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夢を叶えるために脳はある 「私という現象」、高校生と脳を語り尽くす/池谷裕二 科学読み物の感想
◆読んだ本◆ ・書名:夢を叶えるために脳はある 「私という現象」、高校生と脳を語り尽くす ・著者:池谷裕二 ・初版出版社:講談社 ・初版発行日:2024/3/28 ◆おすすめ度◆ ・脳科学の最先端びっくりおもしろ講義録度:★★★★★ ・脳には「不思議」が詰まっている度:★★★★★ ・脳科学を極めるとSFに通ずる?度:★★★★ ・聴講している高校生が頭良すぎ。でもSFは苦手?度:★★★★ ◆感想◆ 脳科学者の著者が、高校...
池谷裕二先生の新刊が出ました。脳講義シリーズの第3弾。今回は672頁あります。 10年以上前のことですが、池谷裕二先生が僕の会社に講演にきてくれました。それ以来、僕は池谷裕二先生のファンです。 脳を揺さぶられ続けた講演会 我が社でのあの日の講義は、まさに頭の中を揺さぶられつづけました。池谷先生が出すお題に、自分が「こうに違いない!」と思う答えが、前提条件の変化と共にグルグル変わっていく。いや、まさに池谷先生の言葉・提供される視覚情報に、脳が反応しまくったんです。まさに、この本の表紙にあるような状態。 その経験から、僕の認識が大きく変わりました 「人間の脳は常に勘違いしている」、むしろ、それぞれ…