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ボ・・・ボクは・・・や・・・やっていませ・・ん。 ウソです、ボクがやりました。 クー様私のzoom中にイタズラしてました・・・賢くて困っちゃう♪ 【Mシ…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』本文上巻⑪~柱を廻って結婚する(4)~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』本文上巻⑪~柱を廻って結婚する(4)~ 【くみどに】の考察について 葦船について 水蛭子と淡嶋について 【前回のあらすじ】そこでイザナギは「では、私とあなたでこの天之御柱をまわって、出会った時に男女の契りを行おう」と仰せられました。 (註:「阿那邇夜志 愛袁登古袁」の10文字は音読みで読んで下さい) (註:【愛】の字は上声で発音して下さい) そして「貴女は柱の右から進んでください。私は柱の左から進みます」と約束して、柱をまわっ…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』本文上巻⑩~柱を廻って結婚する(3)~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』本文上巻⑩~柱を廻って結婚する(3)~ 「みとのまぐはひ」について なんで柱を回る時、男性は左から女性は右からなのか? 「あなにやし、えをとこを」って? 【前回のあらすじ】ここでイザナギは「私の身体は出来上がっているのですが、余っている所が一か所あります。」とおっしゃられました。 そして「なので私の余っている所を、貴女の足りない所に刺して塞いで新たに国を生み出そうと思うけれど、どうでしょうか?」とおっしゃいましたので、 (註:…
【お知らせ】 読者の皆様、いつも当ブログ「いもみの日記」をご覧いただいてありがとうございます 現在、『古事記』を翻訳中なのですが、今月に入り執筆者の私いもみと、翻訳者の相棒アキちゃんが会社の研修期間などに入ってしまい、帰宅が21時を過ぎてしまうため、目標であった毎日更新が少し難しくなりました。本日は訳が間に合わなかったので、上巻が訳し終わったらブログに上げようと思っていた表題の古事記に登場する神々【上巻編】を、上げようと思います。明日は仕上がると思いますので、暫く御猶予お願いいたします💦 こんばんは、いもみ🍠です。 ココでは、これまで『古事記』本文に登場した神々を登場順に書き記しています。 果…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』本文上巻⑨~柱を廻って結婚する(2)~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』本文上巻⑨~柱を廻って結婚する(2)~ 【前回のあらすじ】天上界からオノゴロ島に降りたたれたイザナギとイザナミは、高天原につながる天之御柱(あめのみはしら)という大きな柱と、とても大きな宮殿をお建てになりました。 そしてイザナギは、妹のイザナミに対し『アナタの身体はどんなふうになっていますか?』とお尋ねになりました。 なのでイザナミは『私の身体は出来上がっているのですが、出来切っていない(=足りない)所が一か所あります』とお答…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』本文上巻⑧~柱を廻って結婚する(1)~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』本文上巻⑧~柱を廻って結婚する(1)~ 数字の「八」の意味について 【前回のあらすじ】そこで、御二方の神様は天と地を繋ぐ天浮橋(あめのうきはし)にお立ちになって、まだフワフワで固まっていない大地に向けて天沼矛を下し、描くようにして (註:【立】の字は【多多志(たたし)】と訓(よ)んでください) 海水をコォロ、コォロと音を立ててかき回しました。 (註:【許袁呂 許袁呂邇】の7文字は音読みです) (註:【鳴】の字は【那志(なし)】…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』本文上巻⑦~オノゴロ島(2)~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】神世七代のイザナギ・イザナミが誕生された後、天界の神様たちは「これを使ってこのフワフワな大地を固めて、国土を使えるようにしなさい」と仰せになり、イザナギとイザナミの2神に天沼矛(あめのぬぼこ)を賜りました。本日はオノゴロ島がどのように出来上がったかが描かれます。 「島はどうやって出来たのか?」と問われれば、現代では「噴火して盛り上がった」みたいな回答になるでしょう。 しかし、日本神話においては島は【下から盛り上がった】のではな…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』本文上巻⑤~神世七代(2)~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】次に國之常立神(くにのとこたちのかみ)という名の神様が現れました。 (註:【常立】は上記の天之常立神と同じ様にで読んで下さい) 続いて豐雲野神(とよくもののかみ)という名の神様が現れました。 (註:【雲】は上声=高い声で発音して下さい) これら2柱の神もまた皆、独り神であらせられ、やがてその姿をお隠しになりました。 次に宇比地邇神(うひぢにのかみ) (註:【邇】は上声=高い声で発音して下さい) 次にその妹神である須比智邇神 (註…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』本文上巻④~神世七代(1)~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】以上5柱の神様は、別天つ神(ことあまつかみ)と呼ばれる特別な神様です前回は世界が誕生した後、「別天つ神」という特別な神々が誕生したところまでお話しました。 今回は、その後に誕生した「神世七代」についてのお話です。 「別天つ神」では姿形が無く、独り神でしたが「神世七代」では途中から姿と性別があるようになり、兄妹で誕生する双神になります。 『古事記』本文上巻④~神世七代(1)~ 1.「身を隠す」って何だ? 2.「獨神(ひとりがみ)」…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『古事記』本文上巻③~別天つ神(3)「別天つ神のまとめ」~のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』本文上巻③~別天つ神(3)「別天つ神のまとめ」~ 古事記に登場する神様について 別天つ神(ことあまつかみ)について 【前回のあらすじ】天地が分かれたばかりの頃、地の国の姿はまだ浮いている脂の様であり、国土は依然としてクラゲが漂うようにフワフワしている状態でした。 (註:【琉】の字から上の、10個の字は全て音読みで読んでください) その大地から若い葦の芽が真っ直ぐに高く伸びるようにして、宇麻志阿斯訶備比古遲神、続いて天之常…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『古事記』本文上巻②~別天つ神(2)~のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。【前回のあらすじ】天と地が分かれ始めた(=天地開闢)時に、天上世界である高天原に、天御中主神という名の神様が現れました。 (註:今後【高天原】の【天】という字は、【あま(=阿麻)】と訓読みして下さい) 続いて高御產巢日神(たかみむすびのかみ)が誕生し、次に神產巢日神(かみむすびのかみ)が誕生しました。 これら三柱の神は皆、独り神であらせられ、やがてその姿をお隠しになりました。以前もお話しましたが、上巻はほぼ【神々の物語】で占められています。 昨日は、そ…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『古事記』本文上巻①~別天つ神(1)「造化三神」~のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。【前回のあらすじ】すったもんだで何とか古事記序文が終わり、本日から本文に入ります。 前日までの訳・解説はカテゴリーの【古事記・序文】にありますこれまでも書いてきましたので繰り返しになりますが、古事記は上中下巻と三巻に分かれています。 本日から見ていく上巻(かみつまき)は、世界誕生からカムヤマトイワレビコ、つまり初代天皇の神武天皇誕生までが描かれています。 古事記は元々33代天皇・推古天皇までが記録されているのですが、殆どが系譜で、エピソード…
こんばんは、いもみ🍠です。 昨日は、寝落ちしてしまって更新できませんでした…💦>いもみの相棒のアキです。 主に翻訳と解説は私がしているのですが…只今会社の研修中の為、翻訳になかなか参加できていません...💦えと、意識を取り直して...いや、気を取り直して、本日は『古事記』序文㉙~序文の疑問点のまとめ~のご紹介です💦 古事記序文を27回に分けて訳してきましたが、その際に出てきた分かりづらかった点や、疑問点を集めてまとめたものです。 読んでいただく際、参考になれば幸いです(バカげた内容もありますが…) ある程度カテゴリー分けして【目次】を付けましたので、気になった項目をクリックして読んでくれればう…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文㉘~序文の全文の訳~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。【序文の全文の訳の目次】 【読み易いように多少修正した件について】 天地開闢と神々の出現 3種の神器と国譲り 天孫降臨と初代天皇・神武天皇即位 神功皇后と仁徳天皇 壬申の乱 天武天皇の御世 帝紀と本辞の誤り 稗田阿礼 元明天皇 太安万侶への勅命 太安万侶からの注意点 古事記の構成 【読み易いように多少修正した件について】 【前回のあらすじ】ようやく序文全文を訳し終えたアキちゃん...。 しかし休息も束の間であった。 序文の全文の訳を、まとめていた(←た…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文㉗~古事記の構成(3)「下巻」~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』序文㉗~古事記の構成(3)「下巻」~ 【天皇の呼び名・まとめ】 【大宝令における位階制について】 【前回のあらすじ】神倭伊波禮毘古天皇(かむやまといわれびこすめらみこと)から、品陀天皇(ほむだすめらみこと)の御代までにあった出来事を記したものを中巻とし、 ※神倭伊波禮毘古天皇=初代・神武天皇のこと 品陀天皇=第15代・応神天皇のこと。前回お話したように、複数の名前があるのは、生前の実名である「諱(いみな)」と死後に贈られる名前「…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文㉖~古事記の構成(2)「中巻」~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』序文㉖~古事記の構成(2)「中巻」~ 何故、歴代天皇には複数の呼び名があるのかについて 【前回のあらすじ】この書(=古事記の事)には、世界の始まりである天地開闢から、小墾田宮(おはりだのみや)において執政された推古天皇の時代までにあった出来事のあらましを記しました。 すなわち、天地開闢時の天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)はじめ神々が御誕生になった時から、その神々の子孫であり、初代天皇・神武天皇の父君である天津日高日子波限建…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文㉕~古事記の構成(1)「上巻」~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【古事記の構成について】 『古事記』序文㉕~古事記の構成(1)「上巻」~ 【何故「〇〇天皇」ではなく「皇居の地名」で表すのか?】 【前回のあらすじ】ですので、読みづらく意味の分かりにくい言葉には注釈をつけて、読めばすぐ意味が分かる言葉には全く注釈をつけませんでした。 また姓名に関しては、『日下』や『帯』といった訓で読むのが難しいものであっても、これを『玖沙訶』『多羅斯』という様に音で読み易くするという事はせずに、出来るだけ原文に忠実な表記…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文㉔~太安万侶からの注意点(2)「辭理叵見」~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】しかしこの古い時代の言葉は、現在とは意味が異なっていたり、また既に使わなくなった言葉であったりしたので、これを文字化して区切り、文章を書くことはとても難しいことでした。 古い時代の言葉を、現在の訓読みするように書こうとしても、私にはそれを伝える適切な言葉が思い浮かびません。 音読みならば伝えることは可能でしょうけれども、漢文のまま(=訓読みのまま)読めるところまで全て音読みにしてしまいますと、今度は文字数が増…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文㉓~太安万侶からの注意点(1)「於字即難」~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』序文㉓~太安万侶からの注意点(1)「於字即難」~ 【音読みと訓読みの違い】について 【漢文訓読と借字】について 【前回のあらすじ】この元明天皇の時代になって、旧辞・帝紀を選定しなおした正しい歴史書編纂の事業が頓挫しているのを惜しみ、和銅四年九月十八日に元明天皇は「天武天皇が稗田阿礼によませた旧辞・帝紀を書き取り『古事記』を献上せよ」と私、太安万侶にお命じになりましたので、謹んで仰せの主旨に従いまして、事細かにこれを記…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文㉒~太安万侶への勅命(1)~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】諸外国からの使者が絶えることなく訪れ、その貢ぎ物によって倉は常にいっぱいでした。 元明天皇は、古代中国の伝説上の帝である文明(禹)よりも名高く、徳の高さにおいても古代中国殷王朝の初代王である天乙よりも優れている、と言うことが出来ます。今回は、元明天皇からの勅命によって、古事記の編纂を命じられたことが書かれています。 前回までは自らに編纂の勅命を出した【元明天皇の称賛】が長々と書かれていた訳ですが…正直「元明天皇に古事記の編纂…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文㉑~元明天皇(3)~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】太陽が昇り、より輝きが増しました。雲は消えて、かすむことはありませんでした。 一旦分かれた枝がまたくっついたりする(=連理木、れんりぎ)様な吉兆や、豊作になった(穂が沢山ついた稲が育った)という様なめでたい事象が起きれば、史官がこれらを歴史書に書き連ねました。 大丈夫!人生はぜ〜んぶ自分で決められる。Vol.1(大和出版) 宇宙とつながり、未来がひらけるフォトメッセージ【電子書籍】[ Sachi Takekoshi(Happy) ]…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文⑳~元明天皇(2)~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】元明天皇は即位後、その威光は輝き、国民に対してはこれに向き合いよく声を聞いて善政を敷きました。 元明天皇の統治は、皇居(紫宸)から水陸の果てまで及び、その仁徳で民を導きました。前回に引き続き、元明天皇への称賛が語られます。 訳していると、「あれ?この既視感...?」 そーなんです!天武天皇の時にもこんな感じでした。 『古事記』編纂は、皇位継承の正当性が目的ですから、称賛するのは当然ですよね。 『古事記』序文⑳~元明天皇(2)~ 【原…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文⑲~元明天皇(1)~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】そこで天武天皇は、稗田阿礼に仰せ下されて、新たに選定しなおした『帝紀』と『旧辞』の語り伝えを繰り返し読ませ、記録を開始しました。 しかし、天武天皇が崩御され時勢が変わったため編纂事業は一時中断し、この時代には完成しませんでした。『古事記』の編纂事業は、天武天皇崩御によって中断してしまいます。 中断から30年以上を経て、元明天皇のもとで再開します。 今回はその元明天皇について述べられます。 『古事記』序文⑲~元明天皇(1)~ 【原文と…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文⑱~稗田阿礼(2)~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】その時、天皇の側仕えをしている、姓は稗田、名は阿礼という歳は28になる舎人がいました。 物事の理解が早い賢人で、一度目で見たものは、そらんじて(=何も見ないで暗記して)読むことが出来、(天武天皇のお言葉を)清らかに聞くことで、その心にお言葉を記録し留めることが出来ました。前回は天武天皇の側仕えであった、記憶力優れた稗田阿礼という説明・紹介でした。 キャスティングが揃い、順調に進むかと思われた歴史書『古事記』編纂の国家プロジェクトでし…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文⑰~稗田阿礼(1)~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】「今この時に、この『帝紀』と『本辞』にある多くの間違い・誤りを正さなければ、何年も経たないうちにその本質や真実は失われてしまうだろう。 (帝紀と本辞の誤りを正して整理して)正しい歴史認識(国の成り立ち)を後世に伝えることは、国家の秩序に必要なことであり、世を安定させるのは天皇としての務めである。 そこで、天皇の系譜を記録する『帝紀』と、古い時代が記された『旧辞』を調べてなおして誤りを正し、真実を明らかにしてこの国の正しい歴史を後世に…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文⑯~帝紀と本辞の誤り~(2)』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】ここにおいて、天武天皇の仰せられましたことは「私の聞くところによれば、各地で伝わっている帝紀と本辞とに多くの偽りがあるということだ」『古事記』は端的に言えば諸家(各地方の国や家)に伝わっている歴史書を整理して、この国の正しい歴史・系譜・物語を整理して後世に伝えよう、という国家プロジェクトです。 前回は天武天皇が歴史書(帝紀と本辞)が間違っている、と指摘しました。 今回は歴史書の整理と後世に伝えることが語られます。 『古事記』…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文⑮~帝紀と本辞の誤り(1)~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】そればかりではなくて、知識は豊富で海の様に広く、多くの書物から古代の事を深く調べ、その心には昔の賢人の業績を鏡の様に映し出してみることが出来ました。長めに語られた【天武天皇の統治】。 「古代中国の黄帝や周王をも超えていた」とかなり褒めちぎっていますが、それは「これだけのことを成した偉大な指導者なんだから、これから行う事も凄い・素晴らしいんだよ?」という前振りなんでしょう…と思います。 さて、そんな訳で今回『古事記』の編纂にあ…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文⑬~天武天皇の統治(2)~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】(壬申の乱後で荒廃した世に)正邪・善悪の規範を示し、その統治の手腕は黄帝以上であり、周の文王・武王より優れていました。 天皇であることの証である三種の神器を得て、正しく天子の位を継ぐ者として、国の隅々までしっかりとまとめ、統治しました。引き続き天武天皇の統治について描かれています。 前回は中国の黄帝と周王を引き合いにして統治が素晴らしかったという称賛と、正統に天子を継ぎ統治したことが述べられました。 今回は統治するにあたり、な…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文⑫~天武天皇の統治(1)~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】戦いの後の混乱は、短時間のうちに自ずとおさまりました。 戦後の混乱がおさまったのを見届けてから、軍で使った牛馬を休ませて、穏やかな気持ちで都に凱旋しました。 軍旗や武器も片付けられ、代わりに舞を踊り、歌を詠むなどして、都(大和の国)に平和が訪れました。 そして、673年癸酉(みずのととり)の年の2月に、飛鳥浄御原宮(あすかのきよみはらのみや)において天武天皇が即位されました。壬申の乱で勝利し、天武天皇が即位しました。 この後、…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文⑪~天武天皇の即位~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】天武天皇(大海人皇子)は車駕(しゃが)の用意を待たずに進撃を開始しました。 やがて車駕(しゃが)の用意が間に合ったので、それに乗り換えて山川を進軍しました。 天武天皇(大海人皇子)の率いる軍団は雷鳴の如く威勢があり、(配下の諸侯の軍も)雷のごとく迅速に進撃しました。 赤の軍装の味方の軍の兵達は猛々しく、刀槍を高く掲げて士気高く、戦場で躍動し、そして大友皇子の近江朝廷軍は敗れたのです。天智天皇崩御後に起きた、天皇の嫡男・大友皇子と天皇…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文⑩~壬申の乱~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】しかしながら、まだ機が熟していなかったので、天智天皇からの皇位継承の打診を辞退して出家し吉野で隠棲しました。 やがて、不破道(ふわのみち)以東を抑えた天武天皇のもとに軍勢が揃い、虎が翼を得たごとく進軍を開始しました。大海人皇子(天武天皇)がついに挙兵し、進軍を開始。 今回は、壬申の乱の大友皇子の近江朝廷側との戦いから勝利をおさめる所までが描かれています。 挙兵に至るまでの時代背景についても前回、ご紹介しました。 そこで今回は本文をご紹介す…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文⑨~虎步於東國~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】飛鳥浄御原宮で、日本全国を治めた天武天皇の治世においては、天武天皇が皇太子の頃は、まだ世に出る時ではありませんでしたが、自分が何を成すか啓示があり、やるべきことを占いで告げられて、やがて機が熟し雷鳴が鳴り響くように世に出られ即位されました。前回で天武天皇(この時点では大海人皇子ですが)は『自分が天皇になるべき身であることを自覚』したことが語られました。 この後、話はいよいよ壬申の乱に至るのですが、今回は挙兵までの話が述べられています。 …
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文⑦~古以照今~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】すなわち、神功皇后は神懸かりで神々の意志を知ることが出来ました。そして神託を信じて西方を攻め、3韓征伐を成して服属させて称えられました。 仁徳天皇は国内視察の際、国に料理をする煙が上がっていないのを見て、食べるものが無い民の貧しさに気付いて、3年間納税を免除しました。こうして聖帝(ひじりのみかど)の御世として、後々まで称えられたのです。 成務天皇は、近淡海(近江国=滋賀県)において日本で初めて行政区画を制定したことで、人民を安住させ、より…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文⑥~賢后と聖帝~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】国譲りの交渉の結果、オオクニヌシが了承したので、アマテラスは天降りを始めることにして、自らの孫のニニギに葦原中つ国の統治を委任します。 そしてニニギは、かつてイザナギが禊をし、アマテラスが生まれた地である筑紫の日向の高千穂の地に初めて降り立ったのです。時は流れ、ニニギの曾孫であるカムヤマトイワレビコ(後の神武天皇)は、九州で各地に目を光らせるのは不便と考え、日向を出発して各地を平定しながら、東の大和の地を目指しました。 イワレビコが紀伊…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文⑤~天孫降臨と初代天皇・神武天皇即位~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 前回のあらすじ 【前回のあらすじ】本当にその通りなのです。 海原統治の役目を怠り追放されたスサノオは、アマテラスが統治する高天の原に向かい、国の乗っ取りの疑いをかけられますが、潔白証明の為、神意がどちらにあるか誓約をたてます。 お互いの身につけたものを交換し、それを口にして息を吐いて子(神)を成し、その結果で占うことにしたのです。 アマテラスがスサノオの剣を、スサノオもアマテラスの数珠を、それぞれ噛み砕いた後息を吐きました。 誓約の…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文③~因本教而~』のご紹介です。こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 前回のあらすじ 『古事記』序文③~因本教而~ 前回のあらすじ 序文の前半部分は、『古事記』本文に書かれている事を要約して話しています。【前回のあらすじ】イザナギの神とイザナミの神は結婚し、万物を生み出す親となりましたが、神産みの時にイザナミはやけどが元で亡くなってしまいます。そこでイザナギは黄泉国にイザナミを迎えに行くのですが、「覗くな」と言う約束を破ってしまい、追い回された挙句、二人は離別するのです…。 イザナギが死者の国である黄泉国から現世に帰ってきま…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は『古事記』序文②~イザナギの禊~についてです。こんばんは、いもみの相棒のアキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 前回のあらすじ 『古事記』序文➁ イザナギの禊について 前回のあらすじ 序文の前半部分は、『古事記』本文に書かれている事を要約して話しています。前回のあらすじかつて宇宙の始めは混沌が漂っていましたが、やがて混沌は一つにまとまりました。 しかしこの時世界の形は十分ではなく、天と地もまだ分かれていませんでした。 そのためこの時、全てのものに名前は無く、動きもありません。 そして、世界の形を知るものはまだ誰もいませんでした。しかしながら、それまで名も…
こんばんは、いもみ🍠です。 今夜からいよいよ『古事記』を訳していこうと思います。 ...と思ったのですが…。こんばんは、いもみの相棒のアキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 今夜は『古事記』を訳していくにあたって出てきた問題点に「こういう風に伝えて行きたい」という説明をしています。 『古事記』を訳すにあたって 本日は、『古事記』【序文】のご紹介をしようと思うのですが…。 と言っても、始まりの「臣安萬侶言(わたくし安万侶が申しあげます)」から、署名の「和銅五年正月廿八日。正五位上勳五等 太朝臣安萬侶謹上(712年正月28日 正五位の上勳五等 太の朝臣安万侶)」まで、序文なのに既に長文です💦…
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は『古事記』のお話ですよ~。 いきなり本文に入っても理解しづらいので、本日は世界観などをご紹介します。こんばんは、いもみの相棒のアキです。 主に解説を担当しています。 ちなみにノーギャラです。 今夜は『古事記』の概要について説明しています。 『古事記』について 稗田阿礼(ひえだのあれ) 太 安万侶(おおの やすまろ) 『古事記』は紀伝体の書 帝紀 本辞 成立の背景と目的 歴史書『古事記』が必要になった 『古事記』成立までの年表 日本最古の歴史書 『古事記』より古い書物 内容と構成について 【上巻(かみつまき)】 【中巻(なかつまき)】 【下巻(しもつまき)】 『…