ちを優先し、他人の大事なものを、事故とはいえつぶしてしまうような、身勝手でそそっかしい、チョウの扱いもちゃんとできない…
※しつよいようですが、表記については原文のドイツ語に当たればはっきりすると思いますが、そんな気力も能力も無いので、あくまでも「日本語訳」の表記にこだわった茶々読解について述べていきます。 「二重にしてくびにかける数珠」「ここではきものを脱いでください」など、どこで句切るかで意味が変わる言葉の例題はたくさんありますが、前回挙げた そこで、それは僕がやったのだ、と言い、詳しく話し、説明しようと試みた。 すると、エーミールは、激したり、僕をどなりつけたりなどはしないで、低く「ちぇっ。」と舌を鳴らし、しばらくじっと僕を見つめていたが、それから、「そうか、そうか、つまり君はそんなやつなんだな。」と言った…
皆さんご存知のこの小説は、主人公が闇の中で、自分の集めたチョウの収集を一つ一つ指で粉々につぶしてしまうシーンで終わります。 僕は、そっと食堂に行って、大きなとび色の厚紙の箱を取ってき、それを寝台の上にのせ、闇の中で開いた。そして、ちょうを一つ一つ取り出し、指で粉々に押しつぶしてしまった。 なぜそうしたのか?という理由については次回触れようと思いますが、もう一つこのシーンで大切なのは「闇の中で」つぶしていたことだと思います。つまり、想像するしかないのですが、「主人公はどんな表情でつぶしていただろうか?」なんてことを考えてみるのも重要な読み取りではないでしょうか。苦悩に歪む表情なのか、泣き顔でつぶ…
えー、まことに申し訳ありませんが、前回アップした「少年の日の思い出」の思い出①の中に、改めて読み直すと重大な誤りがあったことがわかりまして、ここに訂正させていただきたいと思います。(汗) 何のことかというと、昔の思い出に、実にもっともらしいうそをついた生徒のことを取り上げ、「鋭い読み込みだ」と賞賛した、と書きましたが、今回ふと気になってもう一度読んでみましたら、生徒も、そして何より私の方でも大いなる勘違いしていたことが判明しました。「前羽」の一件についての記述の、前段と後段を列挙してみます。 【前段(盗んだチョウをポケットから出す場面)】クジャクヤママユはつぶれてしまったのだ。前羽が一つと触角…
それにしても、考えて見れば毎年何万人という中学生が読み、そしてもう何十年も続いているのだから、「少年の日の思い出」とか「故郷」とか「走れメロス」とか、ものすごいロング&ベストセラーなんですね。日本のほとんどの人が読んでいる、と言っても過言ではない。世界一のベストセラーは「聖書」だと聞いたことがありますが、日本だったら間違いなく教科書の中の作品、でしょうね。(「オッペルと象」→「オツベルと象」は無くなりましたが。しかしなんで名前変わったんだろう?)逆に言えばこれらの教材を取り上げるのは、かなり勇気が要りますね。きっと私の知らないところで、微に入り細に入り研究されていることだろうし。そうことを知ら…