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【あらすじ&ひとりごと】 今回は、佐野広実さんの『シャドウワーク』 佐野さんの作品を読むのは、『わたしが消える』『誰かがこの町で』に続いて3作目。 とてもテンポのいいソーシャルミステリで、ストーリーの展開が丁寧でどれも読みやすいです。 さて、本作品『シャドウワーク』のテーマは「DV(ドメスティック・バイオレンス)」 冒頭、出刃包丁を手にした男が部屋に侵入、向き合って座る女二人に包丁を振りかざし、ひとりは刺されるも、三人が揉みあいの末、男の左胸に包丁が深く刺し込まれる。 いきなり暴力を超え殺人へとエスカレートした場面からスタート。この事件はどこにつながるのか、二人はいったい誰なのか、そんな疑問を…
前の記事で書いた、「カウンセラーさんに言われたこと」。 私が実家でやってきたような、「家族みんなのことをいろいろと気遣う役割」は 「妹(いも)の力」と言うの…