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にほんブログ村 この時空に住む者達は、「般若」の作用が再び身近に及ぼされている事など、露知らない。この異変が、やがて収まる事をのみ祈って待つしか無かった。無論、自分たちの人格も、自我そのものも根こ
今日の曲をホームページに置いておきました。 ピアノ曲「3月のゴールと4月のスタート」を公開! - 独学ピアノブログ「ゼーレンフォルノーツ」今日はゆったりした曲…
最終チェック、私は細部を確認、見落としはないか、短時間の改善の余地はないか、長期ならあっさり捨て去る、残り時間との格闘。短時間の出力に心血を注ぐ。完成だ。 息を忘れていた。立ち上がったら眩暈が襲う。時刻は午後の七時を過ぎた時間帯、周りのデスクを見渡すと半分以上が帰宅していた。残っているのは、若手が多い。私は冷えた水を飲みに給湯室を訪れて、気分をリフレッシュさせた、仕事のためではなく、帰りの自転車の活力にエンジンをかけるため。 席に戻って、明日のスケジュールの確認。ここであてがわれた曲とやっと別れ。窓に近づいて雨の様子を眺めた、降ってはいないが、路面は濡れたままだ。帰り支度、バッグから緑のレイン…
以前作ったクリスマス動画はタイミングが早すぎて、なんか空回りした気がしました。それを教訓に先日の動画は、桜の開花に合せて春の動画を作りました。ところが今度は桜の開花がかなり遅れて、またしてもタイミングがズレてしまいました。どうもうまくいかないなあ…wさて今回も動画の画像をいくつかピックアップしました。キャラを自然に動かすのはホントに難しいです。例えばですが、一見じっとしているようでも人は微妙に動いて...
嘘だ、できるはずがない、真っ向から否定する意見に私は応えた。できないのは、取り組んでいないからいえることで、取り組んでから、まずは発言権を得られる。あなたの土俵では最高位かもしれないが、私が足を踏み入れた領域ではあなたはまだ、いいえ、一切の言葉を発する権利を剥奪されているのです。まずは自分を殺し、他者を見つめ、改善に取り組み、またそれすらも、無に返して、やっと境地、スタートラインにたどり着けると。 笑ってやってもよかったのだ、冗談だと。けれど、蔑ろに見ないように振舞った自分を見つけるだけの力量は残っていたようで、会合の参加者は一様に思いつめた表情で、一人が帰ると続々と席を立って、最後に残された…
何もせずにぶらぶら、屋外に出た。雨上がりで路面がてらてらと濡れて、渇くほどの温度上昇は見込めない時間帯である。強風の海辺。砂の侵入をもろともしない私は、砂丘を降りて海岸を臨んだ。歩く。犬を連れた男性が、歩いている。あとは、海と灰で埋め尽くされた空。うねうねと生き物のように姿を変えている。 座るでもなく、また走るでもなく、歩くでもなく、立ち止まり、振り返り、また歩く。取りとめもないことも考えそうになれば、遮断して思考を嫌う。面白いことを思い出しそうになっても取り合わないで、ただ、私は時間と共にいることを海の傍で思い知るのだ。遠くの水平線に船を確認した。あちらからは私は見えていないが、私からは見え…
にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 ホッジ中佐は絶望した。 「貴殿ノイタズラ二、ワレ関セズ」と言う、アメリカ太平洋艦隊司令部からの返電を受けたのである。 人間の「性」としての祈
今回は体験レポートです~大学は春休みということもあり、時間は沢山あります。いろいろとやってみたいことがありますが、その中でも推し活は自分にとって欠かせないものです。SNSでぬいぐるみと写真を撮っている方がいまして、ずうっと羨ましかったんです
後輩が去って、また作業に取り掛かる。デザインの起点をどこに据えるか。読者層の多い年代はどの年頃だろうか、私はクライアントに情報を求める。電話口の音声ははきはきと、受け答えのレスポンスが早い。しかし、しゃべりすぎるという難点も数分の会話で感じ取った私は、要点だけを聞き終えると、電話を切った。言葉を履き違えている、どこでそういった仕組みが出来上がったのか、不思議でならない。 読者層は十代が最も多く、ついで二十代と三十代。それ以上はほとんど読まれてない。つまりは、十代には知れ渡った作者であるのか。私は考える。手を伸ばさないように振舞った層を取り込めば売り上げは格段に伸びる。上の年代も十代の時期を過ぎ…
にほんブログ村 ホッジ中佐は、今自分たちがいる所がロンドンである事にも驚いていたが、何よりもロンドンだと言うのに電話も無く、街にはタコの様な人たちがいる事にも衝撃を受けた。ホッジの部下たちも、ホ
大まかな書籍の内容、あらすじが書いているが、果たしてそれで本とリンクさせた表紙が最上と言い切れるのだろうか。むしろ、内容に反したデザインでも価値は十分に見出せる。それはつまり、手に取ったお客が判断することだ。もちろん、作家が生み出した作品ではあるし、手に取って姿の想像までが商品の作り手の仕事だろうが、もしかするとお客に委ねてもいいのではと私は思いついた。 飲食は仕事中は水だけで済ませる。持参した水筒をデスクに置く。中身が見えないように残りの量を把握するように、極力補給を控えるように心がけてる私だ。他の社員はコーヒーや甘い、もうコーヒーとは呼べない飲み物や炭酸飲料にお茶、さらに軽食の類までをデス…
漫画の背景は面倒なのでできるだけ手を抜きたい、でも高クオリティに仕上げたい、という矛盾でいっぱいです。 ロイヤリティフリー素材を使うのも良いのですが、自分の漫画に適した場面があるとは限りません。 一から描けば確実に思い通りの背景になるのでしょうが、そこに支払う対価としての「時...
にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 異なる時空が隣接している。 境界の別なく誰もがそれを行き来できるのに、何故かそれそれの時空では隣り合った時空へ足を踏み入れようとする者は無か
まったく独裁者以外の形容詞が見つからないほどの人物が、社長。顔も見たことはない、外部にさらされたことはなかったように私は思う。手渡された曲を確かめつつ、私はデスクに腰を下ろした。肩にかけたバッグを下ろすためフライングで取り付けたイヤフォンを耳から外す。 私の業務は商品の全般のデザインだ。あまりにも取扱商品の幅が広く、多種多様な商品郡が過去の履歴として展示できないほどと考えてもらえれば、想像は容易いだろうか。私は曲を流す。フロアは間仕切りが一切ない、開放的な空間をコンセプトに設計、これも社員の誰かの作品だそうだ。建築は工業製品というよりも芸術に近く、会社に独立の部門が形成されている。いつの間にや…
何事も思ったら先ず実際に一歩を踏み出さないことには前には進まない、ということで手掛け始めました。 ▼第9話を描いてから1年以上空いてしまったので、過去に描いたものを参考に見ながら話の続きを描いていきます。 1話分の16頁が真っ白…完成まで長い長い戦い(?)の始まりです。 ...
にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 海野は翌日から医師の雪斎やこの松野原村を管轄している公儀の目付、伊藤平左衛門らと、異次元の街の人たちがこちらの世界を好奇の目で見ては通り過ぎる様
昨日、こけものZは今学期のプロジェクト(自由課題)を提出しました。 1週間くらいかけて毎日取り組んでいた…。 自由課題といいつつも、緩くテーマは決まってお…
にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 艦隊を挙げての捜索活動は深夜にも及んだが、消息不明の米航空機大隊は発見出来ない。 二つの大隊が海上へ落ちたか、不時着水をすれ
▼装飾部分を塗ったら(Before)、次にそこへ宝石をはめ込みます。 赤と紫のベースを塗ります(After)。 ▼ゴブレットを一旦塗り終えたところです。 ▼手とゴブレットを合わせます。手が重なる部分のゴブレットを消しますが、ゴブレットのレイヤーをまとめたフォルダーに対...
運良く、会社に程近い、近いといっても直線距離で二キロほどの場所で、そこへは一年前に移転したのだそうだ。以前は都心のビルを借りていたのであるが、賃料の安さと不便な立地でも患者の来院が見込める判断を病院の舵取り役は判断したのだろう。 T字路の角、国道に面した激しく車が通り過ぎる。お世辞にも静かな環境ではない場所に広大な敷地をふんだんに利用、駐車場も埋まるどころか、スーパーのそれと同様に満車にならないまでも、安心して停められる環境作りに徹した様子が覗えた。 私は伊達眼鏡をかけている。眼鏡を外した途端にあれこれといわれたので、自己防衛というやつだ。 口をあけた歩行者と同様のレーンに自転車を止める。会社…
ぽちゃん、ぽちゃん、、屋根を伝った雨が軒下の何かに当たる音が聞こえる。僕はその音を聞きながらうとうとしている。雨音の一定のリズムが心地いい。雨はさほど強くはなく、まばらな降りだったが、春の長雨というやつで長い時間降り続いていたので家で大人しくしているより他なかった。雨の日の部屋の中は様子が変わって不思議な感じがした。安っぽい部屋も何か重々しい気怠く重厚な雰囲気に包まれる。こんな日にはこの部屋にもR&...
にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 神山どころかシヴァ神さえも、気が付かぬ一瞬の出来事であった。 シヴァ神が与えた、少年の姿をしていた「彼」の怒髪は天を突き、憤
春の動画です。何とか桜の季節に間に合いました。今回はまた少し趣向を変えてリアル風味にしました。ということで雫ちゃんの登場です。使わせて頂いた音楽を始めて聴いた時から、雫ちゃんのキャラと映像がイメージできていました。動画の多くの部分でキャラを動かしましたので、ずいぶん手間がかかりました。さらにサビはキャラが実際に歌っているように作りました。欲張って振付まで入れましたが、シロートですからテキトーです。...
今日は春らしい明るい曲です!mp3はホームページに置いておきました。 ピアノ曲「春のステップ」を公開! - 独学ピアノブログ「ゼーレンフォルノーツ」今日は春に…
地上→三F 四月一日 選択の一日が始まりの鐘を鳴らす。裏打ちされた自然への乖離、回顧などはいつも私は吐き気をもよおしてしまう。雄弁に語る姿を鏡にあるいは映像で見返すことは決してしないのだろう。信じているのだ。どうでもいいけれど、拡声器の音量は伝えるばかりではなく、その裏に隠した仮面の作用をも見せ付けてしまっている、と誰か教えてあげてほしい。 私は、自転車を軽快に漕いで仕事場に向かう。春がすっかり定着し始めたものの、雪はすっかり近辺を離れたものの、南風が運ぶ、冷たい風は十二月だ。これから冬の準備に身を縮める覚悟にはない、それは暖かさへの安心感からか、気温にまして寒さが身にしみる。手袋はかろうじて…
館山リルカと小川安佐にランチのメニューを任せてみようと思う。思いつきとは少しニュアンスが違う。前々から温めていた計画をそろそろ着手、始めようか、という時期に彼女たちの気概と技能とレシピ専攻眼が肉付きを帯びたのである。 いち早く、本日も店を一番に潜る。汚れた外壁は綺麗にせずに現状に留めた。ホワイトニングの整った歯を見せられても、内装や料理とのバランスが崩れては、逆効果になりかねない。もっとも不必要な修復は断るつもりであったので、話が持ち上がった際に店主は即座に断りを入れた。店の再開を優先すべきである、不動産会社の桂木にはそのように厳しい対応をとった。要因を持ち込んだのは彼のミスが元となるので、同…
にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 山本は南雲の航空艦隊が一旦空母へ帰投して行くのを双眼鏡で見ていた。 大編隊の轟音が響いている。 空を覆うその大編隊の陰
にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 これから、般若に使うであろう絵画集。 ブログ小説『般若』!! まだまだ続きます!よろしくお願いします
文学フリマ東京38 サンプル「スケッチブックの軌跡」(3月21日掲載)
少しずつですが、文学フリマへの準備を進めている今日この頃です。初参加なこともあって、右も左もわからないですが、なんとか一作品の執筆を終えました。今回はお試しともあり、推敲の終わったところまでを、サンプルとしてブログに掲載してみようと思ってい
十一月の中旬にピザ釜が目立つ洋食店の耐震性は法律の基準を満たしたばかりに、早々と再度の移転が店主を含む従業員たちにのしかかりるも、平穏といえる古びた外観の飲食店の反響に押しも押され、移転前の客数を越えてしまった。新装開店をわずか一ヶ月弱で離脱してしまった宇木林が監修した新装ビル一階の飲食店、ワンハーフポイントの後続では、料理教室が現在では開講されている。ほんのたまに、という約束で店主は休憩時間の数十分を料理の講師役を頼まれていたが、未だに足を運んだ試しはなかった。 風の噂、お客の会話、お客が置き忘れる新聞、街中の大画面等が事件の続報が自然と耳に、するりと店主の遮断を潜り抜けて、届いた。 ブルー…
にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 数日の間、古代インドの荒野を旅した一行だが、一人の人間にも邂逅せず、釈迦の足跡は頓と知れなかった。どんな人でも集団でも良い、
「降りてこないのよ、情報が。こればっかりは上も口が堅くて」 「要するに」 「ええ、そういうことよ」 沈黙。 「歌って」 「僕がですか?」 「歌は嫌い?音痴だったりして」 「嫌いでもないですし、音痴でもない。音楽の成績はこれでもよかった」 「まだ授業で一斉に歌わせてるのかしら、おかしいと思って昔は言い出せなかったな」 「リズムの取り方や音程の調節を習った試しありませんでした。大きな声で元気よく歌えば、評価に値した。つまり、教師の要求にどれだけ答えたかの指標に素質や備わった資質が成績の判定」 「あなたは歌わされて嫌になったのね」 「まあ、そんなところです」 転換。 「またしばらく接触を控えますので…
にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 宮崎女子医大病院の建物は既に廃墟となっていた。病院にも襲い来た巨大生物たちの死骸が転がっている。正面玄関には、一面にガラス片が
観客、演奏家が神隠しに遭った小さな地下のライブハウス。場所は各自が想像して欲しい、中心街のどこかである。 彼女は琥珀の液体を無骨で厚いグラスに注ぐ、二杯目。数センチほどが一杯の基準、待ち人が顔を出す三十分弱の時間をかけてグラスを空に、カラカラと一杯目は陽気に笑い声を立てたのに、見るも無残に氷の角は丸々取れてしまった。ほどよい酔いが回る。私の頭はやっと常人の回転に落ち着く。 対面。 「やけに寂れた場所を選びましたね」足音が聞こえたが、グラスをものめずらしそうに見つめ、呼びかけを待った。 「前の店を少し離れてみようと思って、いつも同じ場所だと怪しまれるわ。座ったら?」 男に同じ液体を差し出す。 「…
ピアノ曲はホームページのほうに置いておきました! ピアノ曲「春風のワルツ」を公開! - 独学ピアノブログ「ゼーレンフォルノーツ」今日は3拍子で明るい曲になりま…
にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 山本や南雲に対し、これ見よがしに航空作戦を先行させるハルゼイ提督の動きは、山本の、日本第一艦隊や、南雲の第三艦隊からも良く見えていた。然し、慎重
「……はああんと、うーんなるべく柔軟性の固まりだって思い込んでいた私でも、しっくりきませんね」小川はもだえる。「つまり、噂を嫌い、新製品の売り上げを守るために社長、林さんでしたか、その人は事実を警察に打ち明けることを拒んだ。そればかりじゃないですよ、停電も青い光だって仕組まれた罠の一端だった……。刑事さんたちも知らせたんですか、店長の推理?」 「すべてを話す必要はないよ。その社長だって、口を噤んだ」店主は肩を竦める。「僕だって真実を隠したい」 従業員に解散を命じた。 あんぱんの加糖がもたらす生命維持や生体機能の若干の回復はかりそめであって、すぐに化けの皮が剥れるのだから、早急に体力の回復、それ…
にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 人類から地上を奪うかに見えた怪獣の様なエビもカニも、あらゆる水棲生物の巨大化した生き物たちも、次第にその数を減らしていた。 これは実体化した「
『守護分隊待機中』 #イラスト #漫画 #illust #manga
第六地区の守護分隊にての1コマです。 待機中のガチギレが新入荷した武器を試していますが・・・ 力(ちから)余っ
今回の装備というか衣装、守護天使ガチギレ #イラスト #漫画 #Illust #manga
昨日の絵で描いた日常の1コマでのガチギレさんの衣装や装備などを3面図で描きました。 先日のハート氏の装備絵につ