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日光を超えた!?「妻沼聖天山」の国宝指定の彫刻美を堪能【埼玉・熊谷市】
埼玉県熊谷市の寺院・妻沼聖天山の本殿は、県内唯一の国宝建造物。埼玉日光とも称され、日光東照宮修復の経験を持つ彫刻師らの優れた技術がつぎ込まれた彫刻に目を見張ります。埼玉日光とも称されますが、彫刻の技術的にはそれ以上ともいわれます。そんな妻沼聖天山と素晴らしい数々の彫刻を、その歴史をたどりながら紹介します。
埼玉県妻沼町は何度も通過したことがあり、もちろん聖天山の存在は知っていた。だいぶ前に参拝する?と聞かれたとき、断って立ち寄らなかったのを今も後悔している。そんなこともあって、今回は立ち寄ることにした。貴惣門。1851年竣工の国の重文。側面から見た妻側の破風に
この前、妻沼聖天山について書いたが、その続きを。妻沼聖天山の御本殿が日光東照宮に似ているということは知識としては知っていた。だが、庭園その他については全く知らなかった。拝殿に向かって右に折れた先に庭園があった。その先に塔が見える。平和の塔といって昭和33年