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精神保健の相談体制5類型示す 厚労省が検討会報告福祉新聞に2023/9/21に掲載された記事です。厚生労働省は、「市町村における精神保健に係る相談支援体制整備…
誕生日の事があってからも公園通いは続け、離乳食や断乳など 進めていた。 でも気持ちの不安定ーどうしようもない不安や焦燥感、悲しみ、育児への自信のなさ。そして体が鉛のように重い疲れは酷くなるばかりだった。 育児書など読んで「頑張りすぎなくていい」「家事は手抜きでも」とあったが 頑張りすぎるどころか家事は本当に最低限(掃除などは手が回らず家はぐちゃぐちゃ) 育児も離乳食は市販の物に頼る事が多かった。 それなのに気持ちと体の不調は酷くなるばかり。 そしてある時、とうとう一週間後の自分がどうなっているかが分からなくなった。 一週間という期間をやり過ごす自分を全く想像できなくなった。 最初の夫の赴任先で…
そこの保健所では、精神保健相談は精神科の医師と保健師の二人が対応するシステムだった。 預ける先もないので、私は子供を抱いて相談した。 疲れて体が重くて仕方がない事。育児に自信が持てず、不安で苦しくて仕方がない事。 一週間後の自分が想像できない。一週間過ごし挙げる自信がない。話ながらぼろぼろ涙を流していた。ぽたぽた涙が落ちるのと、子供なりに不穏な雰囲気を感じ取るのか 膝の上の子供が時々心配そうに上を向いた。それがまた不憫で涙が溢れて来た。 「精神科に受診した方がいいですね。紹介状を書きます。クリニックに心当たり がなければ、それも紹介しますから」担当の医師は言った。 精神科を受診した経験のない者…
一人、触れることを忘れていた精神科医師がいた。 一度しか診て貰ったことはないが、非常にインパクトの大きい医師だった。 悪い意味で、である(苦笑)仮に八木医師とする。 何故八木医師のところを受診するかに至ったかは、保健師九谷さん(仮名)との 出会いに始まる。 三井クリニックでの治療に行き詰っていた私は、保健所から別のクリニックの紹介を 受けようと考えていた。 広報をチェックすると、最寄りの保健所の精神保健相談日は過ぎたばかり。 ちょうど一週間後に、バスで20分ほどのC保健所で相談を行われることがわかった。 最寄りの保健所で開催されるまで待っている精神的余裕はない。ともかく話だけでも 聞いて欲しい…