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ご覧くださっているごく少数の皆様。お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません。さて、いかにネタが少ないとはいえ、見え見えの引っ張りはこれくらいにして、いきなり本題に入ります。前回提示しました「星の花が振るころに」の中のこの表現、「サッカーボールはぬい目が弱い。そこからほころびる。だから砂を落としてやらないとだめなんだ。使いたいときだけ使って、手入れをしないでいるのはだめなんだ。いつか戸部君がそう言っていたのを思い出した。」が暗示しているであろうこと。それはズバリ! 「対人関係」のことでしょう!(あ~あ、言い切っちゃったよ。)この話の中の夏実と主人公の関係、つまり「小さな誤解やすれ違いを繰…
改めて言うのも変ですが、私はほとんど教材研究をしたり、指導書見たりはしません。その上で、教科書の文章表現だけから以下のことを述べています。したがって、ちゃんと教材研究をしていたり、指導書を確認している先生方にとっては、今私の書いている内容なんて「そんなの当たり前に教えているよ。」とか「普通に指導書に載っているよ。」というものになっているかもしれません。だとしたら「ゴメンナサイ」。基本的に、私が在籍した今までの学校の、同僚の先生が教えていないような内容を取り上げています。(でも考えてみたら、こういう言い方をすると同僚の先生をディスってることになってしまうなぁ、うーん・・・) 前回は、主人公が気づ…
さて、色々突っ込んで読みたいところが満載のこの小説ですが、調査したわけではないし、詳しく教材研究をしたり、指導書を読んだりもしていないけれど、単純に文章表現だけから読解して、「ここ面白いところなんだけど、あまり触れている先生がいないなぁ」という箇所が結構あります。なぜ他の先生のことが分かるかというと、授業が終わった後で、他の国語の国語の先生の板書を見るのがルーティーンだからです。(チャントウチアワセスレバイイダケナノニネェ、ヒソヒソ)板書を見れば、おおむね教えている内容は想像がつきます。(もちろん、板書せずに口頭で触れている場合もあると思いますけれど。)で、前回書いた「戸部君が押されて主人公に…
突然ですが、私はパソコンのプログラムやハードについては全然わかりませんが、ネットにはISDNの時代から繋いでいて、2ちゃんねるなんかもよく見ていました。それがどうしたかというと、私はこの「星の花が降るころに」の作者である安東みきえさんは、ひょっとしたら「2ちゃんねらー」だったのではないか?という疑惑を感じている、ということなんです。まぁもしそうだったとしても、別にどうということはないのですが、どうしてそう感じたのかというと、この小説のかなり重要なキーワードである「あたかも」の扱い方について、初読の時に「あれ?これどっかで見たな?」と思ったからです。(※注!パクりだと言っているわけではありません…