メインカテゴリーを選択しなおす
以前は3月を過ぎると穏やかな三寒四温を肌に感じていたものでしたが、只々寒暖の差が激しくてそんな感覚をもう何年も忘れがちです。先週こちらでは雪が降り朝晩の冷え込みが半端なかったのに、この週末にかけていきなり4月並みの暖かさだそうです。春夏秋冬、毎シーズンなにかしら異常気象と騒がれているから何が通常なのか知らない、との答えが息子から返ってきますが…確かに。若い方からすると子供の頃から”異常が日常”な部分...
雨が雪に変わりそうな冬の連休には『世界のスープ図鑑』からトルコのドマテス・チョルバスをローストしたトマトのスープトルコ語でトマトはドマテス(Domates)、スープはチョルバ(Corba)トルコの家庭では朝食代わりによく飲まれているのだそうですグリルパンでトマトと玉ねぎをロースト燻製にも似た独特な甘みがでますそれにスープストックを加え、ブレンダーやミルサーでピュレにしてオリーブオイルで炒めたニンニク、小麦粉、バタ...
お正月の鏡開きを終えてこれから寒さも本番、体の芯から温まるスープの出番です。今回の『世界のスープ図鑑』から選んだのは、アイルランドのギネス・スープ。そう、あの黒ビールで名高い”ギネスビール”で牛肉をグツグツ煮込んだ、スープと言うよりはコクのある黒いシチュー。ギネスは地名ではなく創始者の名前ですって。ビールでお肉を煮込む料理は今ではめずらしくありませんが、銀座か六本木だったか、20代前半の頃に初めてそ...
スープのおいしい時季ですねぇ。マーケットで探していたビーツをようやく見つけてきましたよ。こちらは12月になったとたんに冷え込み、いよいよ冬到来の日は熱々のスープを、今夜はボルシチで体を温めたいものです。世界のスープ図鑑を片手に。世界のスープ図鑑:佐藤政人著ボルシチはウクライナが起源で、東欧の国々で少しずつ様々な郷土色を取り入れながら、国民的な料理として親しまれています。ビーツで真っ赤に染まったスー...
『世界のスープ図鑑』から2 スペインのカルディオ・デ・ペロを
料理本としてよりも私には読み物として活躍しているであろう『世界のスープ図鑑』。見ているだけで十分面白いんですよ。前回は鶏と長ネギのあっさりとした日本人に馴染みやすいスコットランドの定番スープ、コッカ・リーキを作り、今回はスペインのカルディオ・デ・ペロを選びました。覚えられなそうな名前のスープ・・・。私の知っているところだと、アクアパッツアに爽やかなオレンジを効かせた旨みのある魚のスープ料理。佐藤政...
『世界のスープ図鑑』からスコットランドのコッカ・リーキ・スープを
昨年本屋で購入してからレシピ本としても、読み物としても、料理写真の観賞用としても面白くて愛読している『世界のスープ図鑑』。ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニア、ポリネシア、中近東・・・世界各国の実に317種類のスープが登場。分厚い本を開くとどれもこれも知らない、舌を噛みそうな名前の異国のスープばかり。これがおいしそうなのなんのって。こんなの自分で作って食べれたら、日常と食卓が楽しくな...